ツイスターズのレビュー・感想・評価
全83件中、1~20件目を表示
迫力
JAL×カタール航空のコードシェア便の機内で見た。
トップガンの人が出るということで気になっていたが、ツイスターズが上映している時期に、FLY ME TO THE MOONのほうを優先したため未視聴だった。
会社の同期が、今作のグレンパウエルはトップガンと同じく、最初嫌な人だけど結局いい人みたいな役だよって言ってたがほんとにその通りだった。
顔をガタイもかっこいい。
SFあまり好きになれないが、普通に面白かった!涙脆いタイプなので、竜巻に巻き込まれていく人のシーンを見ると涙が出る。
日本では地震・津波、アメリカでは竜巻の被害が多いイメージだが、竜巻がこんなに怖いとは、、という感じだった。この世から自然災害無くなれば良いのに🥲
タイラーが狡すぎる
ツイッターでの4DXを推奨する書き込みを見て駆け込み鑑賞。
ハリケーンのシーンは毎度椅子からぶっ飛ばされそうな勢いで激しくアトラクションみたいで楽しかったししっかり怖かった。
人の命が軽く失われる災害の恐ろしさを確実に感じつつも、人間が知恵で立ち向かう前向きで力強い映画だと思った。
それとタイラーのキャラが良すぎる。
トップガンマーヴェリックのグレン・パウエルが好きな人は本作も見る事を強く勧めたい。
最終的にタイラーがケイトの事絶対好きなのに劇中ではキス一つしないところや、女性であるケイトに迫る危険を男性のタイラーが全て庇う、みたいな古い価値観を適切に排除しているところも見ていて快い。
必ずしも女性が弱った男性を傍で支える必要はないし、男性が勝利と共に女性を勝ち取る必要はないと示されているように感じる。
それら全部がわざとらしくないのも巧いと思った。
視聴者は皆改造車ドリルが好きになった事だろう。勿論好きです。
台風の恐怖が伝わってくる
台風の凄まじさをとてつもなく感じさせる作品だった。MX4Dで鑑賞。まるで、USJのアトラクションのように演出や臨場感が凄まじく、台風メインの作品であるため、風を感じられるMX4Dは本当におすすめできる。吹き飛ぶ人や車、建物の演出がリアルで、台風はこんなにもあっさり人間の作り上げてきたものを壊してしまうのかと驚いた。また、本作には、「10回中9回は台風予想は外れる」と言っていた女性(その後死亡)や、主人公ケイトの台風実験を一緒にやって死んでしまった仲間たちなど、「台風を甘く見ていたものの末路」が描かれており、これは、自然災害をどこか甘く見ている我々にも当てはまることなのではないかとゾッとした。
しかし、ストーリー展開に少し強引さかあるのが目立ったように感じた。
映画館なら星4つ、自宅なら3つ
昔のジュディフォスターのやつと同じかな?と時間の合う作品でツイスターズを見てみたら大体一緒だった(笑)
序盤の悪ノリは日本じゃちょっとあり得ない。例えるなら地震とか津波を事前察知できたとして、ふざけて撮影しに行っているようなもんだから。
でも序盤も序盤で悪そうな方が善良な事をしてるんだろうな!とすぐ分かります。
デスクワークをディスって現場に誘うところもちょっと酷い。そりゃ誘いに乗るわけだけども。
序盤を耐えて過ぎてしまえば映像が良くなった昔ながらのエンターテインメント作品として楽しめます。だから映画館で観るべきです。
ちなみに普通ので見てしまったから4DXなら☆5だったのかも。
面白かったです
人助けもメインで素敵でした。また少しでも竜巻の被害を減らそう努力するのも偉業だし素晴らしい。
ラストシーンの主人公の選択と行動に感動。(一抹の不安を抱き続けて食い入るように試聴したためか頭痛がひどくなりましたがそんな不安は関係ない結果に終わって思いっきり脱力…)
