「あふれ滾る映画愛」ジガルタンダ・ダブルX コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
あふれ滾る映画愛
正義と悪がぐるんとひっくり返る瞬間に驚きと快感が!
生粋の悪人が、義憤に駆られ聖人化する脚本はすごい。
50年近く昔から、今にもつながる政治家の汚職や、自然破壊政策への批判が込められつつ、また同時に滾(たぎ)る映画愛。
流石に、イーストウッドがマカロニウエスタンの撮影でインドに来ていたって設定は眉唾物だが、旧作のフィルムを効果的に物語に組み入れていたリスペクト具合は嫌いじゃない。
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