ツイスターズのレビュー・感想・評価
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自然災害に対して戦う人間の成長が秀逸!
この映画を見ていると、本当に竜巻を人間が制御できそうな気がしてきますが、残念ながら現実的にはまだまだ不可能な領域なのでしょう?地球の上で生きる私たちは、何故こんな自然の猛威に苦しまなければならないのかと考えますが、この不幸に見える出来事も、結局人間が学び成長していくためのエネルギー?のような気がしてなりません。現時点では竜巻が襲ってきたら、その竜巻はどう動くのか、どんな被害が予測されるのか、どうやって人間がその猛威を防げるのかを考察していくしかないのかもしれません。それだからこそ、科学の発展や人道的な活動の必要性が促進されていくと思われます。竜巻は特にアメリカにおいては甚大な被害をもたらす悪魔です。それであるが故にこの映画が持つテーマは深い関心の的になるのでしょう。人命を第一に考えて行動するヒロイン(ケイト)たちの姿に胸が熱くなります。これがこの映画の一番の星なのだと思います。そしてその災害に対して、ヒロインの生き様が見事に絡み合っているからこそ、単なるパニック映画の域を超えているような気がします。ヒロインは研究費を稼ぐために危険な実験をして、3人の盟友を失うというトラウマに苛まれます。しかし相棒(タイラー)の「一生後悔の人生を送るつもりなのか?」の一言によって、彼女の新しい人生が開花していくところは、まさに目覚めでした。だからこそこの二人の行く末が気になってなりません(笑)。
追記 これほど没入感のあるエンタメは久しぶりです。ぜひ見てほしい(IMAXで)。
竜巻スペクタクルシーンのつるべ打ち
ふと気が付いてみれば、「久々の」デザスター・スペクタクル映画である。竜巻シーンのつるべ打ちで、毎回同種のスペクタクルなのに、その迫力に、毎回手に汗を握ってしまった。 トルネード・ハンターたちの競争やラブストーリーも、王道の安定感。映画館で見てこその満足感が味わえる大作だった。
ハリウッドお得意のディザスターを見世物にする娯楽大作。驚異の災害...
ハリウッドお得意のディザスターを見世物にする娯楽大作。驚異の災害の恐ろしさを冷房の効いた椅子に腰かけて楽しむわけで、いったいに本作の中だけで幾人の犠牲者が生じたのか。なんてそんな罪悪感を感じさせたら商売になりません。ド迫力を大画面で味わって頂ければ、それはそれで自然の脅威を感じ取って十分でしょ。オクラホマが舞台で実際に竜巻が頻発するエリアで、しかも本映画を優先的に現地公開したら、超人気殺到だそうで、割り切って楽しめられればよろしいかと。 その意味で自伝的映画「ミナリ」の韓国系監督リー・アイザック・チョンがよもやの本作を監督ってほうに興味がわく。ほとんどプライベートなデリケートを描き評価され、オファーされたのがハリウッド大作。依頼する方も相当な度胸でしょうが、監督としての勢いをスタジオは優先するのですね。「ノマドランド」の中国系米国人クロエ・ジャオ監督も同様ですよね、いきなりマーベルの超大作「エターナルズ」を任せられてしまった。残念ながらこれは興行的に失敗に終ったようですが、この「ツイスターズ」は大ヒットを得られたようで。 その理由はまさに単純明快で、シンプルな構成に、互いに反りの合わない男と女を絡め、必然のごとくラストにはラブラブに至らせる。その過程でド迫力映像で飽きさせない。まさにこの映画の鉄則を照れもなく実践した賜物でしょう。だから驚くほどに何にも残らない、心にしまいたくなる要素は皆無。だから駄作ではなく、だから良作なのです。ヘレン・ハントとビル・パクストン主演の「ツイスター」1996年 も旬なスターを配し、スティーヴン・スピルバーグのブランドで売れば間違いなく大ヒット。完全にそれの焼き直しであって続編なんて意識はゼロ。 「ザリガニの鳴くところ」で勢いに乗ったデイジー・エドガー=ジョーンズが、暗い感じから一挙に美人度を上げて登場。巻頭しばらく現れず、焦らされてやっと登場のグレン・パウエルの禍々しい色男フェロモン充満ぶりに、乗りに乗ってる旬のスターぶりを見せつけられる。「トップガン マーヴェリック」で誰?