「意味がわかってなくても人は殺し合える?」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ニックさんの映画レビュー(感想・評価)
意味がわかってなくても人は殺し合える?
予告編に興味がそそられたが結論としては題材は面白そうなのに意味不明のオンパレードで残念な内容
内戦に至った理由描写や説明がなく、わかる施策でいうとプーチンの揶揄?なのか大統領が3期務めてたりとかFBI解散させたとか
説明がないからなぜなのかよくわからないけどそんなことで内戦しないでしょ
なんで保守のテキサスとリベラルのカリフォルニアが手を組んでるのかもわからない
とにかく説明がないから理解しようとしてもよくわからない
道中のガソリンスタンドで吊るされてるおじさんとか誰と戦ってるのかよくわからないスナイパーや山賊みたいな赤メガネとか
関わらないように努めていれば表面上は平和ですったって暴徒はそれでもやってくるのに
結果、内容もありそうでないし、誰目線で何を描きたいのかわからない
なぜ内戦が起きているのかわからない以上、人にあてるしかないんだろうけど野良ブン屋のロードムービーなのか、日中にネガを広げちゃうヒヨッコカメラマンのサクセスストーリーなのか、ヒヨッコを守るために冷静なジャーナリストが死ぬ話なのか何がなんだかさっぱり
サザンの曲の歌詞に「カメラがあれば覗きも仕事と呼べる」とは良く言ったもの
しかし、なんでヒヨッコはフィルム式なんか使ってるんだ?意味不明
ジャーナリストなんてただの野次馬が野次馬で飯を食ってるだけの崇高な生き物じゃないっていうことを言いたいだけだったのだろうか?
当然どっちのアメリカ人だ?はブン屋も同じでこの人たちが書くものもプロパガンダになるからどっち側について原稿書くんだ?という意味もあるだろうし
アメリカ人同士がイデオロギーもよくわからないのに憎悪でもって殺し合ってますよってことなのかもしれないけど、グロを撮りたいだけならセンスないなあと思った