アビゲイルのレビュー・感想・評価
全99件中、1~20件目を表示
阿鼻叫喚の!
劇場公開では見逃して、年明けになんか景気のよいホラー見たくてU-NEXTでレンタルしました、アタリでした〜😄
シュールとベタ、ゴアと意外性もあっていいです!予備知識なしに劇場で見てたらかなりびっくりしたと思いますが、ポスターでネタ割ってたからなぁ…まぁ仕方ない。
開始からしばらくはクライムサスペンス風で、しかしこの犯罪チームが「失敗必至」のダメ構成で…(笑)しくじる予感しかなく、始末されてく順番も予想通りで、ある意味安心して見れました。
始末過程のバトルやゴアはなかなか凄惨で、グロいの苦手な人にはお勧めできませんが、イヤな嗜虐趣味とかは感じないのでホラーとしては割とサッパリしてるほうかな。
アビゲイル、いかにもな美少女じゃなく割と地味で可愛いタイプ。蒼井優似かも(バレリーナだし)。
吸血鬼ものの縛り(お約束)は控えめな分(?)、爆散がとにかく派手!で笑ってしまいました。
あと「ミーガン」との共通点をけっこう感じました、シスターフッドありの所とか(というか男がクズとアホばっかり)。
ホラーの変速快作「キャビン」の怪少女バレリーナも思い出しました。
いい話風を盛り込む必要があったのかは少し疑問ですが、最後どこまで転がって止まるのかわからずハラハラと飽きずに観れて、続編ありそうな終わり方。次あればちょっと期待します。
面白かったけど…
好きか嫌いかで言われたら好きです。
スイッチとかハッピーデスデイとか好きなので。
面白かったと思います。
設定がまず面白いので、いくらでも膨らませられたと思うのですよ。
だから、ティムバートンあたりに監督させたらもっと面白かったんじゃないかなと(笑)
アビゲイル可愛いし、キャラ立ってるからそのまま最後まで行ったら良かったのになあ。
レクター並みの殺し方のバリエーションとか、殺しの度に踊りをもっとフィーチャーするとか…。
主人公交代とかは興醒めでした。
シリアスなのか、コメディなのか、どちらにも振り切れてないのも残念でした。
ただ、映画として及第点は上げれると思いました。
クリスマスあたりにワイワイ言いながら観るといいのではないでしょうか。
極悪なのに憎めない
久しぶりに面白い映画を見れたw
悪党VS極悪吸血鬼血みどろの戦いw
この設定が吸血鬼に肩入れして見られる。
吸血鬼が少女なのでどんなに悪党でもどっちかと言えば
肩入れしちゃうのは悪党軍団ではなくアビゲイルの方になる。
アビゲイルは極悪非道なのだけど可憐な少女の姿をしているので
中身は何百歳にもなるのに結局人は見た目に大きく左右されるのだなあと。
ババアの姿だったらどっちにも肩入れできなかたかもしれない。
この可憐な少女×バレリーナ×吸血鬼という組み合わせは
ちょっとコミカルでもあるしギャップが萌えする。
ストーリーは単純なんだけど、見ている側の期待に沿って
展開してくれるのである意味王道なんかな?
予告で大筋はわかっているので前半のアビゲイルの猫被りも
いつ剥がされるのかワクワクするし、化けの皮が剥がされてからの
圧倒的パワーにも歓喜する。そして檻に入ってやられたフリ、
最後のピンチ、こう飽きることない展開は非常に上手いなあと思った。
ストーリーが単純でも飽きさせない展開、演出は最近のアクションやホラーでは
見られなかったのでちょっと嬉しかった。
これは続編あるね。
ジョーイは続編でも出られるかな?
愛らしい少女バレリーナが、吸血鬼だった‼️
いやはや無茶苦茶にグロかったですねー。
予想の上を行く、ヤバい映画でした。
《ストーリー》
富豪の一人娘で12歳のアビゲイル。
寄せ集めの悪党はアビゲイルをバレエの発表会の日に誘拐します。
無事眠らせて拉致して屋敷に匿います。
ところがこの少女・アビゲイルははヴァンパイアだったから、
大変なサバイバルの《生き残りゲーム》へと駒を進める事に!!
