エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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原点回帰+α
宇宙時代なのに、登場人物たちは底辺労働者。安物っぽい作業着を着て、消耗品扱いされている。
このディストピア感は懐かしいシリーズ1作目のテイスト。2作目も面白かったですが、兵士たちの戦闘中心で派手派手しかったので、平凡な労働者たちが忍び寄る無敵の怪物に立ち向かう恐怖という原点を思い出し、世界観に浸れました。
どこから襲われるか分からない恐怖や、タイムリミットが迫る中での脱出劇といった、本シリーズならではの魅力に、楽しい時間を過ごさせて貰えました。
私は、本シリーズは3作目で壊滅的なオウンゴールを決めて以来、ダメダメ路線を迷走したと思っています。
本作のラスボスは、多少その気配を引きずっていますが、是非そこら辺を見直して、新しいヒロインと相棒を「生かした」新シリーズ化をお願いしたいと思います。
続編が出たら、是非観たいです。
恐怖とは何なんだろうか。
全てが理論的に整理された映画。構造はキャンプ場に出向く若者集団と同じホラーの古典的な舞台。ちゃんと前フリがあって、ある程度ストーリーやキャラクターにも無理がないオチが付けられている。そういう意味では整理されているが、整理されすぎて私は怖いと感じるシーンは殆ど無かった。
おそらく、それを作り手も感じており、最後に登場してくるあれを映像的にボヤかしているのは、恐怖とは整理されすぎてはダメだという意思を感じた。たぶん、あれを一番怖がって欲しかったんだろうと思う。
にわかにはちょうど
エイリアンが出てくるまで退屈で睡魔に襲われたけど、そこからは終盤前までは面白かった。最後はフォルムがもはや怖いのかなんかよくわからない事になってたから、ホラーを通り越してニヤけてしまった 笑
でも、ちゃんとドキドキしながら楽しめる作品で、やはりホラーとして面白い。
重力を使った演出は特に良かった。シリーズは一部見てるけど、にわかファンの私には他作と比べる知識もなく、コレはコレで良いという印象。
SFって事もあって世界観が初期とあんまり変わっていない印象だけど、今回人間にしか見えないアンドロイドとかを取り入れてるわりに、過去作の繋がりとかもあるからしょうがないけど、宇宙船のコックピットやラボのPCがやけに旧型だったりして、テクノロジーのギャップが気になってしまった。
次回はアンドロイドの人が最強チップを入れ替えてロックマンエグゼみたいに戦うようになるのかね‥
屁理屈言わないファンだけ楽しめる映画
ロムルス
シガニー・ウィーバーは75歳
MF!
「 エイリアン ロムルス」監督はリドリー・スコットではなくフェデ・アルバデス。アルバデスの出世作「ドント・ブリーズ」はホラースリラーの傑作かつ2度と観たくない胸糞悪映画であったが、今作もその胸糞悪さの持ち味を残しながらエイリアンのホラーしての原点に回帰した快作でした。
「スターウォーズ フォースの覚醒」と同じで一作目の焼き直しじゃんという批判もあるんだろうけど、「プロメテウス」の要素や青春ホラーのフォーマットを取り入れたりといろいろ楽しめたな。
「旧作を観なくても大丈夫だけど、1と2を観といた方が楽しめるよ」というのは正解だけど、「もう全作観てるよー」という人はむしろ「プロメテウス」と「4」を見直して臨んだ方が良いと思います。
危機せまるエイリアンとの戦い!
企業搾取ディストピアとアナクロガジェット
退屈なシーンが無い
エイリアンずーと観るぜ
そして今回の「ロムルス」
いや~!素晴らしい!
やっぱ映画っていい。
終盤の絶望的状況下の2人が
諦めて飛ばしたギャグから
起死回生のヒントを得るくだりなんて
鳥肌が立ってしまった。
ラストで出現した人間とエイリアンの
混血モンスター強烈!
久しぶりのSFエンターテイメント!!
って感じでした。
中年老年世代はもちろん
若い世代にもエイリアンの面白さを
堪能できる作品だと思います。
知恵と力と勇気の子
迫力満点で精緻な映像美で満足でした。
おどおど、ビクビクして頼りないアンドロイドのアンディが再起動してアップデートされた途端自信に満ちた姿に変貌するのは特撮ヒーローみたいにカッコ良かったです。
一方、マッドサイエンティストのようなアンドロイドには恐ろしさを拭えません。体力的に弱い人間にエイリアンの組織を移植して使役に耐えうる強い人間を作りだすとは。ロボットが人類を支配するとは恐ろしい。
重力と無重力の切換
部屋の温度を体温程度に上げて息を潜めて進む
大事なときに感情で動いてしまう人類に対するアンディの最適解を導く容赦ない判断
生き抜く事を諦めない知恵と力と勇気の主人公レイン
が気に入りましたね。
まぁエイリアンとの戦いは置いといて
主人公の武器が相変わらず銃である事は1つめの残念です。映画の中であるからこそ銃社会からの脱却に努めてほしいです。
個人の審美感の違いでしょうが
エイリアンとラスボス、どちらの造形も好きになれません。畏怖、敬意を抱く事が出来ません。それが2つめの残念です。
円谷、石ノ森で育ったものですから。
エイリアンシリーズの中でも絶体絶命のシーンがメッチャ多めの作品。 本年度ベスト!!
