チャーリーのレビュー・感想・評価
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わんこの演技がすばらしく。
無味乾燥な人生を送っていた主人公が迷い犬とのふれあいから心を開いていき、かけがえのない存在となった相棒に贈る長い旅へ、変化に彩り満ちた日々。先は程々読めるしこのシーンなくてもと思うのはまぁあったが、わんこのいたずら放題っぷり、懐き具合と表情と抱きしめたさいっぱい加減と保護犬推しという、手持ちのハンカチを濡らしインドの大自然過ぎる風景と愛情に心掴まれる164分だった。
先が読めても泣ける
犬を連れてのロードムービー。しかも犬の余命が短いってことならもう泣かせてくる映画であることは予想がつく。しかも偏屈だった男がその犬によってかわっていくんだから大筋は読めたも同然。あぁ、これがクライマックスの泣きどころになるんだねってこともわかる。でも、わかっていたからどうだというのか。ほら、やっぱり!これが来るよね!なんて思いながら泣いてしまった。先が読めたからといっても泣けるものは泣けるってことだ。
細かいところではちょっとした違和感やモヤモヤが残ったのも正直なところ。もう少ししつけられるだろうよとか、ドッグショーは何を競うものなのかとか、旅の準備があまりにお粗末で最後にあそこまでギリギリの状態になる?とか、あの電話した相手は誰だったのか?とか(あのお店の老夫婦?)。でも、それを許せるくらいにチャーリーが可愛かった。あんな愛情表現されたらそりゃメロメロになって人が変わってしまう。チャーリーにあの演技をさせた人たちがすごい。
涙腺崩壊
資金も時間も行き当たりばったり旅
ラブラドールの野良犬と、懐かれた最優秀社員だけどコミュ障な偏屈男の話。
悪徳ブリーダのもとから逃げ出して辿りついた町で追い払われつつも餌をくれるダルマに出会った子犬がトラブルにあい、飼ってくれる人を探す間だけと共に暮らして始まっていくストーリー。
チャーリーなのに雌って、と思ったらダルマはチャップリン好きな設定なのね。しかも昔の名前がキートンって、喜劇王まっしぐらじゃないっすか。
ポンコツながらも愛くるしいワンコCHU CHUと、絆されて丸くなるヒトラーおじさんの仲が深まっていく、面白可笑しく愉しいエピソード満載なところに、痛快だったり感動だったりなエピソードを交えてみせていき、1つ1つは面白いし全体的にも悪くないのだけれど、詰め込み過ぎの長過ぎでお腹いっぱい。
まあ、インド映画だからある程度は覚悟していたけれど、チョコチョコ入る状況や心情を説明する歌がまた面倒臭いのよね。
ということで、せっかくの感動シーンもわざとらしく感じてしまって大して響かないし、途中から食傷気味だった。
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