エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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細かいところに敬意感じる
「エイリアン ロムルス」
エイリアンの1と2のブリッチになるような話で面白かった。
ギーガーデザインのエイリアンが今の技術で動くのにやけに嬉しかった。
1に出てる登場人物が出ていたり、2に使われた小道具が使われていたり(リプリーが履いてるリーボック履いてたり、パルスライフルが使われてたり)細かいところで気が利いてる。
主人公たちが向かう場所は2でリプリーたちが向かう植民地なんだよな‥怖
エイリアンシリーズは78年製作のときに考えられたハイテクノロジーから進んでないのもいい(液晶画面の画質は悪く、ドットが荒い計器類)
期待度○鑑賞後の満足度✕ つまらない。予想した通り過去のエイリアンシリーズのあっちこっちの貼り合わせ。『プリシラ』で好演したケイリー・スピーニーはやっぱりオードリー・ヘプバーンの面影あるよな。
①ちょっと『イベント・ホライゾン』入ってるかな。
②少しも怖くないし、ハラハラドキドキのスリルもサスペンスもない。しかも色々と見せ場を盛り込みたかったのだと思うけれどもダラダラと長過ぎる。
第一作目の『エイリアン』があんなに怖くてラハラドキドキしたのは、逃げ場のない場所て正体の分からない何者かに襲われて一人一人消えていくという『そして誰もいなくなった』スタイルの語り口がスリルとサスペンスを生み出していたのがよくわかる(昔のB級映画はこういうタイプが多かったけど、それをA級映画の演出とスケールで描いたのが初代『エイリアン』)。
③でも、もう正体がわかってしまうと余程新機軸を出さないと映画としてのフレッシュさがない。
『エイリアン2 』は、そこを1作目とは全く違う趣にしたのであれ程面白かったけれど、3作目以降(『プロメテウス』『エイリアン コヴェナント』も含みます)はどんぐりの背比べ。本作も残念ながらその域を出ていない。
④もっと星が少なくても良いのだが、ケイニー・スピーニーの頑張りにオマケ。
エイリアン10です
今作はプロメテウスのような変化球ではなく1+2+3+4合わせたような作品でした。
良いところも悪いところも受け継いでいて既視感のあるシーンも結構あります。
おすすめできる人
エイリアンシリーズが好きな方、特に1、2だけでなく3、4も好きと言う方
おすすめできない人
新しいエイリアンを求めている方、プロメテウスのほうが好きな方、グロいのが苦手な方
エイリアン詰め合わせ
予想通りの面白さでした。見たかった物を見せてもらったと言う感想です。
中だるみも無くテンポ良く話が進み最後まで飽きずに鑑賞出来ます。またカメラワークが上手く映画館で鑑賞すれば無重力の雰囲気を実感出来る場面もあるので一度は劇場で観ることをお薦めしたい映画です。
お話に関してはエイリアンと言う題材から予測できる展開が予測通り展開されていき意外性は皆無と言っても差し支えない物ですが、アクション映画としては秀作だと思います。
今更、エイリアン1の下位互換版作る意味って何だろうね・・
今更、エイリアン1の下位互換版を作る意味ってあるんでしょうか?
閉塞した社会からの脱出というのが今の流行りなのかもしれませんが・・
(まあ、そのせいでグループ内にクズが混じってしまい、観客として感情移入しにくいしそもそも主人公が何故助けに行くのか動機が???になってしまいましたが)
エイリアン1未見なら見る価値はあると思いますが、エイリアン1が好きな方なら特段見なくてもいいのでは、と思ってしまいました。
まあ、見ないほうがいいとまでは言いませんが・・・
優等生マーケティング的だけど、十分に頑張った
前2作(プロメテウス、コヴェナント)で、「創造主と人、人造人間」という、深遠なテーマへの船出を見せたが、本作は監督を他人に任せたわけだし、別腹の番外編ということか。
毎度お馴染みの暗く狭い宇宙船内で、黒光りするベトベトのグロい極悪生物が人間を追い詰める展開はお約束通り。劇場で皆がビクッ!となる映画は楽しい。
金字塔の如く、神がかったパート1には近づきようが無いものの、「エイリアン」シリーズの面白い要素を抽出して、全部乗せにしてみせた感じ。結構頑張ったのではないだろうか。
過去の作品を教科書にした、優等生っぽいマーケティング的な組立てを感じてしまうが、面白くしようとした情熱は十分に滲み出ている。
またシガニー・ウィーバーのパート1&2や、ブレードランナーを何度も観た世代なら、あーそれねーと思ってしまうシーンが沢山ある。
パート1の◯◯◯の再登場も懐かしい。彼が「エイリアン」をグロテスクな物語に仕上げた重要登場人物だったのだなと再認識。
どっかで観たようなシーンの羅列。がっかり。
前評判高かったから早速観てきましたよ。
なんじゃこりゃ~
ゴチャゴチャした設定にキャラが立ってない人物描写の浅さ。
既視感のあるシーンの連続。
やっぱりエイリアンは正統SFゴシックホラーの一作目とアクションに振り切ったSFスペクタクルの二作目で完結しています。
適当な高評価載せないでよ。
アッシュのようなものの登場だけ燃えたけど。
単純にノストロモの捜索関連ストーリーにしといて船外射出したゼノモーフが侵入したなんて話にしたほうが良かったんじゃないの?
