「「今のアメリカ」でしか撮れない映画」シビル・ウォー アメリカ最後の日 ヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
「今のアメリカ」でしか撮れない映画
クリックして本文を読む
架空でも濁しても無い現実の国が舞台で、テロリストでも思想犯でも無い、ましてやサイコパスでも無い自国の国民が、自国の大統領をあっさり射殺するシーンがクライマックスとなり、それをあたかも"めでたしめでたし"的な演出でエンディングを迎える映画を、大掛かりに撮影し、一般公開する。
そんな事が出来る国がどれだけ有ろうか!
おそらく我が国でも無理、エンタメ界隈で追い抜かれた韓国でも無理であろう、北朝鮮や中国であれば制作前に全員投獄or死刑…
こういうエンタメ界での懐の深さを見せられてしまうと、アメリカ映画界が世界の頂点である…と改めて認めざるおえない。
劇中、国の分断を煽った大統領は当然"あの方"がモデルなのであろうが、そんな大統領を射殺するのが"黒人女性"というのも皮肉たっぷり…
コメントする