室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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踊るの名を借りた別映画かな
前編はまだ良かった。というか色々と謎めいてたし踊るシリーズのキャラがちょいと出演してて嬉しかったし、これからという流れだったので
で後篇、蓋を開けたら前編と同じ流れ……同じような速度で退屈してました
事件の解決も弱すぎるし、何でもかんでも日向真奈美に結びつけるのが強引で共感しないし、室井さんと日向真奈美の関係ってそんな深いものだった?
何か伏線あるのかなぁと思うところも何もないし、同じような流れを何回やるの?ってなり色々と中途半端で残念でした
ただ室井さん亡くなってからの流れやエンドロール、クランクアップシーン(もっと流して欲しかったけど)は良かったので終わり良ければ……
でも正直もう踊るシリーズはいいかな
綺麗な思い出のままの方が……あの織田裕二の青島はあまり見たくないかも……
他人は変えられなくても自分は変えられる
秋田の大自然と冬景色。よそ者だった室井も周囲とうまく立ち回れるようになる。
彼がなぜ田舎住まいを始め、訳ありで親と別居する子供たちを育てるのかが次第に明らかになっていく。
このシリーズは、エンタメ色を脱し、どこへいくのだろうか。
室井の飽くなき思いの先には、どういった景色が開かれるのだろうか。
室井と青島のかわした約束の先と言ってもよい。
旧態依然とした警察組織を変えたいという願いは果たせなかった。
組織は変わらなくとも、他人は変えられなくても、もしかしたら自分は変えられる。
少なくとも、この作品の室井にはその意志が感じられる。
自分が変われば人とつながることができる。
室井のアイデンティティと自分が重なる。己の意志の大切さを教えてくれる作品である。
見終わりが不愉快……愛が無い
とにかく雑
前編だけ観て正直残念だったから後編を観るか悩んだんですけど後編を観ずに評価するのもフェアではないだろうとも思いましたので後編も観ました。
前編後編観てトータルで思った感想としては全体的にとにかく雑だなと。かなり多くのエピソードが盛り込まれているのですが、それぞれがブツ切りになっており突然場面転換して全然違う展開になるのでえ??どういうこと??となります。数多くある「どういうこと??」の幾つかは最後の回想シーンで回収されるのですが、その部分もダイジェスト的で不完全燃焼です。
エピドードの見せ方自体も雑なのですが、登場人物達の行動も意味不明なことが多く雑な印象に拍車をかけています。1つ1つ挙げていくことはしませんが、そういったよくわからないことが積み重なり、いまいち乗り切れないまま最後の最後はあれだけ賢かった犬が突然いなくなるという意味不明な展開で終わります。動物虐待の問題もあるでしょうけど、あの場面で強く蹴っ飛ばされたりしていれば別だったでしょうがあんなに優しく外に出されたらあの犬なら待ってるでしょう。
最初から最後までその様な違和感あるシーンが多すぎました。もしかしたらTVドラマみたい展開をしようとしていたのを無理矢理映画にしたことで様々な部分が端折られたのかもしれませんが、映画として成り立ってないのはよくないです。前後半の繋がりの甘さも気になります。犯人は誰なんだ、とか、”獅子身中の虫”である杏はどう行動するのか、といった伏線を散りばめつつ家の一部が燃えて終わるというサスペンステイストだった前編から、唐突に北の国からみたいなヒューマンドラマに変わってしまい、あっさり捕まる犯人とか何の脈絡もなく改心する杏とかで前半のサスペンステイストは鳴りを潜めてしまいます。この辺りの回収の薄味感はよくわかりませんでした。え?そういう話だったの?という印象。
その他気になった点としては、交番勤務の警官が浮きまくっているのも気になりました。終始空回りしている様な印象で正直邪魔でした。
