エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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中盤まではワクワクドキドキ、後半は失速
前半、中盤まではワクワクドキドキ感で良い感じだったが、あの異種ハイブリッドエイリアンが出てきてからガッカリ感が出てきてしまった。あの手の生物造形って本当にバランスが非常に難しく、私には生理的に受け付けなかった。「ザ・フライ」や「スプライス」等のハイブリッド型モンスターが出てくるホラーはいくつかあるが、少しでも人間寄りになるとどうしても受け付けないものがある。
1979年の1作目のオマージュシーンも多いため、改めて1作目の偉大さを再認識した次第です。
タイトルなし(ネタバレ)
まるで『エイリアン』
と言うか『エイリアン1.5』だ。
一つのエイリアン作品にオマージュ詰め込み過ぎだろう!
面白いけど。
■1作目の様に登場人物は少ない■
❏レイン〔マリー・レインズ・キャラダイン〕
(アルフェイオス星系の惑星ジャクソンの労働者)
レインがアンディを弟扱いするが、12才の頃からの付き合いならお兄さん的な存在だったハズ。
❏アンディ(レインと兄弟的な合成人間で駄洒落を言う)
アンドロイドのアンディがモジュールチップの入替えで変化したり戻ったりするが、それが良い。
❏タイラー(惑星ユヴァーガに行くためにレイン達を誘う)レインの元彼?
穴に指を入れたアンディに「童貞卒業だ」と言ったのはタイラーだったか?
❏ケイ(タイラーの妹で妊娠中)
死んで欲しくないキャラだが「そうは行かないだろう」と予感する、妊娠してるから。
❏ビョルン(ビヨン?)(タイラー達の従兄でアンドロイド嫌い)
人間じゃないからアンディに「ビッチ」と言う。※後でアンディに真似される。
❏ナヴァロ(宇宙船の操縦を担当する坊主頭の女性)
フライヤーの赤い版や、予告編でフェイスハガーで体内に寄生されるのが確定してるだろうメカニック担当。
❏ルーク(化学主任の合成人間)
アッシュと同じ型のアンドロイド
〔イアン・ホルムの顔をCGIで再現〕
※1作目でリプリーが起爆装置のキャンセルが間に合わなかった時に「 You Bitch!」とマザー・コンピューターに怒鳴って、キャメロンの2作目でも「Get away from her, you bitch!」とエイリアン・クイーンに怒鳴る。今回も人間以外に「Bitch」!
※絶体絶命な危機的状況までのカウントダウンも健在で映画を盛り上げる。
※静かなオープニングからいきなり大きなコンピューター音、ホントにオマージュしすぎ。面白いけど。
■用語や設定■
・舞台は2142年で『エイリアン』の20年後から始まる。
・ウェイランド・ユタニ社:
ウェイランド社を湯谷社が買収して大きくなった多国籍大企業で映画『エイリアン』シリーズの1番のヴィラン。
・ウェイランド社:
映画『プロメテウス』で描かれた大失敗で後にライバル会社に買収される。
・ノストロモ号:
『エイリアン』の舞台で2122年搭乗員7名を乗せた宇宙貨物船でUSCSSノストロモ号は映画の最後に爆発した。
・ルネサンス・スーション:
2つのラボラトリーが有り、レムズラボ(ルークが壊れてた場所)とロムレスラボ(Z-01の研究)が有る。
・Z-01(学術名 A0-3959X.91-15):
