トランスフォーマー ONEのレビュー・感想・評価
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王道 is BEST
オプティマスとメガトロンの始まりの物語としてとてもわかりやすく王道チックに仕上がってる。 全体のストーリーとしてもトランスフォーマーをよく知らない人も知ってる人も楽しめる作りとなっていて見ててスッと入り込める。 作画やアクションも映画らしく派手で見栄えがするし、CGアニメを生かしたメカの表情がいい味を出してもいる。 中盤終盤のトランスフォームに焦点を当てたカタルシスは個人的に燃えた。 若干残念だったのは肝心のメガトロンの闇堕ちのドラマ性が少し薄いかな?ってことくらい 映画自体の尺が少し短かったようだからそこのところもう少し深く掘り下げても良かったんじゃないかなとは思った。
緻密なCGと骨太なストーリー、入門にも◎
「トランスフォーマー」シリーズは映画は全て鑑賞済み。前作「ビースト覚醒」が個人的にかなり良い出来だった事もあり、ウキウキしながら映画館へと足を運んだが……何とも素晴らしい出来の作品だった。 本作はオプティマスプライム、メガトロンといった、言わずとしれたトランスフォーマー達の「過去」の物語である。サイバトロン星が滅ぶ前、オートボットもディセプティコンもまだ創設されていない。 前日譚、という位置付けになるがこれまでの映画シリーズに繋がるのかは明言されておらず(一部展開・キャラクターから、少なくともマイケル・ベイ監督の5作には繋がらない)、冒頭から世界観の成り立ちについての解説もあるので、完全な初見さんでも楽しめる親切設計になっている。表情豊かに動くキャラクター達も愛嬌があり、魅力的だ。 …であれば根っからのファンならどうだろう?答えは「もっともっと楽しめる」である。 ファンなら知らぬ者はいない両勢力のリーダー、オプティマスとメガトロン。この映画の序盤では親友の二人が、一体どのような経緯で敵対、やがては宿敵同士と化してしまうのか、それを見応えたっぷりのCGアニメーションと重厚なストーリーで描いてくれる。サイバトロン星を冒険するワクワク感もあり、これまでとは一味違ったトランスフォーマーが楽しめる。 さらに小ネタも豊富で、一部に名前だけ出るキャラクター達が、ファンにとっては「おっ!」とテンションの上がるポイント。私はアニメやコミックのシリーズには明るくないが、それらに親しんだファンは差異や共通点を探してみるのも面白いだろう。 またアニメーションでありながら、CGの迫力・緻密なディテールは映画シリーズに勝るとも劣らない。ド派手なCGアクションを期待する層にもお勧めしたい。 ストーリーの流れとしては前半はコメディタッチな楽しい冒険、後半はこれまでのシリーズを彷彿とさせるダークでシリアスな展開が待っている。楽しくてワクワクする前半があってこそ、観客は主人公オライオンパックス(オプティマス)にどんどん感情移入し、シリアスな展開に悲しみとカタルシスを強く覚えるのだ。中盤明かされる残酷な真実によってD-16(メガトロン)がダークサイドの道を歩み始める説得力もかなり強く、また同情を誘う。この映画でメガトロン推しになるファンもいるのではないだろうか。 スクリーン映えするド派手なCG&バトル、そしてカタルシスのあるストーリー。グロテスク・過激な描写もなく、ファミリーでも安心して楽しめるだろう。万人にお勧め出来る1本だ。
Oneは「始まり」のことなのか?
「マイケル・ベイ」のトランスフォーマーシリーズを劇場鑑賞で応援してきて今回はCGアニメと言う事で観ないでおこうかと思ったが。。。 「玄田哲章」がオプティマス意外のキャラをやっているらしいので事前情報は全く無しで観に映画館へ。 HEROモノには定番の「主人公」と「ライバル」の始まりの物語。
待ってました!TF好きはこういうの観たかったんです!!
