ナミビアの砂漠のレビュー・感想・評価
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河合優実は好きなんだが
彼女のナミビアの砂漠。
「あんのことと2作凄い」
監督が見つめる優実さん
今のリアルなのかも
世間的には大人の年齢だけど、
社会人的には初心者
そんな年頃の大人の仮面が板につかない感じが面白い
ただぼーっとスマホで見てるナミビアの砂漠と
カップルのケンカしてみたり
キスしてみたり
クラブに出入りしてみ
お酒飲み過ぎてみたり
社交辞令につき合ってみたり…
クセの強めキャラを演じる俳優のお陰で飽きずに
最後まで集中して観れる作品
ホンダとハヤシはタイプは違うけど
やたら優しすぎるのが今っぽい。
カナのメンヘラ感は時代じゃなくて、そんなお年頃ですよね?
それこそ、10年後には価値観変わってるだろうし
100年後には誰もいないけど笑
河合優実はちょっと鬱屈してる感が素晴らしく上手
その年頃のそんな子いるいるーって思わせるのか凄い。
中島歩の精神科医と
唐田えりかの隣人ははまり役だと思う。
砂漠に水を撒く。
日本は、少子化と貧困で終わっていくのです。今後の目標は生存です。
停滞してるなあ今の日本。なんだか暗めの展開は予測していたけど、この映画の中に流れるだらだらとした時間が、まさに今の日本の世相のようだ。ああ、女性を大事にしてくれる男を捨てて、チャラチャラしたクズに引っかかったよ、って思ったら全然そうでもない。むしろ、クズと思い込んでたハヤシの方がよっぽど常識と見識がある。そしてカナのことをどんどん嫌いになっていく。僕が嫌いになっていくのに、カナを面倒をみるハヤシがどんどんいい男に見えてくる。で、それがどうした?
河合優実、好きだし上手いけど、使われ過ぎじゃない?これとか「あんのこと」とかこんな役、短期間で本気で役に没頭すると壊れちゃうんじゃない?
って、ナミビアの砂漠、ってどうゆうことだったのだろう。社会は、ナミビアの砂漠のように乾いているということ?なんの感情も揺れずに終わってしまった。
お前は私かと言いたくなった。20代の頃の自分の姿が重なった。当時客...
お前は私かと言いたくなった。20代の頃の自分の姿が重なった。当時客引きの規制が緩くホストの初回なんて交渉次第で500円で行けたのでただただ酒を安く飲むがために友人と夜の街へ繰り出していた。心を病んで暴れたこともある。だが私は今普通に仕事をしなんだかんだ結婚しそれなりに幸せな人生を歩んでいると思う。なんになるのかはわからないけど映画だって見に行けるし。
カナは強かだなぁと思ったし私も強かなんだろうなと思った。というか女性は強かなのだ。
追われる側っぽいと言われたカナはまさにその通りでかつ周りを巻き込んでいく。それはある種の生物として惹きつけられる強さだ。でなければあれだけ好き勝手やっている女と誰が一緒に居られるだろうか。
それはカナの恋人2人がどこか恋に夢見がちな所があるからかもしれない。行動とか言動の端々からそう感じられた。というかこういう男いるよなとなった。
序盤カナに昔の自分を重ねていたが最終的に共感したのは唐田えりか演じる隣人だった。多分あの頃の私に何か言うとしたら同じような言葉をかけるだろう。カナとはまた違う種類だがこの女性も強かである。
カナは何に飢えていたのか、ただ変わらない日常が虚しかったのか正直わからなかった。もう少しやりようがあったのではないかと思いこの点数。だが河合優実のそこにいる感を越えたもはや生っぽい演技は流石としか言いようがない。
カナはなんだかんだ生きていくんだろうなと思う。ナミビアの砂漠でわずかな水を求める野生動物のように。強かに。
人はヤンキーの更生物語に弱い
前半部分はとにかくストレスが溜まった。
主人公の傍若無人でわがままな振る舞いは理解不能、おまけに発言内容も支離滅裂だからだ。
しかし、ある場面からそのストレスが解放された。それは主人公の傍若無人さに理由が与えられて、同情や赦しを覚えたかあるいは別の理由かもしれない。しかし、ここからのややコミカルさを感じる演出は見事だった。自分の中でも前半で溜めたストレスが解放されていく快感が生まれたのだ。まるでヤンキーが更生していく様を見ているような完璧などんでん返しだった。
