エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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懐かしさと新しさを両立させようとした気概は伝わった
フェデ・アルバレス監督が「エイリアン・シリーズでまだやってないことを見つけたよ、若者たちだ!」って言ってるのをどこかの記事で読んだが、確かにその通りである。かろうじて「2」のニート、「4」のウィノナ・ライダーは若者感あるけど、ニートは幼女に近いし、ウィノナは◯◯(自粛)なので若者とも違う。いまでは貨物船の乗組員、軍人、科学者なんかがゼノモーフさんの餌食になってきたわけで、「エイリアン」と冠する以上はゼノモーフに襲われる団体が必ず必要になる。そういうシリーズのお約束を丹念に拾いながら、新味を利かせるために、未来を夢見る若者たちを配するのはなるほどと納得。思えば一作目なんて45年前の作品なわけで、ちゃんとエイリアンの繁殖プロセスを見せていたり、これから本シリーズを知る人たちへの配慮も好印象。デザイン面も懐かしさがあって、オールドファンへのサービスも新規開拓の意欲も両立している。ただ、過去作オマージュがかなり多いせいか、予想できる「まとまる形」にまとまってしまった感はあるので、もっと青春ものとして突き抜けてくれても良かったとは思います。
弟(Android)思いの娘レインは新天地を夢見るが・・・
前日1979年の「エイリアン」を再見。
この映画「エイリアン ロムルス」は「エイリアン1」を
全体には踏襲しつつ、45年の技術や思想の進歩をまざまざと見せつけられる
映画でした。
とても興味深く素晴らしかったです。
《ストーリー》
「エイリアン」で描かれた“ノストロモ号の惨劇から20年後の2142年。
荒廃した宇宙の涯の植民地・ジャクソン星。
若者は労働者として24時間、日の差さない星で憂鬱な労働に明け暮れている。
孤児のレイン(ケイリー・スピーニー)も、その1人だった。
6人の若者が、廃棄された宇宙船(ノストロモ号)の残骸を見つけて
新天地の理想の星“コヴァガーナ“に行こうと努力する話し。
レインと弟のアンディが仲間に選ばれた理由が奮っている。
弟のアンディは、レインの死んだ父親が、娘のためだけを考えて見護る
存在として作ったアンドロイドなのだった。
ウェィランド・コタニ社製造のアンディは、廃宇宙船のシステムに
侵入するパスワードのような存在なのだ。
アンディが指でスイッチを押すと宇宙船は起動して内部に6人は侵入する。
しかしコヴァガーナまで辿り着くには9日分の燃料が必要。
なのに燃料はわずか3日分しかない。
それで仲間のタイラーたちは他の場所に貯蔵された燃料を探す。
そして見つけるエイリアンの残骸・・・それはなんと顔にピッタリと
張り付いて寄生してしまう“フェイスハガー“だった。
宇宙船が起動したことにより“フェイスハガー“も他の種も次々と復活。
面白い設定と思ったのは、「エイリアン」で途中でアンドロイドと分かる
アッシュ役のイアン・ホルムがなんとアンディの上司的に指令を出す
アンドロイド役で出演している。
ホログラムなのだろうが、やはり生き返ったようで嬉しい。
また途中でアンディがアップロードされる事件が起こるのも面白い。
それまではレインの幸せの手助けをインプットされていたのが、
会社(ウェィラード・コタニ)の利益を一番に考えるようになる。
それにしても多量のエイリアンがうじゃうじゃいる。
廃宇宙船の室内は宇宙空間であり銀河系である。
ゼノモーフが漆黒のヌメヌメした姿と口を開くと白い多量の歯を
剥き出して威嚇する。
