エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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画面が暗いのが残念だが、ホラー寄りで1作目を思い出させる
今作の時代設定は第1作目と第2作目の間のようで、1作目で見覚えのあるが今となってはレトロ感のあるマシンが再現されているところでまず嬉しい。
先の見えない生活から抜け出そうと若者がもがくのは現代的なテーマだが、エイリアン遭遇後の展開はホラー映画のようで、1作目の雰囲気に4作目のグロデスク風味を足したような印象。
劇場の環境にも依るのかもしれませんが、全体的に暗闇のシーンが多く画面中の詳細を把握できなかったのが残念でした。
1作目~4作目との比較では、2〉1〉〉ロムルス〉〉〉〉4〉3といったところでしょうか。宇宙船内での戦いでは船外に放り出すしかないので、どうしてもマンネリ化しちゃうのは宿命か…
走れよゼノモーフ
これが3なら
閉じ込められたハズがチップを渡せる隙間が開いてたなんて!なんでもアリか(笑)
なかなか正体を現さずに恐怖を煽り続け腹を裂いてチェストバスターが飛び出てくるシーンがあまりにも強烈で印象に残った(VFXがまだ未熟だった当時はこの表現が精一杯だったのだと思う)1979年公開の初代「エイリアン」から45年が経ち物語上の時系列では2122年にシガニー・ウィーバーが怪物をなんとか船外に追い出し生き残ってから20年後の2142年(そういう意味では本当の続編)のお話で、期せずして「巨匠」になってしまったリドリースコットが本来やりたかったであろうなんでもありの超B級SFホラーアクションサスペンスで、この映画に観客(私)が期待していたものが全て網羅されていて満足お腹いっぱい。一緒に観たつれは期待していたものと違ったらしく「ストーリーに説得力が無い」と酷評していたが、そんなのは重々分かり切っていたことで6人の若者たちが向う廃船の奥にやつらがうじゃうじゃいて一人づつ襲われていく毎に口をあんぐりさせられる「お約束お化け屋敷アトラクションムービー」なのだ。監督はサム・ライミに見いだされたショッキングスリラーが得意なフェデ・アルバレスなのだが歴代の「エイリアンシリーズ」への敬愛とオマージュが満ち溢れていて好感が持てる。しかしドン!という音でびっくりさせるのだけは反則だと思うのでやめてもらいたい。
う~ん
なにがなんだか
プロメテウスの火
シナリオ通りって感じ
良いところ
無重力や宇宙空間の映像がリアルさを感じられて、すごく臨場感ある。現実かどうかではなく、リアリティがあった。
典型的な悪の企業。
?なところ
シナリオの都合がいい展開ばかりで事象にリアルさがない。
画面いっぱいの顔、表情のカットが多く、単調なところがある。
エイリアンのシリーズなんて完全に記憶の彼方ですが、単品の作品としての情報はちゃんと提示されている。なので旧作とか見てない人でも楽しめると思う。私の場合はアーケードゲームの名作エイリアンVSプレデターの記憶だったりするので、尻尾で吊り上げるシーンとかパルスライフルに無駄に反応してたりする。
映像はかなり面白いし、無重力のシーンはしっかりと無重力を感じさせるのだけど、シナリオははっきり言って都合がいいとしか。よりにもよって人間側がことごとく全ての選択肢で正解を外すといういかにもな感情論で途中からいい加減理性的に行動する人物はいないのか?と思った。あれ、仮にだけど最も合理的な判断してたら犠牲者一人で残り全員が脱出成功してた訳で、都合よく間違ったせいで結局ほぼほぼ全滅してるという。しかも悪の企業を強調して最後にその野望を阻止した、みたいにしてるけどそれも結局はヒロインのエゴだしなあ。どっちが良かったとかわからんなら、人類の大損失かもしれんよ?