アビゲイル役のアリーシャ・ウィアーは小柄であどけない顔立ち。
チュチュを着て踊りながら、口を大きく開けて咬みつく姿は、
今までヴァンパイア映画では見たことのない初体験。
意表を突かれましたですよ。
訳ありの犯罪に加担するのは女2人に男4人。
誘拐は成功したものの、お屋敷は堅牢。
6人は監禁され閉じ込められてしまうのです。
オマケにアビゲイルに噛まれたサミーを筆頭に次々と咬まれて
ヴァンパイアに変貌してしまうから、もう収支がつきません。
血溜まりや血噴射、エロはないけれどこれほどの血の量は
久しぶりで、仰天でした。
一体誰か一人でも、このサバイバル・ゲームから脱出出来るのか?
それとも誰も脱出出来ないのか?
なんか胸いっぱいで胃液が迫り上がって来そうです(笑)
フロム・ダスク・ティル・ドーンの吸血鬼濃いめバージョン
U-NEXTでかなり長くP1980の文字が取れなかった本作😐
映画館で観るより高い金は払いたくないマ王😆
水曜日くらいにやっとお手頃価格になってくれたけど今週のマ王、目から火が出るくらい忙しい毎日💥
とてもじゃないけど週の半ばになんて観れる勇気が無かった⤵️
そして金曜日まで待まったマ王(しかしよく我慢できたもんだ)はマクドナルド片手に鑑賞しましたとさ✨
いやぁ~今週のマ王はよく働きました💦←セルフ御褒美
前半はサスペンスタッチの作りで後半はR15全開のグロ展開になる本作😬
かの「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を彷彿とさせるストーリーかと思ったが、ソコはちゃんと改変してましてアナログな方法で吸血鬼と戦う感じの内容となっております😁
いやね悪くはなかったよ、悪くはないけど何だろうね観終わった後に言葉に出来ない倦怠感があるのは😑
理由は判ってるのよ、兎に角ストーリーが渋滞しているんよね🫤
前半のサスペンス調はイイ歩き方してんのに後半の絶望展開から突然全力疾走させられる感が草臥れるのかなぁ🤔
ホラー映画独特の爽快感(求めているモノが変だが)よりも400m走してる気分になったのはダークヒロインのアビゲイル嬢の所為かもしれんが、物語的に厭らしさが匂うトコにもある気がする🙃
またネタバレはしたくないけど、吸血鬼の元親が殺されたら吸血鬼にならないってんのなら後半のストーリーは矛盾があるんよね😐
せっかくの吸血鬼物を吸血鬼物として楽しめないというか、脚本がラストの辻褄合わせで作られてるから途中が変になるのよ💨
面白かったけど構成の部分で赤点!
もしかしたら別のエンディングがあったのかもしれんね🥸
吸血バレリーナ少女アビゲイル役のアリーシャ・ウィアーの演技はラスト以外は狂気じみてて好感が持てました😆
しかし金曜日の夜、身も心もヘトヘトな状態で観る映画では無かった😫
もう少し健康なら点数高かったかもだが、この手の映画は何度も観返すにはカロリーが必須なので、次は無料配信になるまで待ちます🌀←もう一度観るのか?
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
アリーシャ・ウィアーは第二のリンダ・ブレア?度★★★★☆
吸血鬼大爆発度💣💣💣💣💣
吸血鬼と人狼とそして誰もいなくなった
日本では芸能関係者は思想的政治的なことを言わないが、あちらでは若い人気者でも主義を明言したり(2024/11/05の投票日にそなえて)トランプかハリスかを公言することがある。
バレラがスクリーム7のヒロインを降板したのは中東の紛争に関する見解をソーシャルメディアに投稿したからだった。
彼女はUNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)へのリンクを貼って寄付を呼びかけたり、サンダンス映画祭でパレスチナ支持のスローガンを連呼したことで配給元のスパイグラスから解雇され、後日その騒動を回顧しつつ「私は反ユダヤ主義とイスラム嫌悪を非難します」との声明を発表したそうだ。
アメリカの枢要はイスラエル支持なのでパレスチナ支持の政見が駆逐される傾向があるがUNRWAはイスラム過激派グループとつながりがあるとされている。
まったくのところ中東というのは密事だらけのゾーンである、と同時に、国家の報道スタンスは支持する側への偏向をもっている。
いずれにせよ芸能人が求められてもいない政見をぶつのは得策ではないがハリウッド圏内では立場を明確にすることで個が際立つ場合がある。
とりわけバレラのように強い顔立ちの人が意見すると社会的責任へのコミットメントが感じられてむしろ効果的だったりする。
結局バレラはスクリームのヒロイン解雇騒動からさっさと立ち直り映画アビゲイルの撮影に入った。
これらが昨年から今年(2024)初頭にかけての出来事である。
クレジットをみてまずキャスリンニュートンが助演なことに驚いた。「Fan!」だからというだけではなく今が旬の若手だからだ。ニュートンに後塵を拝させたメリッサバレラ、あらためてつええ、と思った。
メキシコモンテレーの産で太い眉と大きな目をもっている。フェミニンなのに自信が横溢した、現代を勝ち抜ける面魂(つらだましい)といえるのではなかろうか。
以前Freaky(邦題ザ・スイッチ、2020)のレビューでニュートンを「据わった目」と評した。殺人鬼と女子高生が入れ替わってしまうホラーコメディなので、ニュートンは据わった目をする必要があった。しかしその目の据わり方が半端ではなかった。ニュートンは子供から業界にいた人なので精神的な落ち着きが目にあらわれる。基本的に据わった目をした女優だ。
すなわちクレジットをみた途端、映画アビゲイルはわたしにとってバレラとニュートンの目の据わり対決になった。
映画は筋肉馬鹿なKevin Durandと冷静なダンスティーヴンスの会話ではじまる。
Durand:(運転しながら)温度は大丈夫かな、寒すぎたり暑すぎたり...
