セーヌ川の水面の下にのレビュー・感想・評価
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色々と意識して観ると面白い
邦題はオシャレな感じの映画だけど、がっつりサメ映画だった。
これまでのサメ映画みたいに、突然変異で巨大化したサメが人々を襲う…!だけではなくて、環境団体のエゴ、ゴミ問題、人の傲慢、職業格差、今時の若者とか…サメに対するドキドキ以外にも見る所があるなって思った。ランドセル背負ってるの観て二度見しちゃった。
サメを守ろうとしたレズビアンが、単為生殖のサメに食い殺されるってめちゃくちゃ皮肉だなって。
環境団体も有象無象な団体だからか、パニックなると人を踏み付けてでも自分が助かろうとするんだよね。環境団体の唯一の良心みたいな子が、サメに襲われてではなくて踏み付けられて死んじゃうのが悲しかった。
あと、
「潔癖症で、相談役の男を側に置き、義務に雁字搦めな、サラダを食べる、いざって時に動けない市長」
と
「汚い川で、単為生殖で、本能のまま安住の地を求めて動き、人を屠り、生きる為に逃げ回るサメ」
って対比なのかな。
でも、自我を通して周囲に害をもたらすってのは同じなんだよね。
最後のセーヌ川ドッカンサメ大量発生エンドは胸熱。サメに勝たないエンドは珍しくて好き。
サメの大量発生は世界中に広がって地球を征服したっぽい。ウォーキングデットな感じのエンドロールでめちゃくちゃ分かりやすい。
どうなるかな〜って思ったけど、最後はしっかりパニックサメ映画でした。
全然、関係ないけど、黒人女性の坊主ってカッコいいね。あと、邦題はもっと他にいいのがあったと思う。
パリが嫌いなのかな?
まさかの大惨事ラスト笑
サメ映画というかパリ崩壊映画。
トライアスロンを控えたセーヌ川でパリに殺人ザメが現れる。
3年前にチームを惨殺された主人公がパリ警察と連携し、理解を示さないアホ市長に内緒で駆除。
ってか前日に地下墓地で大量の死者出してるのに、サメいる川でトライアスロンってアホすぎやろ。
死人1人でも出たら退任どころか逮捕やから市長ざまぁって思ったけど、
サメに警察チーム惨殺→続けてトライアスロン選手達惨殺→軍がサメに発砲しまくる→不発弾にあたりパリ沈没
もはやアホ市長も多分死んでる。。。
思ったより規模でかいんかい!そんで倒さず終わるんかい!
さすがサメの名前リリスなだけあるわ🦈
水の都に…
ラスト、パリの世紀末、そうきたかと。フランス版ジョーズの域を超え、ディザスター映画に。セーヌ川にサメと言う無茶な設定ながら、サメ映画ならではの、どこにいる、いつ襲ってくるんだと思ってしまう緊張感と、次々と人を襲うシーンは怖い。
サメ映画の斬新な新種…衝撃ラスト!
Netflixで鑑賞(Netflix映画,吹替)。
阿鼻叫喚の巷と化したセーヌ川で、心に傷を持つ女性学者と水上警察官が、突然変異した凶暴なサメに戦いを挑む!
これまで数多つくられて来たサメ映画に史上最強の新種が誕生した。川と云う限定エリアで起こる惨事が斬新極まりない。
サメ映画あるあるな、浅慮過ぎるアホな市長と理解ある警察署長にオマージュを捧げているのも好ポイントである。
前半はサメ映画にありがちな感じだったが、後半、環境保護団体の女の子がパックンチョされてから意外や意外な展開を見せ始め、思いもよらなかった結末を迎え呆然唖然。
いつも通りなら、人類がサメに勝利しチャンチャン♪となるところを、まさかの完全敗北オチとは恐れ入った。なんて斬新なのだろうか。このままでは地球はサメの惑星に…
続編希望!
※修正(2024/06/30)
もう少しジョーズに作ってほしいですね
結論から申しますと、かってスピルバーグの『ジョーズ』が大ヒットしたあと、雨後のタケノコのごとく粗製乱造されたたぐいとさほど変わりませんでしたね。
現代的な味付けやフランス風味はございますが、いま少しひねりを効かせた展開や描写が欲しかったですね。
とはいえ、主演女優さんの引力で最後まで観てしまいましたがね。
それにしてもラストがあれでは、あまりと言えばあまりではないでしょうかね。
想像の斜め上をいくサメ映画
採点3.7
夏も間近になるとサメ映画が見たくなります。
そんな中目に留まったのがこちら、タイトルもお洒落です。
サメ映画は突飛な設定が多い中、あまり無茶しない作り。
仏制作だからか意外にもゆっくりとシリアスです。
と思ってたんですけど、後半はもうやりたい放題。
進化した繁殖力でまるでエイリアンみたいな事に。
パニックになって落ちまくるの人々はドリフみたいですし、首都なのに放置してる爆弾多すぎで設定もガバガバ。
また、次々に破壊崩れていく橋はもはやルパンを(7番目の橋)見ているようでした。
しまいにはパリの街が崩壊するかの大騒動に。
ラストはもうゾンビ映画のような絶望感。
ちょっと想像の斜め上をいくサメ映画でしたが面白かったです。
あり得そうな話
ハワイ沖で、ある個体限定(名前はリリス)で
サメの研究をしていた学者達が
急成長したリリスに食い殺されてしまう。
第一人者が一命をとりとめたが心に深い傷を負う。
3年後、セーヌ川の底に爆弾が見つかり川には接近禁止に。
そのタイミングでセーヌ川でサメが見つかり
当時研究していたリリスだった。
淡水でも生きられるように体が順応し
雌だけでも妊娠が可能。
2週間で3メートル近く急成長。
(えっ!?と突っ込みどころもあるが、、、)
パリ五輪のトライアスロンが開催され
セーヌ川は大惨事になる。
爆弾が爆破して川が大津波となら
パリが水没。
サメだらけに。
環境破壊で住む場所がなくなり
生態系が乱れたことで食べるものがなくなり
サメの体も変化した。
なんだか起こり得る気もしますね。
現職警察官が独断で公共施設を爆破!
あの市長は漫画的にステロタイプだが、某氏が都知事に当選したらあんな感じになるのかな?
それはともかく、危機が迫ってるのに営利と面子優先の偉いさんの腰が重い、というパニック映画の王道を踏まえつつ、実は環境活動家なるものの視野狭窄や独善性や胡散臭さがメインテーマなのだろう。「シャーク・ド・フランス」での活動家の描かれ方でも同様の印象を持った。
盆回りみたいなエンディングには皆んなで思う存分突っ込もう。
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