シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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どちらかと言えば良いかも
テキサスとカリフォルニアが同盟を組んで
政府軍を追い詰めていく中で
4人のジャーナリストが大統領のインタビューをとりにいく話
戦争ものを期待する人は見なくて良い
どのくらいの規模で戦況はどうなのか全くわからない
基本的には旅をする4人のロードムービー
内戦の中の旅の様子がメインストーリーとなる
しかしそれぞれがどんな人なのかの説明もないし
与えられた情報だけで推測するしかない
なんかどうも座り心地の悪い感じが続く作品
4人の中に少女がいるのだが白黒フィルム撮影になぜかこだわっている
戦争状態にショックを受けながらも、生きていることを実感する彼女
行動も大胆になり…
まあ途中からそういう結末になるんだろうなという感じで終わったのは若干残念ですけど
それほど嫌いな作品ではありません
ロードムービーなのでドンパチ期待の人は少し違うと思ってください
怖いっ(TдT)でも観るべき良作
【若草物語】で、めちゃくちゃ可愛いエミリーだったキルスティン・ダンストが、見事に年相応の素敵な女性になっていて感動(TдT)
自分自身が【その場にいる】ような錯覚すらしてしまう作品。
そして昨今の世界のありようを考えさせられました。
いやぁ〜…私だったら…生きていたくないなぁ。
絶えられない(TдT)
アメリカ、世界の黙示録
恐ろしい傑作。
分断の末に、内戦に陥ったアメリカを報道ジャーナリストの旅行き、目を通して描く。
アメリカでは、定冠詞をつけた The Civil Warといえば南北戦争を意味するという。1861年~1865年。奴隷制度廃止をめぐり凄まじい戦いが起こった。
ちなみに、日本での最後の内戦は明治時代にさかのぼる。西郷隆盛率いる土族と、明治政府が戦った西南戦争。
今作、内戦の原因は明確には描かれていない。憲法修正第 22条に違反する3期目に就任した大統領が、FBIを解体..三権分立体制を崩すなどの独裁体制に対する抵抗、というところが観客にはわかるぐらいである。
主人公たちはニューヨークから、首都ワシントンD.C.まで、
大統領にインタビューするため戦場の深奥、臓腑に分け入っていく。
その途上の描写はリアリティがあり、そして戦慄させられる。
立ち寄ったガソリンスタンドでのシーン、相手が誰かはわからない狙撃手と兵士が激しく撃ち合う町での描写。
民間人を、お前はどの種類のアメリカ人だ?と問い、簡単に銃を撃つ差別主義者たち…
かといえば、内戦が起こっているのに一見平穏な暮らしを送っているかに見える町…
戦闘シーン、音響には迫真性があり、私たちはいきなり前線に放り込まれる感覚に陥る。
カタルシスなどとうぜんなく、カオス、そして人の死が積み重なる…
戦争とは人の殺し合いでしかない。しかも、死んでいくのは弱いもの、民間人。軍人だけが死ぬわけでないのは、現実に終わりが見えない戦争でわかりきっている。しかし、争いは終わらず…
監督、シナリオはアレックスガーランド。キャスト
戦場カメラマンにキルステン.ダンスト、その彼女に憧れ旅に同行する若きカメラマンにはケイリースピーニー。
Kスピーニーはエイリアンロムルスの演技が新しい。
Kダンスト、戦場カメラマンを演じ切り秀逸。
制作はA24。今、最も勢いのある制作会社ではないだろうか。
かつてF Fコッポラが、ベトナム戦争を描いた地獄の黙示録をも想起させる。
今作も、戦場の狂気、人間性の抱えている本質とは何か、
人間を人間として見なくなった時、一体何が起こるのか。
起こしてしまってからでは遅い、と警告している。
折しも11月5日アメリカ大統領選挙が目前に控えている。
人類はルビコン川を渡りつつあるのか、いやすでに渡ってしまっているのか…
必見の映画であります。
同じアメリカ人なんだから、話し合いで何とかしようとか相手に対する憐...
同じアメリカ人なんだから、話し合いで何とかしようとか相手に対する憐れみとかかけらもない。敵対する者は全て殺す。そのへんはとっくの昔に割り切られててとてもすがすがしい。この地獄に参加しないためには無関心を貫くしかないという現実。プレス(戦場カメラマン)って、戦場でアドレナリンがドバドバ出る人たちだよね。報道の世界でも古いものが死んで新しいモンスターが生み出されていく。
ところでアメリカ人ってなんであんなに銃火器をぶっ放すのかね。とっくに死んでる人をさらに蜂の巣にするのはなんでだ?殺し方が下品。ずっと昔からそう思ってる。
誰が敵なのか?誰が味方なのか?