そういえばこんな逸話を思い出しましたね、ポンペイの大噴火の時に馬に乗って火砕流に突っ込んでいった若き戦士の物語を。今回の主人公はその彼のようで…無謀で無鉄砲で無茶ではありますが…とてもカッコいいと思えました。(ポンペイが大噴火を起こしたとされるあの時代では火砕流やマグマといった地質学の学問や知識はなく、正体不明の祟りや魔物と考えられていたそうですので、戦士や強者たちが戦いに挑むというお話があったそうです。間違ってたらごめんなさい)
たった1人で勝てるかもわからない戦いに挑んでいく姿が無謀だけれども鳥肌立つほど素敵でした。
2度目ですが被災した人たちの手助けを率先して行う人たちの場面が感動的だし、もしこの映画を見た人がお子さんなら、「人として生まれてきた素晴らしさとは何か、豊かな人間性とは何か」を学べる良い教材になりそうです。(堅苦しくて申し訳ありません…)
'96年のツイスターという映画の続編ということですが、こちらだけを視聴されても大丈夫なつくりにはなっています。でも無印もできたら試聴して欲しいのが個人的な押し付け…もとい布教…ではなく願望です。
リメイク?続編?今回は、竜巻複数形。
1996年の「ツイスター」←ヤン・デポン監督 ヘレン・ハント、ビル・パクストン(故人)、フィリップ・シーモア・ホフマン(故人)の続編、リメイクを期待していたが、そうでもなかった(泣)。飛んでいくドロシーは、活躍してましたが~。竜巻の映像は、28年前と比較するとやはり凄い迫力がある。(28年前の当時は、凄いと感じたのだが…)こんな凄い竜巻は、映画の中だけで現実には起こって欲しくないなぁ。都会の高層ビルとかどうなってしまうのかしら? ヘレン・ハントにカメオでも良いから出て欲しかった。
ひねりが効いていた😎
「ザリガニの鳴くところ」で沼地の孤独な自然児を演じたデイジー·エドガージョーンズが今度も大自然に体当たり。
竜巻に高分子吸水ポリマーを吸いこませ、湿気を吸着させて勢力を弱めることができるかというアブナイ実験をボーイフレンドたちとチームを組んで行っていた高校生のケイト。
いかにも女子の発想。
多い日も安心。
湿地の娘が湿り気に挑む今作品。
TOYOTAのランクルでドラム缶を乗せたリヤカーを引っ張る。ノートパソコンはパナソニック。カメラはNIKON。予想に反し急激に発達し実験するには大きすぎるEF5クラスになった竜巻に仲間が3人も犠牲になってしまう。
そして、5年後ニューヨークでOLをやっていたところ、レベルの高い構成員からなる竜巻研究チームを率いる元仲間の生き残りのハビくんと再会し、チームに勧誘される。
その役割は自然の変化を瞬時に察知し、竜巻の進路を予測することだった。ザリガニの鳴くところでの才能か゚生かされていた。
オクラホマは大きな竜巻の発生で有名なところ。竜巻街道なんて言われている場所か゚ある。テンガロンハットを被って 竜巻カウボーイを気取る薄っぺらいイケオジのタイラーが率いるユーチューバーグループと競り合う展開がしばらく続いて、南部のカントリーロックが流れる。今どきアホな映画だなぁと思っていたら、ハビのチームのパトロン的スポンサーが実は竜巻の被害にあった人にすり寄って、巧妙に土地を奪うデベロッパーだと知り、ケイトはハビから距離をおいて、イケオジの仲間になってしまうのだった。如何にもなヤリチンオヤジの毒牙にかかってしまうのか?それとも見事撃退するのか?と思って観ていたら、オヤジは彼女の研究に興味を持ち、彼女をバックアップしながら、バディの仲になって行くのだった。
人工雨を降らせるAgI(ヨウ化銀)ロケットと高分子吸水ポリマーの缶をトレーラーに載せて町に襲いかかる竜巻に立ち向かったケイト。果たして竜巻に飲まれてしまうのか否や❗
ニューヨークに帰って行くケイトを空港に送り、見送るタイラー。
タイラーの背中を押したのは意外にもケイトに気があったはずのハビだった。
竜巻カウボーイが竜巻カウガールの心を地面に深くひねり込んだ回転スクリュードリルよろしく、ガッチリホールドするエンディング。オジサンにはちょっとウレシイ映画だった。
また竜巻がきた!
