劇場公開日 2024年7月12日

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お母さんが一緒のレビュー・感想・評価

全90件中、81~90件目を表示

4.0良くも悪くも家族

Kさん
2024年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ワンシチュエーションで繰り広げられる三姉妹の
ドタバタホームドラマとても面白かったです!

コントのような喧嘩に笑いっぱなしの106分でした。
ぶつかってもお互いの良さを認めて合っている仲は
微笑ましかったです。

青山さん演じる婚約者のキャラクターが
能天気でありながらも優しさに満ち溢れた人でした。
特に三女の失言を間近で聞いていたのに後に聞いていないと優しいウソをつくシーンは思わず拍手をしたくなりました。

また、あえて母親を最後まではっきりと映さず、
あくまでも三姉妹の存在感を強く示した作品に
仕上がっています。

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K

4.5三姉妹の悲喜こもごもの物語:2024年最高の喜劇!

2024年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

三姉妹が母親の誕生日にプレゼントした温泉旅行の旅先で繰り広げられるドタバタ喜劇ドラマでした。

アラフォーの長女・弥生(江口のりこ)、30代半ばの二女・愛美(内田慈)、アラサーの三女・清美(古川琴音)が、目まぐるしく攻守を交替させながら姉妹喧嘩を続ける様子は、笑いの連続でした。特に江口のりこが演じた長女・弥生のキャラクターが最高で、常にイライラした感じの表情やメイク、怒りが感じられる直線的な動きが非常に滑稽で秀逸でした。特に冒頭のシーンで、メガネの鼻パッドの部分にティッシュらしき紙を付けたまま登場。怪我をしているのか、アレルギーの類いで付けているものなのかと思っていたら、実は単に取り忘れていただけということが分かり、笑わずにはいられませんでした。

その後も3人の掛け合いはエスカレートしていきますが、その中心にあるのはあくまでもお母さん。ところが旅に同行しているはずのお母さんは、最初に車の中にいる姿がチラッと見えたものの、顔も見えずセリフもなく、その後は一切登場せずにお話が進んで行くのがミソでした。

いずれにしても、3人ともお母さんや他の姉妹に対して文句を言いつつも、お母さんに喜んで貰おうと自分なりに必死で努力しているのが伝わって来て、そういう土台があるからこそ愛のあるドタバタ喜劇として楽しめたんだと思います。

まだ2024年も半ばではありますが、今年の喜劇映画としては最も面白かったと感じた作品でした。

因みに原作はペヤンヌマキの舞台劇だそうです。ペヤンヌマキと言えば、「映画 ◯月◯日、区長になる女」で監督をされていた方で、同作で初めてお名前を知りましたが、こんな面白いお話を書く方だったのかと、今さらながら刮目したところでした。

そんな訳で、本作の評価は★4.5とします。

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鶏

4.0【”喧嘩する程仲が良い。めんどくさい三姉妹はお母さんの血をしっかりとひいているし、そんなお母さんが大好きなのである。”今作は可笑しき三姉妹が奏でる、家族の良さを堪能するホームドラマなのである。】

2024年7月12日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0笑わせて泣かせてくれる豪華で最強な3姉妹

2024年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台のほとんどが、温泉旅館の部屋の中。大事件もありませんが、いざこざが絶えない中、それに絡む3姉妹がとにかく強烈です。長女と次女、長女と三女、そして次女と三女、それぞれの関係性が、うまく描かれていると思います。

長女を演じる江口のりこさんは、いつも通り、期待を裏切らない全力投球。全身(特に顔)で笑わせてくれます。次女を演じた内田慈さんは、あまり存じてなかったですが、多くの作品に出演されている方ですね。延々と続く江口のりこさんとの、バトルは見ごたえがありました。

そして、その二人の戦いを小さい頃から見てきたのか、少し冷ややかな態度なんだけど、意外とクセの強い三女役の古川琴音さん。若手と言っていいのかわからないけれど、最近注目されている期待の女優さんですね。最後にガチギレで、先輩のお二人に負けない名演技でした。

この豪華な3姉妹の最強バトルを、しっかりと堪能させて頂きました。

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GF

4.0のりこのツケマ。

2024年7月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

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SAKURAI

2.0映画化する理由がある?

2024年7月12日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

ホームドラマの再編集だったようでした。期待値をはるかに下回る作品である。最低限でも劇場でお金を取れる作品にすべきではないでしょうか?
三姉妹のゴタゴタを延々と見せられるだけ。しかも温泉旅館固定で。残念😢

81

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タイガー力石

4.0みんなお母さんが大好き

2024年7月9日
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鑑賞方法:試写会

みんな人が持ってる物が欲しいし羨ましい。
ましてや姉妹なら身近である分、尚の事。
けどやっぱり姉妹だから、母への愚痴は誰より共感できるのに、それぞれの個性の違いには敏感で、自分にない部分が羨ましいと攻撃しがちな所とかすごくリアルで面白かった。
他人より簡単に敵にも味方にもなり得るというか。笑
それはそうって何度言ったかしら!
そして一緒に笑って泣いてしまった。

なんだかんだ皆んなお母さん大好きなんよね。褒めてもらいたくて一生懸命だった子ども時代。大人になってもやっぱりお母さんへの承認要求は消えないのは、みんな同じなんだ、なと思った。