遠くの建物から撃ってくるのは、敵なのか味方なのか。
調べもせず動くものを撃ってくる。
味方がどうか確認もせず撃ち殺す。
このような前線の戦いをジャーナリストは身の危険ににさらされなながら撮っている。
最初から最後までジャーナリストの魂を追体験できた。
一筋縄ではいかない映画
アメリカの内戦を描いた話。
ジャーナリスト目線での話なので、戦闘シーンはところどころに出てくる感じ。
ワシントンへ大統領のインタビューをするために向かう道中記。
カリフォルニア州とテキサス州の同盟からなる西武勢力と政府軍が戦っていて、政府軍が負けそうな状況。
なぜアメリカ国内が分裂したか等は特に説明されない。
同じアメリカ人同士が殺し合っている。
実際に人が殺されるシーンがたくさん出てくる。
結構ショッキングです。
あとは、とにかく戦場記者が戦闘員のすぐ近くで写真を撮っている。
戦場カメラマンがココまで命がけで取材している理由が分からなかった。
ジャーナリスト魂なのか、お金のためなのか。。
予告から、派手な戦争映画を少しイメージしていたけど違います。
ヘリ・戦闘機・戦車なんかも少しは出てくるからお金がかかってない事はないと思うけど、戦争大作という感じではない。
戦争が無いような生活している町の描写もあったりして、皮肉が込められているところもある。
(図書館戦争を思い出した)
また、映画館の音響を感じた映画でした。
爆発シーン等での音響は体に響く感じで迫力があった。
これは映画館じゃなきゃ味わえない。
それと、この映画吹替が無いのよね。
配給会社の問題でしょうか?
主演はキルステン・ダンスト。
彼女の顔を見る度に、『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』での彼女を思い出した。
それだけインパクトがあったんですよね。
あとはとにかく、ケイリー・スピーニーが可愛かった。
彼女の存在はまったく知らなかった。
帰ってから、ネットで調べてサブスクで『プリシラ』を見た。
いま26歳らしいけど、彼女は童顔ですね。
その童顔を活かして良い演技だったと思う。
一筋縄ではいかない映画でした。
映画に込められた皮肉をどうとらえるかは見る人次第だと思う。
私は楽しめました。
深く考えてはいけない
あまり内容を知らずにみたので、その方が良いとおすすめする。
ジェシーのような行動力といえば聞こえがいいが周りの事を考えず自分本位の行動をする自由人と一緒ならば、酸いも甘いも噛み分けたリーがどうなるかは序盤で想像がつく。
ストーリーの深みは感じられない。
最後のリーの行動は経験値によるものだろうか。
What kind of japanese 関西人 or 関東人❔
めっちゃ期待はずれ… 身勝手な23歳の戦場カメラマンに振り回される良識有る大人たち 中盤までの何をみせられている感と眠気を我慢しながら、なんとか終盤のドンパチで盛り返したと思っていたら、こんな最後に… 金返せ感たっぷりのできでした
最後よく分からんかった
大統領がワシントンにいるのおかしいよね。
普通だったら身の危険を感じる前に逃げるはずだし地下室に籠るとかいろいろするはずだけど…どなたかコメントで教えてくださったら嬉しいです
ワシントンを目指すロードムービーなんだけど、ロードムービーの清々しさは全くない(笑)
あるのは、死体、血溜まり、虐殺。
レーティングがPG12だけど、R15くらいにしといた方がいいと思った。
映倫、ちゃんと映画見たのかなぁ…
映画とは関係ないけど夫と2人でポップコーン食べたら夫が食べるの早すぎて少し喧嘩になりました(笑)普通2時間かけて食べるよね?30分で食べ終わったから(怒)
意味がない!自分で価値を決める映画
この映画には
思想がない
生きる意味がない
善悪がない
ただみんなが戦争に巻き込まれて、右往左往しているという事実だけが描かれている!
そういう意味では真のジャーナリズムなのだと思います
典型的な戦争映画の持っているメッセージ性はこの映画には存在しません!
人間讃歌ではありません。
平和への願いでもありません。
ただ受け取った人が自分で、この映画の意味を決めたらいいのだと思います。
そう!
