室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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室井さんの意思は永遠に
前編を観てからの鑑賞です。 まさかの結末にに驚きです。 今までの踊るシリーズとはテイストが違います。 しかし、不器用な生き方をしてきた室井さんが楽しく人生を過ごせていたと思うと涙が・・・ そして踊る大捜査線新シリーズが始動とまだまだ目が離せません。
「『踊る~』シリーズを知らざる者」そんなワタシにこれはキビしかった
後編を観終えて、やはり踊るシリーズをほとんど知らなかったので「はあぁ~」と深い溜息をつくほど長い作品だった。 そりゃあ警察をリタイアした人がガンガン操作できる訳も無く、しかも事件の謎解きがメインではなくって、昔からのしがらみやら思い込んでいる約束やらに縛られながらも寡黙で多くを語らない主人公と過去映像の組み合わせは結局よくわからんかった。 遺体をなぜそこに埋めたのかとか、福本莉子や周囲の人たちの心が解けていく明確なターニングポイントなどが「あー、あそこだったか!」ともならず、そして前後編で4時間ほどの作品のラスト30分位で迎える急な展開にも首を捻ってしまいました。 そんなワタシにとって収穫だったのは、柳葉敏郎でも筧利夫でも年齢を重ねればガニ股になって腰も少し曲がるのね、ってことと、いしだあゆみさんが歳を取って活舌が悪くなり、サングラスの左右が真っ直ぐじゃなくて少し傾いていて、正に地方の商店主と思わせてくれる容姿だったことでした。 やっぱり知識のない者にとってはハードルの高い作品でした。
これは賛否が分かれる
前編の30分後に観賞。 前後編とも何も事前情報を入れずに鑑賞したので、結末や最後にシーンには素直に驚きました。 結末に進む無線の感じはこれぞ踊るといった趣。 でも結末はどうだろ? 結果ありきの結末な気がして腑に落ちません。 その点は不満。 あと福本莉子の日向杏役の年齢設定がどうにも浮いている。 森貴仁をタカ兄と呼ぶシーンは無理。 10代の女優を使った方が良い。 福本莉子で行くならあと5年後くらいの時代設定にして20歳くらいで森貴仁より年上にすればよかったと思う。 福本莉子の演技は悪くないのに非常に残念。 私は泣くほどの感動は無かったですが、周りでは鼻をすする音が聞こえていたので感動する作品だと思います。
踊る、じゃ無いよね
敗れざる者も観ましたが、踊る大捜査線とは違いますよね。 北の国からの室井バージョンみたいな感じでした。 懐かしい場面もあり2時間楽しめましたが、 室井の最後のシーンはもっと丁寧に脚本して欲しかったなあ
PTS 3袋全部消費
遅ればせながら、本日午前から『敗れざる者』、続けて午後から『生き続ける者』を観覧。ずっと、踊るシリーズは見続けてきたけど、前作が余りにも前過ぎて忘れてました。 ここでネタバレはしませんが、持って行ったPocket Tissue3袋のうち、後編で残り2袋全部消費しました。 ずるいよ、子供とか犬とか使った脚本はやめてくれ! 目から鼻水、鼻から涙が出まくる卑怯な脚本! それに、一気に前後編を見れるなんて、幸せ! 料金2回分取る狡猾なことには変わりません。狡い。 本当に、見て良かった。 なかなか情緒が動かされて、きっついけどね。
他人は変えられなくても自分は変えられる
秋田の大自然と冬景色。よそ者だった室井も周囲とうまく立ち回れるようになる。 彼がなぜ田舎住まいを始め、訳ありで親と別居する子供たちを育てるのかが次第に明らかになっていく。 このシリーズは、エンタメ色を脱し、どこへいくのだろうか。 室井の飽くなき思いの先には、どういった景色が開かれるのだろうか。 室井と青島のかわした約束の先と言ってもよい。 旧態依然とした警察組織を変えたいという願いは果たせなかった。 組織は変わらなくとも、他人は変えられなくても、もしかしたら自分は変えられる。 少なくとも、この作品の室井にはその意志が感じられる。 自分が変われば人とつながることができる。 室井のアイデンティティと自分が重なる。己の意志の大切さを教えてくれる作品である。
