室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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観るには覚悟がいる作品
踊る大捜査線はドラマから本作まで視聴済み
本作が出るとの事で、全作見直し
前作「敗れざる者」を見て
劇場へ足を運び、視聴しました
結果は、残念な作品としか言えない
どこがと言われれば、ほぼ全てだ
キリが無いので、一番残念だったのは
後半、室井さんが亡くなるまでのプロセスだ
「お子さんを預かる」という責任重大な言葉を言った次の瞬間、即遭難→死亡
ここがまーったくいただけない
最悪な展開
室井さんが亡くなるのは、良いとしても
あの死なせ方に、どう納得しろと??
金返せとまでは言わないが、他人には奨めない
ファンで無ければ観る必要無しと断ずるまである
観たいなら、サブスク配信まで待ったら?
と言ってしまう
子供達がある程度成長した後の死ならば
他のダメな部分には目を瞑って、無理矢理納得したのに...(次回作以降のお布施と割り切れた)
織田裕二が最後に出てきたのは良いけど
不安が募るだけだった
まだ「踊る」シリーズ続くならば観たいが
このままなら駄作しか出来ない
昨今のフジテレビ迷走を体現した映画になってしまったと言っても過言では無いだろう
前編で秋田犬の出番多いなと思ったら、このオチw
先行だったから?結構客がいたので驚いた(40人くらい)
前編は公開2日目で同じ時間で10人前後だったんだけど??
前編みなくても後編だけでも内容わかると思う。
室井慎次のキャラクターを終わらせたいがために
後編は何だかんだで色々つっこみ多い脚本だったと思う。
何で犯人がわざわざ警察に電話すんの?とか
劇中で秋田犬離し飼いしてたのに最後何でどっかいっちゃうの?とか
そして最後の青島さんの登場だが
織田さん老けすぎでその年で過去の服装で次の作品の踊るの演技大丈夫???
ちょっと今後の踊るが心配になった。
室井慎次のキャラクターを無くしても(生きてる前として出てくるかもしれんけど)
毎年踊るシリーズが映画がドラマで新規にくるなら良いが
今回のお話内容レベルで
これから2年~5年空くとファンでももう見る気は失せると思う
映画の脚本以下、そのくらい今回の映画で踊るファンとしては失望はした
自分は次回の踊る新作映画が前後編だったら映画は行かないと思う。
生き続ける
前編が映画1本分としてのまとまりがなかったので、あまり期待せずに、でも、もしかしたら大どんでん返しとか、室井さんが意外な犯人を割り出すとか、そんなのを考えて観に行きました。
ところが、ストーリーの流れは前編から変わらず。犯人もあっさり捕まるので、アクションの要素もない。実は、中盤くらいに、真犯人が松下洸平とか矢本悠馬で、彼らが隠れた日向真奈美(小泉今日子)の信者だったとかと勘繰ったのですが、そんな意外性もなく。
がっかりしかけたのですけど、観ているうちに、「あ、これは作り手の、そしてこのシリーズを愛した人の、室井慎二へのレクイエムなんだ」と気づきました。
そう気づいてからは、全てが予定調和で進行してもあまり気にならなくなりました。どぎつい演出もなく、リクは帰って来て、父親が捕まるんだろうなと思ったら、そうなって、でも、予定通りで「ほっと」させられました。そして、吹雪の中、「風呂わかしておいてくれ」と言って、消えて行った室井さん観て、「もう、帰ってこないんだろうな」と。何一つ、驚かされることもない。
でも、ファイナルで死んだんじゃないかと言われていたすみれさんは、まだ生きている事も分かったし、室井さんの遺志は、警察幹部、近隣の大人、子供達に受け継がれていく。室井慎二は作品から退場するけどもその存在は皆の中に「生き続ける」。
で、最後の最後に、ファンの希望を繋ぐシーン。
多分、製作者達は、いかりや長介も本来はこんな送り出し方をしたかったのでしょう。室井慎二を送り出すのには、これだけの尺が必要だったのだと思います。
福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうがが新鮮な芝居をしていました。特に、前山くうが・前山こうがの双子を「あ、なるほど」と言う感じで使ってました。同一人物が同じ画面で出てくるのを、合成でなく双子を使うのはターミネーター2で使ってましたね。
作品外の政治が見える作品は駄作かな?
