室井慎次 生き続ける者のレビュー・感想・評価
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室井さん(柳葉敏郎氏)、お疲れ様でした!!
先行上映を本日観てきました。
多分、評価は低いだろうなと思ったら案の定…。
個人的に、エンターテイメント作品として観てはダメです。突き詰めれば、ストーリー破綻(というか放棄)ですし、先も3手先まで読めます。
何かのメディアで監督が言っていましたが、本作は“室井慎次の供養”の作品です。細かい所は、スルーしてください。
それを踏まえれば、室井慎次の人間性や、子供達との関係性など深く楽しめました!タカ兄は、実は失恋していないに賭けたいw(人を無闇の疑ってはいけない)
地味ですが、松下洸平も好演です♪齋藤潤も相変わらず、福本莉子も上手い!!
終わり方も賛否両論だと思いますが、私自身は満足でした!!ただ、エンドロール後のアレを軽い気持ちでやっていたのなら、一生フジの映画は見ません。
是非、踊る世代の方は映画館でご観賞くださいませ!!
悪い評価をしたくないけど
さすがにこれはどうなんだ
2作一気に観たんだけど、
すべてなんかよくわからんうちに解決されている
それも踊るシリーズの定番といえばそうなのかもしれないけど
あまりにこれは薄すぎる
室井慎次結局何もしない
とにかく、スマホやゲームをわけもなく憎んでいる世界線という事は伝わってきた
「星を継ぐもの」の扱いが雑だし薄い
ハードSFという曖昧な単語を軽く使う
雰囲気だけで使ってる感じ満載
細かいところをあげるとキリないのでやめるけど
昔の軽薄さを全面に出すのが受けた時代の空気だけはずっと引きずっている
テレビで見るなら許せた…
どんどんむかついてきたから追加するけど
犬が離れません
こんな安っぽいお涙頂戴セリフよく書けたな
羞恥心ないんだろうか
【”多くの「星を継ぐもの」達が室井の想いを理解していく姿。”今作は”邪悪なるモノは幸福を壊したがる”様々な出来事に対し、独り信念を持ち敢然と立ち向かう寡黙なる秋田の男の生き様を描いた作品なのである。】
ー 前編では、室井の自宅の納屋が何者かによって放火されたシーンで、ミステリアス要素を多数残しつつ、終わった。
後編である今作では、その多くの謎が、少しづつ解きほぐされて行くのである。
そして、見ているうちに室井が信念として生きて来た、”家族を、仲間を信じて守る。”という生き方が、改めて浮かび上がってくるのである。-
◆感想・・印象的だったシーン
・湾岸署を翻弄した母、日向真奈美(小泉今日子)に面会する度に、洗脳されていった杏(福本莉子)が、室井の想いを知り、徐々に母の洗脳、呪縛から解き放たれて行く表情の変化。
ー ミステリアスで、厭世的で、暗い表情だったのが、ドンドン明るさを増して行く様を、福本莉子さんが見事に演じている。リクが父の幻影に怯え、寝小便をしたときに、優しくパジャマを洗ってあげる姿や、一緒に布団で寝て上げる表情は、優しさに溢れている。ー
・同じく日向真奈美を信奉するすみれ(深津絵里)を銃弾で重症を負わせた56歳になった男が警察に拘束されても、口を割らない中、沖田(真矢ミキ:一瞬だけ登場)の許可を得て室井が面会し男に対し”事件は、家族を傷つける。すみれも今でも後遺症に苦しんでいる。お前にも家族が居るんだろう。”と訥々と語り掛けるシーン。
ー その後、男は徐々に事件の内容を話し始めたと、警察から連絡が入る。ー