通称「ブラックグー」で生物を変化させる黒い液体で「プロメテウスの火」と例えられる。
・ゼノモーフ:
フィギュアでも有名ないわゆる〔エイリアン〕で人間型で背が高く尻尾が有り口の中から口が出る。
今回はサナギから生まれる初描写があって、出て来る前のサナギの外から受けた攻撃での頭部に傷が残っている個体も出た。
・フェイスハガー:
人間等の顔に貼り付き、その体内にエイリアンの幼虫を寄生させる。しかも貼り付いた人間のDNAも書き換える。
今回のは睡眠から目覚めたばかりで、本家はもっと早くて機敏で恐ろしい。
・オフスプリング(ケイが産んだ卵から成長したエイリアン):
エンジニア風の顔で『エイリアン』史上最もキモいキャラクターだと思う。
※ドラマ化:
エイリアンのドラマで地球を舞台にする『エイリアン:アース(原題)』が2024年7月に撮影が終了し、2025年の配信が決まっているらしい。
気色悪いラスト15分
実は、このエイリアン映画は何作も作られており、正直、1と2以外はほとんど記憶にない。
というわけで、素の気持ちで鑑賞。
うん? 前半少し退屈じゃね? なんかよく分からんが宇宙船に舞台が移ってからようやくハラハラが始まる。半身のアンドロイドだっけ?のあたりは、興奮度が上がったが、正直そのあとの展開は新鮮味に欠けてしまったようでちょい物足りななかった。
しかし、ラスト近くの大群とのバトルからの無重力対決はそれなりに見応えあるが、そのあとのラスト15分は不気味過ぎてもはやエイリアン映画ではなくなってしまったのは賛否両論あるところではなかろうか
エイリアン出てきてからはダメダメ
楽しみにしてDolby Cinemaで観てきました。
舞台はまさに80年代に想像した未来。モニターやスイッチなど全体に漂うアナログ感は大好きです。
ブレードランナーにも通じる退廃的近未来都市像を表現した美術はいい仕事してます。
音楽もハーブが鳴るたびブレードランナー感が。
美術と音楽、あたりはリドリー・スコットを感じられて最高でした。
ということで前半から期待通りな感じで進んでいきました。
しかし、それも電源が回復したことによりエイリアンの幼体、フェイスハガーが動き出すまでのこと。。。
これ以降は、いうなれば『エイリアン・ザ・ライド』のアトラクションに乗ってる感覚です。
お化け屋敷としてはそれなりに良いのかもですが、全てが想像通りの展開にドキドキすることもなければ、ワクワク感はほぼ皆無。既視感の連続。
ギーガーの素晴らしい造形のエイリアンが、張り切ってヨダレを垂らしながら顔の目前に迫ろうが、全く盛り上がりません。
ホントに全く怖くないです。
時系列的に前後の作品との整合性をとらなきゃなので、やれることに制限があるのは理解しますが、それにしてもせめて観客をドキドキさせたり怖がらせたりするための演出や脚本にしていただきたかったです。
そんな中で、ハンディータイプのX線を当てて体の中で蠢くエイリアンが透けたところは良かったです。
よく知る材料のごった煮鍋のお味は?
エイリアン1からコヴェナントの材料を、これでもかと入れたごった煮鍋の様な作品!
入っている材料はよく知る物ばかりなので、行きつけの定食屋の料理の様に美味しいけれど、新鮮味が無い!
一作目を超えるなんてとてもとても…
闇鍋の様に何か入ってるのか分からなかったプロメテウスやコヴェナントの方が、私的には面白かったです。
P.S
この映画の一番の見所はアッシュ様かな?