そんな地獄絵の中、フェイスハガーに張り付かれたケリーのお腹から
新しいエイリアンが鎌首をもたげるシーンは、絶望的な気持ちになる。
そしてレインはパルス・ライフルを構えて果敢にエイリアンに戦いを挑む。
ケイリー・スピニーズは若々しく強靭で魅力的。
その姿はリプリー(シガニー・ウィーバー)とどこか重なるのだった。
廃宇宙船が再起動した進路は“小惑星“に変わっていた。
それも衝突まで僅か40分。
カウントダウンが次々と進む。
10分前になり1分前になり20秒前になっても、
決して諦めないレイン。
壊れたアンディも修理しようと躍起になる。
アンディ(デヴィッド・ジョンソン))の演技力も、自信のない姿から、
アップデートされた力強い眼差し、死にそうに壊れたアンドロイド・・・と、
説得力抜群の演技だった。
レインは最後の手段として、貨物運送部分を切り離し、
遂に脱出ポッドに入ろうとする。
永久冬眠体制に入ろうとすると、
そしてお約束通りに現れるゼノモーフ。
最後のチカラを振り絞り、船外へ投げ捨て冬眠に入る。
そして宇宙日誌に記す。
【レイン・キャラダイン、唯一の生存者です】
温故知新でこれぞエイリアン
エイリアンシリーズは全作鑑賞しているが、前に鑑賞したのが数年前のためエイリアンてこんな感じだったなと振り返りながら鑑賞した。
ストーリーは毎度おなじみの宇宙船にくっついたエイリアンとバトルするわかりやすいもの。人型アンドロイドが登場し、AIがもっとも合理的であると判断した方法で危機を切り抜けていく。ホラーパニック系映画でよく登場する冷酷だけど、正しい選択をしてくれる奴が味方につく。これは近未来的である。
急に死体だと思っていた人が動き出したり、エイリアンが登場するシーンは静かなところからいきなり音量が上がるため、お化け屋敷的なびっくり場面は多い。
エイリアンの寄生から成体になるまでがはっきり描かれるため、生態をよく観察することができる(笑)。
全体として、アンドロイド&人間vsエイリアンの構図になるが、常にアンドロイドは合理的な判断をしてくれるため、ホラー映画によくある「なんでそーなっちゃうの、こーすれば助かったのに」という観客側のモヤモヤは発生しない。
ラスボスには、こう来たかと思わせる新型エイリアンが登場し、バトルシーンも白熱する。
長編シリーズの続編としてバランスよく、既存の設定を引き継ぐ中で、これ以上のものをつくるのはなかなか難しいのではないかと思った。
かなりいい線行ってる。でも…
初日通常と昨日IMAXで計2回観に行きました。
IMAXはさすが大迫力でした。
原点回帰!CG使ってない!とのフレコミだったので、1、2だけを踏襲してるのかなと思いきや今までのシリーズ全部持ってきてます。
エイリアンシリーズの変遷と共に生きてきた身としては、胸熱通り過ぎてちょっと食傷気味。
世界観やダークな色使いはデイビッド・フィンチャー監督の3に近いなと思いました。
それからゲームのエイリアン アイソレーションからも引っ張ってきてる印象。
展開もちょっとこれをクリアしないと先に進めないみたいな感じでゲームっぽいノリなのです。
初めてエイリアンを見る方にとっては新鮮かもしれません。
映画館にも高校生らしき子達が何人も来てましたが、誰もエンドロール最後まで立ち上がりませんでしたよ。
衝撃的な映画に仕上がってるのは間違いありません。完成度・満足度は高いです。
アッシュが出てきた時は思わず、あっ!しゅと言ってしまいました。
演じられたイアン・ホルムさんは他界されましたが、あの声は誰かの吹き替え?AI?
とにかく違和感のない見事なセリフ回し。
だけどCGバレバレなんですよね、ここだけ
CGに頼り過ぎない原点回帰は賛同出来ますがなんでここだけCGっぽいの?
