「どの種類のアメリカ人だ⁉️」シビル・ウォー アメリカ最後の日 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
どの種類のアメリカ人だ⁉️
この作品は星の数ほど製作されてきた過去の戦争映画とまったく同じ‼️戦争の理不尽さ、虚しさ、残酷さ、そして恐ろしさを戦場カメラマンの視点で描いております‼️ちょっとオリバー・ストーン監督の「サルバドル 遥かなる日々」を思い出しました‼️しかし今作が決定的に違うのは、アメリカの内戦を描いているという事‼️内戦に至る経緯が詳しく描かれないので、いまいちピンと来ませんが、アメリカの市街地での戦闘シーンやホワイトハウスで大統領が殺害されるシーンは、ホントに迫力があり戦慄でした‼️キルスティン・ダンスト扮するリーを主人公に、報道仲間のジョエル、そしてケイリー・スピーニー扮するジェシーら4人のジャーナリストがワシントンDCを目指すロードムービーの形をとっているのですが、道中、兵隊二人に殺害されるそうになるシーンは強烈で、掘られた穴に多数のアメリカ人の死骸がトラックから無造作に捨てられ、ジェシーは恐ろしさに泣き震え、リーとジョエルが必死に助命を訴える中でのやりとり「同じアメリカ人だ」「どの種類のアメリカ人だ?」が印象的‼️そしてラスト、ホワイトハウスで夢中でシャッターを切るジェシーが撃たれそうになり、その身代わりにリーが撃たれる姿を、ジェシーのカメラ越しにモノクロに描いたショットは素晴らしかったし、倒れたリーをジョエルもジェシーも気にすることなく先に進む姿に、戦争の真の恐ろしさを見せられた気がしてゾッとしました‼️
返信ありがとうございました!
「サルバドル」をお子様時代にご覧になるとはさすが活動写真愛好家さん!シンシア・ギブサヨナラ場面は本当に衝撃でしたね。また色々聞かせてください。シビルウォーと関係ない話ですみません。
ではまた。
共感、コメントありがとうございます。
つくづく、そう思います。色んな考え方あるでしょうが、ご理解ありがとうございます。
『アメリカの自由と民主主義』は近代に於ける最大の内戦を経て勝ち取った物と思っています。個人的には。