・リクの父親(加藤浩次)が出所し、リクに会いに来るシーン。室井は児童相談所職員(稲森いずみ)の前で、”リクにはもう手を出すな。”と告げ、リクを父に返すシーン。
重苦しい雰囲気の中で、ハードSFが好きなタカ(齊藤潤)がリクに”中学生になったら読みな。”と言ってジェイムズ・P・ホーガンの名著「星を継ぐもの」の文庫本を渡すシーン。
- 今作を象徴するシーンだと、私は思った。故にレビュータイトルにも記した。-
■だが、リクは再び雪の中、室井の家に帰って来る。そして室井との揉みあいの中、杏が猟銃を発砲し、男は取り押さえられる。男は室井が大切に飼っていた秋田犬を撫でながら”お前も俺と同じなんだよな。”と言い犬を逃がし、室井は雪の中、犬を探しに行くが・・。
<主なき家には、室井の想いであるキャリア組と所轄組がタッグを組んで捜査を行う操作方法を秋田県警でトライしようとする且つての室井のライバル新城秋田県警本部長のプランを記した冊子が置かれる。
又、室井の行きつけのスーパーで女店主(石田あゆみ)を困らせていた、粗暴な若者達も且つて室井に身体を張って諫められた事を想い出しながらやって来る。
そして、当初は室井にキツク当たった石津(小沢仁志)と妻(飯島直子)の元に酪農家を嫌がり何十年も家を出た切りの息子が室井が手紙を出した事で、帰って来るシーンが描かれ、同じく厳しい態度で接していた男(木場勝己)が、自身が秋田に来た当初の事を語るのである。
そして、最後のシーンでは、古びたコートを着た”あの男”が、室井家にやって来るのである・・。
今作は、”邪悪なるモノは、幸福を壊したがる”様々な出来事に対し、独り、敢然と立ち向かう寡黙なる秋田の男の生き様を描いた作品なのである。
室井慎次の信念は、遺された人々の心の中で生き続けるのである。
【Too Be Cntinued】
”いつか、その日が来る事を待とう。”と私は思いながら劇場を後にしたのである。>
人間室井信次
室井さんといったら実直、真面目なイメージ。そんな彼を退任後の物語としては前後半でこそ完結。
前半は正直物足りなかったが見事完結させてくれてありがとうございます。
事件を解決することだけを考えてたドラマ第1話から想像できないほど愛に溢れた表現には感動。
頭のいい秋田犬でも近くで銃声があれば怖くて逃げるのは理解できるし、雪で下が見えなくて崖から落ちるのも納得はいく。
昔なら秋田犬探しに行かなかっただろうが、あの家では一番の古株の家族。探しに行きたい気持ちも理解できる。
優れたリーダーがいたら組織も悪くないが、今はそんなリーダーがいないというセリフも世相を捉えていて印象に残った。
やはりまだまだ室井は警察に必要です。
希望を込めてだが、室井は死んでいないと思いたい。
青島が会いに来たとき、線香あげにくるのにあのコートで来ないし、いくら事件とはいえ秋田の奥まで来ているのに寄らずに戻るのは流石にないと考えたい。
次回作も楽しみにしてます。
むしろ観て欲しい
前編では起きた事件やいくつかの問題を何一つ回収する事なく終わり、後編でどう回収するんだろうと思い観に行きました。
結果、何じゃこりゃの連発でツッコミ所満載。
前編でリクに恋心を寄せてると匂わせてた同級生は、後編始まって直ぐにリクの心を傷付けてサヨナラしますが、何の為にストーリーに入ってる話か意味不明。レコード聴きながらの回想シーンを撮りたかっただけ??