もっと作り物感あっていいんですよ。
展開も原点に戻って欲しかったな。なんだか壮大過ぎるんですよね。
スターウォーズフランチャイズみたいになってきてる予感。
エイリアンはあくまでエイリアンだけで怖がらせて欲しい。宇宙空間で初めて出会ってしまった生命は全く友好的ではない完全体。そこに絶望があるのです。
私の中では1・2以降プロメテウス、コヴナントまでは違う世界線の話です。
あとは音響が進化してるなと思いましたが
これもやり過ぎな感じが…
無音の恐怖を演出するのが上手いアルバレズ監督ですからもっと多用しても良かったのでは。(少し使ってましたが)
それからこの事は大事なので言っておきますが、
音楽が印象に残りません。
1のジェリー・ゴールドスミス
2のジェームズ・ホーナー
ジョン・ウィリアムズと並び天才作曲家のお2人です。
映画の成功は彼らの音楽によって支えられています。
エイリアンはサントラ抜きにしては語れません。私もCDでどれだけ聴いたか分かりません。
ロムルスの音楽もいいんですが、、
(エンジニア顔の化け物が生まれてきた時に若干プロメテウスのテーマ曲が流れましたね)
最近の映画は音楽を軽視してると思います。
踏襲するならそこも考慮に入れて欲しかった。
それでも今回の作品は1、2以降で最高の出来だと思います。
登場人物の若者達も全員魅力的でした。
でもおそらく今までの作品は順応性のない30代40代達が慌てふためいてる所にやるせなさを感じていたんですよね。
若者だとなんでも突破出来そう。
次回はおじいちゃんおばあちゃんでも良いかもしれません。あ、それはそれで怖いもの知らずになっちゃうか。
往年のハリウッドエンタメ作品
人生初のエイリアン鑑賞
1作も見てないですが、完ぺきに楽しめました
役者さんも誰も知らないしとにかく予備知識がないまま
映画館に行きました
こんなんでいいのよ、50超えたおじさんはこれくらいでちょうどいい
悪がヒーローだったり小難しいのもいいけど
ハラハラドキドキが止まらない
冒頭のやりとりはだれそうになったけど
ラストまで一気にアドレナリンが出まくりました
でも、生存率低し・・・
エイリアンシリーズ、原点回帰!
エイリアンシリーズは1と2だけ見たことあります。
あんまり深入りしてません。
公開前に、リドリースコット監督とジェームズキャメロン監督が本作を絶賛しているという記事を目にして、興味を持ちました。
以下、感想です。
時系列としては1と2の間。
冒頭で1のエイリアンが回収されたり、例のアンドロイドが出てきたり(厳密には違いますが)、とにかく嬉しい場面が多かったです。
序盤から弟君に対する差別?発言が目立つなぁという印象でした。
未知のエイリアンと決死の戦いを繰り広げるだけなら、1や2の焼き増しなだけですが、そこにアンドロイドの弟君のおはなしが出てくることで、話の構成としてはかなり差別化できてたのではないかなと思います。
赤い部屋で弟君が白目剥いて硬直するシーンはこっちも顔が引きつってしまいました。
と、思ったら監督さんはホラー撮ってるんですね、道理で。
1のフェイスハガーはキモいだけで、
2では部屋のどこに逃げたか分からないゴキブリっぽさがありましたが、
本作では大量発生笑笑
音を立てずに体温を変えずに…のところは、少しフェイスハガーの強さ控えめに感じました。まぁ仕方ないか。
ロムルスの意味とか、坊主女性の腹から出てくるシーンとか、妊婦さんの逃げるシーン諸々、前半部分は世界観も相まってめちゃくちゃいいんですが、
後半からなんか怪しくなってきました。
無重力システムはいいんですよ。あの銃撃シーン、めちゃいいですよね。2の武器の改良版なのもいい。
ただそのとき銃の弾はほぼ撃ち尽くしたように見えたのに、そのあとのエレベーターのくだりで、結構使えてて、それがずっと気になってました。
あとお姉さんが主人公補正かかりすぎてて、どうせ死なないんでしょう?感が後半で出始めちゃってましたね。 も少し人増やして、お姉さん無双シーンはも少しあとから始まってもよかったのではないでしょうか?
エレベーターのシーンがあまりにもゼノモーフが弱すぎてなんとも…笑
上半身オマージュアンドロイドとの、決別シーンは良きです。好きですよ、出鼻くじかれるのは。
さて、船にたどり着き、ホッとしたのも束の間、なにやら様子が…!
