エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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エイリアン愛が無ければ絶対に作れない映画!
サノスさん!
指パッチンするのなら、エイリアンだけ消してください!
『エイリアン』第一作はもう伝説であり映画史の重要な1ページであることについては、どなたも異存のないところだと思います。
私が見たかったのは、ギーガーが生み出したおぞましくも惚れ惚れとする曲線美と口の中から飛び出してくる第二の顎!
毒々しいよだれを首筋に感じた時には、もう絶叫する以外のことはできなくなるあの恐怖(我々は観客席から見てるだけなのに生々しい演出で身体が硬直することになる)。
富士急ハイランドの絶叫コースターで、ガタンガタンと最高点に向かってゆっくりと上昇している時の汗ばむような緊張。それと同じ感覚を映画館で味わえるのだから、もうたまりません。
◦消極的に参加しただけの優しそうな女子がたくましく成長し、最後まで生き残る。
◦知性を獲得したアンドロイドとの相棒(バディ)関係。
◦より手強く進化する強敵。
これだけ僕らの萌えポイントを押さえた映画が面白くないはずがない!!
PG12ではかなり厳しいといったところ
今年322本目(合計1,414本目/今月(2024年9月度)8本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 直前に「リゼロ~」を見てからにになりますが、憲法論的な内容がないアニメは紹介省略です。
いちおうこちらはPG12ついているとはいえ、途中からの「生物との戦い」のシーンがPG12のレベルを完全に凌駕していて(R18ついても文句言えなさそう…。出産シーンなどありますし)、この点でついていけなくなる方が出るんじゃないかなといったところです。
ストーリー自体は古い作品のリバイバル版か、それに準じるものであるようで、確かに一部難しい語が出てくることはあっても、ストーリーの理解「それ自体に」高い知識が求められることはまぁありません(初歩的なITの技術程度で足りるか)。
一方、スタート位置になる架空の惑星から宇宙ステーションに移動した後は、実質的に宇宙ステーション探索シーンと「生物バトルシーン」で大半9割いっているので(ここで恋愛シーンなんていうものはない)、ちょっとこの「生物シーン」が得意不得意かでこの作品の差もある程度割れそうです。
一方、明確に不十分かなと思ったのは字幕関係で、かなりの理解力を前提としないとわからない字幕などが多いです。この点採点対象のところでまとめて書きます。
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(減点0.3/太陽系に関して一部の語句を知らないと理解が困難)
この映画は架空の惑星をストーリーにしています。太陽系以外の惑星は通常、恒星(星座を作る星のこと)が作るものですが、どの構成も惑星系を構成しているとは限りません(ただし、例えば、ポルックス(ふたご座)は惑星を持つことが知られています(太陽系外惑星))。
今私たちがいる、太陽/地球の惑星系は、その「太陽」というのはその太陽系の中心のものであり、また太陽系の(太陽以外の)星の中心にあります。この考え方は太陽系外の惑星や、その惑星が属する太陽系外の新太陽系にも「太陽」という考え方が拡張されます。つまり、上記の例ではポルックスが惑星を持つなら、その惑星から見たときの「太陽」はポルックスだ、ということになります。
また、作内では「小惑星帯」というものも登場します。太陽/地球の太陽系では、火星と木星の間にある、最小の惑星(水星や、一時期は冥王星ほか)と比較して大きさが小さいことから名づけられたものですが、もとの新太陽系の惑星のサイズが巨大すぎると、「新太陽系」において「小惑星帯」という概念を考えるときに「どのようなサイズを想定するか」という点がかなりの部分で残ります。また、太陽/地球の太陽系では、少なくとも一つの地球型惑星を持つこともあり、小惑星帯にある天体もまた岩や岩石で作られるものですが、新太陽系においてガス惑星ばかりしかない場合、「小惑星帯」という概念を適切に定義できるか?というのは結構難しいお話です。
このあたり、もうちょっと字幕を丁寧にしても良かったのではないかな…と思います(何のことかわからず詰む方が出そう)。
(減点0.2/PG12ではちょっと厳しい)
いわゆる開腹シーンなどちょっとアレなシーンもありますので(ただし、モザイクなどはかからない。色彩などでごまかしているものと思います)、何も持って入らないのが正解かなといったところです。虫表現なども出ますので(まぁ、あれは「大きなG」だとも言い得ましょうが)人によってはうへぇということになるかなといったところですが、PG12に対してちょっと厳しいという「一つ違いのレーティング差」は0.2扱いです。
※ 映画も2時間20分ほどと極端に長くはないので、気にする方は最初から何も持ち込まないのが良いように思います。
ゴキブリアン
コレはスゴイ‼️
間違いなく近年最高のエイリアン映画!
ファスベンダーがいないのは少し寂しいけど、アンディ役デヴィッド・ジョンソンが完璧にアンドロイド役をモノにしている。そんな、『プリシラ』とまた違った最高さで美しく強く逞しいケイリー・スピーニーが引っ張り、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードなど若手競演の本作は、リドリー・スコット御大による伝説の1作目はもちろん、これまた別ベクトルに最高すぎる2作目の要素などシリーズへのリスペクトも含めながらフェイスハガー、チェストバスターから成体まで見る者を大いに楽しませてくれる素晴らしい作品だ!!
