セーヌ川の水面の下にのレビュー・感想・評価
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サメ映画にはかなり疎い僕だけど、サメを使って何を見せたいかが演出か...
サメ映画にはかなり疎い僕だけど、サメを使って何を見せたいかが演出からバリバリ伝わってくるのが良かったです。
パリオリンピックの前に風刺を効かせたということなんだろうというシーンが多いのも今ならでは。オリンピックをやると決めたら引けない権力者側。女性政治家のうさんくささ。
現実問題悲しいけど、川がちゃんと汚いのが良い。川に出てくるサメということで誇張した大きさになってないのも良い。
音楽ーー!!しつこすぎないいい塩梅。
川でトライアスロンをするところにサメ…というあらすじ時点で期待した地獄絵図をちゃんと見せるどころか、よりパニック映画になるラスト。何もかもが崩れ去る様はゾンビ映画のような趣もある。フィクションらしくしとかないとパリオリンピックできませんからね。好意的に受け止められる。
主人公が科学者としての正しい知識を持っているのか微妙なところだったのと、冒頭の『海洋生物保護』という視点が後半もう少し見え隠れしたらな…という高望み。
タイトルなし(ネタバレ)
おためごかしすらしない無能丸出しの市長、ことごとく準備や考慮の足りない作戦、どんなにピンチでも周りが続々死んでも主役の2人だけは絶対に死なない、アクション映画として見たら結構白ける感じの要素が揃ってたけどサメ映画として見たら面白いらしい。
たしかにラストはまじかー!!にしてもこうなるかーーー!!とはなった🦈
セーヌ川沿いの街並みの美しさはパリに行ってみたいなと思わせてくれたのでパリPR動画として見てもいいのかもしれない
目が離せないサメ映画
近年サメを題材にした映画はいろいろだけれど、これは普通に映画館で見て楽しめる。
SNSを使ったサメの保護を訴える環境保護団体も出てきたり、パリの地下という知らなかった地下水路が出てきたり、パリオリンピックに向けたセーヌ川でのトライアスロンイベントという時勢も反映されながら、テンポよく進む。
目が離せなかったサメ映画に久しぶりに出会えた!
インドネシアの鮫が、汚いセーヌ川なんか行くものか。
あと、1時間20分
出鱈目脚本と判明。
フランスのお馬◯鹿映画のDNAの正式な後継作品と言えよう。
そもそも、鮫は、ニューカレドニア辺りがフランスにとっては不穏なので、PARISに来たのか?
サメよりもゴミを何とかしろ。でも、本当なの?
この少女の言う主張は間違いない。
次世代の事を考えて、廃棄物は管理しなけりゃ駄目だ。その通り!!
さて、その廃棄物とは
原子力発電によって出た核の廃棄物を指している。そう思って見れば、あながちお馬◯鹿な映画じゃないのか?
フランスはアメリカの次くらいに原子力発電が多い国で、エネルギーの国策として原子力発電の必要性が叫ばれている。それによる弊害はないのかなぁ?
