セーヌ川の水面の下にのレビュー・感想・評価
全48件中、21~40件目を表示
残酷さと真面目さと
警告です。この仏サメ映画は
残酷性・残虐性がとてもとても強い作品に感じられます。
暴力的な表現が苦手な方は観ない方がいいかもしれません。
◎でも素晴らしい点もあります。
---------
衝撃のラスト
他の方々にもある通り、ラストが驚きます。
この作品の監督曰く「ハリウッド映画のようなサメ映画は作りたくなかった。それでこういうラストにした」とのこと。
ただ、映画前半部分は、パリの街並みをサーっと観られるシーンがあります。
それがとても美しいです。前半部分は観光気分になれるかも。
しかし後半は……。
-----------
個人的に残酷性・残虐性を感じたシーン
・人が襲われた時、水の中で、あの独特のくぐもった叫び声が入るから
・生きたまま体を引き**られるシーンがあるから
これらが苦手な方は、本当にこの映画はご覧にならない方がいいです。
「ロスト・ワールドやディープ・ブルーで見慣れているから大丈夫」とおっしゃる方もいると思いますが、
グロさ凄惨さのレベルは、エロいシーンだけを抜き取ったピラニア3D並で、妙に、生々しく感じた。
(印象、のなかに、「吐き気をもよおす」「グロい」が無いので、難しいを選びました。
サメ映画の中で、サメに捕まった人たちが食べられるシーンが、個人的にグロくて恐ろしいと感じる作品でした。)
-----------
追記: 素晴らしい点や、他のサメ映画と違う点
◎社会問題を取り上げていること。映像に、しっかり映された地球の現状に愕然。海面に浮かぶゴミの山、山、山…。無知ゆえありがたかった…素晴らしい。
◎ミカ…やり方はともあれ、言ってることは間違ってない。前世代が作った皺寄せを、次世代以降に残してしまうことの罪深さを真っ向から突きつけられた。自分にできることを考えるきっかけを貰えたことに感謝。。
◎ラスト。これまでのサメ映画とは違い、深い絶望が待っていました。後味の悪い終わり方が苦手な方は視聴をお控えくださいね。
フランスサメ映画NO1
サメ映画らしからぬ気取ったタイトル
ついにサメ映画もNetflixに見つかっちゃたか〜と嬉しくも寂しい気持ち
でもNetflix史上一番安っぽいCGで一安心
天下のNetflixでもサメ映画を上等に仕上げるのは苦労しますぜ
この映画の最大の見どころはサメ映画では珍しいバッドエンド
莫大な被害が出ても、親族が食い殺されても、最後にサメさえ倒せればそれでよしの映画が多い中がっつりバットエンド
しかもたかが街中にサメが一匹現れただけなのに最終的にパリの街は崩壊して水没し、二度と人が住めない有様になっていた
コナンの映画くらい爆発してた
サメさんの大勝利🦈
もしかして今作のヒロイン(サメ映画ではサメを指す)はだいぶ知能の高いやつだったかも。歴代のヒロイン(サメ)はとにかく無我夢中で人を襲いたくて仕方ない子が多かった中、今作のヒロインは人を食う傍らインフラを破壊していって財政的なダメージをしっかり与えたのはお見事。
あとサメ映画にトライアスロンってすごい相性のいいイベントだね
何ともし難い凄絶なサメ映画!
「ジョーズ」が大好きってこともあって、サメのパニック映画もよく見るジャンルの一つです。
本作品もNetflixで見かけて、即、視聴した次第です。
セーヌ川に鮫があらわれるなんて、そんな馬鹿な!な作品です。
鮫って海の動物でしょ。淡水で大丈夫?
まぁ、普通思いますよね。
何と、新種(進化?)のサメだそうで・・・
オマケに単独で繁殖することが出来て、そのスピードも半端ない。
典型的なご都合主義の作品でした。
そして、サメのパニック映画ですからね。
人が、襲われるシーンも盛り沢山。犠牲者も半端ないです。
サメを保護しようたする団体まで餌食になっちゃいますからね。
そのうえ、トライアスロンの競技会場にまで、サメが現れて、片っ端から泳いでいる人を襲います。
さらに、それだけには治まらず・・・
【ネタバレ】
セーヌ川って、そんなに不発弾が沢山有るんですかね?