謎の演出で全て台無し。
海外の評判が良いという事で期待したけど過去作のオマージュだらけで新鮮味は無し。
その一方で主人公達を廃船に入れる為にコールドスリープカプセルにエネルギーが必要なんて新設定がいきなり出てきてえ?となった。
突っ込み要素満載だけど終盤近くでゼノモーフがヒロインを落下するエレベーターから助けるシーンはわけがわからずこの映画は駄目と確定。
エイリアンシリーズはターミネーターと同じく2まででいいと痛感させられた。
絶望発、さらにエグい絶望行
エイリアン・シリーズ第7作(通算第9作)。
TC PREMIUM THEATERで鑑賞(ドルビーアトモス,字幕)。
まさに「絶望(過酷な労働環境)から逃げ出したのに、さらにエグい絶望(エイリアン)に遭遇しちゃった件」である。
希望を求めて進んだ先に待ち受ける逃げ場の無い壮絶なサバイバル。あまりにも若者たちが不憫で不憫で仕方が無い。
自業自得とは言え、なんとか全員生還をと願ったがそうすんなり行くはずも無い。だってこれ「エイリアン」だから…
新・戦うヒロインを演じるケイリー・スピーニーの存在感がすごい。童顔でかわいらしい見た目(畑芽育に似てる!)からは想像も出来ない逞しさを見せる(1作目と2作目のリプリーを足して2で割ったような感じ)。パルスライフルを構え、エイリアンの群れと対峙する時の覚悟の目つきにしびれた(無重力状態の戦闘シーンが斬新で面白いアイデアだなと思った)。
飛び掛かって来るフェイスハガー。忍び寄るゼノモーフ。そしてアステロイドへの衝突タイムリミット。圧倒的な絶望が襲い掛かり、筆舌に尽くしがたいリアルな恐怖が迫って来る。手に汗握りながら主人公たちの戦いを見守った。
かなりのオマージュが仕込まれていて既視感バリバリだったが、「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督ならではと言える巧みな音の表現と、シリーズの伝統を継承した恐怖描写にハラハラさせられっぱなしで面白かった。
過去作へのオマージュはし過ぎると残念な結果を招くことになるが、本作に限っては物語に不可欠な要素として結びついているため、全くノイズじゃなかったし、原点回帰の王道作品として成立させているバランス感覚が巧いなと感じた。
1作目のその後を前半で描き、後半になると、エイリアンの群れやパルスライフルは2作目を彷彿とさせ、エイリアンの生態を元に神の領域へ踏み込んでいる研究は「プロメテウス」や「コヴェナント」と地続きの設定となっていて素晴らしい。
人型のエイリアン(エイリアンと言っていいのかどうか微妙なライン)の登場はサプライズだった。母親を殺害する時点で同系統のニューボーンよりたちが悪い。最終決戦はハラハラ・ドキドキの極致で食い入るように夢中になった。
シリーズ初見でも十二分に楽しめる、入門編として最適な作品だと思った。もちろん事前にシリーズを観てからでも良し、本作を観た後で1作目等を鑑賞して関係性を知るも良し、いろいろな楽しみ方が出来る構造なのも好感度が高い。
[余談]
エンドクレジットで、一際目立つよう大きな文字で書かれていた「H・R・ギーガー」。愛とリスペクトを感じた。
[以降の鑑賞記録]
2025/01/30:Disney+(吹替)
恐怖度レベルMAX😱2024年の神作品✨
【感想】
公開翌日にTCXスクリーン✖️Dolby Atmosで鑑賞しました。『エイリアン』シリーズを観るのは本作が初めてで、予告編の雰囲気の良さから、公開日をとても楽しみに待っていました✨
最初から最後まで、いつ『エイリアン』が出てくるのか分からないという恐怖に怯えながら、濃密な時間を過ごすことができます🍹
人気が急上昇中の『ケイリー・スピーニー』を始めとした若手俳優達の演技も素晴らしく、1人1人個性があり、仕上がりも良かったように感じられました😎
見終わった後も手の震えが止まらない笑
【ネタバレ感想】
ラストの悪夢から逃げ切れたと思った瞬間に、絶望に落とされるというのが衝撃でした。人間とゼノモーフのハイブリッドである『オフスプリング』のデザインが怖すぎた。
【グッズについて】
ロムルスのパンフレットは買う価値ありです!『エイリアン』シリーズのおさらい、キャストがどのようにキャラを演じていたのか、気づかないような秘密、往来の文章だらだら感が全くなかったです。デザインも良かったです。
【鑑賞記録】
1回目:2024年9月7日
2回目:2025年1月3日
こういうのでいいんだよ
1作目のオマージュが散りばめられてて1作目ファンは喜ぶし、展開が1作目と同様なので初見も楽しめる。
その分新しい驚きは無いけれど。
メカ考証がちゃんと1作目と同じになってたのが素晴らしかったが、、パルスライフルだけはちょっと違うかな。
あの機能があったら、植民地海兵隊ももう少しだけ楽に戦えたのでは?
