ハヌ・マンのレビュー・感想・評価
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おまえもto be continuedなのかぁ!w
ハヌマーンと言えばやはり「ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団」でしょう!
というのはさておき、村の青年が猿神ハヌマーンの力を手に入れ悪と対決するという勧善懲悪物です。
冒頭スーパーヒーローになりたいマイケルという少年が出てきますが、スパイダーマンが親がいないのとバットマンが親が死んでから活躍するのに倣って自分の両親を家に放火して殺してしまいます。こいつが主役だとぉ?と思ったら全然違った。後から悪役として出てきます。
かたやとある村に住むハヌマントゥという青年(こっちが主役ね、名前もハヌマン入ってるし)は働きもせず姉に養ってもらってるヘタレです。こそ泥やったり家の金を持ち出したりどうしようもないヤツですが小さい頃から好意を寄せてる女の子に対しては事あるごとに得意のパチンコ(スリングショット)を使って守ってきましたが女の子は気づいていません。
この女の子が命を狙われることになり助けようとして瀕死の状態になったハヌマントゥがハヌマーンの力を封じ込めた石を手に入れ、ほぼ無双状態で村の悪人をやっつけます。
マイケルは成長してスーパーヒーローとして街を守っていましたが、たまたまハヌマントゥが映っている動画を見て力の源である石を手に入れるべく村にやってきてハヌマントゥと対決、敗れてしまいます。が石が割れてしまい悪(封じ込まれていた悪神?)が解放され世界の終わりが始まろうとしたところでTHE END、続編へ。
インドの神様の話が出てきますがその辺は気にしなくても単純に楽しめます。全体的に明るめで歌と踊りもあります。圧倒的に強いのですが太陽が出ている時しか力が発揮できないというのがミソ、ハヌマントゥが途中改心して身も心もスーパーヒーローになっていくのもお約束かなと。
スローモーションと倍速を組み合わせた戦いの映像もRRRやサラールで見慣れたけど見せ方が良いですよね。
158分という長尺ですが飽きずに見られます。
サラールの時も思ったけど、こんだけ見せてまだ続くのかよと。でも続編も見に行くな、きっと。
最後に映画館について。今回はスクリーン1でした。154名収容で傾斜がゆるく多数の場合は前の人の頭が気になるかな。座席は変えられないからせめてスクリーンを高く設定して欲しいと思いました。
壊れかけのRadio の如く
広場での、敵役と主人公の対面シーンが全く同じを繰り返す事、リフレイン、リフレイン。この映画を見た人なら分かるけど、繰り返しのシーンしつこかったよね?
158分の上映時間のうち、130分くらい過ぎるまでに、映画メメントの如く同じ映像を見なければならない。こんな映画、大いなる不在の繰り返し映像でしか見た事がない。
ちょっと、この繰り返しは我慢の限界を超えていて、初めて上映途中で見るのをやめようかと何度も、何度も思いました。
何故、撮影スタッフは止めなかったのか?スクリプターは?脚本をチェックした人は?助監督は?お前ら、全員ガンジャでもキメていたのかよ?
ようやく、次のエピソードになるのだが、繰り返しに疲れ果てて、あんまり頭に入ってこなかったので、テキトーに説明しまーす!
えーとーねー!
主人公は敵役に銃で肩を撃たれるよー!
幸い、貫通したけど、後ろに立っていた姉ちゃんに弾丸が当たりまーす!
大した傷じゃないのに、お姉ちゃんは✖️✖️✖️でー!
激おこぷんぷん丸の主人公は覚醒しまーす!
何か、主人公が持っている宝石のようなモノを敵役と取り合いするけど、別に宝石がなくても覚醒したから意味ないと思うけど、このドタバタは続くんだー!
敵役も覚醒して、パワードスーツ姿になるんだけど、敵役が着ている服のどこにそんなスペースがあったのか物理的にあり得ない所から、パワードスーツの装甲が出てくるんだー!可笑しいよねー?
主人公が覚醒して、変身する時にテーマソングが流れるんだけど、
仮面ライダー!黒いボディ!
仮面ライダー!真っ赤な目!
仮面ライダー Black RX!
仮面ライダー Black RXみたいな、見たまんまを語っているやんけ?という唐珍花( カン・チンファと読む、この先生は唯一の現人神なので覚えておくように) の歌詞のような、カッチョいい歌詞ではなく、
オリラジのあっちゃんのパーフェクトヒューマンみたいな陳腐な歌詞が続くぞぉー!
で、この映画は続編があるとEDロールで分かるんだけど、求められていないと思うんだ。ぶっちゃけ?
EDロールで曲が流れるんだけど、曲が途中で終わって無音状態が続くのだ。
どうした?作曲担当者?お前もガンジャがきれたのかー?
けつろん!宮内タカアキ歌唱の曲が流れていれば、この映画はおもしろかったとおもいます!まる!
