ナミビアの砂漠のレビュー・感想・評価
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賛否両論喧しいでしょうね
私は楽しく鑑賞出来ました。
カナの日常を手持ちカメラで淡々と追い駆けまわす…面白いけど2時間ずっとコレは辛いなと思っていたら、後半カナがメンタルに不調を来しはじめてからそれなりに物語に躍動感が生まれて来て引き込まれました。
音の使い方が面白いですね。
カナの心情に呼応して音量のバランスが崩れていく感じは、シンプルな仕掛けですけどとても効果的だと思います。
監督さんはまだ20代とお若い方なのだとか。
若く、怖いもの知らずでないとこんな乱暴な撮り方は出来ないでしょう。
この才能が次にどんな手を繰り出してくるかとても興味があります。
カナと同世代の若者はこの映画をどう観るのでしょうか。
劇場ではあまり若い観客を見かけることはありませんでした。
20代前半の若者たちが、カナの生き方にリアルを感じるのかどうか気になりました。
このみでない
全体的に好みでない。スタンダードサイズでズームなど使用する序盤の昭和感や説明の少ない演出と展開は観客・モンタージュを信頼する老練さも感じたが語られる中身に共感が得られないまま時間だけが過ぎる。河合優実ウォッチャーのマタゾウにおいてもカナが魅力的に見えない。あのカナのどこに二人は惹かれたのか。寛一郎が昼間から「わかれうた」を実演するほどいい女か?ススキノ話を描写しておいてわかれうたが来ると寛一郎のバカさ加減が目立つだけでカナ側がどういうやつなのか伝わらない。そこそこの家庭でそれなりの教育を受けた金子大地がどこでどうしてカナと出会ったのか、なぜ我慢しても続けようとするかなど理解できない。一体この話は新しいのだろうか。男女の関係性が変わっただけで話は藤田敏八?階段落ちもスタントダブルが丸わかり。
良かったところは中島歩と唐田えりかの出方、カウンセラーの女の滑舌の悪さ。あとカナの着替え(ポッ)。
勝手な推測だが監督がまだ若すぎる気がする。誰か脚本段階で大人入れたらどうなのか。
昨年の陽子の〇〇Kmといいこれといい、海外の映画祭で評価される邦画がまたしても合わない。もうやめようかな。仕事の範囲を無限に拡張していく河合優実のウォッチャーは継続するケロ。
リアルな人生を見た気分
リアルな人生を見た気分にはなって、面白かったのだけど、他人に勧められるかというと少し微妙
河合優実さんはじめとする俳優陣は、ほんとにいい演技で、リアリティも感じられたのだけど、そのリアリティを見たかったというと(あくまで個人的には)あまり見たいものではなかったかなぁという感想
今っぽい
今後の期待もありつつ、この先大丈夫か?と不安も感じる映画でした
おおかたのレビューの通り、河合優実さんでなかったらこの映画は成り立っていないと思いました。ほかの女優さんで誰だったらこの役に当てはまるか、映画を観ながら考えていましたが思い当たりませんでした。人気どころの若手女優が主演するような映画ではないし、河合優実さんほど注目されてはいないほかの新鋭の個性派女優では、カンヌ映画祭で賞は取れても、日本の商業ベースの映画として注目されることはなかったのではないでしょうか。
映画の難しい技術論は全然わからないですが、私自身は観ていてそんなに面白いとは思わないながら、粗削りだけれども何か心に残る映画ではありました。なので山中遥子監督の次回作に期待しつつも、素人観客を無視した自己満足の全然つまらない映画の方に行ってしまうのではないかという若干の不安も感じました。
実はこの不安は河合優実さんについても感じていて、今年ブレイクした女性タレントの1位に名前があがったりしていますけれど、彼女が万人受けするタイプの女優さんになるとは思えなくて、今後、尖ったへんてこな作品ばかりに出たり、すごい演技力だと持ち上げられて、その気になって変な方向に行ってしまわないか、この映画を観ながらちょっと不安を感じてしまいました。
映画を観る意味
山中監督が、河合優実と出会うことで生まれた作品。脚本も監督オリジナル。そんな中、とあるシーンで、「映画なんか観ても意味ないし」というカナのセリフが出てくる。
