エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
全608件中、21~40件目を表示
若者の群像劇としてのエイリアン
ご存知『エイリアン』シリーズの最新作。
いったいどこから襲ってくるのかわからないという恐怖は、真っ暗なお化け屋敷の中を歩いていて突然脅かさられる感覚に似ているかもしれない。そして、シリーズ第一作目から継承されている生殖をモチーフにした恐怖描写は本作でも健在だ。
若者の群像劇としたことで、極限状態で露わになる人間の友情や傲慢さといった本性が描き出される。さらに人間同士だけではなく、人間と機械(ロボットやAI)との付き合い方なども描かれる点は現代的な部分だと言えるだろう。
レインとアンディの如き、複雑な愛情
未知の生命体から逃げ惑う緊迫感、 怖くてドキドキしながら、手に汗握...
長いエイリアンの旅
エイリアンで無くっても
面白かった!
期待以上に楽しめた
無印の「エイリアン」をアップデートさせたような印象の本作。
スパイ映画、サスペンス、バイオハザード、アンドロイド、無重力、これらをミックスさせて娯楽度全開に仕上げた。
評判がいいのは知っていたけれど、期待以上に楽しめたのは良かった。
エイリアンシリーズは最初の4作しか観ていない。物語部分が好きというわけでもないし、一応ホラーカテゴリであるこのシリーズは若干苦手でもある。
しかしどうやらエイリアンという生命体には興味があるようだ。というのも、エイリアンが幼体の時から徐々に成長していく様に妙な高揚感を感じてしまったのだ。ジェットコースターの最初のゆっくり高く上がっていく時みたいなものだろう(絶叫マシンは苦手だけど)。
あとは、アンドロイドであるアンディの存在が興味深い。
旧型でしかも少々壊れているらしいアンディははっきり言ってポンコツだ。
ポンコツのときは仲間で味方だったが、能力向上と共に不穏な仲間と変化してしまうのが面白い。優秀なアンドロイドになったけれど…という具合だ。
アンディ自身も、他の人間も、エイリアンの幼体も、全てアンディの行動いかんでどうにでもなりそうなギリギリ感がいい。
エイリアンが出てくる映画を観た
公開された当時、エイリアン(ゼノモーフ)のデザインは非常に衝撃的でしたが、今はモンスターデザインの1つになってしまっている為、ビジュアルとしての目新しさは感じませんでした。
2以降の各作品はその都度デザインや形状を少しずつ変化させたりする工夫が見られたので、エイリアンの特徴にはそれぞれ興味を引かれていた気がします。
しかし今回は新規ファン獲得の入門編と考えれば致し方ないのかなとは思います。
ただ、そうなのであれば、最後の最後までエイリアンで意地を通して欲しかったのですが、オフスプリングとの攻防で映画を締めたのは非常に解せない感じでした。
また、これまでのエイリアンの大説明やアンドロイドのアッシュの登場など、鼻につくネタが多かったのもマイナスポイントでした(よっ!待ってました!って言いそうになりました)。
作品全体を通して、口数ではない「饒舌」な印象を受ける映画だったし、スピルバーグ的な演出がところどころで見られたのはとても情けなかったです。
良かった点…新鮮だったのはアンドロイドのアンディのキャラクターでした。
哀愁漂うエイリアン
エイリアン最新作。
原点回帰したエイリアンの恐怖を再び体験
エイリアンの新作が、Amazon Prime Videoで鑑賞できるようになったので鑑賞。
今作品は、原点回帰と言われるように1作目を彷彿とさせるような内容で、怖いながらも充分楽しめた作品。
物語の内容としては、劣悪な環境の植民地で人生をなかば見失いかけていた6人の若者が、廃墟と化した宇宙ステーションを見つけ、安住の地に向かうため艦内を探索するが、そんな彼らを待ち受けていたのが人間に寄生して異常な速さで進化するエイリアンだった。
とにかくエイリアンの進化が今迄よりも速い感じがして、未知なるものに対する恐怖感や緊迫感は、1作目を彷彿とさせるような演出でした。6名の若者役を演じたキャストの、エイリアンに遭遇する恐怖を見事に演じてたので良かった。
ラストは、ハッピーエンドかと思いきや最後に登場した進化した得体の知れないエイリアンには度肝を抜かれるほど驚いたし、今迄登場してきたエイリアンよりも気持ち悪い存在でした。
久々に、ハラハラドキドキする映画で面白かったし、ヒロインのレインとアンドロイドのアンディのコンビは最高でした。
日本語吹き替え、スペイン語字幕で鑑賞 極限状態でも果敢に戦うヒロイ...
エイリアンの成長スピードが早すぎじゃない??