この同級生の子も前編の女弁護士も、ただひたすら嫌な奴でしかなく、演じてる坂道アイドルに踊るシリーズスタッフは恨みでもあるのかと疑うレベル。
杏の異常行動については前編からスポット的に入ってくるが、都度ほとぼり冷めるとタカもリクも室井慎次も普通に接してるのがわけわからん。
とにかく出てくるキャラクターが魅力無い。
各キャラの深掘りも無く上辺だけのご都合主義が続く。室井慎次がした行動の結果、相手がこうなるか??の連発を終盤観せられても、行動原理が理解不能過ぎて、そうはならんだろーとしか思えませんでした。
終盤、客席から鼻をすする音がチラホラ聞こえてきて何に感動してるんだろう?自分は何か見落としてるのだろうか?と不安になりました。
とにかく周りで事が起きても何も行動しない室井慎次に終始イライラする。極めつけは家族同然に懐いてた犬があの場面で戦うならまだしも、山に逃げるのが意味不明だし、追っかけて遭難するのも意味不明だし、レスキュー隊の音声で犬と倒れた人がいるってやり取りありながら、翌日犬だけで家まで戻ってきましたってするのも意味不明。
まだまだツッコミ所が多く、レビュー書きながらムカついてきました。
なんだかね。 なんだろう?
前後編のこの映画は、人間「室井慎次」を描いている。
それは不器用で実直な人間像を、雪深い風景と共に見せてくれて、なかなか重厚感があり、非常に良い出来だったと思う。
個人的には、それで終わっても良かった。
ただサプライズがね。
別にサプライズが必要ないわけじゃないんだけど、そこまでの重厚感が一瞬でひっくり返ったよ。
感情の振れ幅が大きすぎて、終わった後になんとも言えん後味になってしまった。
悪いとは言わんよ。
言わんけど、これで続編作るならそれでも良いけど、面白い物作れよ。
じゃなきゃ、マジでこの前後編の映画見た意味無くすよ。
感動と、怒りと、希望と、失望。
なんだかね。
なんだろうねこの気持ち。
死んだんじゃないのか
事前に亀山さんの「柳葉さんを室井から解放したいから、室井慎次はこれで最後」とのコメントと「生き続ける者」と言うタイトルから室井さんが死ぬんだろうなと思いながら、そうでない事を願いながら鑑賞しました。
警察に居る間は「責任をとる。それが私の仕事だ」
と言っていましたが、辞めて里親になった現在も同じ事を言っていて責任感に溢れる男は健在で胸熱でした。
前編から北の国から感があったので、むしろこれはこれで地上波のドラマスペシャル2時間枠でシリーズ化して欲しいと思っていたので
室井管理官のイメージの室井さんからの解放だけであったらいいのになと思っていました。
ラストでお葬式の描写も特に無かったので、登場者が持ち寄る様々はお見舞いで、手を合わせるのも回復を祈る描写であり、実は生きてましたと言う逃げ道も残しつつ、世間の反応次第でどっちにも振れるようにしているのかなと思いました。
エンドロール後に青島が手ぶらで室井ハウスに向かうワンシーンがあり、電話が掛かって来た青島が「戻ります」と言って引き返す辺り、室井さんの意識が戻ったと言う連絡かなと思いましたが、それにしては嬉しそうでも無かったのも気になりました。
FINALですみれさんは亡くなって幽霊になったような話もありましたが、今作では警察を辞めて撃たれた後遺症と戦っていると語られる場面もありました。
室井さんもすみれさんも居なくなり、既に和久さんも居ない踊る大捜査線の続編はどうなるんだろう。
テレビシリーズの最初の方は本広さんが共通の演出の為か、織田裕二さんの演技や青島の立ち振る舞いやBGM等も名作「お金がない!」を感じさせ、萩原健太郎が刑事になった感じがして、萩原健太郎が弟達を守る様に青島俊作が信念を守り、下っ端が組織の固定概念を覆すテーマの中で、他のキャラクターとの掛け合いが良くどんどん好きになりましたが、続編が作られるとしたらどの様なテーマになるのだろうと思わされました。
あの踊る大捜査線をずっと見ていたかったから、終わってしまった事が残念だったからずっと続編を望んでいましたが、あの踊る大捜査線はもう見られないだろう事も今作で理解しました。