見終わりが不愉快……愛が無い
室井さんや子供たちの芝居は良かったけど 台本がほんとにヒドくてつまらない。 全ての感情が間なく飛んで描かれてて 役者陣が可哀想。 音楽がずっと鳴っててウザい 感情移入の仕方やタイミングを 少しは見てる人に委ねて欲しい 押し付けがましくて逆に覚める そして何よりも酷いのはラスト 室井さんの死や想い、過去に浸っているのに 無駄な予告で余韻ゼロ! 製作陣の室井さんや作品への 愛の無さを感じる。 宣伝が1番ですか??? 私は室井さんの人生の余韻で 映画館を後にしたかった。 予告のせいで2時間見た物が何も残らない。 ただの駄作になった。
松山千春は反則やわ
まず踊るのスピンオフとしてみたらいいのかどうかなのだが、スピンオフとしてみたら全く面白くない。まさか日向の娘が悩んでた?何て考えたくもないお話です。( ̄▽ ̄;)刑事ドラマではないし、アクションも謎解きも無し。 ではスピンオフでないとしたら、ヒューマンドラマとしては、犯人の家族 被害者家族に焦点を当てていて良かったと思う。それならばもう少し ゆきのさんすみれさんの部分深掘りしてほしかった。 しかし私ら年代にとってはwithout you とか 松山千春とか 感動するに決まってるやん 反則やわ。
予想通りの評価と感想
評価レビューを見てから映画を見に行きました。自分も映画を観た感想は、色んな人が評価レビューのとおりの標準的な感想でした。 踊ると思ってみると物足りないし、室井慎次のヒューマンドラマと思って見ると、可もなく不可もなくで、まぁ普通かなといった感想。 踊る要素ならドキドキする展開が欲しいし、ヒューマンドラマを描くなら、もっと繊細になぞってもらいたいし、情動を揺さぶられるような描写もあまり無い。 その他、個人的な意見として児童相談所はあんな対応の仕方はしないので、国民が勘違いするような偏った描き方をしないでもらいたい。
気持ちは分かるけど…
なんで、室井さんの最期をこんな描き方にしちゃったんでしょう。 余計な部分がおおすぎる。 里親になって、迷惑かけられ、心配もするでも、それが楽しい。親として。 これでいいでしょ。警察では成し得なかったことが、秋田に戻り、自分で1から作り上げる。その果てに……なら、よかった。 なのに、ズレてる。 小学校の仲間外れの場面。あんなケガして、学校から連絡なく帰って来る訳が無い。不登校気味な子だし、ケアするでしょ。 本貸して、家に行くね、からの、バッサリ心変わり。 児相の訳わからんセリフ。あなたの方が父親として……あの子の父親は……なんて、里親に言うかな? なんでシンペイ、急に雪山へ…? 亡くなった後の、伏線回収しましたよ、な場面もいらない。わざわざすぎる。 室井さんの家族への葛藤や奮闘が見たかった。じゃなくても、警察の後進への背中を見たかった。 いいトコもあったけど、ん??が多すぎて、何とも言えない後味でした。
生き続ける者
前編からの絶望感、徒労感は拭えないけれど、小さな村から小さな町へ、小さな町から新城を通して支店へ、新城から沖田さんを通して本店へ、青島から室井さんへの思いがまだ生き続けるかも知れない希望が描かれていて非常に感動しました。室井さんの静かに諦めない姿に、嗚咽を堪えるのが、映画館ではしんどかった~。室井さんの地に足のついた幸せを噛みしめる「楽しぃ~」の一言から、号泣しっぱなしでしんどかった~。なんだかわからないこの見終わった後の幸福感は、前編からの絶望感と徒労感を覆いつくす。 踊るチームに感謝しかない。 ありがとうございます。
室井さんの引き際、そして踊る魂は引き継がれる。
室井さんの人間性と引き際と踊るの伏線回収。 室井さんのやりたかったこと、そして室井さんがきずかされる人間の奥深さ。 室井さんらしく、トラブルにまきこまれるかいしょうなので、それを取り巻く人間もしっかり物語があり、ラストの引き際も室井さんらしい伏線がちりばめられています。室井さんの室井さんらしい引き際も是非とも劇場にてご覧ください。 そして最後にはあの人が!