前後半で主人公の振る舞い自体は大きく変わらないが、演出でその見え方を変えることで主公への共感を持たせるという点で感情を大きく動かされる映画だった。
理不尽で筋が通らない要求
たまに見聞きする女性からの理不尽で筋が通らない要求。男を振り回すタイプの女性がやるやつだ。そういう女性とつきあうと苦労するのだが、その苦労を受け入れる男性も多い。好きになってしまった方が負けというだけでなく、共依存的な関係から抜け出せない場合も多い。
本作の前半はカナが彼氏たちに行う理不尽な要求と彼女の奔放な行動を淡々と観ることになった。ところがある事実が発覚してからカナの雰囲気が変わってくる。若い女性の奔放な生き方を描く物語と思っていたが、少し違っていた。どちらかというと精神を病んだ女性の物語だった。彼とケンカするようになってからのカナの言うことは結構めちゃくちゃで、あぁ彼氏はめんどくさいと感じてるよなとそちらに共感してしまった。
カナの病名ははっきりしない。でも病名は何でもいいでしょと言う医師に対して、自分のことだからちゃんとわかりたいというカナのセリフは妙に刺さった。彼女なりに苦しんでもがいている証拠だ。
新しい彼氏も優しげな雰囲気なのに、家族とのBBQでカナを気にかけない態度とか諍いが起きたときの静かに追いつめる感じとかなかなか嫌な部分をさりげなく見せてくる。ここらへんの脚本はうまい。
無駄な長回しがあったり、妙な脳内シーン?があったりなかなか理解するのが大変な本作。考えさせられることはあったが、あまり好きなタイプの映画ではなかった。河合優実主演ということで期待しすぎてしまったのもよくなかったかもしれない。でも、河合優実の演技はやはり素晴らしかった。今後も期待の女優だ。
主人公に惹きつけられていく映画
河合優実演じる主人公21歳のカナ、その毎日を見せ続けていく映画、ストーリーとしての起承は多少あれども、特段転結はない。
無気力、生きがいも趣味もなく、やり場のない何かを抱え、何処か冷めているカナは、付き合う男性に流されることなく奔放。
金子大地や筧一郎が演じる男性と暮らしながらも、良くも悪くも自我を保ち、時に相手に激しく接する女性。そのリアルな日常を描く。
最近の若手女優の中で、圧倒的注目株の河合優実は、映画「あんのこと」の演技にも圧倒されたが、変わらず素晴らしい演技で、喧嘩のシーンも圧巻。逸材としての実力をまた見せつけられた気がする。
画角やカメラワークの巧みさもあり、スクリーンを通じて、カナの持つ不思議な魅力、激しい個性にいつしか惹きつけられていく。
予定調和は一切なく、特に結末もないストーリーの中、主演の河合優実に魅入る映画。
27歳の若手映画監督による初の長編映画、低予算の中、枠にとらわれないディレクション、才能ある女優の演技により、没入できる映画に仕上がっている。
スマホの画面とエンドロールにだけ出てくる、題名のナミビアの砂漠と思しき画像も印象的。
すごい映画です。
とても深い映画でした。
メンヘラ女子が二人の男性と同棲してジタバタする、お互いが微妙にズレるエピソードが話が骨格です。
そのエピソードだけを追うなら、ありきたりの若者メンヘラ男女関係映画といいうことになりそうなのですが、
描かれている人間(とその世界)の在り方、哲学的な存在様式のようなところまで、映画として表現されていると感じました。
古典的な作品や有名監督の作品をそこそこ、みている程度ですが、これまで映画であまり表現されてこなかった領域を表現した画期的な映画なのでは、と素人ながらに思います。
アレクセイ・ゲルマンの不思議さを少し思い出したりしました。
監督のインタビュー、
シェルタリン グスカイ
が大好き。
そうですね。
シェルタリング スカイ
が好きな方はきっとすきになりそうにおもいます。
素晴らしい。
長い、ながいわ、長過ぎるでしょ、楽しくないし
唐田エリカのストーリー!?
結局、可愛けりゃメンヘラでもいいの?
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