お決まりのシーンですね。ここは良いオマージュでした。でもそのあと出てきた変態は何ですか???
シークレットボスみたいな感じなんでしょうけど、正直キモすぎて普通に無理でした。笑笑
ラストのあとちょっとで小惑星群にあたる!やばい!みたいなシーンとか、メチャクチャ興奮しました。
1のハラハラ・ドキドキも感じ、
2の大興奮バトルっぽさも感じ、
それでいて豹変弟君を助けにいくお姉さん、アンドロイドをちゃんとヒトとして扱っているお姉さん、
1と2のいいとこどりでありながら、現代社会への風刺のような映画でした!
これを機に3、4、プロメテウス、コヴェナントも観てみようと思います。低評価が散見されてても見ますよ。絶対に。
やや物足りなさ
エイリアン第一作目の衝撃は忘れられない。
あらゆる意味で新しく斬新で、完璧な映画だと思った。
それだけに続編の数々はどうしても第一作と比較してしまい、物足りなさを感じてしまう。
それでもエイリアンシリーズは常に何かしらの新しい要素(観客を驚かせる仕掛け)のチャレンジがあって、それが好ましいと感じてきた。
今回の作品には残念ながらあまりそれは感じなかった。
一作目のリブートのような印象。
一作目の面白い要素を使って、さらに大衆受けしそうな設定を詰め込んで、新しいエイリアンをつくってみました、というような。
しかし、一作目と大きく違うのは、登場キャラ。
一作目では宇宙船の搭乗員たちは高度な教育を受けた理知的な大人たちのようだったが、今作では教育を受けられないひどい搾取を受けている貧困層の若者たち。
その設定がなんだかありがちなホラー映画のようでリアリティを下げているように思った。
でもこの世界で使われてるコンピューターや機械類は妙に生々しくて良いと思った。
あと、人間とAIの対立と協力というテーマをしっかりと継承して発展させている点も良い。続編でこのテーマをさらに掘り下げるのかな?
それにしても、宇宙開拓時代になっても、こんな旧式の植民地時代みたいな大量の人力の労働とか残るもんなのかな? 今のところこの映画での未来描写には数々の疑問がある。
こわっ!キモッ!
エイリアンとエイリアン2の間の話。
植民地の若者達が、エイリアン1の宇宙ステーションを発見し、その中にある休眠ポッドを使って別の星に移住する計画を立てる。
が、そこはエイリアンの巣窟で、命からがら脱出するが、仲間はみんな死んで、弟のようなアンドロイド・アンディも壊れてしまって、主人公のレインたった一人で惑星に向かう。
ざっくりしたストーリーはこんな感じでわかりやすかったけど、エイリアン1のビショップが登場したり、1のデータが実はマザーに送られてて、ロムルスの中でマウスを使って強化人間を作る研究をしてたり、神話のプロメテウスの話が登場したり、過去作のオマージュや繋がりが盛り沢山でファンにはたまらん‼️
そんで極め付けは、最後に出てきたエイリアンの液体?で作った薬を打った妊婦から生まれた人間エイリアン‼️
いや、キモすぎやろ!
エイリアン史上一番キモいし怖い!
でもプロメテウス、コヴェナントで出てきた巨人に顔が似てるのが気になった🤔
最後、そいつを産んだ母親も死んだ描写がちゃんとないのも気になった💦
続編期待!
良くも悪くもシリーズファン向け映画
シリーズファンであれば楽しめるオマージュシーンが多かったです。
展開の真新しさは感じなかったため、意外性を求めた私には刺さりませんでした。
ホラー要素はジャンプスケア系(びっくり系)が多く、シリーズを初めて見る方でもホラー要素は感じることができると思います。
映像と音響の緩急が良く、地表から宇宙への飛翔シーンなどはとてもワクワクしました。
ただ、ゼノモーフの絶対的強者感が薄かったことが、合いませんでした。
銃乱射による撃退、エレベーターシャフトでのアンドロイド活躍シーンは、爽快感よりあっけなさを感じました。
次回作には、もっと、どうしようもない状況を打開していく、説得力のある展開を期待します。
そのまんまな作品
よくも悪くも裏切られない映画。
エイリアンやエイリアン2ほどのインパクトは無い。
出てくる人間もインパクト弱め。
アンドロイドも、もっと強くていいんじゃない?