それでも、前後編通して不器用でまっすぐな男の人情話を求めて鑑賞した事に対しては充分な作品であり、その為には踊る大捜査線ファンが求める刑事物の要素に振る時間を削ってでも本筋にボリュームを振った点では予備知識無くこの作品前後編だけ見ても楽しめる作品でありました。タカが好きな人に「雪だるまは初恋の人のメタファー」と言って、その後呆気なく振られてしまうくだりを事件解決にボリュームを出すよりも優先している点にもそう感じられました。
踊る大捜査線の続編を望む者としては室井さんには生きていて欲しいものの、作品単体としては「家族で居られる時間には限りがある」と言う限られた時間の中で「生き続ける者」に伝える事と言うテーマの中では、室井さんと言う里親が居なくなってしまう事も要素として大事だったのかなと思いました。
人間・室井慎次
壮大なプロローグとなった前作から1か月。楽しみにしていた後編がいよいよ公開されたのですが、劇場に足を運んだ公開2日目の昼の時点での評価がまさかの2.9!何かの間違いではとの疑念を抱きながら、鑑賞してきました。
ストーリーは、警察を退職して故郷の秋田で事件関係家族の二人の子どもの里親として穏やかに暮らしていた室井慎次が、自宅近くで他殺死体が発見されたことで捜査への協力を求められる中、かつて湾岸署占拠事件を起こした殺人犯・日向真奈美の娘・杏も転がり込んできて、室井の生活は少しずつ揺さぶられ始めるというもの。
鑑賞後の率直な感想としては、全然悪くないです!終盤は涙の乾く間がなく、必死に声を抑えていました。正直、まさかの結末にかなり驚きました。タイトルの意味はそういうことだったのかと納得です。里子の一人一人に、やさぐれた若者たちに、良好な関係が築けなかった地元住民に、警察組織で奮闘するかつての仲間たちに、室井の思いはしっかり伝わったことと思います。そして、その思いはそれぞれの胸でこれからずっと生き続けることでしょう。
それにしても、ラストでのまさかのサプライズにさらにびっくりします。ここにきてシリーズ再始動となるのでしょうか。それはそれで楽しみですが、下手な作品を作って汚点とならないか不安に思う気持ちもあります。そういえば、室井さんの愛車のナンバーは「2294」だったのですが、まさか「続くよ」ってことでしょうか。”室井の思い”と”踊るシリーズ”が続くというダブルミーニングだったのでしょうか?!
ただ、低評価をつけたくなる理由もわかります。まずは期待とは異なるテイストと展開です。前編であれだけ煽った湾岸署立てこもり事件との因果関係が薄すぎます。日向杏の洗脳を始めとする日向真奈美の描いた壮大な計画というのも決定的な描写がなく、事件が解決してもなんじゃこりゃの展開と言わざるを得ません。
本二部作を通して、血のつながりを超える絆を描こうとしているように感じ、そのために猟奇殺人犯とその娘という関係、室井との過去の因縁が必要で、日向杏というキャラを登場させたのだと思います。そして、杏を母の呪縛から解き放つ存在として室井を描きたかったのでしょう。その意図はわかりますが、それなら前半で日向真奈美をあんなに強く印象づけなくてもよかったのではないかと思います。おかげで、観客は全てが日向真奈美の描いた筋書きだと思い、この後編に落胆したのではないでしょうか。
また、室井の善なる人間性を演出するためとはいえ、周辺人物の様変わりが激しすぎます。室井に冷たく当たる地域住民や店内で暴れる若者たちの手のひら返しにびっくりします。もう少し、地元住民との関わりを描かないと共感しにくいです。逆に里子との描写はとても多く、バランスの悪さを感じます。
とはいえ、単純な自分は終盤はまんまと泣かされどおしで、鑑賞後の後味は悪くないです。なんなら、今後もますます期待してしまいます。警察ドラマとしてではなく、室井慎次のヒューマンドラマとして観れば、十分に楽しめるのではないでしょうか。
主演は柳葉敏郎さんで、シリーズ集大成として熱い演技を披露しています。脇を固めるのは、福本莉子さん、斎藤潤くん、前山くうがくん、前山こうがくん、松下洸平さん、矢本悠馬さん、飯島直子さん、小沢仁志さん、木場勝己さん、筧利夫さん、加藤浩次さん、稲森いずみさん、いしだあゆみさんら。
おっ