スティーヴンス:温度はいいから、運転しろや
冒頭、集められた賊たちがどこかへ忍び入る状況と各員の性格が描かれて、はやくもわくわくさせた。
Matt Bettinelli-OlpinとTyler Gillettはホラー一筋にやってきたコンビ監督で、ホラーオムニバスのセグメントや、鳴かず飛ばずだったDevil's Due(2014)を経て、サマラ・ウィーヴィング主演のレディ・オア・ノット(2019)でブレイクした。
ヒロインを非現実な状況に入り込ませてhorribleな画を提供しつつしっかり笑いもとる。──自分たちならではのスタイルを見いだしたコンビ監督の好調が伝わってくる滑り出しだった。
見慣れている人ならわかりきったことだがダンスティーヴンスはシュッとしたハンサムだが演技派である。しかしシュッとしたハンサムであることに気を取られて印象が残りにくい。言い換えると演技が巧すぎるので印象が薄い、ほどの演技派といえる。
まだ何も解っていない映画初っ端の台詞、Temperature’s fine.Just fucking drive.だけで大笑いするにちがいない。請け合ってもいい。
キャスリンニュートンもじょうずだった。設定は「裕福な家庭に育ったスリルを求めるハッカー」。まったく、そのお手本のような演技力だった。
バレラは血を浴びる係に徹したが血まみれでも素敵な人だった。
映画アビゲイルは吸血鬼と人狼ゲームとそして誰もいなくなったを掛け合わせたスプラッターコメディで、各キャラクターにもしっかりと具が詰まっていて、ところどころ本気で笑わせた。
imdb6.6、RottenTomatoes83%と84%。
エンドクレジットには2023年7月31日、薬物の過剰摂取で死亡が確認された25歳のアメリカ俳優、ここでドライバーのディーンを演じたAngus Cloudへの追悼がある。
【負け犬アメリカさん達の悲哀】
吸血鬼バレリーナを誘拐する闇バイトに集まった連中はただの肉片になるか、光を浴びると放射状に飛び散る肉片になるかのどちらかだが、ドラッグ中毒者や社会からドロップアウトした負け犬が集まった。
不死身の吸血鬼の人選に世相や社会の動向を反映させるのは既定路線なのか、私自身スプラッター映画を殆ど見ないのでわからないが、死ねない怪物の悲哀と負け犬人民の悲哀で良い勝負をしている気がした。教科書的に言うなら、混沌の闇を意識と啓蒙の光で浄化し新たな出発を迎える通過儀礼。まぁ、そんなことはどうでもいい。
どうしようもない予告編を観て鑑賞を決めたが、役者は皆中途半端で音楽、映像、照明もやりすぎ感があって微妙だし、エクソシストみたいな気持ち悪いバレリーナの動きを期待したが、あまり見られなかった。という点で中途半端なB級映画だと思う。ただし、とても笑えた。
狩る側と狩られる側
PVでわかる通り、狩る側(正確には誘拐で殺しではないが)だと思っていたのが、狩られる側に一転するというお話
テーマはおもしろそうだったし、最初は期待どおりの展開
ところが佳境をむかえた辺りで爆散シーンがあり、あれっ!そういうタイプなの!?