それが衝撃的で、監督はどんな思いでこのセリフを語らせたのか聞きたいと思っていたら、本日の上映後の舞台挨拶で、監督自ら「(カナのセリフとして)自然と出てきた」と語られていた。また「カナにそう言わせたからには、映画を観る意味について考えなくては…」として、「人生で実際に出会える人は、おそらく数百人くらいだと思うけれど、映画は、多様な作品を観ることで、人生において出会うことのない人たちと出会えるということに意味があるのではと思うようになった」とも述べられていた。
本作のカナや、元彼のホンダ、今彼のハヤシは、まさに出会うことのない人たちにも見えるし、そこかしこにいるあの人や、もっというと自分自身にすら見える。
そして、そう思える自分は、その出会いを必要としているし、もっというと楽しみや喜びも感じているのだが、今のカナにはそのキャパシティがないのだろう。「少子化と貧困の中、目標は生存」という時代のせいもあるだろうが、そもそもまだ21歳。自分の好き嫌いすら模索中の時期だ。
側から見れば、元彼のホンダの分別ある態度やカナを思う気持ちの深さや責任感に対し、今彼のハヤシの薄ら寒いセリフや、持てる者の幼稚な全能感をもとにした自己中行動に「おいおい、そっちで大丈夫?」と言いたくなるが、カナだってなんでホンダよりハヤシなのか、うまく言えないのだろう。
ただ、自覚的ではないにせよ、鼻ピとイルカのタトゥで互いを束縛しあう関係になったことに関しては、カナもハヤシも互いに誠実(と言っていいかは不明だが)で、どんなに取っ組み合いのケンカをしても、罵り合っても、家を飛び出しても、ちゃんと戻ってくるし、何なら、ぶつかり合いながら、少しずつ新たな関係を築きあげていく様子が描かれる。
とりわけ、ラストでは、元彼が作ったハンバーグを2人で食べながら、「わからない」ことを認められる(マイナスをさらけ出して笑いあえる)関係になったことが象徴的に描かれて、ほんのり明るい気持ちになれた。
とまぁ、自分は年も重ねてきたので、ちょっと主人公たちに対して、上から目線な見方をしてはいるが、主人公自身が持っている自己中な感覚や、他者との関係の中で届いてこない言葉や態度に急に冷めてしまって感じる孤独感とか、打算的な思考回路とか、正直言って全然今もある。
そうしたことを映画を観ながら考えられたのは、スタンダードサイズ画面が持つホームビデオ感が、主観と客観の行きつ戻りつにピッタリだったからだと思う。カウンセラーとのやりとりの後、自分を一歩引いて認知できるようになったカナのイメージシーンの挿入などの演出もよかった。
それにしても、カウンセラーの問い返し(「なぜロリコンを例に出したのか」と「なぜ怖いと感じるのか」)は、自分にも刺さった。自分を知る糸口って、こういう問いの立て方にあるんだなぁと感心した。
また、隣人役としての唐田えりかの登場と、彼女が語るセリフの重みが、彼女主演の「朝がくるとむなしくなる」に重なって沁みた。映画として、とてもいいアクセントになっていたと思う。
ちなみに、タイトルの「ナミビアの砂漠」についてだが、最古の砂漠と言われていて、情報や物質が有り余る現代の東京と対極のようでありながら、実は人口の水飲み場を作ってそこに定点カメラを置いて、YouTubeで収益化をはかっているという。(山中監督談)
対極にあるように見えて、見方を変えると思わぬ共通点が見えてきたり、実は境界なんてあやふやだったりというのは、自分自身の主観と客観を行き来させられたこの作品のタイトルとして、お見事だと思った。
ナミビアの砂漠
新進気鋭の山中監督と河合優実さんのお二人の現代の日本に対する思いが込められていた映画だと思いました。平べったいストーリーではなく、少し難しい、そして色々なことを考えさせられる映画でした。
シーンひとつひとつが計算されたものでどれも無駄なものはないのだろうな、とは思いましたが、少し難しかった、というのが正直な感想です。けれど、既成概念を超えた新しい映画作りをされた出演者、スタッフの皆さんの努力に対して尊敬します。
そして主演の河合優実さん。スクリーンの中にカナ本人がいるような、映画の中のカナを見て、河合さんのファンをやめようか…と思う位、カナになって演じていて、素晴らしいものでした!
