「河合優実さんの凄さ際立ち」ナミビアの砂漠 marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
河合優実さんの凄さ際立ち
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現代の若者たち(この表現するあたりですでに年寄り?)の不安定な生活および精神状態を、主人公カナ(河合優実さん)と彼女に翻弄される男たちハヤシ(金子大地さん)ホンダ(寛一郎さん)がとても、絶妙に演じられてましたね!?
ちょっとヘタレっぽいロン毛男、佐藤浩市さんのご子息、三國連太郎さんのお孫さん、頑張ってました。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』でデビューされてたんですね。(お父さんの方はスポンサーと横浜市消防局の協力が得られずACと番宣ばかりのドラマでさすがの重鎮感、レジェンドしてましたが。)
ここんとこ大ブレークの河合優実さん、さすがの、ある意味貫禄の熱演で、先日やっと鑑賞できた『あんのこと』でも感じた通り作品ごとで『あん』であり『カナ』そのものであることに感動すら覚えました。まさに河合優実劇場だったかと!
ただ彼女および他の俳優さんたちの熱演には惜しみなく拍手を贈りますが、年のせいか実在するであろう現代の若者(また使ってしまった!)の姿には共感できないためか沁みてきません。ごく近くにも情緒不安定な人たちを多々見かけたりする今日この頃、うまく描かれているんでしょうけど、私にはハマらず河合優実さんの凄さだけが印象的でした。
『ナミビアの砂漠』タイトルの意味するところが理解できていないくらいなので作品のレビューになってませんが、好みか好みじゃないかといえば後者でした。昔懐かしATG 映画みたいでした。問題作だとは思うんですけど。
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