アビゲイルのレビュー・感想・評価
全131件中、1~20件目を表示
予告編がネタバレしすぎ
父娘×母息子
実にくだらない
太陽光、ニンニク、心臓に杭打ちは有効です。
4月18日(金)
「アマチュア」の後映画館へ行ってないので今日こそ、と思っていたら母が入居している施設から電話が。大事なかったが面会に行き映画館はなしに。家に戻って見逃していた「アビゲイル」を配信で。
富豪の娘を誘拐する闇バイトで集められた6人。ホール貸切でバレエの練習をして家に帰った所で少女を誘拐し、離れた一軒屋に監禁する。富豪の父から身代金五千万ドルを受け取るまで一晩少女を監視すれば良かったはずなのだが…。
闇バイトでお互いに本名を名乗らないのでコーディネーターのランバートは各自を略称で呼ぶ。フランク、サミー、ディーンと来たところで気付かなければダメだった。頭が硬くなってるなぁ、シナトラ一家じゃないか。
ランバートが金を受け取りに出て行った後、ディーンが殺され富豪の父がヤバい奴だと解り、殺し屋が送り込まれたかと浮足立った一同。ライフルが失くなり、また一人殺され、監禁するはずが出られなくなり閉じ込められて、残ったのは男二人女二人の四人。実は少女は吸血鬼で殺したのは彼女だったのだ。さあ、四人はどうなるのか。
色々と工夫が凝らしてあったり(本棚裏の秘密の入口を開ける本が「そして誰もいなくなった」だったり、太陽光が差し込む窓がちゃんとあったり)、オーソドックスな吸血鬼対策が有効だったりするのが面白い。咬まれた吸血鬼が死ぬと咬まれた人は吸血鬼にならないと言う新ルール?もちゃんと説明がある。
ラストは「そして誰もいなくなった」になるのかと思ったら、そうはならなかった。
ちょっと血糊があまりにも派手にドバドバ出過ぎるのが減点。
誘拐した少女はヴァンパイア!犯罪計画は慎重に・・・
これ、なかなか面白かった。単なるヴァンパイアものとは一線を引いた形で楽しませてもらいました。
お互いの素性を知らない男女が協力して、一人の少女を誘拐し、豪邸に監禁するのだが・・・恐怖の一夜が始まった。
【ネタバレ】
この作品の面白さは、徐々に真相が明かされて行きながら、話が二転三転するところですね。
先ず、何の情報もないまま誘拐した少女の父親が裏の世界の大物だと判明する。凄腕の殺し屋が子分にいて、自分たちの身を危惧した途端、最初の犠牲者が首を落とされる。
やがて、少女こそが殺し屋だった事が解る。それもヴァンパイアの。
そして、誘拐犯達も、実は彼女の意思によって集められていた。父親に害を成した者達を纏めて始末するためだった。
ってな具合で次々と話が展開していくので、すっかり魅入っちゃいました。
ドラキュラ映画でおなじみの弱点も、今時のヴァンパイアには通じないんですね。十字架のペンダントを手にとって胸をメッチャ刺しにしたのにはビックリ。
まぁ日光に弱いのは定番だったけど、当たった時が凄い!肉片、血飛沫、ドッバーの木っ端微塵になるのがメチャグロかった。
わざとヴァンパイアになって戦うとか、敵だったアビゲイルと共闘するとか・・・
いや〜、予想以上に楽しませてもらいました。
ただ、ラストがあっさりだったかな。
何か来るのか?何が起こるのか?なんて、ホラー定番の驚きラストを期待したんだけど、何事もなく終わっちゃいました。
少女か誘拐犯かどちらを応援しようか悩む
アイデアはユニークだが企画倒れ
吸血鬼や狼男、ゾンビ等はホラーの古典で、いくつもいくつも繰り返し映画化されてきた。その過程で本来のストーリーにさまざまな変更が加えられてきており、本作もその一つ。
小学生程度の女の子を誘拐してみたら、実はその子が吸血鬼で、誘拐犯たちは一人また一人と殺されていく…というのは、アイデアとしてはかなりユニークである。
ところが、その殺され方にあまり芸がないw
安心しきっている犯人に密かに忍び寄って、甘えるフリをしながら突然牙をむく…本来なら、そんな展開を期待するところなのだが、本作では突如、アタマがちょん切られてしまう。その後もじっくり仕込んで怖がらせるのではなく、完全なスプラッター映画と化し、あれよあれよと人々がバタバタ殺され、あるいは吸血鬼にされていく。
そこに犯人たちの人物像とか、少女の父吸血鬼が暗黒街最大のボスだとかの話を織り込んでも、特に面白くなるわけもなく、やはり企画倒れの感は否めないのであった。
ホラーはやっぱり怖い
ホラーが苦手なので怖かった~
でも結構なドタバタ劇で、シリアスではなくアビゲイルのゲームとして物語が進行している。
それはそれで絶望的ではあるが、エイリアンのような雰囲気が幾分緩和される。
さて、
ヴァンパイアというジャンルは、やっぱり面白い。
フランシスココッポラ監督の描いたドラキュラは愛の裏返しだったことが素晴らしかった。
この作品のアビゲイルは人間だったことで、愛というものが残っている。
ジョーイが息子を想う気持ちに寄り添うことができる。
ジョーイはフランクに噛まれたにもかかわらずヴァンパイアにならなかったのは、嚙んだ本人が死ぬことでリセットされるのだろうか?