96ツイスターのオマージュが散りばめられてて楽しめました。
ドロシーあったわ〜って懐かしくなった。
いかにもアメリカって感じだけど、気象系パニック映画に振り切ってるおかげでアメリカ映画あるあるのキスもセックスもなし。
ベチョベチョしてなくてスッキリ!
そうだよ、こーゆーのがいいんだよ。
Youtuber組の信念いいですね。
金を稼ぐけど、見捨てるわけじゃない。
仲間になりたい人柄です。
ケイトが突っ込んでいくシーンでは、皆が助かるならこれで死んでもいいや位の覚悟を感じました。
映画館の幕が吹き飛んで向こう側に本物の竜巻が見えた時はいかにもアメリカ的演出だぁ〜って嬉しくなっちゃった。満足!
空港でのDelayはある意味どんでん返しかな。
せっかくドリル打ったのにね。
キャラも良かった
ずっと観たかったけど、先延ばしにしたせいでレイトショーで1日1回上映の状況に...
ギリギリ観れて良かった
(吹替に下手な俳優もいなくて良かった)
でも、これは映画館で観て正解だった
竜巻が本当に恐ろしすぎる
空からバケモノが降りてくるみたい
迫力が凄かった
これって飛ばされてもすぐには死なないでしょ...
もの凄い恐怖
衝突で全身強く打たれ苦しみながら死ぬか、息ができず窒息するか...一瞬では終わらないよな
序盤で出てきた仲間達が、楽しそうにすればするほどフラグが立つ...
ストーリーは王道だから予測つくけど、自分だけ助かるのって見ていてシンドくなる
タイラー達が登場してからは、そのキチガイっぷりに早々に飛ばされそうって思ったけど、ちゃんと活躍してたから安心
でも、大音量の音楽と笑い声が恐怖を煽るんだよね
タイラー達は本当はいい奴だった
ただ、ちょっとぶっ壊れているけどね
リリー特に好き
こういう近いけど近すぎない距離感の人めっちゃ好き
この映画に出てくるキャラはみんな好きかも
(悪役含め)
ツイスターとは別物らしいけど、ドロシー懐かしかった
でもドロシーより小さい物?飛んでたか?
聞き間違えたかな?
見えないほど小さいって意味なのか、あの板みたいなのを3箇所に設置するだけで計測できるようになったってことか
ハビがチームと決別するところ、スコットの小物感がよく出ていて、ああいうシーンアメリカっぽいな笑
その後の最後の竜巻は、ずっと力みながら観てた
いや、ハビがチームと決別する前の火災旋風みたいなシーンからずっとかも
あれ観た人はみんな終わったって思うだろ...
イントゥーザストームの火の竜巻を彷彿とさせる
映画館に避難していた人達も少しずつ飛ばされ、リリーもタイラーも飛ばされそうになって、ケイトも飛ばされそうになって...