それと海の場面でドローンがそのままバックに映っているのは映画としてどうなのと思いました。エンドロールで交番勤務の警官がドローンに驚く場面もあり、意図的なものなのかもしれませんが、劇中で特にドローンがテーマになっているわけでもなく全く意味がわかりませんでした。
挙げ出すとキリがないんでこの辺にしますが、こんな調子でやるなら続編やらなくていいんじゃないですかね。ファンならこんな程度で大丈夫やろっていう雑さがあちこちに見えてしまい観ていてしんどかったです。仮にファンを舐めることなく全力を注ぎ込んでこのレベルなのであれば映画撮るのやめた方がいいんじゃないでしょうか。
松山千春は反則やわ
予想通りの評価と感想
最後以外は良い
俳優さんたち(子役の方も含めて)が上手というかもう登場人物そのものにしか見えず、素晴らしいです。
途中で感情移入しすぎてずっと泣いてました。
お父さんが連れ戻しにくるところ辛すぎるよ…お父さんが来る恐怖を映像であんなにも表現できるのは凄すぎて言葉が見つからないです。怖すぎて涙があり得ないぐらい出ました。
子供たちの恐怖も伝わってきましたが、お父さんの哀しみも流れ込んできて…もう心が傷つきまくりです。
映画全体から柳葉さんと室井さんを大切に扱っているなあと感じました。
それだけに、本当に最後がどうにかならなかったのかと…いやまだ生きてると信じてますけど…せめてお父さんと揉み合った時に怪我したとかさ…そういうのなら納得できますけど…あれはない。
犬が…!離れません…!も繰り返されて冷めてしまった。
りくが去る時に動かないしんぺーは感動したけど…
とにかく動物出すのはズルいです、泣きます笑
あと踊るを観たことない人がこの映画観たらどう感じるのかは気になりますね。
追記
男の子があっさりフラれちゃったり、室井さんの約束守れなかった悲哀とか、死に方(生きてると信じてるけど)とか、人生ってこんなんだよね、わかるって思ったけど
踊る大捜査線シリーズでそれは求めてなかったと気づきました。
夢の世界だから良かったのに…
わざわざ作った意味とは?
刑事ドラマでなくヒューマンドラマとしてみればいいのかな
でもわざわざ12年ぶりにこの作品を作った意味がわからない
「柳葉さんを室井から解放させてあげたかった」とか言ってたけどそもそも柳葉さんが室井の呪縛に苦しんでいたの?
内容についても登場人物それぞれのエピソードを詰めすぎて中途半端だし、食料品店にたむろするヤンキー達はいらないし、矢本くん演じる警察官はウザいし、シンペイは雪の中いなくなるようなおバカさんじゃないし、室井さんをあっさり殺しちゃうし…
なんか「はぁ?」の連続でした
最後に青島が室井さんの家の近くにきて、電話かかってきて戻ります。って、あそこまできたなら少しでも家に寄るでしょ。
寄っても10分かそこらなんだからさ。(結局携帯の電波は通じるんだね)
かつての監督脚本などのスタッフが暇になったからもう一儲けしようとしたように感じたし26年公開の新作への踏み台にされたような気がした
刑事ドラマでは無く
室井慎次のヒューマンドラマとしてみれば
愛情にあふれたドラマになっていたと思います。
人の親として子育てを経験し、ボランティアですが
身寄りのない子に関わり、愛情の伝達って難しいなと
経験した世代にはいい意味裏切られた映画でした。
息子も見たようですが、薄いドラマだ と言っていましたが
経験した人生で評価が変わる。そういう踊る大捜査線でした。
最後が何か残念…
前編は室井さんのドラマとして面白く、後編に期待していました。
後編は雪の秋田。
悲しい中にも温かい話で進み、何度か泣かされました…
ただ、室井さんの死(遭難&心臓の疾患?)は唐突すぎて呆気にとられ、泣けませんでした…。
パンフレットを読んだので、制作側のお気持ちは分かりますが…室井さん、こんな急に亡くならないでほしかったです。。
伏線回収も何かバタバタといった感じで、終わり方が残念だった気がします。
前編が良かっただけに余計に感じました。
本編終了後の特別映像も1分くらい??
