「砂漠にて」ナミビアの砂漠 カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
砂漠にて
身近な人が徐々に変わっていく様を見ていくのは辛い
見ている側が辛いのだから当事者はもっと辛いのだろう
しかしそれはゆっくりと少しづつだから分かりにくいのだ
それは地球温暖化のようにゆっくりゆっくりとしかし確実に良くない方へと傾いていく
早い段階なら修正は効いたのだろうか?
すでにそうなる事は決まっていたのだろうか?
人の話を聞かない性格ならば誰も手助けはできそうもない
「違うよ」と言っても自分が正しいからとどんどん進んでいってしまう
それが毎回のやり取りならば指摘する人も黙ってしまうだろう
そしてその結果が北極の氷が溶け出すという後戻りできないほどのことになっていくのだ
何だかとても辛い作品だった
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