「壮大な内輪揉め」シビル・ウォー アメリカ最後の日 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な内輪揉め
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何があったかわからず二分化された国の話。南北戦争→東西戦争に?なったということか。どんなアメリカ人?というセリフがあったが、肌の色で差別する様子は描かれていないから現代的な争いだとわかるが、戦争の悲惨さを若い世代が聞いた情報を現代に落とし込んで戦争するとこうだろうなーという描写は正確だと思う。
結局のところ価値観の押し付け合いで、承認欲求の成れの果てで、価値観の多様性を受け入れているように見えるが、「どんなアメリカ人?」の返答次第で生死が決まるシーンは、戦争は多様性を奪い単一性に矯正・強制的に執着させようとすることなのだなと。
多様性を嫌う人間が、受け入れられない人間が、起こしがちなのが争いなのかなと。
テーマはいいですが、現代のジャーナリズム精神の希薄さの描写もいいですが、エンタメとしてはうーん
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