ずっと、エイリアンの成長速度がご都合主義なのが気になってしまった…。
「エイリアン」シリーズにとって、“人間”は観客の血への渇望をかき立てるための陰鬱な犠牲者であるべきだが、この映画の登場人物たちの死に方はありきたりで退屈だった。
スコットの静寂、キャメロンの咆哮、フィンチャーの狂気、ジュネの異形。それぞれの指紋を色濃く刻んだ恐怖の神話。しかしアルバレスは神話の門前から進まなかった。この映画の大半は過去を模範しファンに迎合することに注力してしまったのが原因だと思う。
とはいえ、本作はシリーズを未見の観客にはある程度の楽しみを提供するかもしれない。独立したSFホラーとしての構造は整然としており、設定やビジュアルに初見の驚きを感じる余地はある。だが、多くの海外レビュアーが言うように、シリーズの歴史と可能性を知るファンにとって、本作は「エイリアン」の名を冠するにはあまりにも凡庸で、挑戦の足りない作品だと言われても仕方がない。
程よく混ざり合って面白かったです
観たかったエイリアンシリーズの去年の最新作、
エイリアン:ロムルス 観た!
近年プロメテウス、コヴェナントを展開しだしてから深みが出て興味あったんです
ざっくりいうと、ゲーム デトロイト、ジーザスとエイリアンシリーズかけ合わせた感じで、個人的には面白かったです
いくつかご都合良すぎるやろwって思う点がありましたが 笑
昔はゲームで「映画みたいですげー」って思ってたのが、
最近は「まるでゲームみたいで面白れー」って、ゲームも同等の存在になったと感じました
登れるハシゴには黄色いペンキが塗ってあったりするのって、影響されてると思ったw
過去作のオマージュも良かったです
最近の作品を観れて、Disney+入っててよかったーって思った作品でした
キャラに魅力がない
面白かったんだけど星4つは行かなかったかな。
やっぱりエイリアンなので期待値も高い分そこまで行かなかったって感じ。
畳み込むような展開ではあるのだけど、既視感が強すぎて
次の展開が分かりやすすぎるんだよね。
エイリアン1、2に引っ張られすぎかな。
よく言えばオマージュだけどやりすぎだと思う。
まあエイリアンだからオマージュもクソもないんだけどw
エイリアンがいっぱい出てくるのに2のような絶望的な状況にもならないし
1の様なエイリアンの無敵感もない。
兵隊が出てこない分エイリアンは1匹で十分だと思う。
銃で倒すとエイリアンが弱すぎる感じがしちゃうのよ。銃で戦うならそれはもう2の様な
大群と接近戦。民間人なら1匹で素手。
そうやってバランスとって絶望的な状況を生み出さないと危機感が薄いんだよね。
まあた50分弱で小惑星群に衝突とか言ってるけど時間がめっちゃ短い割に
なんかやたらのんびりしててもう40分すぎたんじゃね?って感じがしてならない。
それにキャラが全然魅力ないよ。
2のシガニーウィーバーはキャラが立ってたよね。
王道だけど子供をなんとしてでも守りたいというリプリーの思いが
見ている側に伝わってくるんだな。
今回人間ではない人造人間と主人公の微妙な関係に焦点を当てて
利用するべき機械なのか?そこに友情は存在するのか?
そんな葛藤がもう少し突っ込んで描いたほうが二人のキャラが立ったと思う。
周りは機械なんだからと割り切って扱うのに、主人公がその機械を命をかけて
守るという、見ている側がそれ捨ててけ、いや機械でも心があるだろ?と
議論になるような関係があればもう少し良かったかもしれない。
まああったんだろうけどちょっと弱いなあと。
フェデ・アルバレスって人はいくつか見たけど面白いんだけど
4点行かないんだよね。ホラーとかSFってあんまりキャラが立ってないのが多い気がするけどそこ重要だよね。
設定としてちょっと疑問に思ったのが
1時間の物語でエイリアンの成長が早すぎて流石に無敵生物でもどうなのかと思った
最後の人間エイリアンなんかあれ5分くらいで成長したってことだよね?笑
子供エイリアンが蛹になってエイリアンになる設定ってなんか唐突じゃない?
エイリアンが巣を作って人間をそこに押し込めてたのって2と同じだけどさ、
エイリアンって人間を溶かして卵にするって設定だったらしいのに、
その辺はリドリースコットは何も言わないんだなあと思った。
だってさ、ノストロモ号に残ってたエイリアンって1匹じゃん。
エイリアンクイーンが乗ってたわけじゃないのにフェイスハガーが増えるわけないと思うんだけどなんで?クローンってこと?
全608件中、21~40件目を表示