人間のいない、セイバートロン星でのお話。人とTFの絆の物語もいいけど、 そろそろTFオンリーの新作が観たかった。 モブシーンにも愛が籠ってて、もとからのTFファンには最高だと思う。 オプティマスプライムとメガトロンが対立する前の話で TFの歴史の原点を描いたストーリーとして脚本も良かったし、 クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンのアフレコもいい感じだった。 クリヘムはオプティマスプライムをこれまで演じてきたピーター・カレンを意識している部分もあって、リスペクトが感じられて好き。 アメリカでの興行は期待より悪かったみたいでフランチャイズの今後の展開は心配 TF好きには刺さるけど、新規層&実写組の心はつかめなかったのかな P.S 吹替版も推しが起用されたんで観てきたけど、 オライオンパックスが中村悠一なのはちょっと違和感があった オライオンは主人公っぽい声質のキャストでもよかったのでは…? ジャズが杉田智和だし、エンドロールみたらマフィア梶田関わってるし、そこ狙って配役しました?と声優好きの脳内はざわつく 諏訪部さんのセンチネルプライムは「こういう諏訪部さんが聴きたかった」の王道で最高 あと、TF吹替版シリーズのお約束で素人起用するのいい加減やめてほしい。 エリータもちゃんと本職声優にしてほしかった。そこまで酷くはなかったけど、良くもなかった…。 モブにいるぐらいならいいんだけど
トランスフォーマーを今みるなら絶対ここから!
トランスフォーマーについての前知識は一切要らない作品です。というかシリーズごとに設定が変わる感じ(スパイダーマンの様な)なので、往年のファンでも知らない設定ばかりです。 ファン向けの小ネタ(メガトロナスがどう見てもターン様のビジュアル)は時々ありますがストーリーには1ミリも関係してきません。 内容自体は呪術廻戦0を彷彿とさせましたが、概ね満足。何よりも映像が美しく、特にサイバトロン星の景色はこだわりを感じました。見て損は無い作品であると自信を持っておすすめできます。 前作のビースト覚醒はややファンの贔屓目アリのレビューをした自覚がありますが、今作は普通に人に進めたいです。 ビックヤバトロン!!!!
成長と友情、裏切りと喪失 自由、自発的なコンボイと規律を守り保守的...
成長と友情、裏切りと喪失 自由、自発的なコンボイと規律を守り保守的なメガトロンの性格が対照的 結構なコメディジェットコースターだが人間(人間じゃないが)ドラマとコメディのバランス良く、3DCGの表現に好みが出るがキャラの立ち位置、話が分かりやすく思いのほか感情が乗る トランスフォームの効果音とおもちゃ感もTVアニメ当時を思い出し好感触 トランスフォーマーを知ってる人だったら結末はわかるがそれでも両親に戻れ、感動できる良作
最初は
いつもの映像と少し違う、古い感じに違和感あったけど、中盤位からは気にならなくなりストーリーにのめり込んでいった。 まさかオブティマスプライムとサイバトロンが親友だったのに驚いた。 お互いの信念の相違から敵味方になってしまうのが残念だったが、何故にサイバトロンは急激にダークサイドに落ちなのか? サイバトロン胸のマークの生い立ち等、成る程と思える場面が所々あり楽しめた。 トランスフォーマーシリーズを最初から鑑賞したくなった。
「山月記」や「駆込み訴え」が好きなオタクに刺さるタイプのストーリー。
詳しくはネタバレになるので触れないが、バディものや男二人の友情過去ものが好きな人は是非見に行って欲しい。 吹替、IMAX3D字幕、4DX吹替えで鑑賞。 まずは2Dでしっかりストーリーを把握してから、3Dや4DXでアトラクションのような画面を楽しむのがおすすめ。…なのだが、残念ながら2週目ですでに3Dや4DX上映が減っているので気になる方は早めに見に行って欲しい。 個人的にはビーストウォーズからトランスフォーマーを知った世代なので、人間との交流よりもトランスフォーマーたちの物語に焦点を置いた今作が好みだ。 TF好きとしてはやや評価が甘くなってしまうだろうが、TFシリーズをよく知らない人も今作を見て楽しんだとの声も聞くので何より。吹替の声優陣も悪くない。 しかし日本では初週8位スタートなのは何とも残念…ビースト覚醒よりも見やすいと思うのだが、前作を知っていないと楽しめないような「前日譚」を思わせるのような広報がまずいのか、フルCGアニメが敬遠されたのか。 今作は、今までのトランスフォーマー映画と直接のつながりはない新しいバースの作品のようで(今作がヒットしたら3部作の構想はあるらしい)、「トランスフォーマーって何?あのロボットが変形する奴?」程度の知識でも楽しめるので先入観を持たず気軽に見に行って欲しい。
王道だけどアツい展開がいい!