前半と後半のテンポが全く違い、後半のスピード感が凄かった!
太陽が照らす事の無いある惑星で強制労働者の様に働いているレイン。
レインの弟のアンディ。
この二人を中心に進んで行くストーリー。
安住の惑星に移りたい夢が叶わず、仲間と共に宇宙に漂流する宇宙船で惑星を脱出する展開。
前半はゆっくりと進む展開でホラー要素が強め!
後半はスピード感あるアクション映画の雰囲気に急変!
絶体絶命と思えるシーンの連続!
スクリーンに文字通り釘付けだった(笑)
重力を使うシーンが色々と新鮮!
絶体絶命の場面を重力により何回救われたのかと思う程!(笑)
終始暗めな映像なんだけど宇宙の美しい映像が良かった!
特に土星の輪みたいな映像が美しい。
主人公の女性が強く変わって行く姿は本シリーズの見所でもあるけど、レインの覚醒は凄かった(笑)
弟のアンディは姉思いの従順な雰囲気から変貌する展開もカッコ良い!
エイリアンに襲われる中、宇宙船が惑星に衝突する時間との勝負的なスリル感も見所!
人間は地球でしか生きられないと思えた感じで、地球を大事にしたいと思える作品だった。
宇宙船内になぜ重力があるのか?
突っ込みたかったけど、ちゃんと理由がありました( ´∀`)
ドラマに期待しますわ。
シリーズのオマージュ、プロメテウスなんかの絡みを見れて良かったとは...
シリーズのオマージュ、プロメテウスなんかの絡みを見れて良かったとは思うがあれもこれも手を出した感じがしてイマイチ
伝えたかった事、テーマは原題がロムルスとローマ神話から取っているなら兄弟間の絆や争い、かな
アンディのロム入れ替えると人格が変わり裏切りっぽいモードにはなる
監督の作風を感じたとこは複数ハガーを通り抜けるとこ
ドントブリーズみたいに強盗も悪だが入った家の老人も悪いことをしていて、更にその老人が盲目でジワジワ迫ってくる恐怖みたいな捻りの利いた設定はないようにみえた
ハガーも盲目っちゃ盲目だが速攻型だし
なんかゼノモーフの突進力が弱い。つーか襲ってこない、、、
特に1、2のゼノはもうちっと完全生命体を感じさせてくれていた
もう少しゼノモーフ見たかった。
4のアレを持ってきたのはいいが超える存在もみてみたい。プロメテウスっぽさはあったが
酸の血やフェイスハガーあたりをメインにアイデアを持ってきているのは面白い
チェストバスター誕生ところは中々良かった。
楽しいのだが、怖さが今一つ
つるべ打ちみたいなテンポも好きだし楽しめる、けどもう少し溜めというか引っ張って引っ張ってからのギャース!みたいなのが欲しかった
久しぶりにエイリアンを作ってくれてありがとう
正直、あまり期待していませんでしたが…
過去のエイリアンを知っていれば、大体の流れは予想がつくし、特に今回のものは、かなり原点回帰的なところもあったので、ストーリーはほぼ決まりきっていた感じでした。
それゆえに、映像や音響とかに気を配っていたような印象だったし、迫力はかなりのものがありました。
このシリーズは、真打ち登場まで結構時間を要すので、それまでの映像がしょぼいと、盛り上がる前にかなりテンションが下がってしまう気がするんですが、今回の作品は久々映像そのものに力感があった気がするし、めっちゃ没入感があって、決まりきっていながら独特のストーリーを存分に楽しめた気がします。しかも、しっかりと進化していたところもあって、今さら・・・とか、もういいだろう・・・とか、それほど期待していたなっかだけに、凄くハマってしまいました。サイファイ、パニック、ホラーと、改めてこのコンテンツの発明にひれ伏すとともに、こうして力いっぱいの続編が製作されているのだと、納得した次第です。こうしてまた、評価の薄い過去作なんかも生かされていくのかもしれません。まさに一大産業といった感じですね。
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