「風刺が効いているパリが舞台のサメ映画」セーヌ川の水面の下に Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
風刺が効いているパリが舞台のサメ映画
クリックして本文を読む
先日パリで行われたオリンピック開会式の映像を見ました。また一段とクレイジーで悪魔的でした。
今作の序盤はパリの建造物に氣をとられながら視聴しました。ラストには驚かされました。
変異したサメだけでなく、不発弾、ゴミ問題、お祭り騒ぎとユーロ(お金)のことなど、まさに水面下のことでした。
ー-------------------
【エンドクレジットの映像について】
『猿の惑星:創世記』(2011年)では航空路でしたが、今作では鮫の移動経路です。川のところどころで爆発のようにバツ印が表示されていました。
赤くて、まるで血管のようです。
血管に行き渡る“毒”のようにも見えます。
歪んだメルカトル図法の地図を使用しているのも、もしかしたら嘲笑的に表現しているのかもしれません。世界地図を使うなら、国連の旗のような、北極を中心にした地図が良いようですから。
コメントする