観てるこっちは手も足も力入りっぱなし
めっちゃ疲れたけど、夢がある
本当にあんな風に消せるようになったらいい
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
っていうから、実現しちゃうんだろうな
関係ないけど、
帽子のせいでタイラーがトイストーリーのウッディみたいにみえる
笑顔もまたウッディみたい
見たことある俳優だと思ったら、トップガンに出てたハングマンかー
あの役もいい奴だったな
配信されたら、また絶対観るな
風の谷のナウシカ
主人公が可愛い、とにかく可愛い。
風を読むシーンや巨大竜巻に挑むシーンなどナウシカを連想。粗暴な敵と思ったら実は悪い人間ではなく、のちに仲間になる展開はまるで天空の城ラピュタ。各々キャラクターが立っていてとても良かった。
可愛くて勇敢な女性は日本人に受けが良いと思う。
フリー・ガイでも感じた80〜90代の洋画、子供の頃に観て感じたワクワクドキドキの"楽しい映画"を思い出した。
ドルビーで堪能しました。
1996年のツイスターはうっすらと覚えていますが、本作もとても面白かったです。とてつもない竜巻に驚きますが、演出、脚本、ヒロインがとても洗練されていてよく、仲間たちとのやりとりも小気味よい。ドルビー上映にまにあってラッキーでした。Fly Me to the Moonに通じるアメリカの凄さ、明るさを感じました。
トルネード・ラングラー
2024年8月22日(木)
このレビューを書き出す時点で映画.comのレビューが364件、評価3.9なのに映画は当たっていないようだ。公開から3週間が過ぎて、もう1日1、2回小さなスクリーンでの上映になっている。近場で一番大きなスクリーン(キャパ301)で上映されている新宿ピカデリーで「ツイスターズ」を。(新宿ピカデリーには4Dはありません。相変わらず和製アニメで多くの上映回数が占められているのが残念。)
ヤン・デ・ポン監督の「ツイスター」は28年前の公開時に観たが、竜巻から逃げるヘレン・ハントの顔くらいで内容は殆ど記憶にない。
本作は、ディザスタームービーだが、トルネードを見せるだけでなく、ドラマ部分も良く出来ている。
ケイト(ディジー・エドガー・ジョーンズ)は、竜巻に立ち向かう強い面と、友人3人を亡くした竜巻のトラウマで弱気になる面を併せ持っている。
最初はケイトをシティガールと馬鹿にしていたタイラー(グレン・パウエル)も竜巻を追ううちに彼女の的確な判断を認める。
当初、テンガロンハット被ってYOUTUBEで中継し、自分のキャラクターTシャツを売っているチャラい男に見えたが、実はその売上で被災者に援助しているタイラーにケイトの見方が変わったり、ケイトをオクラホマに呼んだハビのスポンサーが怪しい不動産業者だったり。
タイラーと一緒にロデオを見に行った時、接近して来た竜巻に会場にいた人のアプリが一斉に鳴ったのにはビックリ。日本なら緊急地震速報か。
襲来した竜巻に水のないプールに逃げるが、これは理にかなっているらしい。あそこで立ってはいけない、タイラーの注意を聞かずに立ち上がった男は飛ばされる。
グレン・パウエルは、竜巻対策で車体にドリル付きで地面にドリルで固定する車に乗っているが、あれでは柔らかい地表では役に立たないのではないか?
でも、竜巻に飛ばされないようにアンカーで止めるタイプの車は実際にあるらしい。
ハビのグループが乗っている車の名前が、「案山子」「ライオン」「ブリキ男」と「オズの魔法使」関連のネーミングになっていた。ケイトは赤い靴履いてなかったけど。
映画の中でここまでこっぴどく映画館を破壊する映画もなかったのではないか。
竜巻の襲来で皆が逃げ込んだ映画館のスクリーンは後ろの壁とともに吹き飛ばされる。上映しているのはモンスター映画だが、モンスタートルネードの前に人はなすすべなし。
最初に映画館に入ったときに地下室を探すのは何故かと思ったら、オクラホマは竜巻対策で多くの建物に避難のための地下室があるそうだ。
迫りくるトルネードの威力は迫力満点だった。きっと4Dだったらガタガタになってただろう。(でも4Dで観てみたかった)
ラストの空港での二人は、お決まりのパターンだが続編に含みを持たせたかな。
ディジー・エドガー・ジョーンズは、きっと将来アン・ハサウェイのような女優になるんだろうな、と思う。
竜巻映画として楽しかった
竜巻のすごさを見る映画としてはとても面白かったです。ライバルがいけ好かないやつだから殺しちゃえってならずに惹かれ合うという話にしたのも良かったです
ただ、ツイスターが竜巻をどう観測するかという映画だったので、ツイスターズは竜巻をどうにかするって映画にしないといけないのはわからないではないですが、流石に高分子吸水ポリマーでは厳しいのではないでしょうか