最後のハイブリッドはちょっとデザインがなー。あんまり好みではなかったかな。
原点回帰な面白さだっただけに最後のアレは・・・
エイリアンシリーズは、色々作られてますが・・・
1979・1986の1と2が最高だけにその後は、イマイチピンと来てません^^;
盤から限られた空間で繰り広げる・・・
日本的に言うとお化け屋敷的なアトラクションムービーは、ハラハラドキドキ面白い!!
ただ今回は原点回帰で、評価も上々って事で期待の初日鑑賞
過去作のオマージュ満載で、序盤から限られた空間で繰り広げる・・・
ただ最後のアレ、、
後日作られた前日譚プロメテウスのエンジニアと繋がってるんでしょうが、優れたエイリアンの造形が台無しになるオチは、昭和親父的には残念><;
シリーズ知らずに観る方は、お化け屋敷での鬼ごっこ感覚で面白いと思うので大画面で是非!
まぁ45年前にエイリアンを世に出したリドリー・スコット監督の凄さと・・・
シガーニー・ウィーヴァーの存在感は圧巻だったと確信する!
うしろ!うしろ!
たくさんの続編が作られてきたため、登場人物よりも我々観客の方がエイリアンに関する情報は圧倒的です。
なので、無知な登場人物に対して、「うしろ!うしろ!」とか、「それダメ!死んじゃうよ!」とか、もう突っ込みっぱなしですね(笑)。
評判いいみたいですが、第一作目を至高とする人には、「待ってました!」って感じの展開だと思います。しかしながら、一作目と甚だ同じというか、一作目とこれを続けて見たら、「あれ?同じ映画始まった?」「また同じ展開?」と思うのじゃないかな。
しかも時系列としては、一作目の後ですから。
一作目のリブートとして出すには弱いし、一作目の後としては似過ぎ、と言うのが星一つ減の理由です。
私はエイリアンが出てくるまではとにかく退屈でした。
申し訳ないけどスマホ見てました。ごめんなさい。
ただ、出てきてからはそれなりには楽しめました。
一作目と同じく助かるのは1人です。
妊婦のケイは、倫理的に助かるのかなとちょっと思いましたが、そこは情け容赦無かったですね。さらに赤ちゃんとエイリアンが融合するというホラーな展開まであって、その造形は新しいと言えば新しいのかな。
無重力の中、酸の血を避けるシーンも映像としては凄かったと思う…。
オマージュと言えるシーンもそれなりにあって、ずっとシリーズを見てきた人ならそこも楽しめるとは思います。
良かった
エイリアンを一度も観てない人はストーリーが分からない部分があるかも知れないが、見たコト(特に1)ある人はメチャクチャ面白いんじゃないかな。ビショップに出て欲しかったし、ラストの人間モンスターは少しやりすぎかな?
何やかや言うたかてやっぱりエイリアン最高♪
エイリアンシリーズはもう何作目になるんでしょうか?
さすがにワンパターン感が否めない部分も有りますが、相変わらずのハラハラドキドキ、最後まで大満足でした♪
どうせ次作も有るんでしょ?
どうせ観に行きます(笑)
新種!?
ユヴァーガ星を目的地とし廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見した男女5人と1体のアンドロイドの話。
ロムルス内を探索するとセキュリティ強な部屋から目覚めたフェイスハガー…、そのロムルスを舞台に人間vsエイリアンの戦いが始まる。
序盤スロースタートな印象、上半身だけのアンドロイド辺りから楽しめたかな個人的に。エイリアンシリーズは全て観てるはずだけど全作品の内容ほとんど覚えてない(笑)
優しくてちょっと頼りないアンディから覚醒アンディで観てて少し安心感。あの終盤女性から産まれた人間とエイリアンの混ざったのって過去作出てましったけ?今作楽しめたので過去観返してみようかと思う!
