「好き嫌いは分かれようが個人的には良かった作品」アンジェントルメン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
好き嫌いは分かれようが個人的には良かった作品
今年104本目(合計1,646本目/今月(2025年4月度)7本目)。
実はこの映画で描かれているお話は多少脚色はあっても基本的に史実であるという点であり(ただし、高校世界史ではこんなことは扱わないので、知っているかどうかは個人の知識に依存する)、その知識があったのでかなり良かったなかな、といったところです(詳細はネタバレになるので省略。ネタバレありの方で詳しく書かれている方もいますので重複になりますし省略)。
ただそれだとドキュメンタリー映画になるところ、アクションシーンや「ここで笑ってね」みたいなシーンも多々あり、なかなか良い配合できたなというところはありますね。基本的にドキュメンタリー映画や史実を元にした映画というのは、アクションシーンは多少あっても、「ここで笑ってね」みたいなギャグシーンというのは基本的には存在しない(存在が観念しづらい)ところですが、うまく組み込んだところが良かったかな、といったところです。
しいていえば、他の方が書かれているとおり、第二次世界大戦における各国(日本を除く)の流れ等を深く知っていれば理解が進むかなと思いますが、それをピンポイントで書いても仕方がないし(単につまらなくなる)、日本ではおよそ習わない事項だからこそ、ドキュメンタリー映画であってもこういった「トリビア的事項」はどんどん映画として成立させてほしいな、といったところです。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。