世に出たらダメなレベルだと思うけど、まあまあ楽しめる158分の予告編でしたね
2024.10.12 字幕 MOVIX京都
2024年のインド映画(158分、G)
インド神話のハヌマーンの力を手に入れた青年を描くアクション映画
監督&脚本はプラシャーント・パルマ
物語の舞台は、1998年のインド・サラシュトラ地域のある町
少年マイケル(Vikas、成人期:ビナイ・ラーイ)はヒーローが大好きで、いつの日かそうなりたいと願っていた
その後、いじめられていた少年シリ(演者不明、成人期:Vennela Kishore)を助けたマイケルは、2人でヒーローになる夢を見続ける
そして成人した頃には、パワースーツを作って、街の悪党どもを倒す存在になっていた
一方その頃、アンジャナドリ村ではうだつの上がらない青年ハヌマントゥ(テージャ・サッジャー、幼少期:Ravanth Reddy)は、手癖が悪いことが有名で、一人手で育ててくれた姉アンジャマ(バララクシュミ・サラトクマール、幼少期:演者不明)に迷惑ばかりかけていた
行き遅れ状態の姉を祖母(演者不明)は心配するものの、姉は結婚の条件が合わないとすぐに破談にしてしまっていた
村には絶対的な存在のガジャパティ(Deepak Shetty)がいて、彼に逆らうものは見せしめの決闘にて命を落としていた
だが、そんな村に医者(演者不明)の娘ミーナクシ(アムリタ・アイヤル、幼少期:Praanya P Rao)が帰ってきたことで、何かが変わり始まろうとしていた
ある日、盗賊に襲われていたミーナクシを助けたハヌマントゥは、傷を負って川に転落し、そのまま海の底へと流されてしまう
だが、その海底には「かつてインドの将軍として名を馳せたハヌマーンの血を内包した石」が眠っていて、その石は彼を持ち主に選んだ
海岸にて発見されたハヌマントゥは瀕死の状態だったが、石の力で復活し、さらに強力な力を手に入れていたのである
物語は、ハヌマーンの力を手に入れたハヌマントゥの日常を描き、後半になってようやくその力に気づいたマイケルが村を訪れると言う流れになっていた
158分の上映時間だが体感時間はかなり長く、インターバルっぽいシーンもない
さらにエンドロールが変わっていて、下の方に右から左に流れていくと言うもので、しかもタミル語で書かれていた(タイトルとかは英語なのに)
また、このエンドロールはどうやら制作サイドだけが載っていて、肝心のキャスト名と役名は載っていなかったりする
タミル語で色々ググっても主要15人くらいしか演者がわからず、セリフありのキャラクターの「ガジャパティに殺されそうになった若者&その妻&母」「屈強な女性客」「ハヌマントゥの祖母」「ミーナクシの祖父」などの演者は不明だったりする
なぜこのようなエンドロールになったのかは不明で、しかもエンドロールは楽曲よりも長く、歌が途中で終わって延々と無音が続くと言う、自主制作でもやらないようなことが色々と起こっていてびっくりしてしまった
いずれにせよ、158分の予告編という感じで、ハヌマントゥがハヌマーンの力を得て、役割を自覚するというところで終わっている
ラストではハヌマーンと対峙するシーンがあり、さらにハヌマーンが何者かに従っているシルエットだったり、次作以降に登場するであろう神様っぽい存在なども登場する
プロローグとしては良いと思うが、敵の出自に時間を割き過ぎているし、主人公が登場するまでに20分ぐらいかかるし、石を手に入れるまでに1時間くらいかかっているし、さらにマイケルが石の存在に気づくのもかなり雑な展開になっていた
マーベルのパクリのようなパワードスーツが登場したりするが、このあたりは本当に自主制作のようなノリになっているので、次作が本当に作られるのかは怪しい感じになっている
インドでは結構評判が良かったようで、2作目に関しては具体的な話になっているが、日本で公開されるかはかなり微妙だと思う
ここは配給のやたらSEのデカいTWINに責任を取ってもらうしかないと思うので、最後まで逃げずに付き合っていただくようにお願いしたい
リタリコ
インド映画では度々名前が出てくるハヌマンの力を受け継いだ男の話かなくらいで鑑賞。
158分でいつもよりは短いなと思えるインド映画とは…。
全体的にやりたい事が詰め込みまくっていたり、神話を複数登場させていたりしたせいかどの要素もアンバランスに感じたせいか物語にはうまくのめり込めずでしたが、映像面ではいつものインド映画とは一風変わったものが出てきたのでそこは楽しめました。
初っ端アメコミヒーローに憧れる少年が描かれ、この子がハヌマンの力を受け継ぐのかなと思ったらスーパーヒーローには親がいない理論を間に受けて自宅に放火して親を殺すという中々狂った所業をやってからは現代パートに移り、ヒーロースーツを身に纏って泥棒を成敗するシーンになりますが、この戦闘シーンが結構カッコよくて観ていられました。
圧倒的パワーに飛び道具、それに加えて残虐性というヒーローよりもダークヒーローという方が似合う風貌も相まってちょっと変わった感じのインド映画だなとワクワクしていたんですが…。