上映前にジャパンプレミアの舞台挨拶で見た河合さんは、ルージュの赤、黒のブラウスとパンツ、金のペンダントはとても素敵で今までとは異なって別人のようで驚きましたが、あえて、これから我々がスクリーンで見るカナとは違う感じにされていたのだろうな、私とカナは別の人格なんだ!と訴えているように思いました。
そういったちょっとしたところを演じることができる河合優実さんは、本当に素晴らしいです!
そんな河合さんに、(かぞかぞ風に両手を開げて)河合優実さん、万歳!
河合優実さん、山中さんの映画に出るという夢が実現できて良かったですね!本当におめでとうございました!
次の夢は何ですか?その夢が実現することを祈ると同時に、私は変わらず河合さんを応援しています!
いつまでも良い映画を作って行ってくださいね!
作り手の手の上で転がされる作品。
時代の雰囲気を感じる映画か
タイトルなし(ネタバレ)
絵に魅力が無いことが味の映画と言う以外にない。
特に後半の部屋の中での回転シーンのカメラはどうにかならなかったのかな?
撮影スタッフの力量なんでしょうか?
シナリオ的には、メンヘラであることを肯定され(ハッキリ描かれ)ちゃうと、もうその後は何があってもそういう人ということになってしまう。
また男性キャラの掘り下げや描き方が浅いように感じられた。
主人公目線で主人公の考え方を読み取る映画なんだとは思うけど、だったら若い女性が共感するのかが男としてはわからなかったことが残念。
無下には出来ない映画
分かる様で分からない。
カナの素直でありながらも、奔放で、病んでいる感覚。そして、いまを生きる感覚。そこへの鋭さは分かる。
納得のいかない事には反発するしかない、その素直な表現は羨ましくもある。
けど、あまりの社会性の欠如に共感出来ない僕は、もうおじさんなんだろうな。
彼女に振り回される男達が可笑しかった。
不登校児に学校へ行かなくてもいいとしか言わないような映画
主人公は無気力に刹那的に生きている、渋谷や新宿の繁華街に行けば24時間365日いつでも見つけられるような女だ。(劇中ではバカ〇〇〇と言われていた)。
彼女は、喫茶店で待ち合わせした友達に元クラスメートが自殺したと言われても誰かピンと来ないし、その友達の話も5分と経たずに興味がなくなる。
元気のない友達を気遣ったのかと思えばホストクラブに連れていき、それすらも浮気相手と会うまでの時間つぶし。深夜に浮気相手と別れると、同棲する彼氏の元にタクシーで帰る。
同棲する彼氏は酔いつぶれている主人公を健気に介抱したり、自炊して総菜を作り置きするなど、とても真面目なようだ。しかし、主人公は彼氏の手料理ではなく冷凍庫のアイスを食べる。人のやさしさを理解できない。
そんな彼氏を何も言わずに捨てて浮気相手と即同棲。案の定うまくいかず毎日取っ組み合いの喧嘩するうえ、新しい彼氏の夢も馬鹿にする。
何かのきっかけで受診した心療内科では、自分のことが知りたいと言って医師に病名をつけてもらおうとする。自分自身のことさえも誰かに決めてもらった病名で理解しようとする。
その後、紹介してもらった女性カウンセラーをアポなしで訪問し、プライベートな付き合いを求めて事務的に拒否され、傷つく。依存体質。
