「前日譚としてはこれ以上ない出来!」トランスフォーマー ONE TAKEさんの映画レビュー(感想・評価)
前日譚としてはこれ以上ない出来!
前半はコメディが滅茶苦茶散りばめられていて、主人公が二人いたのに中盤には主人公が一人になって、後半にはドンドンとシリアスになってアメリカ版トランスフォーマー特有の血がないバイオレンスさが現れていき、観れば観るほどその世界観に引き込まれていきました。
はじめは恥ずかしいくらいの友情があった二人。でもオライオンは柔軟で何にでも疑問を持つ性格だから優秀な正義のリーダーオプティマスプライムになって、D-16は規律に忠実で信じるものを疑わない性格だったからこそメガトロンになるのだと観てて感じた。実写版のトランスフォーマーだけしかみていなかったらメガトロンをこんなにも魅力的なキャラクターであると気づくことはできなかったと思います。もちろんこれはONEのオリジナル設定なのかもしれませんが、友達に優しく、初対面でビーの奇行を見ても突き放す発言ではなくて歩み寄る発言をするなど配慮ができる男でメガトロン。。。いや、Dは『こんなことがなかったら。。。』と言えるほどとても共感が持てるキャラクターでした。
バトルもアニメである分大胆なアクションを可能にしているので大げさではなくハリウッド版とタメを張れるほど興奮できる出来でした。
トランスフォーマーは映画の知識がほとんどの自分でもとても楽しめる作品だったと思います。
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