ネットで観たことあったし。。
作製するのは大変なのでしょうが、期待しすぎました。。
つまらない。薄すぎる
古臭い演出の連発。
点で構築されていて物語としては薄すぎました。
真新しさはなく、泣かせようとしてる感じもあざとく見え令和の時代で邦画がしのぎを削るなか取り残された感のある描写が多かったと思う。
ツッコミどころも多く最後室井が死んだのも唐突すぎた。遭難して亡くなったって。
舞台が雪景色の田舎でスローテンポというのもそもそも見ててストレスのたまる感じだった。
次回作ではスピーディーな踊るを期待したい。
後半の脚本が残念。
踊る大捜査線世代で、すべての作品を見ていて、縁あって観る機会に恵まれた為、前後編鑑賞。
前編が良かっただけに、今回の後編は少し残念だった。
レインボーブリッジを閉鎖など、これまでの作品の関係者や容疑者を絡ませ、最悪の犯罪者「日向真奈美」の娘まで登場させて警察を引退した室井慎次の第二の人生を追体験する。
前編はこれまでの踊る大捜査線のテイストは無く、新しい人間ドラマとして面白い作品になっていたと思う。
ただ今作は前編の伏線を回収するのに、要素を詰め込み過ぎていて、散漫かつ雑な最後がとても残念だった。
店で暴れていた若者たちの改心もよく分からないし、リクの父親、加藤浩次の観念もよく分からない。
特に残念なのが、犬が逃げてそれを探しに行って亡くなるという謎な展開には空いた口が塞がらなかった。
加藤浩次にリクは私が預かるって言ったすぐ後に死ぬって、どういう事?預かってないし、あれだとリクは自分のせいで室井が死んだと悔やんでしまうだろう。
そもそも死なせる必要性が皆無。
最後に一番嫌だったのは、エンドロールが終わって青嶋の宣伝が入った後に、メイキングのような二人の抱擁とか興醒め以外何もなかった。
金儲けの臭いしかせず、フジテレビは変わらないと呆れました。
気持ちは分かるけど…
なんで、室井さんの最期をこんな描き方にしちゃったんでしょう。
余計な部分がおおすぎる。
里親になって、迷惑かけられ、心配もするでも、それが楽しい。親として。
これでいいでしょ。警察では成し得なかったことが、秋田に戻り、自分で1から作り上げる。その果てに……なら、よかった。
なのに、ズレてる。
小学校の仲間外れの場面。あんなケガして、学校から連絡なく帰って来る訳が無い。不登校気味な子だし、ケアするでしょ。
本貸して、家に行くね、からの、バッサリ心変わり。
児相の訳わからんセリフ。あなたの方が父親として……あの子の父親は……なんて、里親に言うかな?
なんでシンペイ、急に雪山へ…?
亡くなった後の、伏線回収しましたよ、な場面もいらない。わざわざすぎる。
室井さんの家族への葛藤や奮闘が見たかった。じゃなくても、警察の後進への背中を見たかった。
いいトコもあったけど、ん??が多すぎて、何とも言えない後味でした。
泣きそう
泣きそうです。
これは映画の内容に感動してではなく、最後のシナリオの酷さにです。
なんなんですか、あの最後。
別に室井さんを殺すななど言いたいわけではありません。
その死に方が腑に落ちないのです。
加藤浩次演じるリクの父親がよくわからない理由で首輪を外す行為は何だったのか。
あれだけ賢くてリードなしで大人しかったシンペイが吹雪の中行方不明になるのか。
秋田育ちで冬の厳しさと危険性を知る室井さんが、あんな薄着で出かけ遭難?しまいにはそのまま心肺停止…
あまりにもめちゃくちゃすぎませんかね。
「子供たちを守って」とか「激しく動いたせいで持病が発症して」とかのほうがまだ納得ができます。
死ぬまでの過程も酷いし、室井さんが寒い中じわじわと死に向かって行ったのかと思うと胸が痛くなります。
心肺停止としか言われてなかったため、最後の最後で「実は入院していただけで噂に尾鰭がついて勝手に死んでいたとされていただけ」「私はまだ生きているが…」というような展開で室井さんが帰ってくるのを期待しましたが、周りの人たちの行動を見るにそれもなさそうで残念です。
最後の最後の青島のサプライズ登場に胸が全然踊らなかったほど消失感がすごかったです。
他にも丹生ちゃん演じる女子高生は結局どんな影響を与えたかったのかよく分かりませんでした。
ああいう性格の女の子が実際いることに違和感ないですが、本編に必要だったのか…?
その女の子の影響でタカは東京大学に行くのかな?
それだったらそんな女追いかけんなとなりますし、見返すためにわざわざ同じ地域に行くというならまだ納得できますが…それなら室井さんと同じ東北大学を目指してほしかったところでもあります。まあこれはほぼ私情が絡んでいますが😅
商店で騒いでいたヤンキーたちの必要性もわかりませんでした。
室井さんがただ一方的に暴力受けてるところなんて誰が見たいんですか?
「お菓子を元に戻そう」の一言で改心して花を添えにくるってマジでどういうことですか?
