ナミビアの砂漠のレビュー・感想・評価
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又、どーせ生えてきますよ
ほんとに!笑
脱毛するなら医療脱毛一択よ♡
え〜っと。本作とても楽しみにしてました!
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの河合優実ちゃん主演!
&若すぎやしませんか?
その才能は楽しみでしかない山中瑶子監督作品!
あの予告も興味深かった。
独特な模様が素敵なあの動物は
"オリックス"別名ゲムズボッグというらしいですよ。
自然が作り出したアートですね!
ナミビアの砂漠。
ナミビアとは"何もない"という意味だそうですが、その何もないはずのナミビアの砂漠に、人工的に作られた水飲み場(オアシス)があって、そこに集まる動物達を見ているカナ
(優実ちゃん)
1人の時間。癒しの時間。。
実際にリアルタイムで配信されていて見ることが出来るそう。
その収益は野生動物の保護活動に使われているんだそうです。
(有吉さんだったかなぁ?見てるって言ってた記憶。。あっ!これか〜って思った)
そんな遠くの世界を手のひらの中で覗いているカナちゃん。
常にダルそうやる気なさそう。
自分勝手にも見えたし、嘘もつく。
同棲中のホンダ(寛一郎君)は、そんなカナに対し甲斐甲斐しく世話をやき、寛容で、カナを尊重し、大切にしているように見えた。
言いなり?ではないけれど、カナにとっては都合が良さそう。
だからなのかな?
刺激的なハヤシ(金子君)と二股かけてた(°▽°) コラッ!
ちょっと〜!!何あのシーン!!
一生心に残ると思うわあのトイレシーン!!
大好き!楽しい!って感情MAXの時って何でもあり!
そして若いって素晴らしい!(違う?!w)
それと!
イルカ入れてるハヤシの手を握って、まるで出産シーンですかw?ってちょっと油断させられてからの鼻ピアス開けたて血がタラ〜ンって!
すごい!イカす!めっちゃパンチある!
トイレの次に好きなシーンだった。
なんなのこのセンス!山中監督すごい!
ちょっと興奮ハァハァハァ o(≧▽≦)o
私の興奮は続いたが、カナとハヤシの刺激的な時間は長くは続かなかった。
ホンダからハヤシに乗りかえて同棲を始めるもカナはすぐに居心地が悪くなってしまう。。
帰国子女で裕福な家庭に育ったハヤシと、インター??もわかってないカナとでは住む世界が違ったのかな??
同級生に官僚までいた!
ハヤシ父母は理解ある風だったけれど、それが逆にウザい( ̄∇ ̄)
カナも居心地が悪そうだった。
(脚本で食っていけるのか?
あの豪華なキャンプ?グランピング?からしてハヤシはスネッかじりか?)
どんどん自分の感情をコントロール出来なくなっていくカナ。
追い打ちをかける様にハヤシの過去のある出来事を知ってしまってからは、もう手に負えない。
どこに地雷があるのかもわからない。
カナ自身も自分で自分をコントロール出来ない怒りをハヤシにぶつけているようだった。
ハヤシに対するDVも日常になっていく。
理不尽にボコられてもカナに手を上げないハヤシは良い奴だった。
変なタトゥーも喜んでたしw
彼なりにカナに寄り添って頑張っていたし大切にしていたんだと思う。
だけど
ホンダもハヤシもどこか"男"としての"性""生"が弱いようにみえた。
"オス"として弱いんだよなぁ〜
だからカナも何か物足りなかったのかな??
肉食系草食系。若い子は知らないか?
現代の男の子の象徴なのかな?
2人共嫌な奴じゃないのが興味深い。
クリニックでの会話が印象的だった。
"思考のクセ"
自分勝手で理解し難いカナだったが、彼女なりの"こうでなければならない"っていう思いがあって、それに囚われ過ぎてしまって飲み込まれていたのかなと思った。
カウンセラーの指摘にハッとした。
私にもそういう"思考のクセ"ってあって、時にとてもしんどくなるので、気持ちがわかった気がした。
今の若い子達は夢も希望もないのかな??
何でもあるけど、生まれた時から不景気で、楽しそうに生き生きとした活力ある大人もあまり周りにいないかな?
将来に希望なんて持ちにくいかな?
長い手足をだらんとさせて、どこか無気力な若者達を見せられて苦しくなった。
目標は生存です。
どーせ子供なんて産まないし。
私は何もやらない。働かない。あんたが全部やって。
謎の隣人唐田えりかちゃん。
イロイロあったから??
何だか変に魅力的で存在感あって、見入ってしまいました。
"わかるわかる〜って言われるといやだけど、実は嬉しいでしょ"
お!おう!!すごい説得力でごわすw
しか〜し!