あと、その物質がそんだけ重要なら速攻で企業が回収してるだろ。なんで残ってんだよ。
原点回帰のエイリアン
1979年公開のリドリー・スコット監督の『エイリアン』では、逃げ場のない宇宙船で、なかなか全容が掴めないエイリアンとの血生臭い攻防に、衝撃が走った。その後、数多くの『エイリアン』シリーズが製作され、『プレデター』とのコラボもあり、ややモンスター映画化していた。しかし本作では、改めて第1作からの流れを汲む展開から、リドリー・スコットのプロデュースの元、原点回帰のサバイバル・スリラーとしての『エイリアン』に仕上がっていた。
植民地化されたジャクソン星で、奴隷の様な生活を送っていた若者5人とアンドロイド1体は、宇宙空間を漂う宇宙船ロムルス号を発見した。そこには冷凍冬眠装置があり、自由を求めて、その装置を頼りにユヴァーガ星への脱出を試みる為にロムロス号に向かう。しかし、そこで待ち受けていたのが、あの忌まわしき姿をした殺人兵器のエイリアンだった。
例によって、一人また一人とエイリアンの餌食になったて行く若者達。そして、エイリアンの酸の血液にも苦しめられ、行き場のない宇宙船の中でジワジワと追い詰められていく。その中で、体内に植え付けられるエイリアンの孵化、ユタニ社によってアンドロイドに下されていた冷徹なミッション、妊婦の女性に宿る新種のエイリアン、等が絡み合う中で、エイリアンとの、生死を賭けたサバイバルが繰り広げられる。
本作では、若者達vsエイリアンの展開だけでなく、本来、味方であったアンドロイドに課せられた指令が、若者達を窮地に陥れ、三者が縺れ離れつしながら展開していく面白さもある。また、ロムルス号に在中していたアンドロイドが、あのアッシュだったのは、大きなサプライズ。アッシュ役のイアン・ホルムは既に亡くなっており、CGで復活させた姿は、何とも懐かしく、感慨深かった。
本作の主役・レイン役には、まだ10代かと思わせる童顔なケイリー・スピニー。そのあどけない顔つきで、エイリアンに立ち向かう勇ましさのギャップに、美少女戦士のアニメ・キャラを連想させる。その他の出演者は、あまり馴染みも無いが、シガニ―・ウイヴァ―の様に、本作をきっかけにハリウッドに大きく羽ばたいていく、若者も居るのかもしれない。
原点回帰なれど…
エイリアン1作目と2作目の間の時系列になる本作。エイリアン自体見たことない人にとっても独立した作品なので見やすいと思います。過去作のセルフオマージュたっぷりで、ファンならニヤリとなるのでないでしょうか。
ただ視聴して感じたのは、圧倒的な絶望感、恐怖感があまり感じられない。
フェイスハガー達に囲まれてても、通信終わるまで気を遣ってくれてる…!?ゼノモーフも押し寄せてくるけど動きが遅い?もしかして逃げるのを待ってくれてる?見せ方の問題なんでしょうが、追い詰められてる感じが今一つ。
人間側も一般人で、浅はかな行動をしがち。馬鹿キャラの行動にイライラが募ります。
終盤には新種も出てきましたが、完全にあれモドキです。
本作の世界観やストーリーは、ツッコみだすときりがないのですが、エイリアンシリーズは1作目と2作目が秀逸でありベストでした。
PVで動体センサーの音あったけど、本編で動体センサー使ってないよね?これって予告詐欺??
若い頃から大好きだったエイリアン。今作の監督もリドリー・スコットな...
若い頃から大好きだったエイリアン。今作の監督もリドリー・スコットなので、かなりハードル高めで着席。
地球じゃない星に住んでいるレイン達、別の惑星を目指す為に6人が宇宙船で移動。あら、こんな汚い宇宙船初めて見た。途中、宇宙ステーションのロムルスを見つけて、欲しい物を得る為に中に入って探索開始。すると変な生き物に襲われ始める。あら、エイリアンと戦うのは軍人じゃなくて一般人なんだ。おやっ?この黒人の男アンディ、家族なのかと思ってたら首に機械がある。なんだ?って思ったら人じゃなくてアンドロイドだった。未来の人類はアンドロイドと共存するんだね。すげ〜!
このロムルスの中にいるエイリアンとんでもない数。普段どう生活してんのよ。自分的にはエイリアンって感じじゃなくて、でかいさそりって印象だった。ただの野生動物にしか見えなくて宇宙人的な思考は全く感じられず。地球上でも建物内に熊や虎などが沢山いたら、同じ様な事になっちゃうんじゃないかなぁってずっと思ってた。最後は人っぽいのでてきたけどね。でも、この危なすぎる環境から逃げなかったのは何故だろう。自分なら元の惑星に戻るよ。
ずっとアンディが楽しかった。チョコチョコやられるんだけど、レインが助けてくれる。最後はどうなったのかな?