エイリアンもそのまんま。
最後はちょっと弱く感じた。
怪物の影
過酷な環境から逃れようとする若者が未知の怪物にコテンパンにされる映画
カメラワークやカットによって迫り来る怪物の影が表現されておりとにかく美しかった
欲を言えば美しい怪物をもっとたくさん見たかった
なるほどね。
シリーズはたしか3までは観ているとはおもうが、内容はザックリとしか覚えていない。
新作ということで少し楽しみに鑑賞することに。
公開直後での鑑賞だったが時間帯の問題なのかおもってたよりお客の入りとしてはスカスカだった。
先ずポスターが良い!公開前に配布される宣伝のチラシ貰いにいけば良かった・・・とちょっと後悔。
なんというかグロさが全然物足りない。軸となる登場人物が少ないからこそもう少し攻めてほしかった。ただ酸で溶けるシーンは良かった。
安定のアジア人〇亡。そしてこのアジア人がポスターの人物だと知る。
案の定登場してきた瞬間フラグが立つわかりやすキャラ達が次々と〇亡していく。
この手によくあることなのだが、明らかに手遅れなのに助けようとする展開はちょっとイライラ。
遠隔で映るカメラの映像がことごとくやたらと画質が荒い。ガラケーかよとおもうレベルで。
恐怖感を与えるための演出なのだとはおもうけど、冷静に考えてあの時代の科学力なら全然高画質で映るでしょと内心つっこんでしまった。
後半生まれる人間とエイリアンのハイブリッドは少し人間臭が強いデザインだったのが残念。かといってエイリアン3で登場したハイブリッドもあれはあれでこれも違うんだよなぁという感じ。難しい。
内容的にもう少しドンデン返しとかあるのか期待したが、とくになく普通に女性主人公と兄弟として過ごしてきた黒人アンドロイド(デカいダメージを負ったが)だけが生き残って冬眠ポッドに入って終わり。えっ終わり・・・?
女性主人公は主人公補正なのかこれといった大怪我もなく生還。う~んまぁ仕方ないか・・・でも無重力状態の中あのエイリアンの体液だらけの空間を無傷でかいくぐれちゃうってのはちょっと流石に甘すぎない?
個人的に黒人アンドロイドだけ大ダメージを受けて生還ってラストが良かったかなぁ。
エンドロール後にも何もなく正直消化不良。あの終わり方は続編ありきの感じだけど、そもそも初代エイリアンのその後のお話らしいのでどうするのだろう。制作決まっているのかな?とくに調べるつもりはないけど。
黒人アンドロイド、衝撃に弱すぎじゃない?っておもうくらい吹っ飛ばされてすぐピクピク。でもチップ入れ替えで再起動かかるシーンは良かった。
あと壮大な宇宙の光景は良かった。
エイリアンのデザインは相変わらずカッコいい。入場特典何か用意しておいてほしかった。
公開前に地上波で初代エイリアンの放送をしてほしかった。それを観たうえで鑑賞したらまた没入感も違ったのかもしれない。
最近のエイリアンの中では良かった
エイリアン4までを昔のとして、プロメテウスやコヴェナントを最近のとして考えると最近の2作よりは断然良かったかなぁと。
時系列とか小ネタ的なのはどこかの解説サイトに載ってるのでそこを見てもらうとして、今回はアトラクション的な映像が結構多くて映画映えする感じだったかと。逆に言うと映画館じゃないと物足りない部分はあるかもしれないなぁとか。
楽しめた
1公開当時度肝を抜かれ、2でリプリーの母性、強さにエンタメ要素に拍手し、3以降は思い入れが希薄だが、本作はキービジュアルで気になり観に行った。
冒頭から飛び立つまでがちょっとシンドイが、宇宙船に移るころからは、いつもの流れながらいっぱい出てくるので、びびった。
懐かしいアンドロイドは案の定の仕事ぶり、同型アンドロイドということなのか。確か焼かれてしまったものなぁ。
1と2の間となる話なので、1を未見な方は観てからの方が楽しめるかな。
観て良かったと思ったが、星4にしたのは筋書きが読めてしまう内容だったから。
妊娠しているのは匂わす程度で良かったように思う。終盤の展開が案の定となったので-1にした。
