劇場公開日 2024年10月4日

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全253件中、61~80件目を表示

3.5今年1番楽しくならない映画(いい意味で)

2024年10月6日
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悲しい

怖い

知的

最初から最後まで楽しくならないだけどおもしろい
アメリカが分断された世界で写真を撮る人たちの、ロードムービーっぽい映画

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ゆうゆう

3.5ハンヴィーを登場させるというのはどうかな?

2024年10月6日
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吊るされ撃たれた瀕死の市民や兵士を決して助けようとせず格好の被写体として扱う一方、仲間がタンプカー横で同じ目に遭ってたら仕事放り出して全力で助けたり、死んだ記者やそれを見て取り乱すカメラマンを撮らない。つまり、報道者としての特権的地位と無垢の一市民という二つの立場を都合よく使い分けている訳だが、そんな事してるうちは一人前ではなく、終盤のジェシーのように悪魔に魂を売り渡して(ラストの記念撮影の左端!)初めて「一流」になるという、何とも殺伐とした職業なんだなぁ、ジャーナリストって。

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ひろちゃんのカレシ

3.5悪くはないが、期待したのとは違ったかな

2024年10月6日
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怖い

興奮

アメリカの内部分断による内戦勃発というタイムリーな設定に惹かれ、公開初日に鑑賞してきました。期待してIMAXで鑑賞しましたが、映像的には通常スクリーンでもよかったかなという印象です。

ストーリーは、アメリカ連邦政府からいくつもの州が離脱し、テキサス州とカリフォルニア州が同盟を結び、西部勢力として政府軍との間で内戦を繰り広げ、ワシントンD.C.陥落を目前に控える中、大統領の単独インタビューを行うためにホワイトハウスを目ざす、戦場カメラマン・リーを始めとする4人のジャーナリストの姿を描くというもの。

人種のるつぼと言われるアメリカで、主義や思想の異なる人々が激しく対立する内戦を通して、現在のアメリカが抱える問題を浮き彫りするような展開を予想して鑑賞しました。テーマそのものはそれに近いものを感じますが、その描かれ方は予想とは大きく異なりました。もっと大規模な内戦シーン、互いの主張をぶつけ合うシーンを描き、そこに絶対的な正義など存在せず、残るのは虚しさだけ…みたいな感じを期待していたのですが、実際にはもっと地味な感じで展開します。

物語の大半は、降伏寸前の現政府大統領のインタビュー敢行を目ざすジャーナリストと戦場カメラマンのロードムービーといった感じです。最前線の激戦地を目ざす道中であるため、徐々に戦場の激しさと危険度が増す中、若い女性カメラマン・ジェシーがしだいに覚悟を決め、いっぱしの戦場カメラマンとして成長していく過程をうまく描いています。と同時に、各地で出会う人々の生きざまに、国内分断の受け止め方の違いがよく表れています。中でも、過激な行動に出る人々の姿を見ると、現実もこの一歩手前ぐらいにあるのではないかと恐怖を感じます。

また、クライマックスの大統領官邸への突入は、ヒリヒリするような緊迫感で描かれ、なかなか見応えがあります。実際に無防備なジャーナリストが最前兵に同行できるのかは疑問ですが、そこでしか撮れない瞬間があるのは確かだし、その写真に大きな説得力が生まれるのも頷けます。ラストは、リーの言葉を受けた、ジェシーの非情なジャーナリズムが印象的で、本作の軸足はむしろこちらにあったかのような印象を受けます。

こんな感じで、見応えがないわけではないですが、期待とは異なり、終盤にさしかかるまではわりと退屈な印象を受けます。特に、ジェシーの行動を看過できず、彼女さえいなければ…と思えてしまうことが多く、なかなか共感しにくいです。そのため、期待したようなアメリカが抱える分断問題の描き方がかなり薄い印象になっているような気がします。かといって、リーたち4人のジャーナリズムが深く描かれているかというと、そちらもやや中途半端だったように感じます。そう感じたのも、ミスリードを誘うような予告のせいかもしれません。なんの予備情報ももたずに鑑賞すれば、もっと楽しめたような気がします。

