「家庭の事情」このろくでもない世界で Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
家庭の事情
荒んだ町の荒んだ家庭で暮らす高校生が手を差し伸べてくれた裏の社会に男にすがり闇堕ちする話。
義妹がイジメられた仕返しをしたことで、相手の親に慰謝料300万ウォンを請求されて巻き起こって行く。
主人公の振る舞いをみていると18歳とはいえあまり賢い感じはしないし、腹が座っているわけでもないし…。
ボスに頼まれごとをされる流れから山場の流れは、ちょっと自分にはその心情が理解出来ず、そっち?という感じ。
そしてトドメのアホ親父もなんだかね…。
途中まで、やり切れなさや胸くそ悪さはたまらないものがあって相当良かったけれど、この終盤の流れが自分にはイマイチ刺さらず。
面白かったぶんなんだかとてももどかしかった。
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