主人公は終盤で、「その気持ちわかるよって言われるの実は好きでしょ?」的なことを隣人の唐田えりに言われる。この映画が目指しているのはこの映画における唐田えり、つまり自分を無責任に肯定してくれる遠い存在なのかな、と思った。
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公式サイトを見た時は、何も考えてない女子大生がガンジス川に行くような映画と予想していた。そして、いい意味でそれを裏切って欲しいとも考えていた。
予想は裏切られた。約2時間強もの間、糞メンヘラの生態を見せられる。延々と精神の幼い共依存カップルの日常が流れ、主人公は成長どころか悪化していく。
自己愛が強いのに自分のやりたいことはない、そのくせそれを”他人から”認めて欲しい。くたばれ糞メンヘラと思いながら見た。
もし隣人が男だったなら、この主人公はクリエイター彼氏を捨て喜んで股を開くだろう。そして男漁りができなくなるまで同じことを繰り返し、最後は自殺もしくは理解ある彼君と子供を地獄への道連れにするだろう。
人生においてこんな時期があるのはわかる。しかし積極的に肯定するのは違う。自己責任という意味ではなく、自分の人生を幸せにできるのは自分だけだ。
河合優実さんを見に行くだけの映画
女心と秋の空
テーマが迷走している
説明は野暮だとも思うタイプなのだが前半の三分の二ぐらいがどういうことか分からない。何かを食べていても何か汚い気がして、気持ち悪くなってしまった。
残りの三分の一でなぜか作風まで変わって、やっと半分ぐらいは理解できてくるが、躁鬱とか双極性障害とどう付き合うかの作品に変わってしまった気がした。
・ホンダが酔っ払って帰ってきたカナにピルを飲ませていたが、浮気を認めていたということ?
・風俗に行った事を謝られて出てったってこと?カナはもっと遊び歩いていたでしょ?冷蔵庫をなんで持ってったの?同居してたのをハヤシも気付くのでは?
・引っ越した部屋が引っ越し先なのかしばらく分からない
・ベッドの中で「一度別れてまた会って」からの同居は意味が分からない。ホンダとのことを言ってたのか?
・遊び人だったと思われるハヤシが理不尽な暴力を振るわれても離れないのはなぜ
・カナも子供をおろしたの?嘘なのかまったく分からないし、見つけた写真と混同して困惑する
・急な鼻輪のリングに動揺を隠せない
・隣人?は隣の部屋にいたの?洗濯物を干そうとしてしゃがんで隠れたので正面に住んでいるのかと思ったけど‥
・あのバーベキューは何?元カノばかりいてハヤシの両親もいたってこと?
・濡れ場?はキス程度で脱がしたのが関係の無い着替えのシーンのみで、その意味はいったいなんだったのか。個人的には無くてよかったが、脱ぐならば複数箇所必要だったのでは、と。
などなど疑問ばかり残った。
他の方のレビューではずばりと内容説明をされてる方も多いですが、本編のみで理解できるところは少なかったのでは。「根深い男社会への不服を全身で表すカナ」ともあったのだが、そうは思わずむしろかなり男を利用していたように見えた。
男尊女卑をテーマにしてるとしたらテーマとして20年遅いかもだし、それは感じなかった。そもそも脱毛店は女性しかできないだろうし。
あと、タイトルと関連してそうなところは箱庭しか分からなかった。
映画を見たって意味ない?