もうエイリアンの進化は見られないのか…?
今年は誕生45年。
このシリーズも結構波乱に満ちている。誰もが認める名作の『1』『2』、賛否となった『3』『4』。おバカ見世物のvsを経て、創造主が復帰した前日譚2本は停滞し…。
このまま化石化してしまうのか。不死身の究極生命体の今後の進化も懸かる。
遭遇は7年ぶり。通算“9体目”となるシリーズ最新作。
『1』のDNAを最もよく受け継いだと言える。
宇宙ステーションという限定空間で繰り広げられるサバイバル・ホラー。
作風も設定も展開も。何処から襲い来るか分からない見せない演出。
開幕のノストロモ号の残骸や『1』の事件への言及。イアン・ホルムの“同型”がサプライズ出演。
ケイリー・スピーニーもリプリーを彷彿させる逞しいヒロイン像。“弟”で、シリーズお馴染みアンドロイドの巧演。
室温を体温と同じにして“ドント・ブリーズ”しながらフェイスハガー回避や無重力にして酸の血を潜り抜けるシーンのアイデア凝らした緊迫感。『1』以来とも言えるホラー演出たっぷりで、リメイク版『死霊のはらわた』や『ドント・ブリーズ』などホラーやスリラーに手腕を発揮するフェデ・アルヴァレスの演出が冴えた。
シリーズの魅力の一つである監督の特色。vsは別として、『プロメテウス』『コヴェナント』は創造主復帰しての前日譚だし、新たな監督によるフレッシュさは『4』以来かも。
フェイスハガー、チェストバスター、ゼノモーフらお馴染みのタイプも健在ぶりを見せ付けるが、新作毎に誕生するニュー・タイプ。『4』のニューボーンを上回るおぞましさ。
『1』へのオマージュ、リスペクトたっぷり。これぞ見たかった『エイリアン』!
『1』継承なら完璧。
しかし…。これは『コヴェナント』のレビューでも書いたが、『エイリアン』はどうも進化が見られない。らしさ溢れた今回でもだ。
確かに原点回帰はいい。本来の持ち味や魅力を取り戻した。
が、結局それは、同じ事をなぞってるだけ。焼き直し。
今回は特に。作風も設定も展開も演出も。話も『1』に似せる為の苦肉の策としか思えず、絶対的な必要性や登場人物の魅力も薄い。ラストに至っても。何もかも『1』まんま。
それをオマージュ/リスペクト/原点回帰と見るか、焼き直し/進展ナシと見るかで評価が分かれる。
『4』で200年後を舞台にし、リプリーをクローンにしてしまったのが仇になってしまった。その後が作り難くなってしまった。
その為おバカ見世物のvsや前日譚にするしかなく、今回も『1』の20年後という設定。
結局また昔に戻り、やってる事は同じ。これで本当に真の進化と言えるのか…?
『1』と全くの作風チェンジの『2』こそ本当の進化。世界観の更なる拡がり。賛否ながらも大胆であった『3』『4』も。
もうこのシリーズに、これ以上の進化や進展は見られないのか…?