それで、環境を守る為にオリンピックなんかやらない方が良いと映画は主張しているんでしょ。
それには共感する。
ちっとも怖くないけど。鮫を応援する人もいるでしょうね。
あの美しい海で泳ぐ、インドネシアの鮫が、汚いセーヌ川なんか行くものか。僕は『チコと鮫』派なんでね。
僕ならパリに中華料理店を開店するね。
ともかく、鮫=核と置き換えると面白いかもよ。
自由と平等と博愛の国の国民の為の警察と軍隊が、たかが鮫ごときで反目し合う。東京は高性能爆弾を2発破裂されても、対抗する大日本帝國の残党は冷静にゴズラを退治した。もう何回もだよー。
真面目にフランスへは行きたくないね。マンハッタンよりも。ローマと根本的に違う。
あのナチス・ドイツですら壊す事をためらった花の都パリスを鮫は見事にぶっ壊せるか。
な理由無いよね。
予想に反して、面白かった
(あらすじ)
トライアスロンの国際大会を控えたパリで、セーヌ川に巨大ザメが出現。流血の惨事を防ぐため、ひとりの科学者は自らの悲惨な過去に向き合うことに。
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冒頭に映し出されるのは、海面一面に広がったカラフルなー
ゴミ。
無数のゴミが海を汚している。
汚染や乱獲により、進化せざるを得なかった鮫が探してたどり着いたのが、
フランス、セーヌ川。
鮫の研究者や、海洋保護団体、そしてパリ五輪を控えた警察や市長、お互いの思惑がすれ違い、大惨事を引き起こす。
ハリウッド映画のような浮ついたシーン、間抜けはおらず、リアルに描くのはフランス映画らしい。
シリアスなサスペンスとして描きながら、
同時に海洋汚染やサメの乱獲問題にふれていることを強く支持したい。
フランスという国の私的イメージ
まずは本作の感想と言うより、本作をネタに個人的なフランスという国のイメージを書いて行こうと思っています。
フランスと聞いて日本人の大半が持つ印象と言えば、“芸術の国”“哲学の国”“お洒落(ファション)の国”“個人主義の国”“人道主義の国”と言ったイメージが強いのですが、これは日本だけなのか、世界中の国々が持っているイメージなのか分りませんが、フランスに行った事のない私が70年近く日本の中だけで知り得たフランスの国のイメージも大体そんなところです。
私の場合は映画が好きなので、その大半は映画を見て感じたイメージなのですが、上記に更に付け加えるとフランスは映画発祥の国でもあり、映画から得られた情報はそれ程間違ってもいないと思います。
昔、日本国内で“洋画”と呼ばれた映画はアメリカ映画・フランス映画・イタリア映画・イギリス映画と、ほぼその四ヵ国で占められていて、9割以上はその四ヵ国映画を“洋画”と呼んでいました。
1980年後半から90年代に入って、ミニシアターブームが起きてからその概念が崩れましたが、一般大衆にとっての“外国映画”ニアリイコールその四ヵ国映画という印象は私以上の世代にはまだ根強く残っています。
そしてお国柄というのがあり、その四ヵ国の映画にはそれぞれの国の特徴や違いが(言語だけではなく)ハッキリと表出し、映画を見ているだけでそれぞれの国民性までもがある程度理解出来ていました。
戦後はアメリカ映画が商業的に世界を席巻していましたが、だからと言ってヨーロッパの各国々の映画がそれに追随することもなく、今でもその国らしい特徴を出し続けるという現象自体が素晴らしくも好ましい状態だと思えます。
しかし近年のヨーロッパ映画はEUにより合作映画が増え、昔の様な独自固有な特徴は薄くなりつつありますが、それでも製作国の中にフランスの名前があると、その特徴は顕著に現れています。
で、やっと本作の話ですが、所謂“サメ映画”です。
超商業主義の超パターン映画であり、(勿論、フランス映画にも商業主義映画も下らない作品も膨大にあるのだろうという事は分かっていますが)イメージだけで言うと“フランス映画”から最も遠い存在の種類の映画ではあるのです。
なので、評判は凄く良いしフランス映画としてこの手の作品をどのように料理しているのか興味が湧き鑑賞しました。
そして本作の感想ですが、冒頭5分で一気に惹きこまれてしまいました。
何故なら、そこで(恥ずかしながら)私の全く知らない現在進行形の社会問題を突き付けられたからです。