観賞してから時間が経ってしまいました。
頭の中で感想がうまくまとめられません。まあ、相性が悪い作品はありますよ。
砂漠の(人工的に設置された)水場に集まる野生動物を、Webカメラで眺めるわけです。それには意味がないかも知れないし、何か発見があるかも知れないし、すごく感心する事があるかも知れない。もちろん、肉食動物が草食動物を残酷にも襲いかかっていても、向う側に干渉することは出来ない。それでも、野生動物は演技が出来ないので、時間を捨てても目に入れる意義があるというものです。
人ごみの中から、面白そうな個体を見つけて観察します。運が良いことに、他の個体とは違って特徴的な行動をとります。どうやらメスのようで、周りのオスの行動に干渉を与えます。オスは割りと普通そうなので、そのメスによって普段は見られな反応を見せます。このため、いつまで見ていても飽きません。
しかし、そのメスの個体が動物プロダクションで良く訓練されてて、行動が台本に沿ったものであったらどうでしょう。自分としてはちょっとがっかりです。某テレビ局の行動を観察するバラエティー番組や、お年寄りをおちょくる番組も大嫌いです。
若くて、普通よりも社会的立場が弱い女性に対して、多くは男性が感心できない行動をとってしまっているのは理解できますし、反省すべきでしょう。それでも、主人公はあくまでも台本に沿って行動しているし、Webカメラと違い365/24ずっとさらけ出しているわけではありません。何か興ざめしてしまうのですよ。
彼女は半分くらいの時間はいらいらしているけれど、怒っても泣くことはないし、笑うこともない。服装に変化をつけないし、食事の内容に変化もつけない、音楽も聴いてないし、テレビでドラマを見て生き抜きもしない。あのピアスも、あれだけ出てくるとおかしいです。
たとえ精神疾患があったとしても、行動には何らかの原因があるわけです。認知症のかたは、『徘徊』しているわけではなく自分の現状を認知出来なくて困っているわけだし、統合失調症の陽性症状であれば、例えば幻覚に対する反応としておかしな行動をとっているのです。彼女はそういった実存感がなく、仕込み人に見えてしまいます。
河合優実さんの演技は素晴らしいの一言です。『あんのこと』も見ていますが、ベランダに出るとおんなじ行動をとるのかと心配でした。
最後に、むやみに喫煙者が出てくる映画はダメだなぁと、いつも思っています。喫煙する必要は、脚本上も無いと思います。カナのみが喫煙者であれば分かるけど、ハヤシ家の人々は吸わなくていいでしょう。そこら辺も実存感のなさに反映されていると思いました。
なにもない(虚無感)
主人公カナは、何に対しても情熱を持てず、恋愛もただの暇つぶし。
同棲している恋人ホンダにひたすら尽くされるも、
クリエイターであるハヤシと関係を深めていき、
ホンダの存在を重荷に感じ、離れていく。。。
といった展開だったのだが、この映画を観てから、
レビューを書き出すまでに一週間かかった。
今どきに若者を描いているのだが、おっさんには共感しがたく。
言いたいことが分かるような、分らんようなモヤモヤした感。
ストーリーの進行はゆるゆる。
映画のタイトルが出たのは開始1時間近く経ってからかな。
この意味合いはちょっとナゾのまま。
感想があまり出てこない、ただただ長い、と感じる映画でした。
それにしても、主人公カナを演じた、河合優実さん。
彼女見たさに映画館に足を運んだのだが、無気力さ、脱力感、
そして自分勝手さ、彼氏との喧嘩、よくもまあこれほど上手に演じるものだ。
6月に観た「あんのこと」もすごいと思ったが、この作品もすごいわ。
タイトルの「ナミビアの砂漠」、調べてみた。
ナミビア共和国、通称ナミビアにあるナミブ砂漠。
「なにもにない」という意味があるらしい。
ということは・・・
「なにもない国のなにもない砂漠」
これが現代の日本を描写している、若者の気持ちを描写している、
そしてこの映画のことなのかな。
河合優美の個性、演技力だけが取り柄の映画。
現代の若者が自分の希望探しとジレンマに悩む物語
私には向いてないことが分かった
河合優実が見たくて鑑賞。ただ、繰り返されるカナとハヤシの乱闘に、またかよ~と思う。これは良くない方の河合優実の映画。こんなヤバい人と、よく一緒にいられるね。
本作を観て分かったことは、私にはこの手の映画は向いていないと言うこと。河合の映画でも、「愛なのに」や「あんのこと」みたいな分かりやすい映画を選ぶようにします。
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