中盤までは室井慎次アフターという感じで楽しんでいたが、終盤の室井さんの死に方+最後の青島の登場等の俳優の役を降りたい気持ちや共演者同士の関係、フジテレビの都合などが作品内に現れていて残念でした。最後まで見た余韻が作品内容でなく全て上記で満たされます。
タイトルに偽りあり
室井慎次、生き続けません。犬を探して雪山を彷徨った挙句、遭難から滑落かなにかして死にました。『犬が!そばを離れません!』じゃないよ捜索隊(笑)
今後の展開上無理矢理殺されたような感じで、正直なんじゃこりゃと思いました。最後の最後で青島が少しだけ出てきて、まだ続きそうな匂わせだけして終わりました。
今やすっかり左側芸能人と化した小泉今日子が(役どころ含め)甚だ不快でした。まぁ結局これと言ったことをしたわけでもないのですが。
あとあの電話でのやり取り、そんな事やっていいんかいなと思いながら苦笑い。
室井さん…
唐突な別れに気持ちの整理が出来ません…
青島ともう一度対面して欲しかった!
スターウォーズのオビワンのような…
そんな感じでも新作にも登場して欲しいです。
踊るマニアとしては5.0
作品としては3.0にはなっちゃいます…。
室井慎次あっけない最後
内容自体は前回の続きって感じです。
もちろん色々と事件は起きますけど後半では日向真奈美の娘の杏とも打ち解け村の人達とも仲良くなります。最後は秋田犬のシンペイを吹雪の中、探しに行って死んでしまいます。
しかしここでよく考えてみてください秋田犬は寒さに強い犬とされており下手に人が探しに行くより帰ってくるのを待ったほうが良かったのでは?と思いました。
最後の最後に青島刑事がでてきますが(1分ほど?)フジテレビ系で織田裕二の新作ドラマを遣るという話でたぶん青島刑事を復活させて遣るのだと思いますが(だから映画の最後に出したのだと?)室井慎次は死んでしまったので青島刑事とは二度と会うことはありません。
2つの理由が考えられます、一つは室井慎次役の柳葉敏郎さんは最初この仕事を断っていたので二度と復活できないように最後は亡くなるという設定をしたのかもしれません。
もう一つは織田裕二さんとの不仲説で織田裕二は青島刑事として最後のエンディングの最後に出るだけで室井慎次役の柳葉敏郎と一緒に出ることはありません。
互いに嫌って一緒の出演を断ったのか或いは仲の悪いとされている柳葉敏郎といっしょに出なければでてもいいという条件をつけた可能性もあります。
何れにしても室井慎次が死んだのは残念でした。
ちなみに恩田すみれのその後も話していましたが新作にはでそうにもなさそうです。
作品の意図は理解はできるが納得できない結末
保護者としての室井さんの振る舞い、前作含めてすごく好きでした。日向真奈美からの精神的支配を受け続けていた杏を室井さんが実銃を撃たせ、身を以て認識を改めさせたのかな。真奈美との関係を撃ったように僕は感じました。ずっと杏には犯罪者の娘という影がチラつい断ち切ってほしいと前作で思っていただけに、喜ばしい展開でした。
残念だったのがリクの父親が訪ね、襲いかかってくるシーン。シンペイを外で追い出すにしても、殴る蹴るなど身の危険を感じなければ犬がそんな遠くに行くとは思えない。
そして室井さんがあの吹雪のなか軽装で探しに行く。これも行くとは思えない。室井というキャラクターにピリオドを打つことがこの作品の目的だったのかもしれない。だがずっと踊るシリーズを観てきた者として、こんな結末であって欲しくなかった。なんなら不可抗力な心筋梗塞のほうが理解できた。
青島が訪ねてくるシーンはサプライズ演出として嬉しかったが、せめてかつて室井が晩酌していた椅子に手を合わせてほしかった。室井モデルが全国展開され、室井さんがかつてのワクさんのような指導員的な立場で戻って来るような、そんな話も観たかった。
作中で恩田すみれさん退職したと名言されましたし、室井さんも今後登場しない。今後の展開あるとしたら「踊る」シリーズとしてどう続いていくのか気になります。
期待をもって
子供の頃に見ていた踊る大捜査線の世界を、令和のこの時代にまた見ることができるとは思っていませんでした。
現実世界と同じ様に、年齢を重ねた室井さん、渋くてカッコよかった。
自分も歳をとったせいか、涙腺崩壊しっぱなし…
眉間に皺を寄せ常に固い表情だった室井さん。リクとの初対面の際に見せたあの柔らかい表情を見た瞬間に涙腺崩壊😭
見た事のない室井さんに感動しました!
