劇場公開日 2024年7月12日

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「映画自体にはあまり不満はないものの…(本文参照)」呪葬 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画自体にはあまり不満はないものの…(本文参照)

2024年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年252本目(合計1,344本目/今月(2024年7月度)15本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

(前の作品 「キングダム 大将軍の帰還」→この作品「呪葬」→次の作品「」)

 韓国中国(台湾・香港含む)映画を見たいならシネマートですが、実際は多くの映画館で放映されているようですね。

 私が観に行ったときはなぜか「呪葬2.0」になっていて、同タイトルの続きでもやってるのか(連続してみることができるのか)、シネマートのサイトになにも書いていなくて電話したら「ちょっとしたホラー演出が最後にある」とのこと(この点後述)。これ、書かないと絶対わからないような気が…(ノーマル版「呪葬」と連続で見られる時間設定もあるため)。

 ホラー映画ですが、一般指定ということでどうしても表現には限界がきます。最初、コンビニ?かどこかで働いていた主人公(この映画の主人公をどこに取るかはともかく)が「何か」を見てしまい精神的に参ってしまったところ、今度は「実家に帰ってこい」ということで実家に帰ったらさらに色々な怪奇現象が起きる…というものです。

 どうしても一般指定という関係上配慮の関係でホラー映画はある程度メタ読みができてしまうし(かといって指定するなも無理)、日本からみて台湾はかなり文化圏として近いので、日本にない文化でもある程度推測してみることは可能です。すると前半と後半でかなりテイストが変わるので(前半は謎解き部分もあるが、後半はもはや殴り合い大会)、そこがどうかな…といった部分です。

 ただ、ホラー映画といえばPG12でもマシでR15以上つくのが通例で実際、中高生の子が見られない等色々実際の問題があるのも確かで、その中で一般指定の中でできることをいろいろやってみた、という意味では理解ができるので(事実、中高生だったかお揃い3人くらい来ていた)、そこはどうこう言わないくらいです。

 映画としては確かに前半と後半色々分かれすぎという批判があるのは理解できるのですが、一般指定という範囲で(台湾作品ですが、同じ文化圏に属する日本においてどのようなレーティングがあるのかというのは知っているのだろうと思います。逆も同じ)色々頑張ったという点もまた評価できるので減点なしのフルスコアにしています。

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 (減点なし/他事考慮/「呪葬2.0」のタイトルについて)

 シネマートが入っているテナントで、この映画とコラボしたお化け屋敷が常設されていた(過去形)ので、それとのコラボで、映画が終わるとちょっとした「お楽しみ」があるというものなのですが(だから、それが「2.0」であり、おまけ扱い程度。その「お化け屋敷」の中の人が来てちょっと「暴れる」くらいなのですが(実際には色々歩き回ってキャーとか叫んだりする程度)、この演出でその「お化け」役のところにライトが当たる演出のためにお化けは全然怖くないし(←お化けが見えないため/この特別演出のためにライトをつぎ足していた模様)、一方でこのライトが特別仕様なのか何なのか異様にまぶしく、人によってはいわゆるポケモンショックに近い状態になるような気しかしませんでした(ある意味そっちのほうが怖かった)。

 このあたり、「光の点滅があるのでご注意ください」程度の補足は欲しかったです。<シネマート
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yukispica