主演はキルステン・ダンストで、ベテラン戦場カメラマンとしての貫禄十分な演技が光ります。脇を固めるのは、ワグネル・モウラ、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー、ソノヤ・ミズノ、ニック・オファーマン、ジェシー・プレモンスら。中でも、ジェシー・プレモンスが印象的で、彼の登場シーンはとてつもない恐怖を感じます。

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おじゃる

3.0劇場で事前に流された予告編は観客をミスリードするため恣意的に切り取られたもの

2024年10月6日
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個人的に観客をミスリードさせる予告編は大嫌いです。
政治的な分断が進むアメリカでは内乱がさもありそうな雰囲気ですが、この作品中で原因や経緯に触れられることはほどんどないです(せいぜい、大統領が3期目というくらい)。
「アメリカ最後の日」と副題がついてますが、「従軍記」あたりが正確でしょう。

従軍記者から見た戦争を描いていますが、戦争の悲惨さだったら「マウリポリの20日間」を見たほうがいいです。
分断が進むアメリカを危惧することが作品の背景にあるなら、別の描き方があったと思う。

期待外れと言えば語弊がありますが、思っていたものとは違う作品でした。

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お抹茶

4.0絶望と恐怖の未来を追体験

2024年10月6日
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怖い

興奮

 ありえない架空の物語かもしれないが、本作を観て現在の分断されたアメリカを想起する人は多いのではないだろうか。トランプ政権時代の排他的な移民政策や、一部の支持者たちによる議事堂襲撃事件等、これまでには考えられないようなことが次々と起こり、今やアメリカは混沌とした時代に突入している。その先には、ひょっとしたらこうした絶望的な未来が待ち受けてるかもしれない。そんな作り手側のメッセージが感じられた。

 映画は、女性カメラマン、リーの目を通して死屍累々とした戦場を掻い潜る追体験ドラマとなっている。
 全編に渡って息詰まるような緊張感が持続し、サバイバル・ムービーとしてとても面白く観ることが出来た。

 監督、脚本はアレックス・ガーランド。謎のウィルスが蔓延したロンドンを舞台にしたSFパニック映画「28日後…」の脚本で注目され、その後「エクス・マキナ」や「MEN 同じ顔の男たち」といった問題作で監督業にも進出している鬼才である。

 これまでの作品同様、いわゆる通俗的なエンタメ作品とは一線を画した風刺性、問題提起を優先させた作りになっており、観終わった後には色々と考えさせられた。

 演出手腕も近年冴えわたっており、緊迫したトーンの創出や臨場感溢れるシーン作りに並々ならぬ力量を感じる。
 とりわけ、赤いサングラスをかけた軍人との対峙にはゾクゾクするような興奮が味わえた。
 また、無人のシュールな街並みや、銃弾がどこから飛んでくるか分からないスリリングな空間作りには「28日後…」を連想させられたりもした。

 リーをはじめとした主要4人の個性あふれる造形も物語を飽きなく見せている。
 特に、リーを師事する見習いカメラマン、ジェシーのキャラは出色である。彼女が旅に加わることで疑似家族愛、友情のような趣が生まれ、終盤にかけて物語は上手く盛り上げられている。

 一方で、本作で少し物足りないと思ったことも幾つかある。
 一つは、ジェシーがカメラマンになりたいと思った動機である。父から譲り受けたカメラを使用していることから、おそらく彼の影響から始まったカメラ好きなのだろうが、年端も行かない少女が危険な戦場に足を踏み入れるというのは、やはり普通に考えてどうしてもありえない話に思えてしまう。そこに説得力を持たせるためにも、報道カメラマンという職業に対する彼女の強い思いを打ち出すような場面がどこかで欲しかった。

 もう一つは、彼女が終盤にかけて徐々に自分自身を見失い暴走していく…という展開である。おそらく凄惨な現場に次々と遭遇するうちに彼女は狂気に飲み込まれてしまったのだろう。ここをもっと鬼気迫る演出で筆致して欲しかった。そうすれば、彼女の成長ドラマとして更に見応えのある作品になったかもしれない。