冒頭、太平洋に浮かぶゴミの大陸と称される場所から物語が始まり、私はその存在を全く知らなかったので近未来のSFなのかと勘違いした位で、後でネットで調べ現実に存在していることを知ったのです。
それ以降の展開は、定番の“サメ映画”であり、定番の“スプラッター映画”である訳ですが、それを徹底していることにフランス映画を感じていました。
登場人物設定として、善人もいるし悪人もいる中で、善悪の区別も躊躇もなく徹底してサメが人間というよりも都市そのものを(言い換えれば、人類や文化までも)壊滅させる物語なのです。
人間の私が言うのもヘンですが冒頭のゴミの大陸を見せられただけでも、地球上に人類ほど利己的で破壊的な生物はいないというのは紛れもない真実であり、自然保護的観点からするとこれでもまだ生ぬるいという事をここまで主張したフランスという国に敬意を表します。
酷い
自分のように映画に最低限のリアリティを求める人には酷い映画です。
そりゃないだろの連続でストレスが溜まります。
他の映画評価サイトでは平均で3.5くらいの評価がついてますが、とても信用出来ません。
監督さんはホラー系でそこそこ有名な人のようですが、何を血迷ったんでしょうか。
環境保護や保護団体、LGBTや人種問題、更にはパリ五輪への皮肉等、メッセージは盛り沢山なんですが、どれも昇華し切れてませんし。
暇つぶしに観るならもっと良い映画は一杯あるので、視聴は決してお勧めしません。
パリに現れたジョーズ
大きなサメがセーヌ川に現れる。
トライアスロンの大会を控えていたので、パリ市長は公表しようとはしない。
このサメは淡水に適応し、自己生殖するので数が増えていく。
フランス映画のジョーズは面白く、最後は・・・。
フランス発「セーヌ川の水面の下に」観了。王道鮫パニック映画のフォー...
絶望へ引きずり込むパリのサメ
面白かった!!
まさに風刺映画。
パリオリンピック大丈夫かなぁ、、、
「ジョーズ」や「ロストバケーション」などの真面目なサメ映画のように、しっかりハラハラさせられた。
しかし、馬鹿げた設定で笑かしてくるシャークシリーズのような度肝を抜く展開。
良いバランスで作られたサメ映画だと思った。
人間が出したゴミによって環境破壊が起き、生き物の生態が変化したというバックグラウンドにも納得。
環境保護団体で活動する若者がSNSでサメの保護を訴えたり、危ないのにみんなで集まっちゃったりするのが今どきだなーと思ってしまった。
市長の傲慢さや危機感の無さはほんと救いようがない。
主な登場人物が女性ってのもこだわりなのかなぁ
斬新な設定で、後半の急展開には目が離せない!
おすすめです。
エンディングのジワジワ感も素晴らしい!
色々と意識して観ると面白い
邦題はオシャレな感じの映画だけど、がっつりサメ映画だった。
これまでのサメ映画みたいに、突然変異で巨大化したサメが人々を襲う…!だけではなくて、環境団体のエゴ、ゴミ問題、人の傲慢、職業格差、今時の若者とか…サメに対するドキドキ以外にも見る所があるなって思った。ランドセル背負ってるの観て二度見しちゃった。
サメを守ろうとしたレズビアンが、単為生殖のサメに食い殺されるってめちゃくちゃ皮肉だなって。
環境団体も有象無象な団体だからか、パニックなると人を踏み付けてでも自分が助かろうとするんだよね。環境団体の唯一の良心みたいな子が、サメに襲われてではなくて踏み付けられて死んじゃうのが悲しかった。
あと、
「潔癖症で、相談役の男を側に置き、義務に雁字搦めな、サラダを食べる、いざって時に動けない市長」
と
「汚い川で、単為生殖で、本能のまま安住の地を求めて動き、人を屠り、生きる為に逃げ回るサメ」
って対比なのかな。
でも、自我を通して周囲に害をもたらすってのは同じなんだよね。
最後のセーヌ川ドッカンサメ大量発生エンドは胸熱。サメに勝たないエンドは珍しくて好き。
サメの大量発生は世界中に広がって地球を征服したっぽい。ウォーキングデットな感じのエンドロールでめちゃくちゃ分かりやすい。
どうなるかな〜って思ったけど、最後はしっかりパニックサメ映画でした。
全然、関係ないけど、黒人女性の坊主ってカッコいいね。あと、邦題はもっと他にいいのがあったと思う。
パリが嫌いなのかな?