オリジナルの流れが随所にあって好きよ
ネタバレになっちゃうから内容は書かないけど面白かったよ。
正統派SFスリラーに仕上がっていて気分良い仕上がり。
自分のエイリアンランキングは1位エイリアン、2位エイリアン2、3位が本作かな。他の宗教臭いのやら白塗り男が出て来るのは嫌いでエイリアンから離れたけど本作はエイリアンの流れを受け継いでいて娯楽作として楽しめた。オートパイロットとか目まぐるしく都合よくON.OFFになるのは娯楽作品だから仕方ないかな。
理想的続編でサービス精神いっぱい
基本的な展開は1作目準拠。
主演女優を入れ替えたリメイクと言われても通じます。
ある意味で1作目の本当に理想的続編。
時代劇なんかと同じ「様式美」であり、事件は繰り返されるけども、さまざまな相違点・工夫を入れて飽きさせない。
古くからのファンにはちゃんとオマージュやくすぐりが入っていて、『2』〜『4』の演出や設定にも、『プロメテウス』『コヴィナント』の内容にもちょっぴり触れているサービスぶり。
AIのOS起動音が、『1』の舞台だった貨物船ノストロモ号のシステム「マザー」と同じだったとか、細かい部分に配慮が行き届いていました。
しかも、さすが盲目の老人を怪物に変貌させた『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス監督。
僅かな音に反応するフェイスハガーと、暗闇から静かに忍びよるゼノモーフは、もはや盲目の老人ノーマンが、巨大ち○このお面をかぶって硫酸をぶっかけようとしてるようにさえ見えました。
これが『エイリアン』初体験でも、『プロメテウス』『コヴィナント』でガッカリしたオールドファンにも、楽しめるかと思います。
ただ、過去にテレビの洋画劇場や配信で『1』〜『2』くらいは見たことあるなぁくらいのライト層だと、「またこのパターンかよ」と飽きることも予想されます。
ヒットの後は『ライフ』とかの、リスペクトというかモロパクな作品も含めて、あちこちに影響を与えて、目新しく映らないだろうし。
賛否両論で、洋画低調の昨今の傾向もあり、レビューサイトなどの点数も低めになりそうと予測。
ハイスペックなラージフォーマットで観たい人は、1~2週で終わりそうな予感がしたんで、初週で観た方が良さそう。
特に、9/13以降はDolbyCinema&DolbyAtomosが『ルックバック』に、9/20以降はIMAXが『トランスフォーマー ONE』にとられそう。
もっとも、初代『エイリアン』の純粋な続編という設定の映画だったから、初代と同じ「シネマスコープ」(2.35:1)気分で、通常のスクリーン比率で観たほうが、昔からのファンにはかえって楽しめるかもしれません。
エイリアンシリーズへの愛が凄まじい大傑作
私がエイリアンと出会ったのは物心ついて間もない頃だったと思う、レンタルVHSだったかテレビ放送だったかは忘れてしまったが初めて見たエイリアンは2だった。衝撃的な内容にそれ以来シリーズの虜になりプロメテウスシリーズを含め何度も見返している。子供の頃は胃の調子が悪くなるとお腹の中にエイリアンが居るのでは無いかと心配になる程だった。2012年にリブートを果たしたプロメテウスは個人的に大好きな作品だが世間の評価は賛否両論だったと思う。しかし、今作ロムルスはシリーズのファン程楽しめる大傑作に仕上がっている。シリーズ未見の人間であれば何故あれほど文明が進んだ世界で重苦しいブラウン管のモニターやガチャガチャと五月蝿そうな物理キーが満載なのかと疑問に感じるだろうが、ファンにとってはこれこそエイリアンの世界だと沸き立つ筈だ。SF作品は長らくブレードランナーのようにごちゃごちゃと情報量の多い世界観が主流だったが、近年の作品では極力無駄を削ぎ落とした"スマート"に荒廃した造形に変化しつつある。そんな潮流に逆らうかの如く雑多で重苦しく未来世界であるにも関わらずどこかノスタルジーを感じる世界を提示された瞬間今回のエイリアンはかなり面白くなると確信した。