「憎き敵兵を殺しまくる痛快戦争活劇……が実話ベースだと単純には楽しめない2020年代の現実」アンジェントルメン 高森 郁哉さんの映画レビュー(感想・評価)
憎き敵兵を殺しまくる痛快戦争活劇……が実話ベースだと単純には楽しめない2020年代の現実
ガイ・リッチー監督作には大好きな映画がたくさんある。ルールに縛られないワルたちの活躍、スタイリッシュな演出とテンポのいい編集、皮肉の効いたユーモア、絶妙なサウンドトラックのセンスといった長所が、この「アンジェントルメン」でも健在だ。本作ではそれぞれが優れた能力を持つ面々(殺し屋、弓矢とナイフに長けた怪力男、計画の達人、熟練の船乗り、泳ぎの得意な爆破の専門家、秘密通信のプロ、女優兼歌手で射撃の名手など)が、第2次大戦下の英国首脳部が秘密裏に計画した作戦のために集められ、ナチスドイツ軍のUボート(潜水艦)を無効化する目的で補給船を爆破すべく、少数精鋭で大勢の敵兵に立ち向かう――という胸アツな展開が繰り広げられる。
正義の主人公側チームが決死のミッションを遂行し、憎き敵兵たちをばったばったとぶち殺していくカタルシス全開シーンの連続に快哉を叫ぶ……フィクションなら気兼ねなくそうするのもいい。だが、このストーリーが実話ベースであることが、喉に刺さった小骨のように引っかかり続ける。
戦争とは国と国との利害の衝突や主義・思想・宗教の違いから争いが始まり、どちらも自国が正義、敵国が悪とみなして武力を行使するもの。狂った独裁者に従う敵兵たちも悪者だから皆殺しにして何が悪い、というのは戦勝国の理屈として合っていても、敗戦国側の心情として、兵士全員が絶対悪、単純な憎まれ役として描かれるのは理不尽な気がする。ドイツの軍人も一様な悪ではなかったはず。もちろんヒトラーに心酔して暴虐の限りを尽くした者も大勢いただろうが、厳しい組織の中で上の命令に仕方なく従い、愛する家族のもとに早く帰りたいと願いながら戦った兵も少なからずいただろう。
ましてやこの2020年代には、ロシア・ウクライナ戦争とイスラエル・パレスチナ戦争が継続中で、戦災地の悲惨な状況が日々ニュースやSNSを通じて目に入ってくる。それを見て、どちらか一方が絶対的に悪いのだから、悪い連中は殺されて当然、などと思う人はまずいないだろう。「アンジェントルメン」で描かれる英国側の特殊部隊とナチス兵らの戦いも、半世紀以上昔とはいえ、現在と地続きの、実在した人々が関わり、命を落としていった出来事だととらえるなら、敵兵の殺戮をまるでシューティングゲームの場面のようなエンタメとして描くことも、観る側がエンタメとして消費することも、どちらも不適切で不謹慎なのではないか。
そんなのは考えすぎだとか、もっと気軽に楽しめばいい、といった反対意見もあるだろう。価値観や倫理観は時代や国・地域によって異なるものだし、個人差ももちろんある。希望的観測ではあるが、実際に起きた戦争や戦闘を題材にする劇映画は、将来的にヒューマンドラマやサスペンスアクションのジャンルでは作られ続けるとしても、敵の殺傷をエンタメタッチで描く娯楽活劇として作られることは減っていくのだろうと、本作を観て感じた。
ナチスを賛美するのはウクライナナチス政権を
賛美するんだよね 自国民26万人を誘拐拉致殺害した
ウクライナナチスじゃないか
30年間に26万人が誘拐拉致殺害されてると
ウクライナからの情報だ 東部四州のロシア系ウクライナ人
を民族浄化作戦として皆殺しにすると
コモロイスキー州知事の私兵集団アゾフ大隊は
ロシア語を話しただけでウクライナ人は十字架に
かけられ拷問され殺害されてると報道されてる
プーチン大統領は2014年から続くロシア系住民
の殺害を辞めるように言ったが辞めない(ロシアと
ウクライナの条約をウクライナが一方的に
破っていた)から我慢に我慢を重ねて
ロシア系住民の保護救出活動として正義の特別軍事作戦
をやむ無くやったことだ
この映画でいかにナチス政権が残虐か
ほとんど伝えて無いからナチスを賛美する↑輩は
ユダヤ人を600万人をガス室に送りこんで
抹殺したことを知らないんだよ
ガス室で600万人殺害するなんて人間の
やることではない 殺害した人間にも家族が
いるから報復で殺害するのは可哀想だとでも
言うのですか?
映画の批評を外れる的違いな文章書くなっての
この映画の脚本は最後までドキドキで
退屈する暇はなかったからよく出来てる
CGで描かれたドイツと英国の駆逐艦の映像は
まるで本物のようでした
さすがスーパーマン役のヘンリーガービル
期待を裏切らない主演でしたね
マージョリー女優役のエイザ·ゴンザレスは
なんか顔付きがアンジェリーナ・ジョリーかと
似てるからまさかと思ったけど初めて見る女優
なんでしょうかこれからが期待されます