いまの報道は狂ってるんですよ
ただの事実に価値をくっつけすぎていて、見ている人の意識を誘導しようとしているでしょ!
そんな報道から離れろ!と言われているような気がしました
A24だった。
アメリカを内戦に至らしめる政治的な分断を描いた、近未来的エンターテイメントの映画だと思っていたら・・全く違いました。
なるほど・・「エクス・マキナ」「スイス・アーミーマン」「ロブスター」「ミッドサマー」「関心領域」などなどの一癖二癖ある映画を創るA24の制作だったのね・・・・。
ジャーナリストの目を通した、戦争という人間の狂気を描いた感じ???。別にアメリカの内戦じゃなくても成り立つお話だけど・・。狂気をさらに際立たせるために、わざわざ内戦にしたのでしょうか♪ ちょっと、日常の安定が崩れたら、皆んなこうなっちゃうよ・・という感じかな・・・。
西部カリフォルニア、テキサス連合・・と東部政権の東西戦争。でも、カリフォルニアとテキサスは仲良くはならないのでは??と思ったり・・。
監督は、アナログカメラ NIKON FE2 love なのだろうな♪
追記
なるほど、「シビル ウォー」Vogueのカメラマン、Lee Miler のオマージュ的な映画でもあったのか♪ 背景を知ってると知らないとでは、観方が随分変わる♪
ジャーナリストだけの視点で突き進む戦争映画
よくあるアメリカの戦争ものかと思ってスルーしていたところ、監督が「エクス・マキナ」のA.ガーランドと知り、劇場へ。全編、兵士でも一般市民でもなく「ジャーナリストたちの視点だけ」で描ききった点が素晴らしく、張り詰めた緊張感が伝わってきました。大統領のモデルはトランプ氏だと思いますが、今の時期に制作・公開できるのがアメリカの懐の広さですね。個人的にはカリフォルニアとテキサスといった政治的に水と油の2州が手を組んで保守層を打倒するという設定が面白かったです。
アメリカの戦争=力ずくで殺す
アメリカの内戦をジャーナリスト目線で戦場を体感できる映画という印象です。
全体的には、とてもリアルに感じましたが、実際に爆風とか受けると耳に障害が起きるのではないかという疑問点も残りました。
内戦状態で、車間で移動する能天気な場面もあり、そんな余裕あるんかいなという気持ちで見ていました。
ロシアのウクライナ侵攻もアメリカの支援がなくなれば、この映画と同じ結末になる可能性はあるなと思いました。
それにしても、交渉なしでひたすら殺すだけの戦争は正直どうなんだろうと思います。これがアメリカのやり方なのか?
寝落ち
始めから ラスト30分のシーンから始まってたら もっと見入ってたかもしれません。 若い未熟な女のコ カメラマンを同行させたのは
何故なんでしょう?
ベテランと新人を 対比させたいのは 分かりますが イライラして 仕方ありませんでした。
現代の地上戦と、戦争ジャーナリズム
救いがたく分断したアメリカの現在を苦めのフィクションとして描く・・みたいな映画を想像していたが違った。
「現代の地上戦」と「戦争報道」をリアルに描こうとした映画。大統領が一党独裁型の政府を構築していてそれに対抗するカリフォルニア州+テキサス州が蜂起、というストーリーらしいが、対立軸はほとんど重要性をもっていない。何をめぐって誰がやるにせよ、地上戦の実態はこれだけ凄惨なものなのだということが描かれる。
アメリカ本土でこれだけ凄惨な地上戦が起きるとしたら、たしかに内戦(シビル・ウォー)以外にないだろう。他国がアメリカ全体を敵に回してアメリカ本土に上陸してこんな地上戦を展開できるとは思えない。
戦争報道のありようは主に、ベテランカメラマンとカメラマン志望の若者(両方女性、だから「カメラマン」じゃなくて「フォトジャーナリスト」と言うべきか)を通して描かれる。描かれる戦争報道は昔も今の変わらない王道のジャーナリズム。人が死のうが殺されようがそれを助けるのではなく、写真を撮る。より悲惨なことが起きればより良い写真がとれるかもしれない、そういうジャーナリズム。何のために、という問いが重すぎてジャーナリスト本人が耐えられなくなるような、ジャーナリズム。
未来社会の報道といえばフェイクニュースをがんがん作って垂れ流す、という描き方が多いと思う。それとは違ってアレックス・ガーランド(監督・脚本)は、本来の、というか昔から変わらぬ戦争ジャーナリズムをリアルに描こうとした。そのこと自体が彼のメッセージだろう。
思ってたのと全然違う展開だったけど、好き💜
なんて書こうか考えてるうちにどんどん変わっていってしまいそうなので、とにかく書く!