他の方のレビューにもある通り、踊る大捜査線の本筋からは逸れるかもしれませんが、室井慎次のスピンオフとしてはとても素晴らしい作品だと思いました!
そして最後の最後に、会いに来てくれたんだと思い再度涙腺崩壊😭
今後の作品展開、楽しみにしています!
ポジティブに評価して”踊る“ではありません。
“踊る”の軽妙かつテンポの良い熱い刑事ドラマを期待して鑑賞すると肩透かしを受けると思います。
大事件や猟奇的サスペンスに発展しそうな予兆は数々起こりますが、どれもそんなことには発展しません。
その一つ一つは室井さんを含めて登場人物の人生の苦悩の物語でしかありません。
かつての”交渉人真下正義“や“容疑者室井慎次”のようなスピンオフ的な要素は僅少です。
倉本聰さん的なヒューマンファミリードラマくらいに思って見れば感動もしますし泣けもします。
ただ、警察高級官僚OBとはいえ、室井さんの警察との関わり方や警察側の配慮や、
おチビさんの出戻りエピソードや室井さんの遭難時のひたすら警察無線交信での状況説明進行と無線のやたらと感情的なテンション、
その後室井さんが居なくなった後の子供達の暮らしぶり等にリアリティは欠けてますが。
まあ、“踊る”の看板が無かったら私自身わざわざ映画館に足を運んだかは疑問ですし、前編はここまでの興行成績は無かったとは思います。
作風規模的に見ても、新たな”踊る“映画の公開記念的にフジテレビ地上波の映画枠を使った2週連続ドラマだったらすんなり納得した出来だったとは思いますが、映画配給するほどの作品か?とは首を傾げたくなりもします。
興行収入を当てにしなくともある程度の視聴率とスポンサードは期待できたでしょうし、円盤化や各配信サービスで回収出来たでしょうに。
まあ、私的には柳葉さん的な室井さんへの葬送に寄り添ったドラマ作りだったんだろうなとは納得していますが。
寧ろエンドロール後一分弱の青島刑事登場と本格的な“踊る”プロジェクト再開への伏線が、このヒューマンドラマを芯のないものとしてぶち壊している気にしかなりません。
結局“踊る”やるならこの作風の映画必要でした?
こういうことするから不仲説がまことしやかに流れるんじゃないですかね?
今後の作品に室井さんが関わらないなら、その作品で沖田さんか新庄さんかに室井さんの行く末を語らせれば済んだんじゃないですかね。
総括すると元警察官僚OBの人生の終末へのロードムービーとしては感動できますし評価できますが、
”踊る大捜査線“が復活した!と、高揚して観に行くのは止めたほうが良いです。
壮大な送別会
「踊る大捜査線」の新シリーズを開始するにあたり、室井さんとして、柳葉敏郎さんを登場させない代わりに、室井さんという人間を前編115分間、後編117分費やして、これでもかと良い人にして、丁重にお送りした作品で、事件はオマケ程度です。
こういう回りくどい復活の仕方では、「踊る大捜査線」の新シリーズも期待できないですね。
人生のテーゼを突きつけられた
「敗れざる者」から「生き続ける者」へ
このタイトルに込められた意味が今、心にすうーっと入ってきた。人の思いは決してその人だけのものではなく、その思いを共感した人たちによって支えられ、繋がれ、その魂と共に、強い信念として受け継がれていく。
室井自身は「敗れ去った」が、その強い思いは数々の人々に受け継がれ、永遠に「生き続ける者」として刻まれていく。
正に人生にとってのテーゼ、生きていくための壮大な命題をストレートに見せてくれた作品であった。
作品は監督の本広氏と脚本の君塚氏のタッグによる鮮やかで細やかなストーリー展開とそれを支える俳優陣がピッタリはまっていて、それがとても心地よく、清々しい。
また、武部氏の音楽も、この作品を彩る大きな要素であった。決して大袈裟な音ではなく、あくまでも演者が語る言葉を深める要素となって、心に響いた。
こうして幕を閉じた作品かと思いきや…
最後のシーンは正に「STILL CONTINUED」
いよいよ本丸の登場を期待させてくれた‼️
ぜひぜひ次の「ODORU」を待っている。
