ナミビアの砂漠のレビュー・感想・評価
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お笑いとジェンダーに思いを馳せる映画NO1
冒頭、主人公狂ってんなぁと思ってたら、だんだん「主人公病んでるなぁ」に変わっていった。さらに見ていくうちに、「これ社会が病んでんのかなぁ」って気持ちになってきた。
「世の中を男が作ったものが多すぎる」っていうセリフ、確かになぁと思った。ライフでやってた「世の中のものは大体オッサンが作ってる」っていうコントも思い出した。
AKBも乃木坂も、作ったのは秋元康だしなぁ。
僕が好きなお笑いとかヒップホップも、明らかに男が多いジャンルだもんな。
これ、100年後とかにはゴブゴブの時代が来たりするのかな。アスリートみたいに明確な肉体差が必要な場面じゃないなら、性差ってそこまで関係ないはずだよな。
じゃあ、肉体差が必要ないなら、なんでここまで数に差が出ちゃってるんだろう。
ジェンダーとお笑いが絡むと厄介だから、この話はやめとこう。
演技自体は素晴らしいがストーリーが・・・
自分とは違い過ぎて、ほとんど全てのキャラクターに共感出来ない「トン...
44分後に 「ナミビアの砂漠」というタイトルが出てくる。 え?今頃かよ!と突っ込んだ。 上映開始55分後にやっと大きな事件が起こる。 おいおい、こういう映画なのかよ! とまた突っ込んだ。
動画配信で映画「ナミビアの砂漠」を見た。
2024年製作/137分/PG12/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2024年9月6日
河合優実(カナ)
金子大地(ハヤシ)
寛一郎(ホンダ)
新谷ゆづみ(イチカ)
中島歩(東高明)
唐田えりか(遠山ひかり)
堀部圭亮(林恒一郎)
渡辺真起子(林茉莉)
予備知識なしで見始める。
知っているのは河合優実が主演していることだけ。
カナはホンダの家で暮らしていた。
そこはカナにとっては
それなりに居心地のいい場所に見えた。
しかし、カナはハヤシに乗り換えた。
ハヤシの何がいいのかはわからないが、
とにかくそういうことになった。
カナは美容エステ店で働いている。
カナの日常生活が延々と描かれる。
カナはある理由でエステ店を解雇される。
映画が始まって44分後に
「ナミビアの砂漠」というタイトルが出てくる。
え?今頃かよ!と突っ込んだ。
上映開始55分後にやっと大きな事件が起こる。
おいおい、こういう映画なのかよ!
とまた突っ込んだ。
カナとハヤシはずっとケンカが絶えなかった。
まあ、夫婦同様に暮らしていても、
しょせんは他人同士。
男女間はいろいろあるよなあと思った。
カナがハヤシにものを「拾えよ!」と迫るシーンはちょっと怖いね。
唐田えりかが演じる隣人。
東出昌大のあの事件があって以来、
唐田えりかを久しぶりに見た気がする。
終盤、カナのスマホにテレビ電話がかかってくる。
中国語のセリフが聞こえてくる。
カナは日中ハーフらしい。
そのことがこのストーリーに何の意味があるのかはわからない。
この映画はもちろん河合優実の代表作となるだろう。
2024年と2025年は河合優実が大きく飛躍した年といえるだろう。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
河合優実のシンクロ率
デート(恋人間)DVがずっと出てくるのは辟易します
河合優実さんが主役。相手役は「鎌倉殿の13人」で頼家役だった金子大地さん。
難解な映画でした。そして、結論的にあまり面白いとは思いませんでした。
デート(恋人間)DVがずっと出てくるのは辟易とします。主人公の鬱屈を延々と見せられた上に、終わりがあって無いような物語なので消化不良で終わってしまった。
監督が訴えたいものの輪郭は何となく感じるのだけれど、物語として退屈で段々とどうでもよくなってしまいました。
河合優実さんの凄さ際立ち
現代の若者たち(この表現するあたりですでに年寄り?)の不安定な生活および精神状態を、主人公カナ(河合優実さん)と彼女に翻弄される男たちハヤシ(金子大地さん)ホンダ(寛一郎さん)がとても、絶妙に演じられてましたね!?