映画館でみてよかった
昔のエイリアンのストーリーは、ほぼ記憶になくグロくて怖いシーンの一部のみ記憶に残っている状態で鑑賞。
かなり楽しめました!視聴中、驚いて思わず「おぉっ!」と声が出てしまいました。
一切だれることなく展開もよかった。怖すぎるしきもいけど、夢中になれます。
アンドロイドや、無重力での銃からの回避!最後に出てくる新しい生物から逃れるシーン‥今までで一番面白いのでは??と思いました。
一一一一🪐👽
追記
後日、時系列順にエイリアン全部みました。2が1番笑えました。
冒頭にパワーローダーがでてきたときから、絶対これで戦うんだろうな。と思っていたし、もうなんか強すぎて笑 何くそ!とパワーローダーで戦うとこおもしろすぎました。女性というところがいいですよね。火事場の糞力ですね。
(最後の倒し方のヒントがはじめに出してくる法則があるのも面白いです)
始まりのプロメテウスも好きです。すごいちっちゃい🐙耳から…こわ…
時系列順にみてたらロムルスのつながりもみれてとても楽しかったです〜こわいけど
これ見たぞ!
予習として先日1を初鑑賞(大変良い作品だった)。そのため、中盤までシーンのあれこれが記憶に新しく「あーこれ1にあったな」てな感じ。とはいえ、小汚い宇宙船のアナログ感はとても好み。スイッチはパチパチいうしレバーは重いの、いいよね。
無重力イライラ棒(血液ver.)あたりから良かったな。
そして新種が!あなたオフスプリングっていうのね!キモい!キモい!成長が早すぎるところも笑ってるところも全部キモい!ママの匂い嗅がないで〜!やだ最高!
ラストまで1にしなくていいんじゃない?あれはお約束的なことなの?
エイリアン1.5
まず、ちゃんと1979年から見た2142年になっているのが素晴らしいです。
タッチパネルもBluetoothもなし、物理のインターフェースとテクノロジーが軋みながら融合したような、サイバーパンクの世界。
そして、無音の宇宙空間に散らばるノストロモの破片。そこから何かを回収した調査船の死亡フラグばりばりなビジュアル。
これは分かってる人が作ったなと、冒頭から唸りました。
監督はドントブリーズのアルバレスで、エイリアンとエイリアン2の間を埋めるという、全くアドリブを許されないプレッシャーの中、ばっちり纏め上げていてシンプルに凄いです。
ストーリーの展開に文句をつけるとすれば、冒頭の全身に電気が走るように不穏な演出から若者の人間ドラマに切り替わって、そこから再び事件が起きるまでが結構長いということでしょうか。
ツッコミたい要素もいくつかあります。
例えば、終始困り顔のアンディですが、首元に制御チップのスロットがあるのは、ちょっと気になりました。ロボット自身の手が届く場所に配置するなよと。
制御チップの立ち位置も気になりました。基本的な人格が全て入っているのか、いわゆる『目的』だけがセットされているのか。再起動後のアンディは『君たちは僕をアンディと呼ぶね』みたいなことを言っていたので、人格込みのチップなのかと思っていましたが、半身のルークはチップを取られた後も同じ感じで元気に話していたので、どっちやねんと少し混乱しました。
他には、ラストで眠るアンディを横目に『わたしが助けるからね』と航海日誌をつけるレインも、1ページだけ書いて早々に寝るし、関西人としては映画館にずっこけるだけの広さが欲しかったところです。
重箱の隅を突けばキリがないですが、いい映画でした。
続編があるとすれば、ユヴァーガまでユタニが来るよなとか、そのきっかけになるのは多分アンディ(アンドロイドだから、追跡装置的なものは絶対に入ってるはず)だよなとか、色々と妄想が捗る終わり方だったのもよかったですし、エイリアンシリーズでありながら、基本的な筋書きがドントブリーズと同じというのも、面白いです。
どうやら脚本を書いているのもアルバレスらしく、大御所に囲まれながらも、うまいこと得意分野をはめ込んだなと。
全作のオマージュとオリジナリティの共存!