納得いかないラストだった
11月15日の公開を前にして実施された先行上映初日に鑑賞いたしました。初日ということで映画館はかなりの盛り上がりでしたね。
率直に結論から申し上げますと、かなり期待外れでした。
事件解決は中途半端。前編から続いていた「青島との約束」も中途半端。終盤の展開については不満だらけで、続編匂わせの中途半端なエンディング。少なくともシリーズファンじゃない私にとっては最後青島が出てきても特別嬉しくはないんで、多くの不満が残る映画でした。前編はそこそこ楽しめたんだけどなぁ……。
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踊る大捜査線シリーズの登場人物・室井慎次にフォーカスした映画二部作の後編。警察官を辞職し、故郷である秋田県に戻り、犯罪の被害者加害者の家族たちを引き取って生活を送っていた。そこに、かつて対峙した凶悪殺人犯・日向真奈美の娘である杏がやってきてから、室井の周りで様々な事件が起こるようになる……。
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演出がワンパターン。展開が強引。脈絡が無い。
感動シーンの演出がワンパターン過ぎて白けます。これは前編の『敗れざる者』を観ていた時も感じていたんですが、感動的なシーンになる度に「テーレーレーレー♪」って毎回同じBGMが流れるんですよね。「ここ泣き所ですよ~」って言われてるみたいでめちゃくちゃ白けます。観客をBGM流せば涙を流すパブロフの犬だと思ってるのかと思うくらい毎回同じ音楽なんです。
事件についても、あれだけ散々「レインボーブリッジ事件の犯人だ」「これは室井さんの事件だ」とか言っていたのに、結局室井が何かをするわけでもなく他の警察が犯人の場所を突き止めて機動隊が突入して犯人の一人を逮捕。ずっと黙秘を続けていたのに取調室で室井とちょっと話をしただけで懐柔されて自供を始め、「他の犯人もそのうち見つかるだろ」と一件落着。
前編であれだけ険悪な雰囲気だった近所の住民や後編から急に出てきた行きつけの商店の不良たちが、ちょっと話しただけで室井に絆されているのも急すぎて違和感がありました。近所の住民はまだ多少理解できますが、不良と話をするシーンで室井が「お菓子、棚に戻そう!」と連呼するのは完全にギャグシーンなのに、感動的なシーンとして演出されているのが違和感だらけで気持ち悪かったですね。
犯人たちの犯行動機についても「日向真奈美の洗脳だ」の一言で片付ける。家に火をつけた杏に対しても「日向真奈美の洗脳だ」でお咎めなし。それだけ日向真奈美を絶対的な犯罪者として演出したかったのかもしれませんが、便利な言い訳として日向真奈美が使われているだけな気がします。
ちなみに「被害届が出されなかったとは言え、建物に放火した杏は何かしらの刑事罰に問われるんじゃないか」と思って調べてみたところ、刑法109条の「非現住建造物等放火」については「公共の危険を生じかなった場合は罰しない」とあり、被害を受けた唯一の人物である室井が被害届を出さなかった場合は罰せられないっぽいですね。
そして何よりも私が腹が立ったのが最後の展開。室井が雪山で亡くなるシーンです。直前にあった陸の父親の襲撃だったり、死ぬにしたってもう少しドラマチックに感動的に室井を退場させるやり方があったはずなのに、よりによって「犬を探しに山に行って死ぬ」っていう訳分からん死に方にさせられたのは非常に不満です。心臓の病気(狭心症?)を患っているという描写があったのでてっきり心臓の病気で雪山で身動きできなくなってしまったのかと思いきや、救助隊の無線を聞く限りでは「雪崩に巻き込まれて谷底に落ちた」ってことだったのもよく分かりませんし、「犬が離れませーん」って無線もよく分かりません。