衝撃な日
こんにちは。何時も皆様のレビュー参考にさせて頂いております。今回は後半のため、まっさらな状態で鑑賞しました。 後半は、ド派手に事件が絡むと思いきや、室井さんの生涯でした。 寡黙で何時も思い悩んでる、室井さんの人生楽しみは?人様の人生だけど気になってきます。 どんなに尽力しても思いどおりにならない事がほとんどですが、警察官僚と現場との溝が埋って捜査が出来る時代が生まれようとしてたり、里子のリク君が、お別れの日有難うございましたと敬語ではなしたり。 将来の夢を持てたり、母親の洗脳でやられる前にやっつける人をおとしめる事の謝りに気付き人を信じ始めたり。 やっぱり信じられるリーダ気質は健在でした。 室井さんには夢がまだまだあり、幸せである今があった事に安堵してしまいました。 ただ、生きて里子との生活や、よそ者からもっと地元の人と交われてるシーンが観たかったです。義理父さんと呼ばれたらどんな室井さんになるんだろう?とか残念。 青島君の登場は??嬉しいけどなんだったんだろう。すみれさんと一緒だったら良かったのに。 もしや、引き継ぐ者とか、 別バージョンの踊る大捜査線ムービーがあるのか!⁉️ 最後に、何十年も通い続けた映画館が来年初頭に閉館決定のお知らせがあり。😢 衝撃の日でした。
期待しすぎた
内容 ☆☆☆☆★ 前作はそれなりに面白かったので ガッカリしました。 モヤモヤする内容ばかりです。 青島の登場で次作を促してる雰囲気だが 本作の出来栄えを考えると期待できない。 キャスト ☆☆☆★★ 柳葉敏郎はまあまあ歳いってるが 滑舌が良いので主人公でもみれる。 にしても織田裕二への忖度を感じるね。 スタッフ ☆☆★★★ 監督の作品は結構好きなので 別作品に期待する事にします。
個人的には◎
前編を見て、後編も行きたいと思いつつ忙しくて見れずにきてました。やっと見れたので少しだけレビューです。 皆さんの評価がイマイチで、どんな造りになったのか気になってましが、全然普通に良かったと思います。 皆さんの評価はとても思い入れが強いからなのか、これじゃないとかを凄く強調されてました。 確かに端々でどうかな~ってシーンはあるけど、全体としては室井慎次の生き様の映画だから、良かったなぁしか感想が出ないんですね。 皆さん何を観たのかな?と。 個人的には低評価レビューが残念でなりません。 まだ観てない方は普通に映画として楽しんで欲しいです。
映画か、ドラマか。
前編を貯まったポイントで見ちゃったので、続きが気になって…。 一瞬シーンを見落としたのかな? なんで犬がいなくなったのか、よく分からなかった。 そこから、なんでこの状況で犬を探しに行くの? あのワンちゃん賢いから、待ってれば戻ってくるんじゃないの?と、ハテナが増えてしまってるうちに、なんか展開についていけなかった。 そして最後の10秒で、ドラマ好きな人は喜び、映画好きな人は…。 もともとこのテレビ局が苦手だから、なんか余計に…。 んー、柳葉さんとか俳優に文句は当然なく演技もそれぞれ良かったと思うんだけど。 続きは気になった、でもテレビドラマで良かった。これが正直な感想かな。
前編見たので、これも見たけど
前編見たので、これも見たけど、秋田版「北の国から」みたいなこの映画、劇場で前後編4時間もかけて見せるものでは、決してない。 テレビの2時間特番がピッタリな内容、レベル。 しかも、おまけ映像が、あざとすぎる。
ハラハラドキドキしてしまった