このイケメンは? と思う間もなく「ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン」で魅惑のパイロットで主演、そして「恋するプリテンダー」でイケメンスター確立のラブコメを成功させて今がある。で、白人2人では配慮不足は当然で、プエルトリコ系の大人気役者アンソニー・ラモスが良い味で本作を締める。そのジャビのサポート役に色白の若きメガネのイケメンが登場しますが、彼こそが次のスーパーマンに大抜擢されたデビッド・コレンスウェットで、これからイケメン・スター街道まっしぐらなのは間違いないでしょ。 製作費約230音円!は、破壊され尽くしたオープンセットの巨大さに、どこまでCGなのかVFXなのかまるで見分けがつきませんが、十分に理解出来ます。もう一つ、竜巻と言えば「オズの魔法使い」1939年であり、ドロシーを筆頭に、案山子、ブリキ男、ライオンをたっぷりオマージュを捧げる辺りも好ましい。自然災害は避けようがなく対処も無力なのが現実で、一瞬で人体を持ち上げられたら、高度数百メートルからあとは落され地面に叩き付けられるのみ。舞台をトランプ支持者ばかりのエリアで、カントリーがしっくりとハマる。
感じたら追え!
劇場であまり予告を目にしなかったのですが、ポスターとフライヤーに興味をそそられていた本作。公開3日目時点でのレビュー評価は4.0! なんと評価、投稿数ともに「インサイド・ヘッド2」を上回っており、期待値MAXで鑑賞してきました。 ストーリーは、学生時代に自身の竜巻研究に関連して大切な友人を亡くし、今は故郷を離れて自然災害予測の仕事に就いている、気象学の天才ケイトが、学生時代の友人ハビから故郷オクラホマで連続発生する竜巻対策のために力を貸してほしいと頼まれ、現地で出会った竜巻追っかけYouTuberのタイラーとともに、かつて自身が考案した方法で再び竜巻に挑むというもの。 序盤から巨大竜巻の恐怖を感じさせ、観客を作品世界に一気に引き込み、テンポよく展開していきます。そんな中、被災者を救済しようとする気象研究者ハビと、ただの視聴回数稼ぎのお気楽YouTuberと見えたタイラーという構図が、後半に逆転するのがおもしろいです。 また、ケイトのバックボーンがしっかりと描かれ、竜巻への純粋な興味、大切な友人を亡くした自責の念、減災への願いなどが強く伝わってきます。そんなケイトがラストで見せる、タイラーとのほのかなロマンスも心地よいです。竜巻を追い続けた二人が、互いに意識し始め、一歩踏み出すところで締めくくるという後味のよさ。“感じたら追え!”の伏線回収がお見事です。 それにしても、全編にわたって何度も描かれる竜巻の脅威がえげつないです。竜巻通過後の映像はこれまで何度か見たことがありますが、実際に遭遇したらこんな感じになるのかと、かなりの恐怖を感じます。しかもそれが短期間に何度も発生するなんて、まるで地獄です。何もかも失って途方に暮れる人々を思うと胸が痛みます。それなら別の土地に引っ越せばいいと言う方もいると思いますが、住み慣れた土地を離れるという決断はなかなかできないものです。 私の居住地も比較的竜巻の発生しやすい地域で、毎年何度も竜巻注意報が発表され、その度に仕事上の判断と対応を迫られ、気をもんでいます。とりわけ、25年前に発生した竜巻が市内を縦断しながら大きな被害をもたらしたことは、今でも鮮明に覚えています。当時、自宅から離れた場所の建物の4階の窓から竜巻を視認し、大急ぎで家族に電話して危険を知らせたことを思い出しました。本作で示された方法が実現可能かどうか知りませんが、竜巻に限らず自然災害の被害者を減らそうとする取り組みが行われていることに感謝しかないです。 主演はデイジー・エドガー=ジョーンズで、悲しい過去を持つケイトの心情が伝わる熱演が光ります。共演のグレン・パウエルも、軽い男のようで実は信念をもつタイラーを好演しています。脇を固めるのは、アンソニー・ラモス、ブランドン・ペレア、キーナン・シプカら。
迫力ある竜巻の映像にラブストーリーが組込められた感じの作品。 本年度ベスト級。
