「タイミングって言いたいの?」くすぶりの狂騒曲 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
タイミングって言いたいの?
「大宮ラクーンよしもと劇場」に集められた吉本の売れないお笑いタレントの1組「タモンズ」の話。
7組のお笑いタレントを集めて作られた大宮セブンがなんちゃらと始まって行くけれど、自分はお笑い番組はほとんどみないので顔をみればわかる人もいるだろうけれど、演じているのは俳優だし、名前を言われても???という状況で観賞。
全然ウケす、時には観客ゼロで舞台に立つ彼らのうちの1組が、自分たちの漫才のスタイルに悩み、葛藤し、迷走しという展開で、それ自体は物語としてまあわかるものの、結局なんで売れたの?
売れないお笑いの人達って、騒いだりまくし立てるばかりだったり、面白いと愉しいを一緒くたにしちゃっていたりするしで、言っちゃ悪いがやはり面白くないんだけどね…。
ネタが変わった訳でもなければ、喋りや間が良くなったとかそんな話しもなくて、ただ振り出しに戻っただけみたいな感じなのに…と、なんか釈然としなかった。
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