そこからはよく観るインド映画になって謎の安心感が生まれつつ、手先が器用だけど鈍臭いハヌマントゥの視点になってからもう1人の話がスタートしていきます。
ただハヌマントゥの話は特別面白い訳ではないですし、ハヌマンの力を入れるまでは結構退屈でした。
手に入れてからも割とウダウダしてるのもあって、早く次の展開が観たいんだよなぁとなる時間が続くので残念でした。
いつものダンスも今作では少なめかつ凄いダンスも無かったのでその辺あればインド映画として最低限楽しめるんですがそこも物足りないとくるとどう楽しめば…となってしまいました。
アクション映画ではあるんですが何か印象に残るアクションがあったかと聞かれると微妙なラインで、序盤のエセバットマンは良かったんですがそれ以降はどこかで観たことのあるアクションの焼き直しの連発なのでつまらないわけではないんですが物足りなさがありました。
インド映画の動物のCGは若干チープなものが多いのですが、今作はレンタルスルーされるパニック映画と変わらないカクカクのクオリティの動物がお出しされるのでその度にフフッと笑ってしまいました。
全体的に人間が動いてるんじゃってくらい動きに人間味がありましたし、なんか無理くり合成した感じは歴代のインド映画の中でも違和感を感じました。
サルが心の声ダダ漏れで喋るところは好きでした。
ドローンやヘリコプターなんかも登場しますが、アサイラム製のCGと大差ないのでここの予算降りなかったのか…とインド映画にも予算の限度があるだと思い知らされました。
かといってアクションシーンなどのCGもそこまで力の入ったものではなく、大味なCGが起用されているのでこれまたフフッと笑っちゃいました。
フラッシュみたいに高速移動もあるんですが、なんかただ足踏みしているみたいな映像になっていたところは笑いっぱなしでした。
最後はド派手に終わるかなと思ったらサラッと終わらせて続編へ繋げるというインド映画あるあるで幕を締めてしまいました。
エンドロールが画面下に表示され、それでいて小さすぎて見えず、挙げ句の果てにはエンドロール途中から無音になって不安にさせるというハチャメチャなエンドロールに震えました。
今回こそは大丈夫だろうとアクションインド映画を観続けていますがやはり当たりは少ない状況…。
まだまだ「RRR」の亡霊を追いかけていくことになりそうです。
鑑賞日 10/9
鑑賞時間 17:35〜20:25
座席 L-14
アメコミヴィランVS伝説の神の戦いを描くインド映画だが、 アクションはカメラ速度でごまかし踊りも中途半端。 テンポが悪く158分と長い。しかも「続く」!
特オタで「ハヌマーン」といえば、映画「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」のハヌマーンですが、
本作は、神話のヒーローが現代に復活して大活躍…の話なんだけれど、とにかくテンポが悪くて長い。
158分。
しかも、2025年の続編に「つづく」で終わる!
時間配分、構成が良くない。面白いところもあるのに観にくい。
悪役の生い立ちから覚醒、忘れた頃にやってくる「タイトル」。
無職の泥棒ろくでなしがヒロインに焦がれる話、山奥の話で山賊を利用した悪党、ここまでのコメディ要素がだるい。昔のジャッキーの香港映画のよう。
しかも、ろくでなしの弟を育てた姉が結婚式最中に第アクションの末、死ぬ!
あんな、肩の上の方を撃たれただけでは絶対死なないと思ったのに!
さらにいろいろあってc(ここも長い)…(忘れた)…
悪役をやっつけたかというときに、そこは一瞬で終わって、いつの間にか神様復活の話になって、2025年公開の次作に「つづく」でエンディングの歌。
横スクロールのエンドクレジット中、歌の尺が足りなくて、数分間無音というのも雑!
インド映画の公開本数が増えてきたから、最近は凡作・駄作にも要注意ということか。
「ジガルタンダ・ダブルX」という粗削りでも根性の入った作品を観せられた後だけに、こういう生ぬるい作品は本当に残念!
太陽のしたで。
盗賊とのいざこざでボコボコにされ海に落ちた青年ハヌマントゥだったが、海中にて不思議な石の力にて覚醒したハヌマントゥの話。
DC、マーベルのヒーローが好きだった少年が青年になり巷では人気のヒーローとなるが、ある動画を機に、…覚醒ハヌマントゥの前に現れ“石を巡り”対峙することに…。
冒頭から猿が狙う果実をパチンコで先に落とし陽気で呑気に見せるけれど、ストーリーは何となく分かるけれど、見せ方、合間に入る歌で何か分かりにくい。
インド作品と言ったら「無敵の男像」、「実は凄い奴」みたいな作風が多いけど、無敵の男は勿論ベースにあったけど、結構コメディに寄ってた印象。
上映時間は160分長!って観る前に思ったけれど160分の長さを感じた…。
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