「色々盛りだくさんだが、どれも中途半端」ハヌ・マン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
色々盛りだくさんだが、どれも中途半端
インドの村で、姉アンジャンマと暮らす青年のハヌマントゥは、温和で臆病な性格のため村の男たちから馬鹿にされていた。そんなある日、幼なじみで片想いのミーナークシを助けようとして海に落ちたハヌマントゥは、不思議な力を持つ石を見つけた。その石には、古代インドの叙事詩ラーマーヤナに出てくる猿の将軍ハヌマーンの力が備わっていた。そのため、無敵のパワーを手に入れたハヌマントゥだったが、その事を知った悪の組織から狙われて・・・さてどうなる、という話。
ハヌマーンの力を持つ石を得て無敵になったが、太陽が出てる時だけ。じゃあ夜はどうなのよ、とか、なんともマヌケなストーリーに感じた。
インドのラーマーヤナに出てくる神をよく知ってれば刺さったかもしれないが、突然ファンタジーになったりで、イマイチだった。
悪役も目的が利己主義なのは良いが、幼少期に親殺しをした事などを描いておいてその後は省略?どうやってのしあがったのかよくわからないし。
色々盛りだくさんなのは良いが、全て幹がない枝葉ばかりで中途半端に感じた。
インド映画で楽しみにしてた歌もダンスもほとんど無いし。
そして最後は2025の次作に続くって事?
インド映画で初めてかもしれないガッカリした作品だった。
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