金属生命体の低身分の若者たちがお宝を探す話。 え、めっちゃよかったです! 予告のコミカルな展開から期待してたけど ハードルを飛び越えてきました! アクションよし、 ストーリーよし、 笑いそこそこ、 原作ファン歓喜シーンありです! ストーリーは王道っちゃ王道なのですが 低身分からののしあがり、 お宝を求めて仲間と大冒険、 驚きの黒幕の正体、 闇堕ちなどなど 誰もが興奮する要素だらけです! IMAX3Dで観たっていうのもあり アクションもかなり迫力がありました。 さすがマイケルベイとスピルバーグが 関わってるだけありますね。 実写版トランスフォーマーを観てれば かなり盛り上がるので復習推奨です。 原作やアニメ版を知ってる人はもっと楽しめる! 声優も豪華で個人的には字幕がおすすめ。 クリヘムやスカヨハがメインキャラなので!
これくらいが丁度いい!!
展開が複雑すぎもせず、サッと入って、気持ちよくなって映画館を後にできる素晴らしい映画でした。 下手にストーリーや演出をこねくり回してないのが逆に好感です。 娯楽作品のフォーマットとして、勘違いした多くの映画制作者に見習ってもらいたい!!!
ずっとこれが観たかったんだ!
兄のお下がりのVHSでビーストウォーズを観て以来のトランスフォーマーファンです。 変形を駆使したロボット同士の戦闘! 各機の個性を活かした技の応酬! メカvsメカの肉弾戦! 僕たちが実写版トランスフォーマーに求め、劇場に足を運ぶ度に「人間ドラマはいいんだけど…」と肩透かしをくらい続けてきたものが、王道の英雄譚と共にたっぷりと繰り広げられます。 お馴染みのキャラクター達の馴れ初めも必見です。 世界線なんて細かいことは気にしない、トランスフォーマーキッズにピッタリの作品です。
親子で楽しめる良質な前日譚
親子3人、レイトショーで見に行ってきました。CG映画として真っ当に出来の良い作品。 アクション一つとってもしっかり印象に残るし、キャラクター1人1人も魅力的。 世界観の見せ方も上手く、あっという間に没入してしまった。 予告で見た印象と違い、スクリーンで見ると映えるアクションの連続で。見た事のないSFガジェットも多数あり。 中でも地底を縦横無尽に移動する鉄道の描写が素晴らしかった。 垂直になって上昇下降を繰り返す機動は見たことがない。レールを構築しながら走る姿も斬新。しかもここを舞台にアクションまでやってくれるからもう言うことなし。 地形やメカの特性を活かしたアクションは本当に上手かった。 G1オマージュの決めポーズはもちろん、変形機構を活かした戦闘までやってくれるから見ていて飽きない。 おまけにレースまである。 レディプレイヤー1をスクリーンで見た時のような高揚感を感じることができた。 それと大事なのが、トランスフォームする事の気持ちよさだろう。 この作品ではトランスフォーム能力がない状態でスタートするため、トランスフォームのした時の爽快感や多幸感が半端じゃないのだ。 変形玩具としての魅力をフィーチャーした作劇は素晴らしく、それだけでも価値ある映像作品だったと言えるだろう。 こんな感じで中盤まで突っ走る事になるので、前半は100点満点といった感じだ。 ただし、後半からはやや飲み込みずらかった。 様々な理由からコンボイ(オライオン)の親友であったメガトロン(D-16)が闇堕ちするわけだが。ここがいかんせん感情移入できなかったというのが本音だ。 今までの人生をひっくり返されるような出来事の連続。根が真面目で狂信的ですらあったメガトロンには耐え難い屈辱と怒り。その怒りのままに"あの人物"を殺してしまうのは分かる。ここまでは分かる。 だが、あろう事か親友にまで手にかけると言うのは理解の範疇を超えていた。この一線を越える程の心境の変化を描くには、ややドラマ描写が足りないようにすら感じた。もちろん悪役、ヴィラン誕生映画としては悪くない出来だが。他の部分のクオリティが高すぎる故、肝になるドラマでの雑さを感じた。 もっと丁寧にドラマを紡いて心境の変化を丁寧に描いてほしかった…というのは贅沢だろうか?そこさえ出来ていれば満点の映画だったと思う。 色々書きましたが、新たなトランスフォーマーの第1作としては文句なしによく出来てるので万人ウケしやすい作品だと思いました。 展開も早くアクションも多いので子供にも安心して勧められると思います。 次回作にも期待。実写はもういらないのでこの方向性で続けてほしい。
初見では付いていけず
