「通常運転」ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
通常運転
『スパーダ―マン』ではなく『死霊のはらわた』のサム・ライミが帰ってきた。
通常運転作品です。
90年代のゲーセンに、立ったまま1Pか2Pかでやる、対戦アーケードゲーム筐体ってあったじゃないですか。
超初期の『ストⅡ』『ワールドヒーローズ』みたいな対戦格闘ゲームや、セガの『バーチャコップ』みたいな銃撃戦ゲームなんかが。
あれらアーケードゲームの、リアル再現が主目的な作品で、見どころは戦闘シーンに特化。
そこに、日本のアニメや、アメリカB級映画、ホラー映画などのテイストを実写で悪趣味にぶちこみ、グロ満載で殴る蹴る切る撃つ砕く!
腕や首が飛び、内臓は散らばり、顔は砕ける。
もう、B級カルト映画愛に溢れていて、最高ですよ。
ストーリー? キャラ?
そんなもんはおまけですよ。
要らんですよ。
あんなの飾りです。
偉い人にはそれがわからんのですよ。
分かる奴だけ笑えればいいんですよ。
『死霊のはらわた』と『マッドマックス サンダードーム』と『北斗の拳』と『サイコ・ゴアマン』の全部が好きな人に、おすすめします。
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