ラストを見る限り、続編も期待出来る。しかし…、
今回が『1』オマージュで、続編が『2』オマージュとなったら、もうこのシリーズに可能性は無い。
なら偉そうな事言ってないで、お前が何か新しいアイデア出してみろ!…と言われても何も思い付かない。
エイリアンも個体としては不死身だが、シリーズとしてはもうそろそろ…。
個人的に『ターミネーター』共々、打ち止めにすべきシリーズである。
新たなアイデア出ない限り、“エイリアン”というレガシーの為にも。
エイリアンはIIまででいいかな。
エイリアンIIは何度見ても面白い、傑作だと思っている私が期待して見に行って来ました。
全体的にスケール感が小さくなったかなぁ。
アンドロイドのアンディはよかったし、無重力の設定も秀逸。伏線を回収し強酸をかいくぐって脱出するシーンは手に汗を握りました。
で、最後の脱出あたりからの設定がうーん。
最後のエイリアンも造形がどっかで見たことのあるような、進○の巨人のような、ス○ーウォーズのラスボスのような。大体なんで注射しちゃったんだろ⁈
やっぱりIIの母性の闘いを上回るものはない。
宇宙でもドント・ブリーズ
御大リドリー・スコットからフェデ・アルバレス監督に代わり、オリジナリティには乏しくもまあまあの出来具合でした。植民惑星でこき使われる若者達が漂流していた宇宙ステーションに侵入したらエイリアンの養殖場でひどい目に会うと言うお話しは、監督さんのヒット作『ドント・ブリーズ』のSF版みたいです。ところが前半での状況や人物説明がダラダラして展開がすごくノロくてイラっとします。いよいよエイリアン登場となって面白くなってくるけど、シリーズ1から4のいいとこ取りをしながら、手堅くまとめた感じです。新味と言えば、幼虫エイリアンの群れや無重力空間のエイリアンの強酸血液からの脱出シーンかな。役者では、主人公のケイリー・スピーニーが段々シガーニー・ウィーバーに見えてきました。
すっごく面白い
第1作の直後みたいな時間軸で、炭鉱の惑星で働く若者たちのお話だ。一定の条件を満たすと別の惑星の移住できるのだが、条件を認めてもらえない女の子が主人公で、アンドロイドの弟を連れている。その弟が、宇宙船の中の別のアンドロイドのシムカードみたいなのを読み込んだ途端、可愛げがなくなりびっくりする。変なつまらないダジャレを言って、ドジっ子の彼をかわいく思っていたことにその時気づく。
廃棄された宇宙ステーションに主人公らが侵入するとエイリアンだらけで大変なことになる。上半身だけのアンドロイドが、敵か味方か分からなくて怖い。実際、企業の利益しか考えていないのだけど時々彼らのためになるアドバイスも言う。
コンピュータの表現が1作目と同じDOS-Vパソコンのイメージで、マウスがない。
イケメンの彼がエイリアンの酸を全身に浴びて穴だらけになって死ぬところが恐ろしい。無重力になって酸を避けながら通るところも名場面だ。
主人公は特にこれといった個性はない普通のお嬢さんだけど、弟思いで可愛くなくなった弟を見捨てられない。勇気を振り絞るところに泣ける。見せ場が盛り盛りですっごく面白い。もう1回見たい。
(追記)
宇宙に浮かんでいた船はノストロモ号で、そこにいるアンドロイドが1作目のアッシュであると聞いて、それは確かめたいと1作目を見返して再び見に行く。すると、1作目でアッシュは燃やされているし、ノストロモ号は大爆発している。
冒頭でノストロモ号の名前の書かれた部品が漂流していて、ノストロモ号からエイリアンの卵みたいなのを回収している場面があって、漂っていた廃船はノストロモ号ではない。アンドロイドもアッシュと同じ型のアンドロイドだ。教えてくれた人が間違っていた。
2回目でもまた面白さが抜群で、意地悪に見ていても面白さに負ける。かなりの傑作だ。
土星の輪みたいな隕石群が激流のようだが、本当にあんな風なのだろうか。ふわふわと浮かんでいるだけではないだろうか。あの星がそうなのだろうか。また、爆発で隕石群に近づいてしまったが、もう一回爆発させて軌道を変えればいいのではないだろうか。
弟のアンディーというネーミングはアンドロイドから雑に名付けたのではないだろうか、犬にワンコとつけるような感覚で。
一作目との共通点では、こちらも労働者が搾取されていて待遇などにみんな不満を抱いている。シリーズ全体の共通点では、恋愛を描かず、友情や家族愛がモチベーションとなる。今回は一人は妊婦でカップルがいてもよさそうなものだが、行きずりの男が父親だと語る。
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