と思っていたよりもB級?旧ゾンビ映画に近いものになっていました
もちろんジャンルとしては違うし、飽きさせない展開で楽しめたけど、
カレーを期待したらシチューが出てきた。くらいの「気持ち」でのがっかりはあった
チュチュ
予告、前情報まったく無し。
この可愛い子がどうなるの?って思いながら誘拐からの実名名乗らず、過去を詮索されない6人。そんな彼らはネズミと呼ばれる。
なんか俺の過去をあててみなとか謎のゲームをやったりするんで、アビゲイルはいつ、なにやるんだろ…と少しダルい。
誘拐したバレリーナの少女アビゲイルを24時間監禁するだけで大金貰えるぞ、ヤッホーい!!
簡単じゃん。
唯一、ジョーイと名付けられた女性は子供を持つ母としての同情か優しく声をかけ、乱暴はしないと約束の指切りをかわす。
そして、自分は父から愛されてないと訴えるアビゲイル
アビゲイルの父親が政界も動かすヤバい相手だと知って逃げ出そうとするもドアは鉄格子、窓にも鉄板。
それに加えてアビゲイルの覚醒。
実は吸血鬼!
なんだってー!
次々とメンバーを殺っちゃうアビゲイル
その姿は髪に羽のアクセを付けて血みどろのチュチュ、ピカピカと光るトゥシューズ、口周りはベロリと血の口紅
優雅に軽やかに踊りながら殺人を楽しむ姿は新しく、とても美しい。
そんな吸血鬼バージョンの牙ギリギリのアビゲイルちゃんでも可愛いし、なんか応援したくなるぞ
吸血された女性を操る時、アビゲイルと同じポーズをなぞりながら踊りながら迫ってくる表現は良かった。
ニンニクも効かず、十字架を握りしめ男の胸をザクザク刺す
朝になるまでに殲滅かな?
実はその屋敷はアビゲイルちゃんの殺人おもちゃハウス
主導権を握ってたランバートさん
彼もアビゲイルを殺したいんだよ、一緒にやろうぜ!とフランクに吸血鬼になって戦って欲しいと持ちかける。受け入れる彼。
さすがに1対2ではアビゲイルも手を焼く。
瀕死の状態でアビゲイルはジョーイに約束の指切りを差し出す…
フランクがジョーイを洗脳しようとするもてんで効かず、年季が違うわよ的なことを言ってのけるのかっこいい
アビゲイルを助け、通じ合う2人
そこへ、父親登場
めっちゃ存在感ある〜
アビゲイルの訴えによりジョーイは無事脱出
きっと息子のもとへ
父親との関係やランバート、死体プールにするほどアビゲイルのおもちゃを集め遊ばせるのは?
最初のアビゲイルの電話の主は誰だったのか?
なぜ父親に愛されていないというのか?
いろいろと謎もあるが、美しく踊る華麗な美少女とゴア描写も良かったので良作品
幼顔の殺人鬼…エスターが何度か頭をよぎる…
白鳥の湖はすごくあってる
ホラーは怖いから観ないようにしています(笑)。けど、なんか気になって(誘拐されるっていう着想いいなって思ったりして…).そして,上映館がまだあったので観ました(ヴァン・ヘルシング以来です(笑)).
“白鳥の湖”の鳴り響くオープニングは趣味が良くて,とても効果的.じわりコワかった.
恐怖の序章として,いいなと思った.
冒頭の20分で誘拐犯達のキャラをそれぞれ把握させてくれる脚本もよかった.
コワイのはホラーで,「ヴァンパイアもの」は好きなんだとわかりました(笑).
あと,血を吸われる=吸血鬼に「ハッキング」されるということなんだと気がついた.
面白かった.
デートムービーにおすすめ❣
とにかく、おもろーでした
ラストまで怒涛のどんでん返しの嵐
設定が新しいのでどう終わるのか先が読めない
だけど古典的な密室ホラーなので最後にサバイブするのはきっと主人公なんだろうなと
ある程度のお約束もあるのでそんなに頭をつかわない作品
子役の子演技うまかったな
ギリギリ納めてる感じですごい映画
なにかいろいろな人気作品をちょっとずつ要素として散りばめているような。途中ホームアローンのような子供VS泥棒的なシーンまできたときは、これは「家族で楽しむ映画」なのかな?とか。グロイの苦手なひともまぁギリギリ耐えられるくらいのグロさかもです。いろいろな要素つめこみすぎて中途半端というよりギリギリ納めてる感じですごいなと思いました。
笑えるホラー
あらすじ段階で気がつくべきたった
バンパイアがバレエダンサー
うん、新しいよ
そしてアビゲイルは完全にネタが尽きたゾンビ映画に吸血鬼とバレエダンサーをぶっこんで来た映画だった
バレエダンス攻撃するアビゲイルちゃんにはもはや笑うしかないね
美しいバレリーナモンスター!