それともアビゲイルが何かしたのだろうか?
この解釈を視聴者に委ねているのが面白いポイントでもある。
そもそもニンニクも十字架も効かない。
しかし木の杭と太陽光は弱点だ。
アビゲイルが言ったように、本当のヴァンパイアになるには時間や経験が必要になるのだろう。
急に変身した者は弱点の攻撃によって爆発するように砕け散ってしまう。
脆い。
しかし怖い。
アビゲイルのゲーム 「食べ物で遊ぶ」こと。
600年も生きているとそうなってしまうのだろうか?
そして、
ヴァンパイアを乗っ取ってしまう計画
この作品の伏線 「計画」
最初からずっと何らかの計画によって物語が進む。
ボスと名乗るランバードの計画がヴァンパイアを倒して自分が頂点に立つことだった。
「父」のラザールは人間の考えなど疾うに知っているのだろう。
だからヴァンパイアを量産しないのだろう。
しかし娘のアビゲイルをヴァンパイアにしたのは、やはり一人では寂しいからだろうか?
アビゲイルの遊びを擁護しながらも端然と自分の管理できる範囲の中で遊ばせている。
まさに悪魔の頂点的存在。
今まで見たことのなかったアビゲイルの行為に、迷いながらもジョーイをリリーズした。
その際した手の甲へのキスという紳士的な行為が、ジョーイが人間だったからかもしれない。
あの瞬間ラザールはジョーイの匂いを嗅いでいた。
ラザールは登場したときに牙を出していたが、あれこそヴァンパイアの攻撃的になる時の変身。
そして、アビゲイルとジョーイが共同でフランツを倒した瞬間、すでにアビゲイルには攻撃的な牙はなかった。
フランツに傷つけられたジョーイの肩もそのままだった。
フランツは単に嚙めばヴァンパイアになると思っていたのかもしれない。
実際にはもう一つしなければならないことがあるのだろう。
ラザールはジョーイがまだ人間だったことに驚いたのかもしれない。
変化しないはずのアビゲイルの変化にも少し驚いたのだろうか?
「帰ることだ。そろそろ時間だからな、ディナーの」
人間の女性の匂いが、ラザールの空腹感を呼び起こしたのだろう。
最後にジョーイが「何なの、これ」と言いながら去るシーンは、視聴者の声の代弁だろう。
もう一つ何か起きそうな外の雰囲気
なくなったと思っていたキャンディがもう一本あったのは何故だろう?
非常に意図的で意味深だが、答えが描かれていない。
薬物依存症だったジョーイの慰めが飴であることが描かれている。
でも途中でなくなってしまったにも拘らず、もう一本あった。
ジョーイに残したミステリーは、次回作を匂わせているのかもしれない。
また、
アビゲイルはまた新しい遊びという「計画」を立てるかもしれないし、ラザールの秘密にも興味が尽きない。
ヴァンパイア作品はかなりの数があると思われるが、これもまた面白かった。
個人的にはコッポラ監督の「ドラキュラ」がNo,1
「インタヴューウィズヴァンパイア」がNo,2
以下甲乙は付け難いが、この「アビゲイル」「トワイライトシリーズ」もよかったし、「ヴァンヘルシング」もいい。
とにかくヴァンパイアと聞けば見てしまう。
隠れた佳作
闇バイトには気をつけよう
吸血鬼を描いた話は大好きなので、楽しみに見たんだけど、私の好きな吸血鬼はもう少し綺麗でいて欲しかったです(笑)
お食事シーンは汚いし、吸血鬼になった時の顔ももうちょいキュートでいて欲しかったです。
歯が汚くなってしまうのが特に残念でした。
ストーリー展開は、前半は女の子が正体をどんな風に表すのか、ドキドキ感があって良かったですが、ダンスしながらは笑ってしまいました。
おもしろいんだけど、私はいらないかなぁと思ってしまいましたね。
ラストの展開は意外だったので、そこはなかなか考えられてて良かったです。
吸血鬼が滅びるときは、大爆発で派手すぎてびっくりです。
太陽光を浴びても燃えなくて、爆発です💥
部屋と身体が血みどろで汚れすぎ(笑)
ツッコミどころがあるB級ホラーだけど、まあおもしろく観られました😊
「闇バイトには気をつけよう」ですね。
まあー犯罪やけど(笑)
踊るバンパイア
誘拐した少女がバンパイアだった!
