「ベイビー、夢を見よう」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ピンボールさんの映画レビュー(感想・評価)
ベイビー、夢を見よう
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」前情報を取らずに観たので、カリフォルニア&テキサス連合軍vs政府という構図に混乱。デラ・ソウル、スーサイド、ビリーアイリッシュらの楽曲が不穏に使われる中、誰が誰と戦っているのかわからないまま殺戮が続くひたすら恐怖の109分。
観ていくうちに反ファシズムで反レイシズム、そして反トランプの映画なんだと分かるけど、それは正義としては描かられていなくて、クライマックスのワシントン決戦もカタルシスは無い。それでつまらなかったのかと聞かれれば無茶苦茶面白かったです。居心地の悪い傑作。
恐怖のピークはやはり、ジェシー・プレモンスの登場シーンで、トラウマになるので要注意。どれくらいのトラウマかと言えば、ウォーキング・デッドでグレンがニーガンに◯◯されたシーンぐらい。プレモンスはこの役を撮影5日前にオファーを受けたそう、すごいな。俺なら受けないぞ。
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