アビゲイル役の子の演技力がすごい!
少女であっても「可愛い」ではなく「美しい」冷酷なヴァンパイヤを見事に演じていました。
アビゲイルが本性を現してからの猛攻が迫力あり!
それに追い詰められていく誘拐犯たちの掛け合いが結構わちゃわちゃしていて面白い。
テンポも良く最後まで飽きさせないホラー作品でした。
けっこうよかった
最初いい評判がなかったので見ない予定にしていたのだけど、だんだん気になってきて見に行く。するとけっこう面白い。予告でほぼネタバレしていて『フロム・ダスク・ティル・ドーン』的なものかと思っていたらテイストがちょっと違う。急にジャンルが切り替わるのではなく、トーンがそのまま地続きだ。
太陽の光に当たると人体爆発が起こる。心臓に杭が刺さっても爆発する。表現が豪快だ。ニンニクと十字架は効き目がない。反射光でも効く。バンパイアの歯が汚い。
人間ドラマが丁寧で面白い。アビゲイルの人物像があまり語られなくて、前日譚がそのうち作られそうだ。
ラストシーンは主人公が無事に館を出られるのかすごくハラハラする。出てからも車でグズグズしているので、早く行けよと焦る。
ユニークな設定のホラーもオーソドックスな展開に
事前に知っていた作品の設定について、なかなかユニークな作品を見られそうだ、と思って拝見。確かに序盤はその通りの展開でしたが、中盤以降はどちらかといえば密室ホラーの定番展開のような流れに。
吸血鬼役の少女の所作の美しさや閉じ込められた主人公たちの心理描写などはなかなかでよくできた作品でしたが、もう一歩何かが欲しかったのも確かです。
大富豪=トム・ハンクス
「誘拐した少女は吸血鬼だった...」というB級感丸出しのアイデアに、大作映画さながらのクオリティ。おバカ映画を想像していたのに、「わたしたち、本気なの!」と言わんばかりのまさかの完成度に驚き。こんなことある?笑笑 冒頭から分かる。これ、おもろいヤツや!
ポスター鑑賞だったから前情報ほとんど無しだったけど、これ系の映画には似つかわしくキャストがしっかりしてる。だって若手MARVEL女優が出てるんだよ!?ディズニー俳優だって!どうなってんだ!いやぁ、ポスターですっかり騙されてしまった。これだから映画ってやめられないんだよ、、、😍
キャラ付けが秀逸なおかげで、アイデアだけを握りしめた1発もので終わらず、屋敷内で起こる不自然死に迫りつつ、ありがちだけど見応えあるドラマで、観客を終始楽しませてくれる。ただビビり散らかす、安っぽいB級ホラーとは訳が違う。もちろんホラー要素はしっかりあるんだけど、それ以上に個性的でひと癖もふた癖もある誘拐犯たちがみんないい味出していて、次第にそんな彼らに夢中になってしまう。しかも、相手の素性を探らないこと、という設定も生かされて色んな展開を見せてくれる。この誘拐だけのために結成された、ワケあり犯罪者グループ。いいよいいよぉ、こういうの大好物だよぉ...。ピーター最高だよぉ...。
この映画、カメラワークが『あれ?今日見に来たのってナイブズ・アウトだっけ?』って勘違いするレベルで上手すぎる。カメラワークに力を入れるだけで、こんな上質で上品なサスペンスホラーになるんだ。おかげで微塵も安っぽくない。いちいち緊張感あるし、下手な演出もないから画に退屈しない。
カメラワークと言えば、ゴア描写の見せ方もまた素晴らしい。しっかりR15+、なんならそれ以上の高品質な血しぶき、臓物、人体破壊が見れてすごく楽しかったし、十字架のとこなんか特にナイスカット過ぎてたまらなかった。たまたまB級ぽい設定の映画だったけど、この監督とカメラマンなら大物ホラーの続編とかも全然任せられるぞ!
いっぱいのグロ、いっぱいのゴア。最終的に行き着く先はわりとシンプルで予想できるけど、吸血鬼というやり尽くされたネタでここまで楽しませてくれたってだけで大満足です。「夏目アラタの結婚」でも感じたけど、目元と歯並びだけで恐怖って演出できるものなんだな。
今どきこんな思い切ったホラー、しかもこんな爽快感たっぷりのグロ映画を見れることなんて中々ないから、すごく貴重な体験でございました。血しぶきブシャーッ!
全99件中、1~20件目を表示