まさかの大惨事ラスト笑
サメ映画というかパリ崩壊映画。
トライアスロンを控えたセーヌ川でパリに殺人ザメが現れる。
3年前にチームを惨殺された主人公がパリ警察と連携し、理解を示さないアホ市長に内緒で駆除。
ってか前日に地下墓地で大量の死者出してるのに、サメいる川でトライアスロンってアホすぎやろ。
死人1人でも出たら退任どころか逮捕やから市長ざまぁって思ったけど、
サメに警察チーム惨殺→続けてトライアスロン選手達惨殺→軍がサメに発砲しまくる→不発弾にあたりパリ沈没
もはやアホ市長も多分死んでる。。。
思ったより規模でかいんかい!そんで倒さず終わるんかい!
さすがサメの名前リリスなだけあるわ🦈
水の都に…
ラスト、パリの世紀末、そうきたかと。フランス版ジョーズの域を超え、ディザスター映画に。セーヌ川にサメと言う無茶な設定ながら、サメ映画ならではの、どこにいる、いつ襲ってくるんだと思ってしまう緊張感と、次々と人を襲うシーンは怖い。
サメ映画の斬新な新種…衝撃ラスト!
Netflixで鑑賞(Netflix映画,吹替)。
阿鼻叫喚の巷と化したセーヌ川で、心に傷を持つ女性学者と水上警察官が、突然変異した凶暴なサメに戦いを挑む!
これまで数多つくられて来たサメ映画に史上最強の新種が誕生した。川と云う限定エリアで起こる惨事が斬新極まりない。
サメ映画あるあるな、浅慮過ぎるアホな市長と理解ある警察署長にオマージュを捧げているのも好ポイントである。
前半はサメ映画にありがちな感じだったが、後半、環境保護団体の女の子がパックンチョされてから意外や意外な展開を見せ始め、思いもよらなかった結末を迎え呆然唖然。
いつも通りなら、人類がサメに勝利しチャンチャン♪となるところを、まさかの完全敗北オチとは恐れ入った。なんて斬新なのだろうか。このままでは地球はサメの惑星に…
続編希望!
※修正(2024/06/30)
もう少しジョーズに作ってほしいですね
想像の斜め上をいくサメ映画
採点3.7
夏も間近になるとサメ映画が見たくなります。
そんな中目に留まったのがこちら、タイトルもお洒落です。
サメ映画は突飛な設定が多い中、あまり無茶しない作り。
仏制作だからか意外にもゆっくりとシリアスです。
と思ってたんですけど、後半はもうやりたい放題。
進化した繁殖力でまるでエイリアンみたいな事に。
パニックになって落ちまくるの人々はドリフみたいですし、首都なのに放置してる爆弾多すぎで設定もガバガバ。
また、次々に破壊崩れていく橋はもはやルパンを(7番目の橋)見ているようでした。
しまいにはパリの街が崩壊するかの大騒動に。
ラストはもうゾンビ映画のような絶望感。
ちょっと想像の斜め上をいくサメ映画でしたが面白かったです。
あり得そうな話
ハワイ沖で、ある個体限定(名前はリリス)で
サメの研究をしていた学者達が
急成長したリリスに食い殺されてしまう。
第一人者が一命をとりとめたが心に深い傷を負う。
3年後、セーヌ川の底に爆弾が見つかり川には接近禁止に。
そのタイミングでセーヌ川でサメが見つかり
当時研究していたリリスだった。
淡水でも生きられるように体が順応し
雌だけでも妊娠が可能。
2週間で3メートル近く急成長。
(えっ!?と突っ込みどころもあるが、、、)
パリ五輪のトライアスロンが開催され
セーヌ川は大惨事になる。
爆弾が爆破して川が大津波となら
パリが水没。
サメだらけに。
環境破壊で住む場所がなくなり
生態系が乱れたことで食べるものがなくなり
サメの体も変化した。
なんだか起こり得る気もしますね。
現職警察官が独断で公共施設を爆破!
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