「内戦」シビル・ウォー アメリカ最後の日 北のやまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
内戦
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内戦のアメリカ国内、陥落目前の政府軍のトップである大統領のインタビューを行うべくニューヨークからワシントンDCまで移動する記者たちの視線で破綻した社会を描いた作品。
政府と対立するのがカリフォルニアを中心とする西部軍ということは、政府は共和党政権でトップはトランプがモデルなのか。
作品の狙いが現実世界でのアメリカ国内の対立を諌めることなのだとしたらあまり上手くいってない。特に唐突に流れるBGMが戦闘の情景を肯定している、煽っているような効果しか果たしていないと感じた。
戦場カメラマンの新旧世代交代も取ってつけたようでいまいち、男性記者の描き方も戦争映画を楽しむ子どものようだ。
おそらく時間をかけてもっと深掘りしないとリアリティを感じられず、一方でエンターテイメントとしても中途半端だったように感じた。
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