前作が個人的にダメだったので観ない気満々だったのに、観ないといけない理由ができてしまったため渋々鑑賞。 そんなわけで期待値ゼロだったが、正直思ったよりは楽しめた。 まず前作も思ったことだが画作りは素晴らしいと思った。 特に自然描写。 雄大で見応えがあった。 音楽の使い方は前作同様ウザく感じた。 観てて感じたのはとにかくテンポが早い。 5分ぐらいで新しい出来事が次々と起こる感じ。 一つ一つの話はあまり深掘りされず、トラブルは割と簡単に解決され、最後は室井(=脚本家・君塚良一)の説教がセリフで語られて、すぐに次の出来事へ。 シリアスな話の後にのほほんとした話が来たりして、テンションの乱高下が激しく、感情の持っていき方がけっこう大変だった。 ただテンポが早いのは好みではある。 前作の死体遺棄事件が高速で解決したのはなかなかの衝撃。 ここで分かったことは、この映画でやりたかったのは『踊る大捜査線』シリーズのような事件が起きてその解決を目指すような話では無く、室井慎次を使って『北の国から』みたいな人間ドラマを作りたかったのだということ。 別にそのこと自体は個人的に悪いことだとは思わない。 凛久が前山くうが・前山こうがの二人一役になっているのが前作では謎だったが、今作を観て納得。 面白いことするなあ。 まあでも映像技術で簡単に解決できることではあるが。 この映画にはさまざまなメッセージがあると思うが、「子供が悪さをしたら感情的にはならず思いやりを持って接しろ」というのは同意。 ちょっと簡単に改心しすぎで、そうだったら世の中苦労しないとは思うが、でも室井が子供と接する場面は心温まるシーンが多かったように思う。 室井が杏を抱きしめる場面はどうかと思うが… 受け入れ難いメッセージも多数。 まず、小学校での子ども同士のトラブルを暴力で解決しててそれを肯定するって、今の時代どうなのだろう。 凛久が実父みたいにならないか心配。 警察が「ルールは破るもの」みたいなこと言うのもどうかと思う。 そんなこと言ってるから、現実の警察たちは疑わしき人間に対して自白強要や証拠捏造をして、強引に有罪に仕立て上げてしまうのでは? 終盤は養子の凛久と実父の話になるが、ここが個人的に非常にモヤモヤした。 「頼む、改心しててくれ!そうでないとよくある陳腐な展開になってしまう!」と謎にハラハラドキドキしてしまった。 顛末を観て思ったことは、君塚良一から「元犯罪者や障害持ちや生活保護を受けたがるような奴は人として信用する価値無し」という、偏見に満ちた差別的なメッセージを感じた。 良いところもある映画だとは思うが、差別大嫌い人間としては許容し難い。 この映画最大の衝撃展開の引き金が「犬を探しに行ったから」というのも何だかなあ。 そもそもあの犬懐いてなかったのか。
無責任
「敗れざる者」が人物描写やストーリー展開など とても丁寧に作られていると思ったので 「生き続ける者」も同じかなと思っていたけど、 製作側が放り投げたような感じさえした。 2作とも室井さんと一緒に暮らしている子供達を演じている 俳優さんはとても良い味を出している、特に凛久役の子。 それとは逆に新しく作品に加わった大人の俳優さんが、 なんかねぇ〜。 それにエンディングからラストシーンまでが違和感がすごくて 子供達を守っていかないといけないのに。残念です。
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