ファーストカットから引き込まれる……。ワクワクからのドキドキハラハラと世界観に没入できるプロダクションデザインに照明も相まってバチボコにキマった画と、次から次へと矢継ぎ早に繰り出される手に汗握る怒涛の展開・息のできない仕掛け満載に開いた口が塞がらない。格好良く、あるいは恐ろしく、印象に残るシーンやカットの多さ。(個人的には良かったが)ファスベンダーシリーズと化してきていた昨今のフランチャイズの軌道を変えるのに、変態スリラー『ドント・ブリーズ』フェデ・アルバレス監督という完璧な人選、どちらも妊娠させようとしてくる奴ら。新たな酸性の血を流す脚本も演出も見事だな、2時間の興奮。
由緒正しさ✕新鮮さ=スゴおもしろ!エイリアンに迫られる名カットなど、シリーズ伝統オマージュを想起させるような気の利いた同一・類似展開も胸アツな原点回帰。例えば少し『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』みたいなものだろうか?どう考えたってただの猿真似に始終して自分らしさが欠如したアッチよりコッチのほうがもっと新鮮な驚きに満ちているが。作品終盤、自分で決断・選択して戻ってきたときには完璧にリプリーになっているの最高。からの、トラウマになりそうなエイリアン人間、アレ駄目…"ドント・ブリーズ"ならぬドント・ビー・エイリアン(、ジャスト・ビー・リプリー?)!! これぞザ・エイリアン、否、ジ・エイリアンズ。
P.S. ディズニーのムビチケ(前売り)無い戦法、本当に嫌いなんだがアレ世間は許してるの?絶対的一大コンテンツ帝国のくせして守銭奴め。
ケイリー・スピーニーと言ったら、日本公開は遅くなっていて公開順が逆になっているけど、『シビル・ウォー』楽しみすぎ!本当に目が離せない役者だ。
Get away from her! You, bitch!
Die, motherfucker!!
70年代のSF構想
ニュー・エイリアンです
エイリアンサーガ?
エイリアン2までは最高なSF映画だったシリーズの最新作。
まず、20世紀フォックス、と始まったのが感動。それからオープニングのあの無音の宇宙空間での宇宙船の運航シーン、アナログ感のあるコントロールパネルの起動、ほんと最高のオープニングでした。
それから一作目の元凶となった場所……の登場。いいなー………。
時代背景は、宣伝どうりの一作目と二作目の間のエピソード。話の流れもちょうどそのくらいの派手さ。
ネタバレ書きたくないので、ここまでの紹介ですが、エイリアンシリーズとしてはトレンドが元の位置に上がったような感じ。
IMAXで見れば良かったと後悔しています。
逆に、洋画は字幕鑑賞がほとんどだったのですが今回は吹き替鑑賞で失敗かな!と思いましたが今回は吹替鑑賞で正解でした。
これは、是非劇場鑑賞を進めます。
エイリアンのバリエーションが
エイリアンらしいエイリアン
ビジュアルは歴代最高!でも話薄くね!?
エイリアンシリーズの正当派生作品として、多くの人が待ち望んだ同作ですが、ビジュアルについては、歴代最高の怖さ、凄さ、ニクイ演出、ギミック等ふんだんにもりこまれていて、本当に満足できる作品になっていた。監督はシリーズガチファンと思われ、随所にオマージュが織り込まれていて、ファンムービーとしてはパーフェクト。★6あげたっていい。
ただ一方で映画のドラマ的な部分も含めてとして全体をみてしまうと──ちょっとペラいか。
まずなによりも登場人物が少ないのが気になった。
エイリアンシリーズは個性豊かなキャラのワチャワチャしつついろんな死に方をするのが楽しい作品だと思うんですが、そのためにはちょっと人数少ない。キャラ年齢層も若い子ばかりだし、世代の軋轢みたいなものもほしかった。
で、キャラが少ないと、必然的にドラマが少なくなって、物語が薄っぺらくなるんですよね。過去作は作品毎に監督の個性とテーマみたいなものがあって、それが登場人物やエイリアンとも絡み合って面白かったのですが、今作のテーマはどうも「エイリアン1大好きなので俺が全力で全作踏襲してカッチョいいのつくりました!」だった。それはビビるくらい実現されていたのだけれど、ドラマとか思想とか感じ入るものとかそういうのに全く深みがなく、とってつけたロムルスな展開とかSF的な因果関係もペラペラだった。
監督は、あれだけのビジュアル再現できるんだから、もっとストーリーに思想や個性だしてよかったのに、と思いましたが、ビジュアルに強いが思想やドラマがペラいのは、世代のせいかな。エリジウムとかもペラッペラだったしなぁ。
緊張と緊迫の連続で疲れました。
それにしてもエイリアンはそんなに怖くなく、凶暴さも観られなかった。
確かに生存力は最強の生物だと思うが、そんな危険生物がいる危険な宇宙空間に移住する人間達がいて、然も宇宙ホーボーを決め込むヤンチャな若い奴が出現していることが恐ろしい。
さらには、エイリアンを遺伝子操作して新種を開発して、どうするのだろうか?