前回の映画は続きになり、モヤモヤして、やだったけど、すぐに時間もたたないでやってくれてよかった。
あっという間に時間が経って、たくさん泣けるシーンがあって、最後になるかあるなって思ったけど…
よかったです。感動しました。
莉子ちゃんがいい子になってよかった。
柳葉のように、言葉をあまり発しない演技はいいですね。
また、秋田の自然と雪がこの映画をよりよくしてる。
最後の織田裕二のシーンはびっくり。続きが楽しみなので、早く続きをやってくださいね。
1年後とかやですよー
悩ましい終わり方
私は、踊る大捜査線シリーズが大好きなので、この評価は苦しかったのですが、★2.5と評価としました。
感動的なドラマとしては、とてもよかったですし、確かに感動しました。
しかしながら、こんな終わり方でよかったのか?という思いがあります。
家族愛もあったり、口下手な父親がいたりで、なんだが『北の国から』を想起するような感じでした。
その上で、たしかに、感動はしました。泣かされました。
踊る大捜査線とは、別物としてありつつも、終わり方としては、これでよかったのかなぁ?という思いが強いです。
感動する家族愛映画としては、★4つ
踊るとしては、★1つ
結果、2.5としました。
前編で、「生き続ける者」としての意味合いも果たしていたので、2部作にしなくても良かったのではという思いもあります。
正直、日向杏の成長、森貴仁の失恋も唐突だったし、最後、犬を探しに行って、そうなる?(むしろ。利口な犬なので、外で待っているでしょ?)という、全てが急な終わり方に思えて、何とも言えないというか、
伏線回収にしても、無理やりな感じがしました。
将来に向けて、踊る大捜査線があるのであれば、挽回を期待をお願いしたいです。願いも込めて。。。
血のつながら親子の不器用な生き方に感動
2日間で
前後編を観ました。
家族4名と🐕1匹の5名の家族の話
「限られているが家族と一緒にいる時間は、、限られたいるが、、
だから、、その時間が、とても楽しい、、」
の室井さんの言葉が、、心に染みる、、。
子どもと犬には弱いんだな〜
レビューを読むとイマイチなのかな?と思いながらも先行へ……
踊る……からを考えると、うーー〜ーんという内容だったけど、ちよっとかけ離れた、室井慎次の物語として考えて観ると、じーんとしたなぁ……
途中、児相の対応とか、えええっ!?と思った。だから、事件は起きるのよ!って、今の状況が映し出されているのかな?とか……
わんこと子どもにはやっぱり泣ける🐶
でも、そういう終わり方なんだ〜って、感じかな?
でも、次に繋いでいるのはすごい?な。
楽しみにしてよーっと。
室井二部作 観て良かった
20数年前に踊る大捜査を観て興奮して熱狂していた自分が50代になって今回の室井慎次二部作を鑑賞出来て、大変満足している。
今回の作品は、登場人物の感情をゆっくりと丁寧に表現していた。
仕事を長く続けること、自分の思い通りにならないこと、今までやってきたことが本当に良かったのか疑問を持つこと、50代になってようやく理解出来た。
実生活では大きな事件は起こらない。日々の生活が淡々と過ぎて行く。朝起きて、ご飯を食べて、寝る。
踊る大捜査の登場人物が実際に年齢を重ねて歴史が顔に皺として刻まれている。フィクションなのにドキュメンタリーを観ているようでした。
家族でいられる時間は短い
本当にそのとおり。だから毎日の日常を大切に愛おしく感じられる。
犯罪被害者、加害者の家族の苦悩。子どもと大人がお互いを理解することの難しさ。社会の中ではお互いにけん制しながら生活する息苦しさ。
事件はきっかけに過ぎず、事件の後の人生が本当に困難であること。起こった事件は報道されるが、事件によって家族には大きな困難と向き合わなければならないという事実は報道されない。
この映画はバブル世代の中年が今だからこそ観るべきだ。お祭り騒ぎだった時代を体験した人たちに、今の時代をどのように生きて行くのか、ひとつの道しるべとなる。
自分が死んでからも生きて行く子どものことをどのようにすればよいのかを考えさせられる作品でした。
加藤浩次の最後の表情が印象的でした。
踊るへの思いを封鎖できません!