江口のりこさんがうますぎて、ずっと面白い。すっきりした綺麗なお顔立ちなのに、あんな濃いメイクしてるの初めて見たからどうしたのかと思ったらちゃんと意味があった。笑。
次女は本当に歌がうまかったし、三女はちゃんと歳の離れた末っ子っぽい立ち位置(気を遣いつつも自分がやりたいことは絶対やる。)が上手く演じてたな。

あと三女の彼がすごくよかった。一緒にいたら元気出そう。アフタートークで監督が、たかひろ役のキャスティングについて、ある番組で青山くんをみて、人柄が良い人だなと思っていて今回お願いしたとのことでした。
人柄が良いっていうのを演技で見せるのは難しい、人柄そのものが演技に出ないと難しいので、ナチュラルに人柄が良い彼に白羽の矢をたてたそうです。
なんか納得。

ということで、実際に三姉妹の私がみても、とてもリアルで面白い話だった。筋書きが面白い所に演者さんが上手いので、とても面白く中弛みなく最後まで観られました。
是非夏休み兄弟お誘いの上ご鑑賞ください。

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icco

5.0(オンライン試写会は内容に関係せずネタバレ扱い)

2024年7月8日
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yukispica

4.0古川琴音いいね

2024年7月7日
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鑑賞方法:試写会

2024年7月7日
映画 #お母さんが一緒 (2024年)鑑賞

母の誕生祝いに温泉旅行へと久しぶりに集まった三姉妹

母への愚痴からやがてお互いへの不満が爆発します

主役の3人はもちろん素晴らしい演技ですが、#青山フォール勝ち さんも味があってよかった

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし

3.5結婚できない女たち

2025年1月12日
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ワン・シチュエーションの会話劇は、ペヤンヌマキ原作の戯曲を映画化した作品だそうです。どうも会話の切れ間に(観客を意識した)演劇的なタメを感じると思ったら、そういうことだったらしいのです。9年ぶりにメガホンをにぎった橋口亮輔監督も、あえてその“間”を正さずに原作そのままの雰囲気で演出している気がするのです。“戯曲”が原作である点が、本作にとってとても重要な要素であることを橋口監督はよくご存知なのでしょう。

長女の弥生(江口のりこ)は優等生だが2人の妹に比べて自分が不細工だというコンプレックスを抱いているキャリアウーマン。逆に次女の愛美(内田慈)は弥生に劣等感を持っていて、不倫にはまった挙げ句いまだ独身です。三女の清美(古川琴音)は、なんとフィアンセのタカヒロを内緒で宿に呼んでサプライズ婚約発表しようとするのですが、今までと同様姉2人に邪魔され激しい口論の末、フィアンセを宿から追い出してしまいます。

この登場人物相関を見れば一目瞭然、ウディ・アレン監督の『ハンナとその姉妹』や向田邦子原作の『阿修羅のごとく』同様、アントン・チェーホフの超有名な戯曲『三人姉妹』をベースした作品であることは間違いないでしょう。この『三人姉妹』が後世の国内外ホームドラマに与えた影響の大きさははかりしれない気がします。3人(または4人)姉妹のなじり合いから、社会の世相を浮かび上がらせる帰納演出に何ともいえない普遍性を感じるからです。いつの時代だって結婚は女の一大事、同性婚を認める認めないで大騒ぎしている現代日本だって例外ではないのです。

3人の姉妹が母の誕生日を祝うため温泉宿に宿泊する一晩を描いているのですが、この映画肝心要の“母親”が一度も姿を現さないのです。送迎車の中でその影がチラッと映る程度で、後は自分の部屋に籠りっぱなし、娘たちが喧々諤々の口論をおっぱじめる宿の部屋には決して足を踏み入れないのです。この文句ばっかりで嫌味な母親のせいで、結婚生活に希望を持つことができず、3人姉妹は未だ誰一人として結婚できていないのです。“母親不在→母親になれない→結婚できない”女たちのドラマと言い換えてもよいでしょう。

「私が結婚できないのはお母さんのせいよ」なんて、この映画の江口のりこのように愚痴ってはビールをラッパ飲みしている女性の皆さん、実は結構多いのではないですか。姉2人が嫁き遅れている状況でうかうかしていると私も...なんて焦って男のハードルを思いっきり下げちゃってるあなたも、ここはひとまず温泉の綺麗な湯にドップリと浸かって、今までのしがらみを綺麗サッパリ“水に流して”はいかがでしょうか。

ほら、本人を前にしたらあんなに言いにくかった感謝の言葉も、すんなり口をついて出てくるかもしれません。夫婦水入らずとは言いますが、水よりも濃い血で繋がっている親子や姉妹の場合、多分そういうわけにもいかないのでしょう。帰りの電車の中ではすっかり湯冷めした女たちは、やれ浴場が狭い、お湯がぬるい、ご飯がイマイチ、三女のフィアンセの悪口なんかで、また罵り合いをはじめるのかもしれません。最後は、母親どころか三姉妹の姿さえスクリーンから消えてしまうのです。それをゲイの監督が演出しているのですから、意味深ですよね。

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かなり悪いオヤジ