サメを退治するために軍隊が出動して、水中に向かって発砲してくんですが・・・
誘発の連続!
セーヌ川のあちこちで爆発が起こって、橋もことごとく破壊されていく。
サメのパニック映画って、そのほとんどが退治して良かったねって形でエンドロールなんですが、本作は、驚きです。
水没したパリの町に、無数のサメが泳いでいるという・・・まぁ、破滅的なエンディングでした。
パリ五輪前なのに…いいのかなぁ💦
サメ映画と聞いちゃ見逃せないっ!張り切っての鑑賞でしたが….
散々サメと格闘して何とかサメをやっつけ主人公は一応助かる的なお決まりパターンとは違い呆然となるラストに哀しさと虚しさを感じてしまいましたね
ワインも恋も美食も無い斬新なフランス式鮫作品でしたが
五輪前にこの作品を作った製作グループ…
チャレンジャーだわ😅
私は好きです
ネトフリ鑑賞。今のハリウッドでは作れない新機軸のサメ映画です。オリンピック前なのにセーヌ川にサメ?という設定に様々なネタを織り込んてあり新鮮な気分で鑑賞できました。酷評されるほどひどい内容ではないし私は好きだな、ラストの展開も面白かった
やっぱり無理がある
発想は面白くって迫力もあった。
サメのグロさを画面に飛び散らせて
スリリングでスピード感もしっかりあり
予想を超える結末でビックリした。
でも、やっぱり無理がある。
太平洋のサメがセーヌ川に来るなんて
意図的にそうしないとあり得ない。
何か無理やりでも納得させる説明が必要ですね。
サメ映画にはかなり疎い僕だけど、サメを使って何を見せたいかが演出か...
サメ映画にはかなり疎い僕だけど、サメを使って何を見せたいかが演出からバリバリ伝わってくるのが良かったです。
パリオリンピックの前に風刺を効かせたということなんだろうというシーンが多いのも今ならでは。オリンピックをやると決めたら引けない権力者側。女性政治家のうさんくささ。
現実問題悲しいけど、川がちゃんと汚いのが良い。川に出てくるサメということで誇張した大きさになってないのも良い。
音楽ーー!!しつこすぎないいい塩梅。
川でトライアスロンをするところにサメ…というあらすじ時点で期待した地獄絵図をちゃんと見せるどころか、よりパニック映画になるラスト。何もかもが崩れ去る様はゾンビ映画のような趣もある。フィクションらしくしとかないとパリオリンピックできませんからね。好意的に受け止められる。
主人公が科学者としての正しい知識を持っているのか微妙なところだったのと、冒頭の『海洋生物保護』という視点が後半もう少し見え隠れしたらな…という高望み。
おためごかしすらしない無能丸出しの市長、ことごとく準備や考慮の足り...
おためごかしすらしない無能丸出しの市長、ことごとく準備や考慮の足りない作戦、どんなにピンチでも周りが続々死んでも主役の2人だけは絶対に死なない、アクション映画として見たら結構白ける感じの要素が揃ってたけどサメ映画として見たら面白いらしい。
たしかにラストはまじかー!!にしてもこうなるかーーー!!とはなった🦈
セーヌ川沿いの街並みの美しさはパリに行ってみたいなと思わせてくれたのでパリPR動画として見てもいいのかもしれない
目が離せないサメ映画
近年サメを題材にした映画はいろいろだけれど、これは普通に映画館で見て楽しめる。
SNSを使ったサメの保護を訴える環境保護団体も出てきたり、パリの地下という知らなかった地下水路が出てきたり、パリオリンピックに向けたセーヌ川でのトライアスロンイベントという時勢も反映されながら、テンポよく進む。
目が離せなかったサメ映画に久しぶりに出会えた!
インドネシアの鮫が、汚いセーヌ川なんか行くものか。
あと、1時間20分
出鱈目脚本と判明。
フランスのお馬◯鹿映画のDNAの正式な後継作品と言えよう。
そもそも、鮫は、ニューカレドニア辺りがフランスにとっては不穏なので、PARISに来たのか?
