「ダルマさんが変わった」チャーリー MARさんの映画レビュー(感想・評価)
ダルマさんが変わった
人嫌いで孤独に淡々とした毎日を過ごす男と、悪徳ブリーダーから逃げ出してきた犬が心を通わせていくが、そのワンコには実は…といった物語。
お祭り会場を滅茶苦茶に破壊する筋肉達磨のどこに惹かれたのか分からないが、懐いてくるチャーリー。
やんちゃだがとても可愛らしく、見ていて癒されるチャーリーだが、その体には…。
余命わずかなチャーリーに雪を見せたい一心で、お金も殆ど無いままにヒマラヤを目指すダルマ。
道中出会う人々の親切心や、なんやかんや見守ってくれる地元の人達の描写にはホッコリしますね。
偏屈な男が犬と出会って人間らしくなっていって、最後には…という展開はベタと言えばそうですが、チャーリーの可愛さも相まって胸に迫るお話ですね。特に犬を飼ったことある人には涙ものですね。ワタクシも久々に涙がこぼれました…。
そして、犬登録場(!?)の場面で流れてた、犬の鳴き声をミックスしたBGMは面白かった(笑)あの曲欲しい…。
インド映画らしく、やはりちょっと長いな〜というのはあるし、よくわからないとこもあったりしたが、心が暖まるロード・ムービーとして面白かった。
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