(映画の最中)
・え?ロードムービーなの?聞いてない!
・リー女史、酸いも甘いも嚙み分けてきた面構えしてる(演技とは思えないほど!)
・ケイリー・スピーニー可愛いぞ💜
・戦時下における張り詰めた環境下では車のバックシートで夜中話をするジェシーとジョエルのあのシーンに妙なエロスを感じた。学生時代の“なんかコソコソ悪いことしてるかも”のソレと似てるかも。
・有事の際でも息抜きは大切。でも行き過ぎた馬鹿は命を危険にさらすのね。
・逃げ隠れ、最後の最後まで自分のことしか考えられないよぉな大統領が(架空とわいぇ)なんで3期当選してんの??
(観終わった後)
・捕らえられて殺されそうになってるようなシリアスな場面での夫婦共演とかなんか気になっちゃうから好まない派てす。(ただし、今回は観てる最中には気が付かなかった💦再鑑賞することがあったら気になっちゃうなー、お二人が。)
・内戦に至った経緯……作中では触れられてないからこの辺りも“ご想像にお任せします”なのかな😅アホの大統領が3期目に突入してる感じからしてアメリカ国民の判断力そのものが崩壊しちゃって起きた!?それとも国民の政治への無関心さが生み出した悪夢??それに警鐘を鳴らしてるの??
観終わった直後には正直この映画が良かったのか悪かったのか、好きなのが嫌いなのかすらよくわからなかった。とにかく疲れた。酸欠にもなるし、酸欠によって引き起こされる頭痛も起きた(オッペンハイマー以来だな)。グラシネIMAX GTで観たおかげで迫力凄くて戦争の恐ろしさだけでなく『ヒトコワ』までもが助長された気がする。
でも2日経った今でも鮮明に思い出すし、むしろペールな色合いだった作品が自分の記憶の中でどんどん色鮮やかにビルドアップされていく不思議な感覚。
作中たまに見え隠れするA24のアート性の強い描写……。要るとも要らないとも判断しがたいけど、結果悪くない、かな。
A24信奉者ではないけど、独自性の確立は大切✨後押ししたい‼️
その行く先は…
近未来のアメリカ合衆国の内戦の物語。
カリフォルニア&テキサス州からなる西部勢力vs政府軍による争いにより、緊迫する米国内。
大統領へのインタビューを敢行しようとワシントンD.C.を目指すジャーナリストたちの行動と共に描かれる。
今作は自国民同士の戦い。
内容はあまり好きではなかったが、あり得る話だろうし、こわい。人類の戦いは、現実にいつまでもなくならず繰り返されている。
元は50州あるアメリカ、分断というかほぼ崩壊。
前情報少なめで鑑賞したため、通常のウォー・ムービーのように兵士がメインキャラだと思っていたので全然違った。ジャーナリストたちの使命をも考えさせられる。
終盤の戦闘シーンは凄まじかったと思う。
ジェシーにムカムカしたが、経験不足で無鉄砲、それが若さであり、みな手探りでその道を辿り、(良識ある)先達から学ぶのだ。
初めは本当に子どもかと思った小さい彼女、「プリシラ」のケイリーとわかり納得。
「エイリアン:ロムルス」と大活躍ね!(見てないけど)
ちなみに…「防弾ベスト」という字幕を見た時、そういや自分の聞きなれているのは「防弾チョッキ」だなと。年を感じてしまったのだった(笑)
戦場カメラマン視点で描いた映画
予告編で観たら戦争映画かなと思い
期待して観に行ったら
主役は戦場カメラマンの2人の女性
ニューヨークからワシントンまで行って
大統領にインタビューする目的で
ロードムービー的な描き方
最後のホワイトハウスの襲撃シーン
は細かいところまでリアルに描いて
少し怖く感じた インパクトありました
ただ全体的メッセージ的が無いですね
最後もあっけなく終わったけど
カメラマン視点での描き方良かった
リアルでした
A24の映画の中では予算かけて
見応えある映画でした
音響効果映画
全500件中、281~300件目を表示