まさにエイリアン映画でありながら新鮮だった。
●シリーズ1〜4、プロメテウスなど全作の要素をオマージュしているだけでなく、巧妙かつ効果的に構成してあることに脱帽。シリーズ物はお約束をただ並べただけのつまらない内容になりがちだが、今作はオマージュしつつも新しい視点や、要素を発展的に使っている。
●無重力を使ったアクションや、フェイスハガーの群れ、アンドロイドのアップデートによる人間との確執など新しいアイデアを盛り込んで良かった。もうやりきった感があるエイリアンシリーズに、こんな新しい要素を作れることに感動した。
●SF映画としても楽しい。「ブレード・ランナー」要素もある。
エイリアンと戦いながらも、時間内に脱出しないと…というのはお約束だが、ただの繰り返しではなく小惑星郡が迫るというアイデアを持ってきたあたり、作り手の「オマージュだけど、繰り返しにはしない」という意気込みを感じる。
●エイリアン自体の新要素まで描いていた。フェイスハガーは目が見えない。宇宙空間に投げ出されても死なないなど。
作り手はさんざん「エイリアン」を研究したんだろうな。そのうえで新しい可能性を生み出した。拍手!
エイリアン入門編って感じ
エイリアンシリーズは全視聴済み。1~コヴェナントの円盤を所持し、数年に1回見直す程度のエイリアン好き。エイリアンの新作ということで、「どうやら1と2の間の話らしい」程度の事前知識のみで映画館へ。
簡単なストーリーとしては、地球以外の星にも移住しているのが当たり前の近未来。過酷な環境・労働下で働く若者たちが、他の星に移住するため惑星間航行に耐え得る「コールドスリープ」の設備を求めて、漂流した宇宙ステーション的なものに乗り込む。そこには異形の化け物が存在し・・・みたいな感じ。
なんだけども、まぁぶっちゃけてしまえば、所謂パニックホラーもの。宇宙ステーションやら惑星やらでエイリアンに襲われ、一人また一人とエイリアンに嬲り殺されていくっていうのが1~4通してのお約束のストーリー。そのため、冒頭の登場人物紹介みたいなシーンは「こいつが最初に殺されるのかなぁ」みたいな、ある種生贄品評会的な感じで見ちゃってOK。
本作の感想はレビュータイトル通り「エイリアン入門編」っていうのが正直なところ。「原点回帰」というほどの怖さは無く、「新作」という目新しさもない。というのも、(ここからはシリーズを視聴済みの方にしか通じないかもしれないが)ノストロモ号、アンドロイド、フェイスハガー、チェストバスター、ゼノモーフ、パルスライフル、最後は宇宙にポイ捨て・・・と、要素は散りばめられており、確かに「エイリアン」なんだが、1のような気味悪さや2のような銃撃戦、3のような成す術の無い絶望感や、4のような・・・う~ん4は何だろうな(AVPと前日譚2作は割愛)、とにかく、前述のような「良さ」があまり感じられなかったかなぁと思う。最後の人型もぶっちゃけ「妊娠してる」って時点で想像がついたし、4の焼き増し感がぬぐえなかった。
個人的に良かった点は、登場人物を若者にして、硫酸対策で無重力感の射撃のシーン。正直それぐらいかな。「つまらない」とまでは思わなかった。が、表現に困るが「エイリアンってこうだよね?」っていう、何というか「無難感」みたいなのが残念だったかな。
もし本作が初めての「エイリアン」で、興味を持った方がいらっしゃるなら、古い作品ではあるが是非過去作をご覧になっていただきたい。
全153件中、1~20件目を表示