私では作品全体を通してのメッセージは正直良くわからなかったです。
若い子のリアルなようで一般的な若い子のリアルとは違う気もするし。。
二十代の感性にはもう追いつけないのか
( ̄∇ ̄)と軽めにショックを受けました。
だけどよくわからないけど凄く引き込まれた作品だったのは確か。
出ずっぱりで作品を引っ張る優実ちゃんから目が離せませんでした!
皆さんのレビューを拝読するのが楽しみだ♪
◎おまけ◎
キャンプだホイッ♪は西村キャンプ場を思い出してニヤリ(^。^)
サユリに続くピーーー!!でビックリ&愛に乱暴の江口さんに続くまさかの優実ちゃんも!!
サンタフェと同じくらいの衝撃でしたし美しさでした!
サンタフェ、あの表紙しか見たことないけどw
すごい女優(敢えてね)が出て来たもんだ
٩( ᐛ )و
女は吹っ切るとバッサリヨ未練たらたらは男子の方だね♪ってメッセージ。。ではないww
支配と服従。
不動産屋で働く彼氏ホンダと浮気相手の彼ハヤシと脱毛サロンで働き人との会話は上っ面なカナの話。
女友達に会ってくると言っては浮気中なカナと、仕事の出張で札幌すすきのに行くが…上司の誘いを断れず風俗に行ってしまった事を神妙な面持ちで暴ってしまった事で、それを都合のいい理由にしホンダと生活してる家から出て、浮気相手ハヤシとの同棲生活が始まるが…。
付き合い始め、同棲前は互いに気を使い、自分の嫌なところは見せなかったりするけれど、月日が経つうち見えてくるカナの荒くれぶり、男に服従させる感じ、言ったことは絶対、私が一番的な感じと見せるけど、何かこういう人っているよねって感じで鑑賞。
本作期待して楽しみにしてたんだけれど、カナの日常、男達とのやりとりをダラダラ見せられ約140分。あのダラダラでなければ120分以内で収まったのではと思ってしまった。タイトルの「ナミビアの砂漠」と本作って何かリンクしてるのかな。
あと若さ故に付き合う人の本質を見抜けずノリや顔で選らんでしまう若い時って感じも含めで。カナ演じた主演の河合優実さんは相変わらず良かった!サプライズなアレはありがとう!
乾いた砂漠を生きるのに水の補給は不可欠だ
東京・町田在住21歳、脱毛エステ店員、二人の恋人、(女性から男性への)DV、双極性障害の主人公カナ(河合優実)。母親は中国出身。遠い実家には帰れない。
正方形に近いスタンダードサイズの狭い画面が、情報量を削ぎ落とし鑑賞者の視線をカナに集中させる。冒頭のズームアップ。その後も、意図的なズームアップが何度かあり、カナの心情を訴える。
『映画なんか観て何になるんだよ』、と問いかけられる。鋭利なセリフが幾度と発せられ、相手を突き刺す。その中でも特に『-、死刑じゃん!!!死ね!!!』は強烈だ。さらに、『日本は少子化と貧困で終わるので、今後の目標は生存です』、こんなセリフ少し前なら悪い冗談に聞こえるが、現実感が漂う。カナが生まれた2003年は出生数112万人、2024年は予想69万人。隣人(唐田えりか)のセリフ『どうせ子供も産まないし』の通りだ。
カナ(河合優実)がトイレで排泄している最中に、ハヤシ(金子大地)が上から跨り排泄をする。恋人二人の幸せの絶頂が、排泄で描かれる名シーンになっている。
延々と通っても効果がないエステ脱毛を痛烈に批判する。これは監督の実体験だそうだ。
カナは冷酷だ。ハヤシには、孕ませたくせに中絶させたと異常な怒りをぶつける一方で、ホンダには中絶したと嘘をつき追い払う。
最後のシーン、画面の中央にあるブルドックソースとトマトケチャップは何を示唆するのか。元彼ホンダが作ってくれた冷凍ハンバーグを食べる二人。ティンプトン、ティンプトン。そして、部屋の配置が左右に全部入れ替わってる!?(これは勘違いかなと思ったら、bunkamura.co.jpの記事で意図的にした旨が言及されてました。)
序盤の会話「ノーパンしゃぶしゃぶ」は、"何もないナミブ砂漠"、"人工的な水飲み場"、"集う野生の動物"の隠喩だろうか。
アイリスオーヤマの2L水が何度も登場する。乾いた砂漠を生きるのに水の補給は不可欠だ。ネット通販で最安値の水だから私もよく飲む(笑)。
山中監督の才能と河合優実の演技力が炸裂した最高傑作。
映画パンフレット(1,000円)に、批評家3人の長文レビューが載っている。難解なこの映画の理解を助けてくれる。
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