竜巻を題材にした作品の中でも迫力ある映像はかなり良かった! 自分も竜巻に巻き込まれそうな感覚に陥る感じの作品だった(笑) 竜巻を人工的に破壊し災害を未然に防ごうと奮闘する中、竜巻に仲間を奪われたケイト。 一度は現場を離れるものの、仲間からの誘いで再び竜巻に立ち向かって行くストーリー。 ケイト役のデイジー・エドガー・ジョーンズさんが可愛い。 観賞後に調べたら過去に観たザリガニが鳴く作品の女優さんだった。 あまり映画に出演してないけど今後に期待したい女優さん。 ストーリーは王道の展開で進むストーリー。 仲間とライバルの関係も王道。 既視感あるストーリーで安心する(笑) そんな中、竜巻による被災地で物品販売で稼ぐ輩が登場。 胸糞悪い感じだったけど思わぬ行動に安心する。 アメリカ人も捨てたもんじゃ無かった(笑) 竜巻の映像はかなりの迫力! 仲間が竜巻で呆気なく飛ばされて行くシーンが印象に残る。 日本で当たり前な「地震」。 アメリカでは竜巻が当たり前の事なのか? 気になるところ。 映画だからなのか竜巻の発生が多すぎる(笑) あまり引き込まれるシーンは無かったけど後半、空港でレッカー移動されそうになった時の対策が最高だった! 竜巻に見舞われる中、映画館が普通に上映しているシーン。 かなりシュールでした( ´∀`)
ツイスターは5ツイスターズは3.5
1996年上映の「ツイスター」の、ちょっとその後って感じの設定でしょうか。登場人物はもちろん違うけれど、ドロシーもあったし、なんとなく似ている。監督は違うけど、スティーブン・スピルバーグなどスタッフは同メンバーが多いのに、今回のはストーリーも映像も演出も全て「ツイスター」には及ばないと感じた。今年一番楽しみにしていた映画だったので残念。
ツイスターの方が面白い
続編とは言われているが物語的なつながりはない(と思う)
オープニングのシーンが一番怖くて盛り上がった
あとは・・・
ひたすらカウボーイチームがうるさくてうざくてイライラしていた
まさかこいつらがメインにならないだろう?とおもったらメインに
なってしまった
竜巻に飛ばされるモノもご都合主義的でリアル感が阻害された
ドリルで車体を固定しても、引っ張っている台車は飛ばされるでしょ!
一ミリも浮かないのは何故?
今さっき竜巻の被害にあった町で救援活動していたのに
夜は普通にロデオ大会にみんなで興じているのは何故?
転倒した?車両が、飛んできた飛来物に都合よく起こしてもらえてよかったね
良かったね?
竜巻の進行方向にある町の人を助けに向かうのに、反対する人を
車から降ろして立ち去って、彼は見殺しでいいの?
その他重量の重い物が重量の軽い物より先に飛んで行っちゃうのが
気になって仕方なかった
突っ込み入れずに見るなら面白いかもです
一度突っ込み始めると、最後まで止まらなくなる映画でもあります
うむ
竜巻の映像すごいです。 意外と人間ドラマみたいなことがあり、登場人物も良い人がほとんどです。 演技も悪くない。ただ、ノリが合わなかったのかイマイチ個人としては乗り切れず。 なんなんだろうと思ってはいるのですが。 たぶん自分としては何も考えずに見れる映画を観たかったのでしょうね。 竜巻の映像凄いと書きましたが、正直もっとヤバイものが出てくるのかと思ってました。実際に被害に合われた方もいるだろうし、特にアメリカだとコンプラ的にマズいのかな。 主人公の性格も、真面目なんですよね。もっと破天荒なキャラが竜巻に挑んでいくようなぶっ飛んだ無茶苦茶な内容が好きだったかも。あくまで個人的な意見ですが。 作品としてはよくまとまっているし良い作品だと思います。多少、アメリカ的なチャラさとか、なぜか今回は私の癇に障ってしまったようです。
さすがのチーム
さすがスピルバーグ&ジュラシックチーム! 迫力と恐怖はもちろんのこと その中に人をワクワクさせるもっていきかたと最高のBGM。 ゴジラ-1.0並の映像の凄さだったから、次の視覚効果賞あるんじゃないかって勝手に思ってます😂 IMAXで観たけど本当に自分ももってかれそうになるくらい臨場感があって、 でも本当にアメリカでは特に多く起こってることだから、被害の大きさには息を飲む。 ちょっとシリーズ化してほしい作品だなって気持ちもあります。 前作のツイスターのオマージュが入ってから 観てたらより楽しめる! そして何より主役の2人 トップガンマーヴェリックにも出演してた男くささあってセクシーさもあるグレンパウエル 可愛さも綺麗さもあるちょっとアン・ハサウェイっぽいデイジーエドガージョーンズ 天気オタクな2人の会話が面白いし ストーリーも楽しめた!