 そんなジェシーを演じたケイリー・スピーニーは、徐々にプロのカメラマンらしい引き締まった表情に変化していくあたりは見事だった。先日観た「エイリアン:ロムルス」でもハードなアクションシーンに挑戦していたし、ただの可愛いだけではない、芯の強さを持った本格的な女優に今後成長していくかもしれない。

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ありの

4.0戦争の悲惨さをアメリカ内戦という例えで伝えてるのかも

2024年10月6日
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興奮

知的

近未来のアメリカで、連邦政府から19の州が離脱し、テキサス州とカリフォルニア州の西部同盟軍と政府軍の間で内戦が勃発した。また、オクラホマ~フロリダ州にかけての、フロリダ連合も政府軍を次々と撃退してワシントンD.C.を目指していた。各地で激しい武力衝突が繰り広げられていて、政府軍は劣勢にもかかわらず、大統領は勝利が近いとテレビで演説していた。戦場カメラマンのリーたち4人のジャーナリストは、それまで14ヶ月の間一度も取材を受けていない大統領にインタビューを行うために、ホワイトハウスに向けてニューヨークを出発した。寸断された州道を迂回し、ピッツバーグ、ウェストバージニア、バージニア州を経由する、およそ1500kmの旅。ワシントンD.C.のホワイトハウスに向かった。彼らは戦場と化した途中の道を進みながら、銃撃戦に巻き込まれたりし、恐怖と狂気を目の当たりにし、それでも記者としての使命のためホワイトハウスを目指し・・・、さてどうなる、という話。

舞台はアメリカだが、ウクライナやガザ地区、その他世界で起きている戦争の状況ってこんな事だよ、って教えてくれてるような気がした。
あの大統領はプーチンの例えかもしれないし、ネタニヤフ、もしかしたらトランプかもしれない。
かつてのチャウチェスクやフセインだったかもしれない。
ドンパチだけでなく、案外深いメッセージが含まれてたようにも感じた。
最後のジェシーの行動はいただけないが、リー達との今回の旅ですごく成長したな、と思った。

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りあの

2.0タイトルのスケール大きさと反比例した内容でがっかり

2024年10月6日
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悲しい

怖い

知的

本作は戦争カメラマンの視点に特化しているため、権力闘争や軍事的な対立のダイナミズムが不足しており、アメリカ内戦が不可避な状況に陥った必然性が最後まで伝わってこない。映画タイトルが示唆するような壮大なスケール感とは裏腹に、内容はジャーナリズム的な視点にとどまっており、より深く内戦の背景が欲しかった。

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人類

2.5シビル・ウォー

2024年10月6日
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知的

分裂の過程が分からなかった

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一人旅

4.0Americans are violent!

2024年10月6日
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怖い

きっとあんな風に内側から壊れるんだろうな。米国が内戦になったら、中国、ロシア、北朝鮮が暴れ出すから間違いなく世界大戦だ。

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Moto0615

5.0予定調和を排した秀作

2024年10月6日
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興奮

知的

アメリカが政府勢力と西部連邦とフロリダ連合と中立州に四分五裂した近未来、ニュー・ヨークで高名な戦場写真家リー・スミス(キルステン・キャロライン・ダンスト)はロイター通信記者ジョエル(ワグネル・モウラ)とともにワシントンに潜入して大統領(ニック・オファーマン)に単独インタヴューすることを考える。連続三期を務めて独裁化した大統領は、しばらくメディアの取材を受けたことがなかったのだ。そこに老ジャーナリストのサミー(スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン)とリーに憧れる駆け出し写真家ジェシー・カレン(ケイリー・スピーニー)が加わって、ワシントンへの自動車の旅が始まる。一行は激しい戦闘や捕虜処刑、自警団による人種差別的な大量虐殺などの地獄絵図を目の当たりにする。一方で戦線の後方では内戦に無関心な市民が異様に平穏な生活を送っていたりもする。ジェシーの軽率な行動の結果、サミーは死亡。さしものリーやジョエルもショックを受けるが、反対にジェシーは戦場写真家として活き活きと活躍しだして――といったストーリー。
クライマックスで、西部連邦軍がホワイト・ハウスを包囲するなか、数台のリムジンが走り出してきて、西部連邦軍や他のジャーナリストは一斉にそちらに注意を向ける。だが、大統領がまだ官邸に留まっていると直感したリーは、ジョエルやジェシーを連れて突入。スクープにはやって跳びだしたジェシーがシークレット・サーヴィスに撃たれそうになったとき、ジャーナリストの使命を忘れたリーは、ジェシーを突き飛ばして命を救うが、かわりに自分が撃たれてしまう。ところがジェシーは命の恩人を救護するどころか、大統領の最後の瞬間を写真に収めるために駆け出していく。オーヴァル・ルームで西部連邦軍兵士たちが大統領を銃殺する直前、ジョエルは「最後に一言ないか?」と訊くが、大統領の答えは凡庸な「私を殺させるな」だった。ジョエルが「もういい」と言って大統領は処刑され、ジェシーは世紀のスクープをものにする。
本作はハリウッド的な予定調和を排して、国家分断の危機や、権力者やジャーナリズムの実態を非情に描いている。受け取り方によっては反米的な映画だが、米軍が撮影に協力しているようで、アメリカの懐の深さを感じさせる。

