「完璧な物語。ただ爆発だけがちょっと足りない」トランスフォーマー ONE サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧な物語。ただ爆発だけがちょっと足りない
トランスフォーマーの完全新作。実写版トランスフォーマーでもおなじみのオプティマスプライムとメガトロンの前日譚。といっても、本作が実写版トランスフォーマーにつながるかはわからないが。
オプティマスとメガトロンはかつて友人で、その二人がいかにして友情を別ったか。そしてどうして彼らが指導者プライムとディセプティコンのリーダーになったのか。などが語られる。
最高。この一言に尽きる。ごく素朴な友情物語に始まり、彼らがそれぞれの立場を選んで袂を分かつまでの物語。珍しい作劇ではないが、だからこそ良い。正義と悪の二元対立が描かれてきたトランスフォーマーでなら、良い。逆にそれ以上に褒めようも思いつかないが。とにかく、良い。素晴らしい作品だったので続編を作ってほしい。
あと、バンブルビーが喋りまくる点も良かった。
ただ、マイケル・ベイのトランスフォーマーに慣れていると、ちょっと爆発が物足りない。いや、ちょっと軽めの作風的に爆発が抑えめだったほうが良いのかもしれないけれど。
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