劇中はエイリアン1〜4を彷彿とさせる場面が数々登場する。この手法は旧作に媚を売っていると取る人もいるだろうし、実際私も沢山のリブート作品でその感覚を味わい劇場でがっかりとさせられたが、本作ではシリーズへのリスペクトを存分に感じられ旧作オマージュを殆どすべて前向きに捉える事が出来た。私はエイリアンシリーズの肝を"生命に対する根源的な不安"だと思っている。嫌な表現をするが生き物は気持ち悪い、どんな生物も不安定な面があり不完全さが不安を掻き立てる。これも偏見なのかもしれないが、男である私は一年近く自らの体内で生命を育み産むという行為が出来る女性という存在に、男は絶対に敵わないのだと考えてしまう事がある。エイリアンシリーズには間違いなく女性の強さというテーマが内包されている。それと同時に女性にしか出来ない出産という行為に対する未知の恐怖も存分に描かれているのが今作だ。終わったと思ったのに終わっていない展開をサービスしてくれるのがシリーズのお決まりであるが、終盤の"アレ"は生命という存在に対する未知の恐怖を具現化していたと思う。エイリアンシリーズは4以降、エイリアンでも人間でも無い様々な何かを表現してきたが、そんな不完全な存在と"完璧"な存在であるゼノモーフを二度味わう事が出来る上、シリーズに欠かせない普遍的なテーマや、陰鬱な宇宙船の造形など、画でも楽しむ事が出来る豪勢な作品に仕上がったのがエイリアン・ロムルスだ。
ヒヤヒヤしました
私はハリウッドのホラー映画を観る時に、ビックリさせシーンの度に頭の中でハリウッドザコシショウが「ヒヤヒヤしたんじゃないの〜」と囁くのでついつい笑いがちになって失礼にあたらないか不安になるのですが、今回は2回ほどザコシショウが追いつかないシーンがあり、ビックリしました。あと、自分は炎のチャレンジャーのイライラ棒が好きで、ミッションインポッシブルとかでよくある赤外線くぐりはちょっと違うんだよな〜と感じていたのですが、今回はあまり見たことのないタイプのイライラ棒を観ることができ印象に残りました。自分の中にない発想を見せてくれる映画は無条件に見る価値がありますよね。
エヴァンゲリオン?
コヴェナントでガッカリさせられたぶん、原点に寄せてきたカンジで、オリジナルファンも安心な「おきにきた」エイリアン。
ラスボス?のヴィジュアルは冒頭からのくだりでなんとなく想像できちゃったのがざんねん。
面白かったけど、仕方がないよね
エイリアンシリーズを初めて見る人にはたまらない作品だと思う。
でも、答えを知っている人にとっては、こんなものだね。及第点です。と、言ったところだと思う。
エイリアン1 エイリアン2を超えるのは、相当難しい。
なにせ、エイリアンの習性、生態といった正体を知り尽くしているし、様々なアプローチのエイリアンシリーズもあるからね。
誰も想像がつかないような、ストーリーを考えて欲しいというのは、無茶振りというもので、ファンのワガママというものかもしれない。
数十年前の作品ではあるけど、エイリアン1、2が名作過ぎるのよね。
1作目リスペクト
レトロフューチャーな美術から音楽、展開に至るまで1作目リスペクトがスゴい!1作目オマージュなシーンも多々あり、1作目を知ってれば知ってるほど楽しめる。
ただねぇ、オリジナル要素はちょっとどうだろう…
本作のアンドロイド、最後のナニ、どっちもあんまり…
とはいえ、御大自身のエイリアン近作よりは好き…
迫力はあります
前半、ロムルスに向うまで、かなり退屈で寝落ちしそうになった。
ロムルスに着いてからは、エイリアンとのスリリングな命のやり取りには息をのみました。
ただ、もうエイリアン自体、目新しさを自分は感じない。SF自体がマンネリ化してきてるように思う。
やはり明確なテーマを持ったSFじゃないと自分自身で満足できないのかもしれません。
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