そんな宇宙時代となりその頃には若者が中古の宇宙船をパクって、異星に不法転居する宇宙難民時代が来る発想がおもろい。
エリアンの出現は各所危機感を煽る展開ではあるが、宇宙ステーションの内部構造が全く不鮮明で、侵入者である若者達が既知であるかのように構造物内を駆け抜けて行くことに、鑑賞者は完全第三者に置いてきぼりされるところにこの作品の限界が随所に見られたのが残念だ。
こんかいは、新監督のお手なみを楽しみにしていたが、まだまだ先達には程遠く感じた。
(o^^o)
エイリアン ロムルス
劇場公開日:2024年9月6日 119分
リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」の“その後”を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー。
「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットは製作を手がけた。
人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、生きる希望を求めて探索を開始する。
しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。
その血液はすべての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することはできない。
逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄され極限状態に追い詰められていく6人だったが……。
出演は「プリシラ」のケイリー・スピーニー、
「ライ・レーン」のデビッド・ジョンソン、
「もうひとりのゾーイ」のアーチー・ルノー、
「マダム・ウェブ」のイザベラ・メルセドら。
エイリアン ロムルス
劇場公開日:2024年9月6日 119分
「エイリアン1作目を思い出す」
リメイク版?新世代版?
始まりはオリジナルな感じで始まるが、船内に着いたあたりからデジャヴ。1と2を7:3で配合した仕上がり。
面白いは面白いが、オリジナルの1,2の方が面白いかな。ターミネーター3のようなに前作と比較すると見劣りがする。
新種はファンタスティック•プラネットですか?
H・R・ギーガーの偉大な変態芸術性を再認識
主人公の弟が早々にアンドロイドであることが明かされる。しかもユタニ製。
ということは、このアンドロイドが物語の鍵になるのは確定。エイリアンシリーズですからね。
ユタニ社が支配する植民星の雰囲気は、ブレードランナーで描かれたような暗い未来。貧しい人は環境の悪化した地球から借金を背負って植民星で重労働をするしかない。
「ユタニ社は、働く人の健康が一番です」というブラックジョークが流れる中、危険な仕事に赴かなくてはいけない。休むと借金が膨らみ、年季明けが伸びてしまう。
ガジェットや宇宙船は、初期エイリアンの世界観を踏襲していて、画面の隅々まで見たくなる。
エイリアンが登場するまでの緊迫感は、なかなかのもので、完全にフラグが立ったあんちゃん達の儚き最期が、すぐにもやってきそう。
エイリアンの大群が見えたあたりから、なんか違和感を感じる。あまりにも多すぎて、恐怖感というよりも数に圧倒されるだけで、息を呑むような怖さが感じられない。
逃げた一匹が、どこからか襲ってくる。初期エイリアンのあった、タマタマが縮み上がるくらいの緊張感がなくなっちゃった。
新種のエイリアンの造形を見て、H・R・ギーガーの偉大な変態芸術性を再認識したのでございます。ギーガーがいないと、こんなボンクラが登場してしまう。
追記
2乗船目は、IMAX。画角が広がって、コントラストが上がったことにより、暗い場面が見やすくなってる。
小惑星にステーションが衝突するシーンは、凄い迫力で、SF好きとしては恍惚となる。
フリーザもどきのハイブリッドエイリアンは、どうも好きになれない。だけど、一度ストーリーをなぞっているのに、ヤツらが襲ってくるシーンは恐い。細かいフックが効いていて、ドキッとする。
無重力が終わる瞬間のアクションはピカイチ。
評価を上げちゃいます。
エイリアンって
新時代のエイリアンに新たな恐怖を植え付けられる!!
「逃げろ!」
▼感想
公開初日に鑑賞!なんとか帰還できました。
ストーリーは第一作目のエイリアンから20年後が舞台。そのせいもあって一作目との繋がりやオマージュが多かった。事前に一作目の「エイリアン」を復習しておいてよかった。
今作は監督が「ドント・ブリーズ」でお馴染みのフェデ・アルバレスということもあり、ホラー映画としての魅力が前面に出ていた。途中にはドント・ブリーズを思い出すような展開も!
主人公達もただ逃げ回るだけでなく、攻めに転じた時はかなり興奮する展開でまるでホラーゲームみたいだった!
エイリアンのデザインに慣れ親しんでいることもあり「面白いけどそこまで怖くないかな〜」と思っていたら、終盤にはとんでもないデザインのエイリアンが...!
これがもう夢に出てきそうなインパクトで終盤でホラーとしてのレベルがグッと上がってしっかり恐怖心を植え付けられました。それこそ父親と一緒に見た「エイリアン」が怖くてなかなか寝れなかった子供の頃を思い出した。
▼お気に入りのシーン
レイン達がエイリアンに反撃するシーン!
ここはかなり興奮した!
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