これは完全に憶測の話なんですけど、2022年1月にクロアチアの雪山で遭難した男性が、一緒にいた飼い犬と身を寄せ合って温めあい、救助されるまでの13時間生き抜いたというニュースがあったんですよ。そのニュースを見た本広監督か脚本の君塚さんが「これいいじゃん」って感じで強引に差し込んだ展開だったんじゃないかな~と邪推します。それくらい、長編作品のメインキャラクターの退場シーンとしては強引で間抜けな展開だったと感じました。
あと、最後に青島が登場したところもかなり不満なんです。
これまで踊る大捜査線シリーズが続編制作されなかった理由として、「青島役の織田裕二と室井役の柳葉敏郎の不仲」という噂がまことしやかに囁かれています。踊るシリーズをほぼ観たことが無い私ですら知ってるこの有名な噂は、製作サイドは当然知っていたと思いますが、よりによって室井が退場してから入れ替わりに青島が出てきたせいで、「やっぱりあの噂は本当だったのか」「青島出すために室井のこと殺したのか」と感じてしまいます。というかはるばる東京から秋田にある室井の自宅の目の前まで来たのに、呼び出しの電話受けて室井の家に行かずにそそくさと帰るのも何なんでしょう。ファンの間で勝手に広まったゴシップ的な噂話かと思ってたら、公式から答え合わせされた気分。だから私は青島が登場しても全然嬉しくないし、むしろ腹が立ちました。
他にも不満点はいくつもありましたが、とりあえずはこれくらいで。
期待していただけに、消化不良の展開で不満が残る作品だったと思います。
里親室井慎次と里子たち
定年前に退職し秋田の集落で里子と暮らす室井慎次が過去の事件と向き合わせられることになる話の第2弾。
ガンバったタカのエピソードは省かれたかの様な敗れざる者のダイジェストで始まって、今回はリクと杏とかつての事件と繋がる殺人遺棄事件の話しなわけだけれど…あれ?やっぱり事件はどうでも良い感じ?
勿論事件についても触れはするけれど、結局そこに繋げたいだけで無くても良いのに、一応警察ものってことでちらつかせただけですか?という感じで、あくまでも室井慎次が作った家族の話しなんですね。
室井慎次のドラマとしては確かに面白いけれど、今回はこのシリーズらしいすっとぼぼけた笑いもないし、どうしても「踊る」のスピンオフというところで期待した方向とは違うよな…と。
ラストもしれっと顔出してくれるかと思ったんだけどね…からのそっちの人!?
しばらく間をあけて放置していた踊るシリーズを終わらせに来た「終わりの始まり」ってところなのかな。
亀山X君塚 脅威の自己満足
いくらなんでも前後編に分けてまで劇場公開するような内容ではないのでは、、、
前編で意味ありげに映された凛久の父(加藤浩次)の手の火傷。「息子に暴力を振るっていたと思いきや、実は他の誰かによる暴力から息子を守るために負った火傷なのか?」なんていう思わせぶりなシーンでしたが、結局ストレートに暴力親父でした。
室井さんが国見(マギー)に接見し説教を始めますが、途中ゆーっくりと桜(松下洸平)のほうに視線を向け、国見と会話しつつもまるで桜に対してのメッセージであるかのような言い方をし、桜自身も複雑な表情を見せるという演出がなされます。「もしかすると桜も何か事件に関係しているのか?」などと感じさせられてしまうのですが、そんな事は全くありませんでした。
また、一連の出来事は実は全て日向真奈美(小泉今日子)が室井さんに対して仕向けたことだという流れ、あくまで桜の推理というレベルでしかもセリフで説明されるだけで終わりなので、観てるこちらは「なんじゃそら」としか思えません。
そもそも作り手の方々は、踊るシリーズにおける日向真奈美という犯人の神通力みたいなものを信用し過ぎなのでは。そんな何度も出てこられてもいい加減冷めます。ファンサイトができるくらいカリスマティックな犯人でしょうか、あの人。
そんな思わせぶりな無駄演出や「こういう展開にしたいから」という結論ありきの話運びが随所に出てくるだけでなく、前編にて「そんな訳ないだろう」というくらい室井さんに冷たかった地元住民や嘘みたいな不良少年、さらには杏(福本莉子)に至るまで、ありとあらゆる人たちがなぜか勝手に「良い人」になっていくし、その後の遭難展開のために室井さんは凛久の父に愛犬を掴まれて外に放り出されても何も言わないし、あれだけ静かな演出で進んできた映画が「大勢の大人がせっせと動くシーンをスローで見せてバックに無線の音声を飛び交わさせる」という、過去の踊るで何度も見たことのある本広演出が取って付けたかのように最後に急に放り込まれてとても違和感だし、もう鑑賞中は気になる事だらけで感動などしている暇もありません。