面白い発想で、暴れっぷりも爽快だった。
アビゲイルを主人公として観たら愉快で面白かったけど、
人間たちが愚かすぎた。
あんな恐ろしい屋敷で別々に行動するなんて
どうかしてるぜ!言わんこっちゃない!!
自分から死にに行ってるみたいな展開は
リアリティーがなく、そうはならんだろう!と
思わず突っ込んでしまいました。
同情を誘う過去を喋らせても、アビゲイルを主人公として
観たら、死のフラグが立ったな、笑っちゃうぜ!と
言う感じでした。
陽を浴びたら爆破したり、
バンパイア化する時に大量に血を吐いたり
迫力がありました。
ラスト付近の展開は続編を意識したのでしょうか?
突然のキャラ変や新キャラ当時で驚きました。
誘拐した少女は、ヴァンパイアだった…
原題
Abigail
感想
誘拐犯の大誤算。
5000万ドルの人質となった少女は、恐ろしい吸血モンスターだった!
『M3GAN/ミーガン』のユニバーサル・ピクチャーズ×『スクリーム』のレディオ・サイレンスが放つ脱出不能のサバイバル・アクションホラー!
テンポもよくなかなか面白かったです!
グロいシーンや血飛沫は大好物でしたし、クスッと笑えるところもあって良かったです!
BGMが白鳥の湖でアビゲイルとのバトルは印象的でした!
アビゲイル役のアリーシャ・ウィアー最高でした!
女性陣のビジュアルよかったです。
大きいお屋敷、人体爆発、血まみれヒロインはどっかで見たことあるなと思ってたらレディ・オア・ノットの監督でした。設定は違いますが似ているものを感じました笑
ディーン役アンガス・クラウドの遺作になりました
アンガス・クラウドを追悼して
※踊る吸血鬼
※「そして誰もいなくなった」
アビゲイルに阿鼻叫喚の嵐
劇場鑑賞をスルーした作品。予告編を見て私のアンテナが反応した、劇場鑑賞は見送るのが無難だと。今回配信にて鑑賞し見事的中。
そもそもキャサリン・ニュートンが出てる映画にはハズレが多い。ご本人はとてもかわいらしくて好きな女優さんなんだけど、いかんせん出る映画出る映画つまらない、特に最近の作品ほど。
なぜ劇場鑑賞スルーしたかというと誘拐した少女がバンパイアだったという出落ち映画であり、それを予告編でネタバレしていたというのもあるが、その出落ちから物語は広がらないだろうという予想したから。今回鑑賞してほんとその通りだった。
バンパイア映画もゾンビ映画、サメ映画同様やりつくされていて様々な工夫をして何とか面白くしようというのもわかるけど、今回の意外性あるアプローチは「フロムダスクティルドーン」ですでにやっちゃってるしねえ。
物語も先が容易に読めてしまうし、というか結末がどうなろうと興味も失うほどもう一つ物語に興味もわかない。
何百年も生きてきたアビゲイルが父親に愛されておらず寂しくてこのようなゲームをしていたんだという設定で、最後にはジョーイに心を開いたような結末を迎えるけど、アビゲイルが彼女をそこまで慕うような場面はそもそも描かれていないし、なんか無理やり最後はいい話にまとめたような。
実はキャサリン・ニュートンが出てるとは途中まで気づかなかった。ずいぶんかわいい子だなと思ってたら彼女だときづいて、これは失敗かなと思った。ダン・スティーブンスもこういうB級映画はすっかり常連の相変わらず線の細い男前。
クライマックスにかけてどんどんつまらなくなる作品はほんとどうしようもない。まだ前半は面白く見れたんだけど後半はとにかくグズグズだった。
もうバンパイア物のアクション映画はやりつくされていて何を見せられても面白いとも思えない。よほど斬新な設定にするか、シリアスな人間ドラマにするかしないとだめだと思う。
本作は杭を打たれたり、陽の光を浴びると体が爆発するとか、なんとか差別化を図ろうとしてるみたいだけどそれも斬新とまでは言えないし。
バレエを踊りながら人を攻撃してくるアビゲイルのキャラクターも悪くはないけど、これもミーガンの二番煎じみたいだったし。せめてミーガンくらいキャラに魅力あればよかったんだけどアビゲイル役の女優さんが魅力なかったのも大きい。
ちなみに作品最後にアンガス・クラウドに追悼という字幕が出るけど、誰?と思ってキャスト調べたら最初に殺されたソシオパス役の俳優だった。なんと25歳で亡くなったとのこと。お悔やみ申し上げます。
バレーを踊るバンパイア
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