タカもリクもかわいかったが、タカの失恋シーンは一体何の映画を観に来たのだろうと困惑した。そして大事なシーンで、一体シンペイがどこに行ってしまったのか、よく意味が分からなかった。
やはりMovie3辺りから脚本が‥。
今回で言えば、PJTを解散された室井が秋田県警本部長として、最後の勝負に出る。秋田県内で現場の刑事と上手く連携し、次々と事件を解決する。その活躍をマスコミも上手く巻き込みながら、新城と沖田が室井モデルとして草案をまとめる。そんな中、秋田で警視庁管轄の事件が起きる。捜査支援センターが活躍しながらも、青島がトラブルを起こす。青島との約束を果たすためにやっているのに、「最後までまたあいつか‥」となる。
室井のアシストもあり、結果的に青島も活躍し、事件は解決。(ラストシーンまで青島の出演は無し)。
ラストシーンに、青島が室井を訪ねる。後ろから室井が誰だと声をかける。青島が振り返り、「捜査支援センターのあおしま、」で終了。
二人のツーショットは映さず、その後の会話も描写しない。室井のテーマが流れてエンドロール。
エンドロール後、被害者や犠牲者により寄り添う室井は恩田すみれに後遺症を心配する手紙を書いていた。内容が堅く難しい内容に、すみれさんが眉間にシワを寄せて「つまんない手紙ね。こりゃ失敬。」と嬉しそうにつぶやく。
踊るのファンはこんな映画を観たかったのではないか~涙
室井慎次のヒューマンドラマとしては5点満点
室井慎次の生き様を観る分には5点満点
細部には、あっさり解決するレインボーブリッジの件。
そこからこじ付けるような日向真奈美との関連。
日向真奈美はシリーズ通しての黒幕になってしまってる。
鉄砲2発撃ってるけど、大丈夫なのかなとか、シンペイ何故最後脱走したとか。
それでもヒューマンドラマとしてはよく出来ています。
0.5点の減点は賛否ある最後の10秒。
嬉しいサプライズだけど、映画として蛇足のような。
今まで通りの流れだと、リターンした件が次へ布石なんでしょう。
最後の最後、こうなるなら今回も室井さんのテーマ聴きたかったな。
ありがとう室井慎次
室井慎次の退職後を見届ける事が出来たかなと思う。
物語の主軸は、退職した後も青島との約束に室井さんなりに向き合う姿と引き取った子ども達との家族の姿であり、
「事件の展開が…」という意見もあるが、今回はそもそもスピンオフで『踊る』メインシリーズではないので、犯人もほぼ最初から目星が付いていて捜査や事件の真相は二の次と思って見るとそれなりに楽しめた。
ただ、ちょっと終盤の展開が詰まり過ぎではあったと思う。
特にりくの父親とのいざこざで「りくは私が預かります」と宣言してから室井さんが亡くなるまでの展開が早すぎる。
それと、サプライズの青島の登場は出てきた事は嬉しかったが、もう少し見せ方があったんじゃないかなと感じる。
室井さんとの共演が無しだとしても、あんなに早く帰らなくてもいいのに…
せめて、ロッキングチェアに何か(たとえば映画の時みたいに缶コーヒー)供えるとか、その後で電話が来て「じゃあ、仲間が待ってるんで、“現場”に戻ります」でも良かったんじゃないかなと思った。
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