トラックにゴミを撒かれても怒らない優しさはさすがだと思いましたが、その後なんの爽快展開もないので見てる側としてはただ胸糞でした。
自分は最近踊るシリーズにハマったただの若造ですが、それでもこれだけショックが大きかったので、リアタイで追ってきたファンの方が可哀想でなりません。
新作もやるみたいですが、室井さんがいないのに…という気持ちが先行してしまいそうで前ほど楽しく観れなさそうなのもまた苦しいです。
さらば、踊る
前後編通して、室井さんと子供たちを取り巻く登場人物たちに終始共感できず違和感を感じる。人が成長していく過程を描写するのにそんな嫌な人間を出さなくてもいいのではないか。ギャグも笑いどころがわからないし、話の内容もツッコミ不在の漫才でも観ているかのようで正直面白いとは言えなかった。だが久しぶりに柳葉さんの演じる年を重ねた室井さんが観れるだけで嬉しかったし、室井さんが子供達と幸せに暮らしてたまに事件に関わっていく、そういう展開はまあいいかと思っていた。
だが後編の最後で絶望した。
室井さんが死ぬとは思わなかった。
作品の中で一番好きなキャラクターなのもあり、信じられなかったし、信じたくもなかった。もしかしたら踊るお得意のミスリードかとも思ったがパンフレットにはハッキリと亡くなったと明言されている。
覆らない事実に公式SNSの宣伝に疑問が湧いてくる。室井さんの名言を取り上げて盛り上げているつもりなんだろうが、鑑賞後に見るとどの名言もあの結末だと虚しくなるものばかり…その中でも「死んだんじゃないのか?」というセリフをわざわざ選ぶのは無神経ではないのか。謎のクイズもこの状況でやることか。
それに異例の先行上映、早い段階で青島出演のネタばらし、ポストカードの配布、青島主演の新作が2026年に決定という発表、果てには特別映像上映が追加って…。観客動員数を増やす為の巧みな戦略にある意味流石だなぁと思ったのですが、その巧みな技を少しでも話し作りに活かせなかったのかが悔やまれる。内容が最高だったら特典がなくても何回でも鑑賞するのに…
自分はもう二度とアレを観に行く気力はない。
新作のN.E.W.のロゴの下に室井さんの眉間のマークがあるのも、青島に意志を引き継いだという印なのかもしれないが、せめて全身のシルエットとかにして欲しかった。なんで眉毛?なんというか全体的に死を軽んじてるというか馬鹿にしているように感じ、公式のやり方に全て神経を逆撫でられている気持ちになる。
映画も毎回クオリティが落ちてきてはいたものの、いつもの踊るメンバーの元気な姿が見れたからいいかと今までは思っていた。でももう観る気力も信用もない。再来年公開予定の新作映画はまだ出演者もハッキリと決まっていない状況みたいなのでそれ次第で脚本も変わってくるのだろうが(それとその時のノリとテンションで)、納得の出来る結末はもう与えてはもらなえないだろうと確信した。
自分も今回の映画で素直に泣けて、いい映画だった!と楽しめる側の人間でいたかった。まさか血の気が引いて、今までの人生の中で一番最悪な映画だった!となるとは……。
今はせめて青島の結末がより良いものになる事を祈るばかりです。
あぁ…どんな形でもただ生きててほしかった
再来年の本編に、、、繋がるのか?
レビューを観ると、もちろん好意的なコメントもあるのですが、批判的なものが目につき、、、それでも前編を観た者として、軽い陰性感情を抱きながら観に行きました。
感想の結論を言うと、そこまで悪くない作品だったと思います。
もちろん、気になる点はあるんですが、それは過去の踊る作品同様、目を瞑れるレベルだったかと。
むしろ、踊る作品全体で描かれてきた、室井慎次という人間のある種の不器用さがちゃんと貫かれていて、胸に来るものがありました。
ただ、これが、再来年に公開という本編に繋がるかというと、、、もちろんスピンオフなので無理くり本編に繋がる必要はないのですが、、、なかなか難しい。
本作にも、今後に繋がりそうな伏線がいくつかありましたが、、、タカはまだ若いし、しんしの目指すものもそう簡単には形にならなそうだしなぁ、、、
楽しみではありますが、、、
本作に戻って、最後に一つ
今のご時世、杏の存在がバレたら、「信者」が黙ってないように思うんですよね。その存在については室井さん自らバラしてたし、、、
何もないといいのですが。
生き続ける者
室井さんの引き際、そして踊る魂は引き継がれる。
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