サメよりもゴミを何とかしろ。でも、本当なの?
この少女の言う主張は間違いない。
次世代の事を考えて、廃棄物は管理しなけりゃ駄目だ。その通り!!
さて、その廃棄物とは
原子力発電によって出た核の廃棄物を指している。そう思って見れば、あながちお馬◯鹿な映画じゃないのか?
フランスはアメリカの次くらいに原子力発電が多い国で、エネルギーの国策として原子力発電の必要性が叫ばれている。それによる弊害はないのかなぁ?
それで、環境を守る為にオリンピックなんかやらない方が良いと映画は主張しているんでしょ。
それには共感する。
ちっとも怖くないけど。鮫を応援する人もいるでしょうね。
あの美しい海で泳ぐ、インドネシアの鮫が、汚いセーヌ川なんか行くものか。僕は『チコと鮫』派なんでね。
僕ならパリに中華料理店を開店するね。
ともかく、鮫=核と置き換えると面白いかもよ。
自由と平等と博愛の国の国民の為の警察と軍隊が、たかが鮫ごときで反目し合う。東京は高性能爆弾を2発破裂されても、対抗する大日本帝國の残党は冷静にゴズラを退治した。もう何回もだよー。
真面目にフランスへは行きたくないね。マンハッタンよりも。ローマと根本的に違う。
あのナチス・ドイツですら壊す事をためらった花の都パリスを鮫は見事にぶっ壊せるか。
な理由無いよね。
予想に反して、面白かった
(あらすじ)
トライアスロンの国際大会を控えたパリで、セーヌ川に巨大ザメが出現。流血の惨事を防ぐため、ひとりの科学者は自らの悲惨な過去に向き合うことに。
......................................................................
冒頭に映し出されるのは、海面一面に広がったカラフルなー
ゴミ。
無数のゴミが海を汚している。
汚染や乱獲により、進化せざるを得なかった鮫が探してたどり着いたのが、
フランス、セーヌ川。
鮫の研究者や、海洋保護団体、そしてパリ五輪を控えた警察や市長、お互いの思惑がすれ違い、大惨事を引き起こす。
ハリウッド映画のような浮ついたシーン、間抜けはおらず、リアルに描くのはフランス映画らしい。
シリアスなサスペンスとして描きながら、
同時に海洋汚染やサメの乱獲問題にふれていることを強く支持したい。
フランスという国の私的イメージ
まずは本作の感想と言うより、本作をネタに個人的なフランスという国のイメージを書いて行こうと思っています。
フランスと聞いて日本人の大半が持つ印象と言えば、“芸術の国”“哲学の国”“お洒落(ファション)の国”“個人主義の国”“人道主義の国”と言ったイメージが強いのですが、これは日本だけなのか、世界中の国々が持っているイメージなのか分りませんが、フランスに行った事のない私が70年近く日本の中だけで知り得たフランスの国のイメージも大体そんなところです。
私の場合は映画が好きなので、その大半は映画を見て感じたイメージなのですが、上記に更に付け加えるとフランスは映画発祥の国でもあり、映画から得られた情報はそれ程間違ってもいないと思います。
昔、日本国内で“洋画”と呼ばれた映画はアメリカ映画・フランス映画・イタリア映画・イギリス映画と、ほぼその四ヵ国で占められていて、9割以上はその四ヵ国映画を“洋画”と呼んでいました。
1980年後半から90年代に入って、ミニシアターブームが起きてからその概念が崩れましたが、一般大衆にとっての“外国映画”ニアリイコールその四ヵ国映画という印象は私以上の世代にはまだ根強く残っています。
そしてお国柄というのがあり、その四ヵ国の映画にはそれぞれの国の特徴や違いが(言語だけではなく)ハッキリと表出し、映画を見ているだけでそれぞれの国民性までもがある程度理解出来ていました。
戦後はアメリカ映画が商業的に世界を席巻していましたが、だからと言ってヨーロッパの各国々の映画がそれに追随することもなく、今でもその国らしい特徴を出し続けるという現象自体が素晴らしくも好ましい状態だと思えます。