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ココヤシ

4.0SNS時代のジャーナリストの価値

2024年10月6日
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興奮

なんの説明もなかったので後で解説を見ました。
アメリカの西海岸が独立します。西軍=WFと略されます。
西軍はワイントンDCの大統領を制圧しようとします。
一応この構図だとクーデターとなるでしょう。
映画の大統領は3期目です。通常2期までです。
FBIを解体します。FBIの仕事は大統領の調査もあります。
トランプ氏がFBI捜査官を解任してました。
このあたりトランプを意識した映画となります。

大統領選や戦争報道など印象操作が大事です。
カメラマンがどのような印象を与えるのかが焦点になります。

内容ですが戦争より新人の成長が印象に残りました。
ベテランカメラマンと新人カメラマンが登場します。
仲間が死んでベテランはやる気を無くします。
その一方で新人はメキメキと上達します。
仲間たちは戦場で興奮するような異常な人ばかりです。
しかし新人は酷いことを酷いと感じています。
それを見たベテランは若い自分を思い出したのでしょうか。

ちなみに新人役のケイリー・スピーリーは
先月公開のエイリアン・ロムスルの主役の女の子です。
かわいいです (`・ω・´)

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アメゾー

5.0キルスティン・ダンスト

2024年10月6日
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主演のリー役の女優をずっと、「ベター・コール・ソウル」のキム(今年公開作バットボーイズにも出てた)だと勘違いしており、エンドクレジットみて、キルスティン・ダンスト!マジか~

後半のあのシーン、夫婦共演だったとは…(ジェシー・プレモンスのアイツ、怖すぎだよ!)

キャサリン・ビグロー監督「デトロイト」が個人的年間ベストだったので、こういうの大好きです! オワリ

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うんこたれぞう

4.5選ぶ責任を問う映画

2024年10月6日
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やす

3.0予告編に騙されました

2024年10月6日
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興奮

予告編で気になって鑑賞。
内戦による混沌とした状況なのになんか呑気なBGM。まぁ、鑑賞している我々も映画の世界の中立の街も呑気なもんだよなと。

所謂普通の戦争映画かと思ったんですが、新人とベテラン戦争ジャーナリストの話でちょっと拍子抜け。
なんで内戦になったのか、各シーンがどういう状況なのか、どっちがどっちなのかがいまひとつ分からずもやもや。

最後のホワイトハウス戦はようやっと期待通りの戦闘シーン。
エンディングは衝撃的だけどなんか雑。

アホな友達とつるんではいけないです。

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うぃっこう

2.5アメリカならあり得る話

2024年10月6日
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単純

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セイコウウドク

2.0無鉄砲なジャーナリストのお話でした

2024年10月6日
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予告編だけ観て、ちょっと期待していた。
現代のアメリカの内戦という発想が面白いと思ったからだ。

しかし、全くの期待ハズレだった。期待していたところには全く焦点が当たっていなかった。

【物語】
近未来のアメリカ。19の州が連邦政府から離脱し、アメリカは分断が進み、カリフォルニア州とテキサス州が同盟を結んだ「西部勢力」を初めとした「反政府軍」と「政府軍」の内戦が激化。 反政府軍はホワイトハウスに迫っていた。

