「ヒトコワ怪談」怪談晩餐 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトコワ怪談
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①ディンドンチャレンジ
②四足獣
③ジャックポット
④入居者専用ジム
⑤リハビリ
⑥モッパン
⑥作品からなる
ショートオムニバス構成の映画
与えられた尺が短いゆえにどうしても構成上何故何故が生じるのは致し方ないが短いからこそ逆によく纏めた印象。
私個人的には入居者専用ジムが印象的だった。
閉鎖時間の22時を過ぎてマンション内のジムで
トレーニングをやっていたら…という話。
どう考えても人災。
そりゃあお化け出るよね。
事故物件になりたくないからって事故があったことを隠す。家賃はそのまんまでジム室は閉鎖されず、まるで制限時間を守らない人が悪いかのような管理組合の対応が続く中、そして再び事故が起きてしまうエンド。
ディンドンチャレンジは魔を呼び込むダンスになって関わった人が次々と亡くなる。
四足獣は医者ファミリーの主人公が医学部に進学したいが成績が不足していて、打破したい術として実施したのが…という話。
ジャックポットは人間不信強めな主人公が安いモーテルで強盗にあい自らの命よりも最後まで自分の金だけは死守するド根性の話。
リハビリは脳死状態の消防士がリハビリ中に体験した恐怖を描いている。
モッパンは大食い配信者の悲劇。よく食べるなあが所詮は自分の体を痛めるぐらいならやめたほうがという内容。そのために手術までして大食いになる必要があるのか、バズリを風刺したストーリーだった。
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