無線といえば、最後の無線の声は小野賢章さんですよね?クレジットにも名前がありましたし。あの声だけやたら演技かかっててとても浮いていました。ただの小野さんの無駄遣いです。「犬が離れません!」って2回繰り返されても、「この人は犬が怖くて近付けないのかな?」と思ってしまいました。
ポストクレジットは、MCU的なサプライズをやりたかったのでしょうか。確かに、織田氏のスター性は凄いと思います。アーミーコートが振り向いたときにはさすがに声が出ました。が、それであれば尚のこと室井さんを殺さなくても良かったのでは。無論、ギバ氏はもう演りたくはないでしょうから、最後に室井さんに死を向かえさせることでケリをつけたのは分からんでもないですが、だったらもう踊る自体やらなければいいのに。
亀山千広と君塚良一の自己満足に付き合わされるだけの前後編。計4,000円を払って受けるハラスメントでした。ドラマに夢中になった学生時代は一体何だったんだろう…
生き続ける者
「そして、君たちを、信じる」の意味が分かりました。
一人一人の心の中に室井さんは生き続けるのですね。
最後は事件に傷つけられる側に回るとは。
おつかれさまでした。
室井さんなしで本編復活させるのが、本当の狙いですかね
室井慎次の生き様が…イマイチ
先行上映でしたので、ネタバレありと。
前編がまぁまぁ良かったので、後半に伏線回収を期待したものの…
室井慎次としての生き様と3人の子供たちの関わりがイマイチ雑で。
最後に姿も見せず雪崩で亡くなる…?
残された子供たちは周りの温かい方と暮らして行く…
子供たちの演技が良かっただけに残念。
間延びせずに一部完結できる作品かと。
ん〜⁇
室井さん死ぬ意味あったのかな?
死なせて無理矢理感動に持っていき
室井慎次を完結させたいとしか思えなかった。
死ぬにしてもあの死に方は酷くないか?
後、最後の青島。
サプライズで出してみんなを
「お〜」ってさせたかったのだと思うのですが
だったら、最初から出ろよ!
そしたらもっと違う面白い展開が
いくらでもあったと思う
まさかギバちゃんと共演NGとかじゃないよね?
北の国から~そして家族になる 室井慎次の家!
室井慎次 後編へ突入~
本日 先行公開「室井慎次 生き続ける者」を見たけども。
前編は 殺人死体が遺棄してる事件があり、どうなるのかと、
倉庫も燃えたし どうなるのかと、
アンの目的行動が気になるところだったが・・・
う~む
悪くは無いのだが テンションは大人しく成ってしまった感じする。
見ていてこれは 踊るシリ-ズ ⇒ 北の国から室井版 に成りましたですね。
大体想定通りでした。
(良かった所)
・アンへの接し方が良かったかな。
あれで改心していくとは思えないが、自立させるきっかけ 人の命の大切さ、恐怖を教えるには良かったと思う。ただしライフルを撃たすのは駄目駄目。室井さんやり過ぎ評価。
・とにかく深い深い雪の背景がキレイ、場面にマッチしてて良かった。
コレは もう北の国から室井版でしょう。
踊るシリ-ズの事件性の匂いが 全くしません、していませんw
皆の思いが家族の輪になっていく様は良かったかな。
別れとか、その点は あちらのドラマ譲りと感じますネ。
前編・後編通じて 評価は
やはり ちょっと期待したが結果下がった感じします。
きっと上手く纏めようとし過ぎたのが 仇でしょうかね。
俳優陣は皆さん大変良かったと思います。
ラストに特別映像が有り それは大きな期待なのかも??
最後の室井慎次の雄姿~ を見に
是非 皆さん揃って
劇場へ!!
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