ニューヨークでの内戦を取材していた戦場カメラマンのリー(キルスティン・ダンスト)、ジャーナリストのジョエル(ヴァグネル・モウラ)とサミー(スティーヴン・ヘンダーソン)は、いよいよホワイトハウスが陥落すると予測し、直前の大統領の取材と陥落の瞬間を報道することを目指し、ワシントンD.C.へ向かうことを決める。

この3人に、まだ見習いとも言えない、素人同然の戦場カメラマンを目指す少女ジェシー(ケイリー・スピーニー)が当日加わり、4人でワシントンD.C.に車で向かう。普段なら400km程度の距離だが、道路が寸断されているため1,000km以上の道のりを走り続ける。 道中通り過ぎる町・集落も最早戦場あるいは無法地帯と化し、ワシントンD.C.に近づく前から4人は次々と命の危険に晒されながら道を進む。

【感想】
観賞前の一番の興味は、どういう理由で国内が分裂、分断が起きたかという、その設定に有った。(一部ウトウトしてしまったので多分だが)分裂理由は一切語られていなかった。内戦有りきのスタート。そこが最大の期待ハズレ。

内容も終始、戦場ジャーナリストのお話。
戦場ジャーナリストに焦点を当てるのが悪いとは言っていない。過去何作かそういう作品を観て、戦場ジャーナリストの存在意義は学んだつもり。 しかし、戦場ジャーナリストの話と架空のアメリカ内戦を組み合わせたことには?が百個くらい付く。
戦場ジャーナリストを描くなら、フィクションではなくて、リアルで描くべきでしょ。実話ベース、ドキュメンタリータッチで描く方が何百倍も説得力が増す。

登場キャラのジャーナリストが無謀過ぎて、あり得ないと思うより「バカじゃないか」とシラケた気分になった。フィクションだと思うから益々そう思う。
もし、これが“実話ベース”となっていたら「そこまでやるのか」と感動したかもしれない。

もう1つ、戦争映画となれば不謹慎だがドンパチの迫力を期待してしまっていたことは否めない。終盤に多少はあるものの、何せジャーナリストの話なので中盤までは人対人の戦いに終始したので拍子抜け。

唯一の救いはジェシー役のケイリー・スピーニー。(劇中キャラはとても共感できなかったが)とても魅力的だった。「初めて見た」と書きかけたが、確認したら、つい先日エイリアンで観たばかりだった(笑) どうも洋画は作品が変わると雰囲気が変わって分からない、と言い訳しておく。一方、雰囲気が変わっても毎回激賞している自分のヒロイン検知嗅覚には感心(笑) 次作も期待したい。

作品としては、娯楽としての戦争アクション映画を期待する人、ジャーナリストのヒューマンドラマを期待する人、どちらにもおススメできません。

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泣き虫オヤジ

3.0迫力はあるけれど

2024年10月6日
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怖い

興奮

アメリカの国の内戦の映画なので、何故、内戦がおこったかが理解できず
日本の時代劇的な、戦国いくさ合戦の、アメリカ版なのかな、と
内戦の迫力はあれど、しかし、あんな打ち合いの現場にPRESSが入っているのが驚き
危ないでしょ、銃で無く、カメラ構えて
そのカメラ、何故にフィルムカメラなの?
本拠地DCに向かう時、後追いの二人は何故あんなに陽気なの?
来る途中に攻撃されなかったの?
最後のDC、降伏という選択肢は無いのかな?
という、随所に何故?残りました、アメリカならではの事情があるのかな
何となくすっきりしない題材と終わり方で、体躯はしないが、
娯楽にはならなかったです

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しんちゃん映画

5.0枝葉末節

2024年10月5日
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コリア

5.0そういう視点ね。 てか前の席でスマホが鳴ったり、イジってる奴がいて...

2024年10月5日
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そういう視点ね。

てか前の席でスマホが鳴ったり、イジってる奴がいて。

むしろ内戦が起きるかと思ったってゆー。

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たかはしすすむ

3.0A24の新作!!が、想像とは違った…

2024年10月5日
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怖い

興奮

幸せ

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ぱんだほん