わかりやすいストーリーと迫力のある映像で、非常に良かったです。
お話自体は何か奇抜な内容だとか、特別な印象はないです。
大学生かなにかの研究で竜巻を追いかけていた女性が、竜巻に研究仲間を巻き込まれて失い、一度は竜巻を追いかけるのをやめたけど、きっかけがあってまた竜巻に関わるようになるっていう、主人公の挫折とそこからの復活です。
敵だと思ったら良い奴だった、良い奴だと思ったら悪党だったっていうのは、物語でよくあるパターンです。
再び竜巻を追いかけるきっかけになる、かつて一緒に竜巻の研究をしていた仲間からの誘いは、実はプロジェクトの出資者が不動産の仕事をしていて、竜巻の被害で困窮している人の足元を見て、竜巻で被災して家が壊れてしまった人たちから土地を買い叩いていたし、竜巻を追いかけるライバルチームはYouTuberで、動画配信して、竜巻の中で花火を上げたり、エンタメにしている、多くの人が命を落とし、家財を失う、恐ろしい竜巻なのに、不謹慎な連中だと思っていたら、Tシャツなどのグッズの売り上げで竜巻被災地へ無償で水と食料を配るボランティアをしていました。
再び竜巻を追いかけ始めたけど、それも悪党の手先みたいな仕事で、傷ついて実家のお母さんのところへ帰ったところで、僕は感動して涙が出てしまいました。
お母さんは竜巻の多い地域に住んでいて、物の値段も上がってどんどん住みにくくなるのに、ずっとそこに住んでる。
主人公が引っ越せば良いのにっていうと、お母さんはボソッと、あなたが世界を救ってくれるのを待ってるんだって言うのです。
主人公の方はとっくに竜巻を追いかけるのなんかやめて、普通に就職しているのに。
何かを要求するでもなく、ただじっと、信じて待っているっていう。
あれは、泣きます。
映像も迫力があって、非常に良かったです。
竜巻のヤバさがよく分かる!
まず、ストーリーがすごい良き!最初から竜巻退治の話で驚きはしたけれど、そこで竜巻のヤバさがもう分かる!
5年後になってからも、サクサクとだれることなく進んでいくストーリー。陣営?もみんなの考え?もだんだんと分かっていき、協力して竜巻に退治するのは熱い!
俳優さん達も演技が上手いしカッコよくて綺麗!終わり方も凄いいいし、ラストシーンの流れも完璧。ぜひ、大スクリーンで見て欲しい映画かな。定期的にある自然災害系の中では、ストーリーもしっかりしてるし迫力もあるしとてもいいと思う!
屋外作業は長袖が基本です
どこかで観たような展開で、どこかで観たようなキャラクター、ヒロインのケイトが可愛くて、それだけで満足できそうです。
ただ、屋外での作業なのにピチピチのタンクトップを着ているのが気になりました(笑)。
人類VS超巨大竜巻、みたいな煽り文句がありましたが、いい意味でスケールが小さくなっています。
(ホントにいい意味です)
ケイトたちが救うのは、個性豊かなYouTuberたちと一緒になって、カントリーソングがよく似合う小さな田舎町なのがとても感慨深かったです。
これが、天才気象学者ケイトが、超巨大竜巻の発生を予測しその行路がニューヨークに!?誰も信じてくれない中、タイラー率いる竜巻YouTuber軍団が協力して竜巻に立ち向かい沈静化、そしてラストはケイトとタイラーのキス…。
みたいな流れだったらもう寒気がするくらい白けてたのですが、いい意味でスケールが小さくなっていたのがこの映画の成功だったのだと思います。
竜巻街道
竜巻というものにあたったことがないのでニュースや映画での知識しかないが、被害は凄まじい。
マシンに「オズの魔法使い」
主人公は研究費のために竜巻を手懐ける機械を使い、失敗して彼氏と親友達を亡くしてしまう。
立ち直れぬまま5年がすぎ、生き残った1人の友人と1週間の観測の協力をする。
最初はいやいやながらも参加するが、インフルエンサーとして登場したタイラーとの出会いやライバル争い、後の協力により再びイキイキと過去の、竜巻を手懐ける研究を再開する。
竜巻に遭った街を助けるというのは非難を誘導することしかできない。
倒れる建物、壊れる貯水タンク、上がる火の手、巻き上げられる車や人々の恐ろしさ。
それで何もかもを失った人々から更に巻き上げようとする団体もあることを知ることができる。
だから竜巻を無くすのが1番なのだ。
頭が残念な私にはきちんと竜巻の発生が理解できなかったが天候のプロフェッショナルであるケイトと同等の知識を持つタイラーが人々を助け、ともに竜巻に向かう仲間達がそれぞれ得意分野を持っているところがやとても良かった。
巨大な自然のパニック模様、それとの対峙、トラウマの克服、友情、裏切り、団結、恋愛、インフルエンサー。
これだけ盛りだくさんのエンタメは久しぶりに観たなぁ〜
しっかりと見応えがありました。
あと、音楽がとても良かった。
続編ではなかったのね。
古き良きディザスタームービー。何も考えずに観よう!