起承転結がしっかりした優等生映画
シンプルでバランスの良い綺麗な映画です。映画館で見たくなる映像と音に加えて、分かりやすいストーリーは何も考えずに楽しめます。次作があるならもっとバディ物にしてほしいです。
いまいちノれない竜巻映画
真夏に大画面で見るのにピッタリの作品ですが、元祖「ツイスター」に思い入れのある自分としてはいまいちノリ切れなかったのが本音です。"古き良きハリウッド作品"に寄せすぎな感じがしました、度々挟まれる身の上話が爽快感を打ち消してしまっている。ライド感という意味で2014年のイントゥザストームの方が圧倒的に良く出来た作品に思えました。圧倒的に広大なアメリカの風景は憧れですが、保守的なアメリカの描写がどうしてもトランプ政権を彷彿とさせてしまい、素直に受け入れがたかった。
竜巻好きにはいい映画
午後のロードショーかと思った。
いや、午後のロードショーでも名作は放送されるのだ。だがとても午後のロードショーのように感じた。この午後のロードショー感は何なんだろう、と思って観ていた。
前作(?)(序盤に装置だけ繋がりがあるようなものが出てくる)の「ツイスター」でも思ったのだが、自ら竜巻を追いかけ突撃し、その恐ろしさに震え、困難に立ち向かう、という筋に無茶があると思った。
本作でも、その無茶な筋書きは踏襲しつつ、新たに加わった要素としては、竜巻を測るだけでは無く、竜巻を除去するような仕組み(装置?)が加わったことである。またなぜかカントリーソングなど、カントリー色が強くなった。
たしかに竜巻が除去出来るとなれば、町や人々は救うことが出来るかもしれない。そこが現実的に可能なことなのか、科学的によく知らないので、今作で描かれたことが本当に可能なのかは判らない。
だが、例え可能だとしても、地球の環境の変異などは、竜巻の一つや二つ消した所でどうなることでもないようにも思う。
大切なものは守れるかもしれない。
だが、竜巻という自然のメカニズムを破壊し続けることは、更なる自然の破壊に繋がるのではないだろうか。じっさい作品を観ていても、そこのところが分からず伝わってこなかったので、何の為に研究しているのかさっぱり分からなかった。
「天気が好きでね」だけならば、竜巻を追いかける必然性はあまり強くない。
実験を思いついたから?
それだったら、思いついたことを試さずにはいられない狂気を描く必要も感じる。
どのキャラクターもじっさい何を考えているのか分からない。
良くも悪くもそのせいで、先読みはあまり出来ない映画だった。
一種の冒険ものと言えるのかもしれないが、そこに人々を助ける為とか、謎の善意が働くと、個人的にはよく判らなくなる。
それは例えば、あそこの犬は凶暴みたいだから近付いて脅かしてみようぜ、みたいな、子供達の度胸の張り合いぐらいの話に、謎の善意心(のようなもの)が入るようなもので、観ていて心地のよいものでは、少なくとも自分はなかった。
面白かったところ…。
うーん。
何であのYouTuberの男は主人公の前に現れる時、いつもひょっこり現れて来たんたんだろう。色々な理由が説明されたが、いや無理あるだろと割と思った。
面白かったところ…。
割と無い映画だった。
竜巻好きにはいい映画かもしれない。
ツイスター2 ?
