「ジャンル盛り盛りのインドエンターテインメント!」ジガルタンダ・ダブルX ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャンル盛り盛りのインドエンターテインメント!
主人公が2人いるパターンは、RRRもそうでしたけれど、
本作はRRRとは違うキャラ設定でしたね。
警官採用された小心者のキルバイと
クリント・イースト・ウッドをこよなく愛するギャングのシーザー。
シーザーがイーストウッド好きということから、シーザーの映画を撮る監督として
近づくキルバイ(名前もレイ・ダース監督という、ふざけています(笑))という
この前半も、シーザーにバレないかでハラハラしまして、
且つ歌も踊りもあって、もうこれだけでお腹いっぱいな感じでした。
後半は舞台もジャンルもガラッと変わって、シーザーの故郷へ。
キルバイが映画ではなく実際にシーザーを倒せるよう脚本を編み上げて
撮影に挑みつつ、シーザーが本当に神格化していく過程で、
キルバイもシーザーの見方が変わるし、関係性もより親密になっていくところが
すごく良かったです。
ゾウ🐘も象徴的につかわれている気がしましたね。森の神様的な位置付けで。
後半60分は「あ、そうなるのか」ということが次々と起こっていき、
もう目が離せず食い入るように観ました。
特にラストは自分自身にカタルシスが訪れ、大満足の3時間でした。
いやぁ〜、面白いです。
宮崎では全国に遅れて今週末からの上映でしたが、リクエストして良かったです。
宮崎キネマ館さんに感謝!!
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