「【”SEXする際には、相手と自分に対する心の”同意”が大切。”今作は序盤はハイテンションで描かれるパーティムービーだが、中盤からは”同意”なしのSEXに後悔する若き女性の表情が印象的な作品である。】」HOW TO HAVE SEX NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”SEXする際には、相手と自分に対する心の”同意”が大切。”今作は序盤はハイテンションで描かれるパーティムービーだが、中盤からは”同意”なしのSEXに後悔する若き女性の表情が印象的な作品である。】
■卒業旅行で、英国からギリシャ・クレタ島に向かうタラ(ミア・マッケンナブルース)、スカイ(ララ・ピーク)、エム(エンパ・ルイス)。
投宿したホテルで隣室の男性グループに声を掛けられ、その夜はバーではしゃぎまくる。だが、タラは一人だけバージンである事に、負い目を感じ男性グループの中で好意を持っていたバジャーではなく、パディの声を掛けられて夜のビーチで初体験をするが、その夜、彼女はホテルに戻って来なかったのである。
◆感想<Caution!内容に触れているのと、NOBU解釈が入っています。>
・序盤は、ハイテンションで男女6人が大はしゃぎするおバカシーンが描かれる。卒業旅行だからね。
・けれども、タラが自分の気持ちに”同意”なく、流されるままにSEXしてから作品の雰囲気がガラッと変わるのである。
タラは、好意を持っていたバジャーではなく、パディとSEXをした自分に対し、後悔しているのだと、夜に帰って来なかった姿を見て思ったのである。
パディはあの場では、紳士的に対応したが・・。
・だが、翌朝、タラが傷心で寝ているベッドにパディが勝手に入って来て、SEXしようとするシーンで、”コイツは駄目だ!”と思う。
バジャーも笑顔無きタラの表情を見て、パディの事を”アイツは、酷い奴だろ。”と言っているしね。
■私は、男なので女性の初体験への想いは良く分からない。
男は(私だけかもしれないが。)10代は”やりたい!ばかりのマントヒヒ”みたいな感じだと思うのだが、女性は違うのではないかな、と思っている。(実際に、女友だちと酒を呑んでいる時に聞かされた事がある。)
吉田秋生の名作漫画の台詞ではないが、”私の花を散らさないで、優しくして・・。”と言う想いがあるのではないかと思う。
今作はタラのその思いと、深い後悔を描いた青春映画だと思う。
でなければ、後半、母国に戻る空港内で彼女が流した涙の意味が、分からないからである。
・今作は、タラの後悔に気付いたエムの言葉や、タラ自身が吹っ切って、元気な表情で母国に帰る姿に救われるのである。
<今作は序盤はハイテンションで描かれるパーティムービーだが、中盤からは”同意”なしのSEXに後悔する若き女性の表情が印象的な作品なのである。>