ちょっとヘタレっぽいロン毛男、佐藤浩市さんのご子息、三國連太郎さんのお孫さん、頑張ってました。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』でデビューされてたんですね。(お父さんの方はスポンサーと横浜市消防局の協力が得られずACと番宣ばかりのドラマでさすがの重鎮感、レジェンドしてましたが。)
ここんとこ大ブレークの河合優実さん、さすがの、ある意味貫禄の熱演で、先日やっと鑑賞できた『あんのこと』でも感じた通り作品ごとで『あん』であり『カナ』そのものであることに感動すら覚えました。まさに河合優実劇場だったかと!
ただ彼女および他の俳優さんたちの熱演には惜しみなく拍手を贈りますが、年のせいか実在するであろう現代の若者(また使ってしまった!)の姿には共感できないためか沁みてきません。ごく近くにも情緒不安定な人たちを多々見かけたりする今日この頃、うまく描かれているんでしょうけど、私にはハマらず河合優実さんの凄さだけが印象的でした。
『ナミビアの砂漠』タイトルの意味するところが理解できていないくらいなので作品のレビューになってませんが、好みか好みじゃないかといえば後者でした。昔懐かしATG 映画みたいでした。問題作だとは思うんですけど。
全く共感は出来ないけど、何かしらのメッセージ性があるのかなとも思う...
全く共感は出来ないけど、何かしらのメッセージ性があるのかなとも思う。
エキセントリックで狂気な感じは趣里さん主演の「生きてるだけで、愛。」に近い感じかな。
正直、最後までよくわからなかったけど河合優実ちゃんの演技が上手いから淡々と見ていられる。
河合優実がカワイイ、だけ
レビューを読むと、みなさん、よくもそんなに掘り下げて解釈できるなと、感心します。
印象的には、河合優実がカワイイ、脱ぐ、それだけ。
そこらへんにいる、若者モラトリアンの話。面白くもなければ、何のメッセージも感じませんでした。最近の邦画は、「身近な話」か「ファンタジー(すぐタイムスリップさせる)」が多くて、残念です。
河合優実の演技は凄い 映画のデキは・・・
これは精神疾患の女性のハナシですよ
前半は全ての伏線。
映画タイトルが作中の途中で表示されるので、
そこでそれがわかる。
主人公の女性は、その動静から明らかに
境界性パーソナリティや統合失調症を
患っている。
こういう病が一般的に認知されてきたのは
最近のこと。
一昔前だったら、「メンヘラ女子」と
付き合った男が潰れた。くらいのハナシ
にしか見えない。
確かにそういう女性は一見ミステリアスで
魅力的に思え、ハマってしまう男性の心理も
わからなくないわけではないが、こういう
女性と付き合うのはやめた方がいい。
って、自然に観れたのは何故か。
それは河合優実の演技力にあると思う。
あれだけ情緒不安定な感じや、暴れる
感じの演技を、リアルに演じきれている
ところは凄い。
ただ、脚本的には数行のメッセージは
あったものの、結局、何を訴えたかった
のかがわからない。
映画としてはイマイチ。
共感できない登場人物達の織りなす物語
山中監督の感性が前面に押し出された作品。主要な登場人物には醜悪な性質(性格)が与えられています。私はどの人物にも共感が出来なかったです
聴衆から一切共感されない役柄で固めることが作品の狙いだとすれば、監督がそうする目的はなんだろうと考えました。私は双極性障害2型の保有者なのでカナの荒んだ生活態度や気分の急上昇・急降下を理解できます。監督が双極性障害者の苦しみややりきれなさを描きたかったのだとすれば、失敗だったと思います。「カナのように苦しんでいる人を助けてあげたい」とは誰も思えないからです。「関わり合いたくない」と思わせるのが目的なら成功かもですが、そういうテーマ建てがそもそも社会的に許されるのか?うーん
結論:考えたけど分かりませんでした
冒頭30分は正直退屈です。「1時間もすれば盛り上がるだろ?それまでガマンだ」と聴続けましたがいつの間にか終わってました。映像・構図・カット割りは好きですよ
p.s.
河合優実主演の映画を観るなら「ルックバック」、クライム物で「あんのこと」を薦めます。私はルックバックを30回以上観たせいで河合優実の声が聞こえると藤野の顔や仕草が浮かんでしまいます(ルックバック症候群)
どうなるかわからないからどうでもいい?
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