しかし近年のヨーロッパ映画はEUにより合作映画が増え、昔の様な独自固有な特徴は薄くなりつつありますが、それでも製作国の中にフランスの名前があると、その特徴は顕著に現れています。
で、やっと本作の話ですが、所謂“サメ映画”です。
超商業主義の超パターン映画であり、(勿論、フランス映画にも商業主義映画も下らない作品も膨大にあるのだろうという事は分かっていますが)イメージだけで言うと“フランス映画”から最も遠い存在の種類の映画ではあるのです。
なので、評判は凄く良いしフランス映画としてこの手の作品をどのように料理しているのか興味が湧き鑑賞しました。
そして本作の感想ですが、冒頭5分で一気に惹きこまれてしまいました。
何故なら、そこで(恥ずかしながら)私の全く知らない現在進行形の社会問題を突き付けられたからです。
冒頭、太平洋に浮かぶゴミの大陸と称される場所から物語が始まり、私はその存在を全く知らなかったので近未来のSFなのかと勘違いした位で、後でネットで調べ現実に存在していることを知ったのです。
それ以降の展開は、定番の“サメ映画”であり、定番の“スプラッター映画”である訳ですが、それを徹底していることにフランス映画を感じていました。
登場人物設定として、善人もいるし悪人もいる中で、善悪の区別も躊躇もなく徹底してサメが人間というよりも都市そのものを(言い換えれば、人類や文化までも)壊滅させる物語なのです。
人間の私が言うのもヘンですが冒頭のゴミの大陸を見せられただけでも、地球上に人類ほど利己的で破壊的な生物はいないというのは紛れもない真実であり、自然保護的観点からするとこれでもまだ生ぬるいという事をここまで主張したフランスという国に敬意を表します。
酷い
自分のように映画に最低限のリアリティを求める人には酷い映画です。
そりゃないだろの連続でストレスが溜まります。
他の映画評価サイトでは平均で3.5くらいの評価がついてますが、とても信用出来ません。
監督さんはホラー系でそこそこ有名な人のようですが、何を血迷ったんでしょうか。
環境保護や保護団体、LGBTや人種問題、更にはパリ五輪への皮肉等、メッセージは盛り沢山なんですが、どれも昇華し切れてませんし。
暇つぶしに観るならもっと良い映画は一杯あるので、視聴は決してお勧めしません。
パリに現れたジョーズ
大きなサメがセーヌ川に現れる。
トライアスロンの大会を控えていたので、パリ市長は公表しようとはしない。
このサメは淡水に適応し、自己生殖するので数が増えていく。
フランス映画のジョーズは面白く、最後は・・・。
フランス発「セーヌ川の水面の下に」観了。王道鮫パニック映画のフォー...
フランス発「セーヌ川の水面の下に」観了。王道鮫パニック映画のフォーマットなんだけど、決戦の舞台がセーヌ川、地下水道というのが、結末を含めて新鮮でした。ただ、サメを守ろうとする環境保護団体がマヌケ扱いで殺されまくるのは馴染めなかったです。
絶望へ引きずり込むパリのサメ
面白かった!!
まさに風刺映画。
パリオリンピック大丈夫かなぁ、、、
「ジョーズ」や「ロストバケーション」などの真面目なサメ映画のように、しっかりハラハラさせられた。
しかし、馬鹿げた設定で笑かしてくるシャークシリーズのような度肝を抜く展開。
良いバランスで作られたサメ映画だと思った。
人間が出したゴミによって環境破壊が起き、生き物の生態が変化したというバックグラウンドにも納得。
環境保護団体で活動する若者がSNSでサメの保護を訴えたり、危ないのにみんなで集まっちゃったりするのが今どきだなーと思ってしまった。
市長の傲慢さや危機感の無さはほんと救いようがない。
主な登場人物が女性ってのもこだわりなのかなぁ
斬新な設定で、後半の急展開には目が離せない!
おすすめです。
エンディングのジワジワ感も素晴らしい!
全48件中、21~40件目を表示