IMAXで鑑賞、竜巻ではなく落雷のため停電したらしく上映遅れてCM予告編無しで本編開始、まさに嵐の予感。 タイラー登場したとき「来たねチャラくて性格悪そうなライバル!」 当然ケイト対タイラーの観測対決かと思ったが、なんだよ対決しないのかよ組むのかよ。 しかもラブラブになりそうなラストだった。 まあタイラー意外と良い奴だったし、前作のリメイクってわけじゃないからいいか。 日本は地震と台風、アメリカはハリケーンと竜巻、天災には困ったもんだ。
竜巻の迫力
たまたまタイミングよくて観ました。 学生時代の悲しい思い出に蓋をして、ニューヨークで気象予報士として働いているケイト。 昔の友人に誘われて、竜巻が異常発生しているオクラホマで竜巻データを取る助っ人をすることになります。 そこで、竜巻を色んな形でビジネスにしている人達と出会い、過去の自分とやっと向き合っていく。と、まぁストーリー的にはそれくらいなんですが、とにかく竜巻の映像が迫力満点。 竜巻にイマイチ馴染みがないので、あんなにすごい威力?しかも連発する?とか、どこまでが映画要素なのか分からないながらも、迫力満点な竜巻に向かうハンター達のわちゃわちゃ感で楽しめました。 ただ被害も甚大なので、自然災害を甘く見てる(ように見える)人達には少しモヤモヤしてしまいました。 ちなみについでのように出るラブストーリーは、爽やかで良かったです。
災害として街を映し出していたのがいい
凄い大迫力の映像です。 これは映画館で観るべきです。 竜巻のことを調べ上げて追いかけるだけじゃなく 竜巻が災害として街を襲った後のことも しっかりと映像にすることでより身近に感じられました。 主役のデイジー・エドガー=ジョーンズがホントに良かった。 「ザリガニが鳴くところ」の時とは正反対のアグレッシブな女性を 魅力たっぷりに演じてくれました。 この映画を観ている時、リアルで外では竜巻注意報が出ていました。
意外と考えさせられる作品
ハラハラドキドキ感満載の作品だった。 ケイト役のデイジー・エドカー・ジョーンズの演技が良かった。 ハリケーンの映画はよくあるし、この作品もその一つだが、今の地球環境問題を考えるともう少し観客に考えさせる要素があってもいい。 ハリケーンの映画と同時にこの作品はユーチューバー軍団もこのようなハリケーンなど暴風雨になると中継どころではないと気づかせてくれる作品でもあった。 以外と考えさせられる作品でもある。
この夏はこれでしょう!!
大きなスクリーンでみるべき映画。脚本もテンポ良し、キャストも皆、魅力的なメンバー、そして何よりもリアルな映像。 あっという間の2時間に満足度は高い。 唯一の欠点は、パンフレットが大きすぎることくらいかな。笑
倫理的にギリギリのラインを上手く突いている作品
子供の頃から根っからの竜巻好きの男女二人とその仲間が、それぞれ違う立場、異なる目的で竜巻を追いかける話。 まず特筆したいのは、ど迫力でまるで実際に竜巻の中に居るような稀有な映像体験!巻き込まれて飛ばされてるかと本気で思いました。真面目に伏せて、どこか掴んで足を踏ん張らないとですよ! 自然が猛威をふるい、人や家屋や車、鶏小屋(笑)までもが易々と吹き飛ばされ、無惨に空中分解されつつある中、興奮して目をギラギラさせながら危険を顧みず竜巻を追いかける主人公男女二人は「台風の進行予測範囲、暴風圏に入るとちょっと胸が高鳴る」の不謹慎な感覚の猛烈ブースト版。 この狂った情緒から生じる行動は本来、放映禁止措置の御触れが出てもおかしくないレベルですが、過去に大切な仲間、恋人までも竜巻被害で失いトラウマを背負った主人公の彼女は、竜巻を研究し被害を抑え込み人を救いたいという大義により正当化されます。 この倫理的にギリギリのラインを一歩出たり入ったりしながらエンタメにまで昇華するやり方が脚本、設定、演出的に本当にうまくて感心いたしました。YouTuberの男はよく考えたら最初からずっと足が出っぱなしだったけど(笑)、まあ誤魔化し方が別の意味でうまかったので良しとしましょう。 暇でなんとなくで鑑賞したら本当に素晴らしい完成度の高い作品で、良い意味で裏切られました。 迫力が半端ないのでみなさん、ぜひ劇場でご覧ください!
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