「投降しても躊躇なく殺される」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ホワイトガウンさんの映画レビュー(感想・評価)
投降しても躊躇なく殺される
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この映画では、投降しても躊躇なく殺されてしまう。 同じ国の人同士がこれほど憎み合うことになるとは。 見えない敵は殺せても、目の前で命乞いをしている同じ国の人間は殺せないもの。 やらなければ、やられてしまうという戦争の極限状態を、差し引いても、ここまでになるとは。
ラストで殺害した大統領の周りで写真に収まる笑顔の兵士達。 その顔には、同じアメリカ人を殺したことへの後悔や虚しさは無い。
SNSなどでプロパガンダされ、憎悪がどんどん増殖していく、アメリカだけでなく世界中で。
どの種類の人間なのか分けて憎む対象にしなければいけないのか?
この映画がアメリカだけでなく、世界中で警告になりますように。
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