トランスフォーマーはじまりの物語とされる作品。シリーズ好きには最高の物語なのでしょうが、初見では世界観やストーリーに付いていけず、残念ながら全く楽しむ事が出来なかった。 2024-159
「トイ・ストーリー4」の監督の別表現
トランスフォーマー達が 地球に来る前の サイバトロン星での物語 …という事は人間が出て来ない話…あれ? って事はCGアニメ⁉︎ って上映30分後に気付いた(遅えよ) 物語もしっかりしてるし 「良く出来た作品だなぁ!」 って思うけど 本当に個人的な見解で申し訳ないのですが、 リアル社会の中に機械生命体がいる面白さが トランスフォーマーだったので CGアニメを観てても特に刺さらなかった。 とはいえ監督が「トイ・ストーリー4」の人だから そりゃ良く出来てるに決まってる。 マンガ表現を機械劇画(そんな言葉はない)にした訳でしょ!? 作品としては素晴らしい。けど、私には…。 最近のは「うーん」だったけど 私の中てめのベスト「ダークサイド・ムーン」には ほど遠い感じでしたぁー
初心者に優しい時系列の最初
トランスフォーマー時系列 最初の物語です、見所は近年のカートューンアニメやピクサーディズニー系と違って、しっかり残忍でしっかり死亡描写ある所です、そしてストーリーも善悪別れた流れがまとまっててバトルも神。
「これが見たかった」が詰まっている
TFG1大好き 和製TF、アニメシリーズ、実写映画一通り試聴済み AHM、MTMTE等アメコミもちょいちょい読んでいる。アースウォーズもずっとやっている結構コアなファンだと思いますが、 トランスフォーマーONE視聴後、もんのすごい満足感を得られ我ながら驚いています。なんという「これが見たかった…」作品。 正直ビースト覚醒が微妙…(なんでラットルいないの。ライノックスしゃべらないの、人間と融合?ストーリー??)だったので 余り期待せず見に行ったのが逆に良かったのか、最初から最後までずっと大興奮でした。 この興奮度、2007年ベイ版トランスフォーマーにてサム・ミカエラの前でサイバトロンが集合してコンボイの超至近距離じっくりねっとり変形を見た時以来です。あの演出は本当によかった。 話自体は単純でセンチネルが出てきた時点で「あっ…(察し」でしたが、メガトロンとコンボイの覚醒、仲違いの経緯が丁寧に描かれていて、ギャグとシリアスのバランスも丁度よく、ストーリーも破綻なく目的も明確で、しっかりと映像に没入できました。 自主性と自由を重んじるコンボイと、規律と圧政による平和を目指すメガトロンは、方向は違えど目的は一緒であるのが物悲しい。この先の展開が非常に楽しみです。 何よりメインキャラ以外のTFたちも総じて懐かしの面々で常に目が足りない状態、映画バンブルビー冒頭のセイバートロン星戦争シーンだけで一本作ってくれ…と切望していた身としては、まさに求めていた風景で、これは3回は見なくてはいかんな…と嬉しい悩みが増えました。 アイアンハイド、マイスター、ランボル、アーシーあたりが目立っていましたがラチェットが名前だけの登場で視認できなかったのが残念…、もしかして映っていました? そしてデストロン軍の三参謀がね、もう本当にかわいくてたまらなかったです。スタスクがちゃんとスタスクしてて思わず笑顔になりました。佐藤せつじさんの声が合いすぎです。レーザーウェーブの神経質苦労人っぽさやサウンドウェーブの有能なのにちょっと鈍臭そうなところがG1シリーズそのままで、親衛隊のスピンオフもぜひ見たいと思いました。 他の方の感想にもありますが、ストーリーの邪魔にならない範囲でG1ファン垂涎の有名カットのオマージュも多く、新規も古参も楽しめる素晴らしい作品だと思います。 コンボイ司令官の吹替は玄田哲章さんじゃないと嫌だ!!と常々思っているので、現在休職されていると聞いてとても心配、さみしいですが、今作ではアルファトライオン様として聞けたのでその点も大満足です。 末永く玄田コンボイを聞きたいものです。
トランスフォーマー初見でも面白い
実写版シリーズが見るからに失速していったので あまり期待していなかったが非常に良かった。 後のオプティマスとメガトロン、最初はバディムービ ーみたいなノリだが後半からそれぞれが故郷を真剣 に思うからこそ親友から宿敵になるまでの過程が 丁寧に描かれている。 初代トランスフォーマーのアニメを知らないとやや 分かり難い部分があるが、それを差し引いても 十分に楽しめる良作。
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