意外な設定と楽しい会話。皆んな辛い事になっちゃったけど、とても楽しかったです。
エイリアン1と、事の始まりはもちろん違いますが、ハラハラドッキリ...
エイリアン1と、事の始まりはもちろん違いますが、ハラハラドッキリ演出や大枠のストーリーは同じ。つまりはエイリアン1と同様のエンタメ性やスリラー感は健在ですので、1を観た方は心に余裕、観てない方はドキドキして楽しめる内容だと思います。
スピンオフゆえに世界観は小さいながらも、1にはない、人間の「宇宙耐性」に言及する視点もあり、その結論がまた、エイリアンとは違う新たな怖さを”生み”だします。
宇宙船の内装が古めかしく思いましたが、エイリアン1(1979年)と2(1986年)の間の時代の話ゆえに、当時の最先端SFセットに合わせたかと納得。エンディングの音楽もスターウォーズのジョン・ウィリアムス調で、「SF観た感」が増し、懐かしかったです。
とはいえ、VFXはもちろん現代モノ。この映画のキーの一つ、重力の有無加減の演出や、物語の終始舞台となる小惑星リング帯の映像はリアルに美しく、SFという、VFXをきっちりやってなんぼのジャンルで、しっかりと魅せてくれた映画でした。
やっと出た、正調続編。
ラスボスのあの姿には😱
第1作のテイストを受け継ぐ正編
「エイリアン」シリーズの1作目の直後の話ということだが、本作単体でも十分楽しめるように作られている。ただ、過去作のオマージュが色々と出てくるので、知っていればより一層楽しめるだろう。少なくとも1作目は観ておいて損はないように思う。その方が話の流れを呑み込みやすいと思う。
すでに擦りに擦りまくられている本シリーズだが、今回は原点回帰。第1作のようなシンプルなSFホラーサバイバル劇となっている。
孤児のレインがアンドロイドのアンディや同じ境遇の仲間たちと宇宙へ出るが、そこには凶暴なエイリアンが待ち受けていた…というストーリーである。基本的に頭を使わずに楽しめるエンタメ・ムービーとしてそつなく作られていると思った。
特に個人的に面白いと思ったのはアンディの存在である。彼はレインの亡き父がスクラップ置き場から拾ってきた旧式のアンドロイドで、レインにとっては幼い頃から一緒に育った弟のような存在である。アンドロイドでありながら、どこか人間的な優しさを持っていて、これが姉弟愛のような趣をもたらしている。
本シリーズはこれまでにもアンドロイドが物語のカギを握る存在として描かれてきており、今回はそこに少し変化を持たせた所が新味だ。
ただ、プロット自体は第1作とほぼ同じなため、やはりどうしても既視感は拭えない。オマージュと言えば聞こえはいいが、要はオリジナリティに欠ける内容で、何なら第1作をキャラを変えて焼き直しただけという言い方ができなくもない。
監督、脚本はフェデ・アルバレス。サム・ライミ監督に見いだされてリメイク版「死霊のはらわた」の監督に抜擢された俊英である。元々スリラー・タッチに定評がある監督だけに、今回も作品のクオリティは上々である。しかし、いかんせんタイトルが大きすぎる。製作には当然シリーズの生みの親であるリドリー・スコットが控えているのでオリジナリティを出すのは中々難しかったのかもしれない。
また、若者たちが宇宙ステーションに乗り込んでエイリアンに返り討ちにあうというシチュエーションは、同監督作の「ドント・ブリーズ」も想起させられた。
そんな中、唯一クライマックスの戦いには新鮮なアイディアが盛り込まれていて嘱目した。こういうアイディアをもっとたくさん観たかった。
キャスト陣では、レインを演じたケイリー・スピニーの奮闘ぶりが印象に残る。シリーズの顔とも言うべきシガニー・ウィーバーに負けず劣らず、闘うヒロイン像を熱演している。
また、懐かしのキャラも出てきて驚かされた。もう二度と観れないだろうと思っていたので、これは嬉しいサプライズだった。
とても面白かった
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