「内戦のきっかけは↓↓だと思うけど戦争自体を観る映画」シビル・ウォー アメリカ最後の日 おのちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
内戦のきっかけは↓↓だと思うけど戦争自体を観る映画
解らないというレビュー多いですが、内戦のきっかけは↓↓↓のとおりではないですかね?
(でもこの映画のみるべきところはそこではないと思います)
まず、この映画は『大統領が独裁を貫くためにアメリカ大統領任期「2期8年」を「3期12年」にしてしまった身勝手な憲法改正、FBI(違法政治などの捜査をする司法機関)の解散を独裁的に決行した』とははっきり言っている。そんな事やってしまうくらいだからヤバいことゴロゴロやってるんだろうなと想像つく。報道も14ヶ月(要するに任期の終わる二ヶ月前)から強制的にシャットアウト。
大統領選挙当選後に相当な独裁者っぷりになった大統領に国民が怒り、それにより現実に左派カリフォルニアと右派テキサスの真逆の考えの州が手を結び同盟軍となる。というカオスな状況が発生した。そして西部勢力(同盟軍)と連邦政府軍との内戦が始まったと想像できる。
リアルな現実と重ねてみると、トランプが失職していちゃもんをつけた事がきっかけのデモで死人の出た4年前のアメリカの状況を想像した。
来月11月の大統領選は4年間訳分からないことを言い続けているトランプの選挙公約はなんと『復讐』、それを支持している国民。マジでアメリカ大丈夫か?トランプが当選しようが落選しようが、えらい事になりそうな気もする。
戦争は起きてしまうとそれ自体が生き物のように勝手に動きだすということも素人でもわかるように恐ろしいほど表現されている。
観客動員数、興行収入一位のわけ、
アメリカの今の状況はすでに静かに内戦はおきているという事も言われている。
それがリアルに戦争となった時、同盟を結んでいる世界各国はアメリカの崩壊によってパワーバランスが崩れる。経済の崩壊。多くの死者。それによって日本のリスクも大きい。ロシアと日本の戦争もあり得る。日本は安全と言っていられない時代になっているのはみなさん承知の通り。
戦争が起こると無事な人がいる事はあり得ないと、皆知っているはずなのに起きてしまう。又、人種差別は結局は暴力が発展して殺しにに繋がるといったような事も映画の中で訴えている。
アメリカが持っている圧倒的な力があるからこそ、それが世界戦争に波及することががあってはならないし、アメリカで内戦が起きたら日本も対岸の火事で済むなんてことはあり得ない。
今回、トランプが当選しようが落選しようがなにかしらおそろし事が起こりそうな想像は素人でも容易に理解はできるが絶対に戦争に発展するようなことはそあってはならない。。。
まとめ
ホラーを得意とするA24のホラー反戦争映画でこの映画のような、今後あってはならないことが想像ができてしまい恐怖を感じた。ロードムービー仕立てにして色々とぎゅっと詰まっているそんな映画。