最近あまりなかったディザスタームービー。細かいことは考えずにハラハラドキドキ楽しめました。
とはいえ、ツッコミどころ満載だったので、気になったところをメモ(ネタバレあり)
・ストームパーのレーダー設置無理ゲー問題
旧友ハビが率いるストームパーは最新のレーダー?を使って竜巻の詳細データを取得することを目指しているんだけど、このレーダーの使用条件がどう考えても非現実的すぎた。まず3台のアンテナが必要で、それを竜巻のまわりを囲うように設置する必要がある。しかもアンテナの射程が300mなので、発生する場所も進路もわからない&高速で移動している竜巻の半径300m以内に狙いすましたように立てる必要がある...しかもそのうちの1台は竜巻の進行方向正面に設置しなければならないので、仮に置けたとしても数秒で竜巻に飲み込まれること必至である。主人公が竜巻を前にトラウマからアンテナ設置に手間取っていたけど、そういう問題じゃなくそもそも設置条件厳しすぎやろ。
・ストームパーと悪徳不動産屋の関係性が謎
ストームパーのスポンサーが悪徳不動産屋で竜巻の被害にあった土地を安く買い叩いていた。ストームパーのメンバーもこの行為の片棒を担いでいたことから、主人公はこのことに幻滅してストームパーから離脱し、ハビとも衝突するんだけど、ストームパーそんなに悪くなくね?
ストームパーは不動産屋と密談していたけど、そもそも発生した竜巻の分析をしようとしているだけの彼らが不動産屋に渡せる情報なんて被害地域がどこだったか?という誰でも分かる情報だけで、唯一役に立っているとしたら、不動産屋の名刺を配っていたこと。そう考えると、悪徳不動産屋は竜巻被害者を食い物にしている代わりに、慈善事業的に竜巻の研究費を負担しているだけで、むしろ好印象ですらある。(そもそも竜巻被害者の土地を買い取ってあげることって、別に悪くなくね?)
・竜巻が接近 → 街に助けに行こう!という謎の活動
荒くれ者のストーム・チェイサーだったが物語後半は心優しい奴らに変貌するんだけど、竜巻が接近した時に街に戻って助けるんだ!という行動はよくわからんかった。竜巻襲来後に被害地域の復興を手伝うのは理解できるんだけど、竜巻が今にも来そうな街に戻って、しかもやるのが単なる避難誘導ってどういうこと?と思ってしまった。しかもクライマックスシーンでは、後述する竜巻消滅させる薬剤を持っているのに、避難誘導のために街に戻るという謎行動をとっていた。(結局避難できずに薬剤を使って竜巻を消滅させる)最初から薬剤を試そうぜ...
・最大のツッコミポイント 薬剤は撃ち込めや!!!
特殊な薬剤を竜巻に吸収させることで、竜巻を消滅させようとするんだけど、なぜか薬剤を車に積んで竜巻の通り道に置くor車で突っ込むという手法を取るのが謎。単にロケット的なもので撃ち込めばよくね?と。
最後に、こんな細かいところは気にせずに楽しみましょう!!そんな映画でした。
全83件中、1~20件目を表示